hylomによる
2009年07月31日 13時30分の掲載
プロジェクト運営は大変だ部門より。
プロジェクト運営は大変だ部門より。
CentOSの開発者達は、7月30日、CentOSのプロジェクト管理者であるLance Davisへのオープンレターを発表した(CentOSメーリングリストへの投稿、本家の記事)
この数ヶ月間、開発者達はLanceに(電話を含めた)連絡をとろうと努めてきたが、現在に至るまでほぼ音信不通の状態が続いている。今回発表されたオープンレターによると、CentOS.orgのドメインネームと公式IRCの管理者権限は共にLance個人が所有している。また、LanceはGoogle AdSenseとPayPalのプロジェクト用のアカウントも個人的に所有しており、その詳細は開発者達に対しても公表されていない。現在積極的にプロジェクトに関わっていないLanceのみが、これらをコントロール出来る状況にあることを危ぶみ、開発者達は改善を要求した。だが、Lanceからの返答がなかった為に今回のオープンレター発表に至った。
管理者が音信不通ではあるが、開発者達は活動中であり短期的な影響は少ないと思われる。だが、この状況が続いた場合、CentOS.org以外のドメインでの再出発も開発者達は視野に入れている模様だ。
日本語訳と解説 (スコア:5, 参考になる)
http://blog.kenichimaehashi.com/?article=12489718770 [kenichimaehashi.com]
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開発が止まったRedHatEL派生ディストリビューション (スコア:2)
開発が止まったRedHatEL派生ディストリビューションがここに幾つか書いていある。
http://en.wikipedia.org/wiki/Red_Hat_Enterprise_Linux_derivatives [wikipedia.org]
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Planet CentOS (スコア:2, 参考になる)
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解決!? (スコア:2, 参考になる)
Note: The CentOS Development team had a normal meeting today and Lance Davis was in attendance. In the meeting a majority of issues were resolved right away and a working agreement was reached with deadlines for any unresolved issues. There should be no impact to any CentOS users moving forward. The CentOS project is now in control of the CentOS,org and CentOS.info domains and owns all trademarks, materials and in the CentOS distributions. We look forward to working with Lance quickly to complete all the agreed upon issues. More information should follow very early next week.
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Re:解決!? (スコア:5, 参考になる)
訳してみました。
Open Letterへの追記
CentOS開発チームは本日(8/1)、定例ミーティングを行ない、Lance Davis も参加しました。
このミーティングで、主な問題については即座に解決し、残った問題についても、締め切り付きの作業合意を作成することができました。
今後CentOSユーザーに対してインパクトが発生することはないはずです。
CentOS Project はCentOS.org とCentOS.infoドメインを管理下に置いており、CentOSディストリビューションに関するすべての商標や素材なども保持しています。
我々は、Lanceと今回の件に関する合意をすみやかに実施していくつもりです。よりくわしい情報については、来週公開できると思います。
(Last Update: August 1, 2009 04:34 UTC by Donavan Nelson)
CentOSと例のOpenLetterに関する事実
CentOSは死んだりしていないし、どこかへ行ってしまったりもしません。
Open Letter に署名していた人たちは今も全力でCentOSプロジェクトにコミットしています。
(8/1に行なわれた定例会議で)多くの問題は解決しました。解決していない問題についても、期限付きのアクションプランが策定されました。
CentOSプロジェクトはCentOS.org とCentOS.infoドメインを管理下に置いており、サービスが中断する危険性はありません。
CentOSプロジェクトに寄付を申し出ていただいたみなさまへ:感謝します。ただ、寄付に対する新しいポリシーを我々が公開するまでは、ちょっと待っておいていただけるようにお願いします。
CentOSプロジェクトは今や完全なボランティアベースで進んでおり、我々は新しいマネジメントスタイルを必要としています。
我々は、現在、今回のような問題が再発しないように取り組んできましたし、今後もそうするつもりです。近日中に、いくつかの新しいポリシーを公開できると思います。
(Last Update: August 1, 2009 04:36 UTC by Donavan Nelson)
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お金の問題なのかなぁ? (スコア:1)
ということだから,月に日本円で数万円の収入はあったらしい,と。
サーバ維持費がどのぐらいかかっていたかは知らねど,世界中のミラーに配信する十分な回線容量とハードウェアを持っていたとすると,結構カツカツではないかという気がする。運営体制の話が出てこないから推測でしかないけど,トンズラする程の金額ではないなぁと思うんですが,実際はどうだってんでしょ? どのみち当事者が出てこない限りは分からんことだらけ。
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Re:お金の問題なのかなぁ? (スコア:2, 興味深い)
> ということだから,月に日本円で数万円の収入はあったらしい,と。
^^^^^^数十万円(^^;)
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もめごとの種はつきまじ (スコア:1, 興味深い)
死にゆくNetBSD [slashdot.jp]あたりも参考ストーリーに入れとけ。金が絡む分、CentOSの方が更にややこしい状況のようだが。
悲惨なのはサポートサービスを発表 [atmarkit.co.jp]したばかりのミラクル。
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まいこみ (スコア:1, 参考になる)
っ CentOS、Davis氏失踪で開発継続が困難!? コミュニティがオープンレター掲載 [mycom.co.jp]
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映画化決定 (スコア:1, おもしろおかしい)
ごめんなさい、もう言いません。
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何かCentOS存続のために協力できる手段は? (スコア:1)
私的にも仕事にも結構CentOSにはお世話になっているので、こんな状況を眺めているだけなのは忍びないけれど、開発力もオープンソースコミュニティでの政治力もない1ユーザが今できる事がわからない。
金庫の鍵を持ち出されたのだったら寄付すら意味ある行為にはならないだろうし。
体は壊すためにあり,
規則は破るためにある.
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こう言う時こそ、OpenSourceの本来を考えるときです。 (スコア:1, 興味深い)
ほかのコメントで、だから、OpenSourceは、だめ、、やっぱり、有償でないと、、、
なんて、意見がありますが、ほんと、情けない、、、。
私は、この道、30年、OpennSourceなんて言葉が、なくて、
ソースを公開された、フリーライセンスのプログラムという言葉しかなかったころから
使ってますが。本当に感謝してます。
大体、このサイト自体、OpenSourceでできていることを忘れてはいけません。
そんなに有償ソフトしか信用できないなら、このサイトなど相手にしなきゃいいじゃないですか。
出て行け、、、です。
ITが、ここまで、発展したのは、OpenSourceのおかげです。MSのおかげじゃないですよ、、、。
インターネット、使うな、、、と言いたいです。
基本的に、ボランティアで成り立っている世界ですから、こんな時だってあります。
こんなときこそ、OpenSourceの本来にたちかえって、自分ができることを考えるべきです。
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Re:Alanの記事にもコメントしたけど (スコア:1, 参考になる)
まあ「外野で後出し」なら無責任に何でも言えるという見本みたい
なもんで、だから荒らしモデが付いてんでしょう。本気でそう思うなら
どっかのプロジェクトで中心張ってみればよろしいわけでね。
CentOSは記憶が確かなら、割とこじんまりしたプロジェクトとして
スタートしたんで、スタート当初に曖昧な部分があったのは仕方ない
と思うけど。おっしゃるように「なんとかしよう」という
方向に動き出してるのだから、いい方向なんじゃないの。
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Re:Alanの記事にもコメントしたけど (スコア:2, 興味深い)
自分はいざとなったら自分で直せばいいやというスタンスです。修正した内容が公に価値があるものでしたらそれをフィードバックもします。ですから、仮に開発が停滞する危険がわずかでもあるとは言え CentOS はリーズナブルな選択だと思います。今、現在開発の努力を継続してくれているコミュニティに感謝しています。
自分で直すのが不合理だと考える場合は、プロプライエタリなソフトウェアか、Red Hat が提供するサポートサービスとなります。自分は、それでも Red Hat のサービスを使う方が望ましいと考えます。
ベンダがある特定のバージョンを継続して保守してくれる保証はない。実際、新しいバージョンへ以降するように促され、保守を打ち切られることもある。Red Hat は古いバージョンを積極的にサポートしてくれています。それにソースコードが公開されているソフトウェアとバイナリしかないソフトウェアでは、保守を打ち切られた時のインパクトは違うのではないかと思います。
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Re:Alanの記事にもコメントしたけど (スコア:2, 興味深い)
> 修正した内容が公に価値があるものでしたらそれをフィードバックもします。
悲しいことに、そのようなOSS利用者はごくわずかにしか存在しないのです。
圧倒的多数は、
「無料で使える」
「オープンソースなので、誰かが必ず開発を続ける」
とか言って勧めたり、使ったりする人たちです。
例えば典型例から言うと、会津若松市の情報関連部署のように。
> 自分で直すのが不合理だと考える場合は、プロプライエタリなソフトウェアか、
> Red Hat が提供するサポートサービスとなります。
ほとんどの人は、「いざとなったら自分で直す」のではなく
「何かあったら自分以外の誰かがやってくれるだろう」という希望的憶測で
使っていますよね。
> 自分は、それでも Red Hat のサービスを使う方が望ましいと考えます。
RedHatは毎年高額のライセンス料がかかるし、だんだん値上がりしてきており、
かなり高コストです。
Windowsを使うほうがコストも安くて望ましいでしょう。
>Red Hat は古いバージョンを積極的にサポートしてくれています。
無料で使える他のLinuxディストリと比べるとかなり長く、7年もありますね。
さすがに高額のライセンス料を貰うだけあります。
しかしWindowsには及んでませんね。
Windows2000は10年、WindowsXP Proが12年半など、ビジネス向けの
ものは概ね10年程度となっていますね。
>それにソースコードが公開されているソフトウェアとバイナリしかない
>ソフトウェアでは、保守を打ち切られた時のインパクトは違うのではないかと思います。
コンピューターが登場して数十年、家庭にパソコンが普及し始めて約30年、
ITという言葉が広まって十数年。
これまでに保守が打ち切られたクローズドソースなソフトはたくさんありましたが、
概ね保守が切れる前に更新、あるいは乗り換えが進むために致命的なインパクトを
受けたという話は少なかったと思います。
ソースコードが公開されていようとも、保守が切れた時点でユーザが自らの力で
保守していこうということは稀です。
結局別のソフトに更新することがほとんどですよね。
それならクローズドだろうがオープンだろうが、インパクトは変わらない。
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Re:Alanの記事にもコメントしたけど (スコア:4, すばらしい洞察)
万一のことを考えたから一人に集中させてしまっていた情報を再三開示要求していたのだけど、いつまでも約束が果たされず、挙げ句音信不通になってしまったので公開質問状を出す事態になったんじゃないでしょうか?まあ、そもそも最初に一人に集中させてしまったのが間違いという意味であれば、その指摘は正しいと思いますけれど。
さて細かい話はさておいて、たしかにプロジェクトの大小を問わなければ、オープンソースには開発者のモチベーションが維持できないなどの理由からメンテナンスされずに消えていったソフトウェアは少なくないと思います。
ただしプロプライエタリのソフトウェアでも、利益が出せなかったために消えていった製品も数多くありますし、利益が出ていても買収されて握りつぶされたケースもあります。さすがに(利益が出ないという理由以外で)嫌になったからメンテしないって商用製品は寡聞にして知りませんが(たぶん皆無ではないでしょうが)、利益が出ないからメンテしないってオープンソースソフトウェアもあまりない(これもたぶん皆無ではありません)と思うので、そのへんはどっちもどっちでしょう。
つまり、オープンソースであろうがプロプライエタリであろうが、製品の継続的なリリースやサポートが維持できないリスクは存在しているわけで、問題は個々のソフトウェアが抱えるリスクの大小であるのだと思います。
ですから「危機感を持ってオープンソースへの信頼性を上げるための努力をして欲しい」という一般論は謙虚に受け止めるべきだろうと思いますが、それはプロプライエタリ製品にも同じことが言えます。
また、同じ非オープンソースソフトウェアといっても MS Office と個人開発のシェアウェアの信頼性を同列に語ることができないのと同じように、オープンソースという大きなカテゴリをひとくくりにして信頼性を評価すること自体にあまり意味を感じません。
ところで、個人的な経験で言えば、オープンソースソフトウェアを利用するようになって10年ほど立ちますが、消えてしまったソフトウェアはいくつかあるものの、常にフォークしたソフトウェアや代替ソフトウェアがあったので、それほど困った経験がありません。「これがなくなってしまってたいへん困った」というオープンソースソフトウェアって、代表的にところで言うと何がありますかね。利用させてもらっているソフトウェアがそれほど多くないせいか、ぱっと思いつきません。
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Re:ドメイン管理者失踪でpukiwikiを思い出した (スコア:1)
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Re:Alanの記事にもコメントしたけど (スコア:3, すばらしい洞察)
> 商用ソフトなら「***の理由で生産中止になりました」は
> 商習慣として納得してもらえる理由足り得るので
> 同僚や客にそのままのことを言っても言い訳として成り立ちます
こんなの納得する物わかりのいいクライアント、誰か紹介してくれよ。
絶対、「じゃ代替品お前らでなんとかしろ」に決まってるだろ、JK。
こんな時だよ、元のソースが欲しいと思う時は。
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Re:Alanの記事にもコメントしたけど (スコア:1)
> 結構致命的なバグを見つけたので報告して直して欲しいと言っても
> 「次のバージョンで直します」と言うだけで、
> 「では次のバージョンを出す予定は?」と聞くと「未定です。」と答えて
> 結局、次バージョンはでなかったという落ち。
外資系はそんなもんですよ。
# あるセキュリティベンダーにDoSの脆弱性を報告したら、まったく同じ対応をされた。
# 修正スクリプトを提供したらスルーされた。
# 頭文字がKの企業とCの企業はもっと誠実に対応してほしい。
# つーか、オープンソースのプログラムを未検証で客に提供するのはセキュリティベンダーの態度としておかしいと思う。
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Re:また (スコア:1)
押しかけるなら警察同伴でね。
でないと、事件の際は確実に第一容疑者にされちゃうから。
#同伴でも容疑者の一人には違いない。うん。
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Re:公開書簡 (スコア:1)
「不正侵入防止ソフトという日本語があるんだから、ファイヤーウォールなんて(ry 」
というような痛い訳語はIT業界だと多いんだから、「日本語(訳)があるんだから」と
いうのを理由にして欲しくはないなあ。
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Re:Alanの記事にもコメントしたけど (スコア:2)
> オプソ信者は、プロジェクトが属人化している危険性が認識できないようですからね。
このタレコミをみたときすぐに予想できた。
世の中には運営が社長に属人化している会社が山ほどあり、
その会社の商品というものもまた世の中には山ほどあって、
その社長が逐電して会社も商品に対するサポートも
雲散霧消してしまうことなど珍しくないことをわきまえず
引用部分みたいなことを言い出す馬鹿があらわれることを。
商用プロダクトと違い、オープンソースでは社長だか
プロジェクトマネージャだかと連絡が取れないことなど
大したことでない。ソースコードさえあれば。
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