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OpenSUSE 11.2リリース 6

ストーリー by hylom
そこそこ大型のアップデートの模様 部門より

ribbon 曰く

CentOS 5.4、Ubuntsu 9.10、Mandoriva Linux 2010とディストリビューションのリリースが続いていますが、11月12日にOpenSUSEのバージョン11.2がリリースされました。

今回は、最新カーネル(2.6.31)、ext4、kde 4.3、gnome 2.28など、最近の機能がいくつも採用されています。フルインストール版DVDイメージのほか、ライブCD、ネットワークインストール版などもありますので、適宜必要なものを選択して、試してみてはいかがでしょうか。

SourceForge.JP Magazineによると、新機能としては次世代ファイルシステム「btrfs」への対応やWebブラウザ経由での利用に対応した管理ツール「YaST(Yet another Setup Tool)」、ソーシャルネットワークとの連携に対応したアプリケーションの搭載、USBメモリからブートしUSBメモリ内に格納されたISOイメージを利用してシステムをインストール可能になった、などが挙げられるとのこと。

この議論は賞味期限が切れたので、アーカイブ化されています。 新たにコメントを付けることはできません。
  • by kikki (30639) on 2009年11月13日 20時46分 (#1671583)
    数日が待ちきれず、RC2(64bit版)をクリーンでインストールして使ってます。そこからの書き込みです。
    正式版がリリースされましたが、今のところ特に更新はないようです。RC2とあまり変わっていないのかな?
    アフターアプリとしてはATOK、VMware、Picasa、VLCあたり。そのうちFPGA設計ツールが入るでしょう。

    11.1まではGnomeで使ってましたが、11.2ではどうにも安定しない(fglrxがうまく入らない、キーボード・マウスをUSBで切り替えてるとサスペンドに失敗する、等々)ので、試しにKDEにしてみました。インストーラーでもKDEが推奨に変わってるんですかね(デフォルトでKDEがチェックされている。11.1ではどちらもチェックされていなかった。)KDEにしたところあっさり動作してます。
    r8168がr8169に誤認され、サスペンド・レジュームすると100Mでリンクする、という点は11.1と同じ。ただ、Realtekのドライバをコンパイル使用とすると失敗します(ドライバの構造体が変わった)。検索すると2.6.31用のパッチがすでにあるので、それを当てるとちゃんと動作してます。
    私、Linuxあまり詳しくないので、苦労なく動いてくれないとろくに対処できないんですが、11.2もだいぶ楽に動いてくれてます。まぁ、あまり変わったことしてないというのもあるんでしょう。FPGA設計ツールが一発で動いてくれるかが大きな鍵ですが…
  • by PuckWing (31909) on 2009年11月14日 11時58分 (#1671899) 日記

    日本語のリリースノート [suse.com]も出ています。

    個人的に興味深い点を列挙すると

        ・/etc/X11/xorg.conf の廃止(自動認識へ)
        ・ディスプレイの設定は Gnome や KDE , xrandr コマンドを経由
        ・KDE3 の公式サポート終了 (サポートなしのレポジトリで配布される)
        ・Zypper の改良(一度全部ダウンロードしてから,まとめてインストール可能に)
        ・Filefox が KDE 環境で統合的に利用可能に(設定やデザインの共通化)
        ・Thunderbird 3.0 beta の採用 (正式リリース後は3.0のみサポートの予定)

    です。

    ディストリビューションの中身とは別に,11.2のリリースを前にopenSUSEのダウンロード・サイト [opensuse.org]が日本語化されました。software.opensuse.org に移行してから,見た目はわかりやすいのに,表示が英語のみでしたので敷居が高い(openSUSE がどれだけ日本語対応しているのかダウンロード前に不安にさせる)印象を感じていました。
    今回の日本語化でそれが払拭され,新しい利用者が増えることを期待しています。

    • by Anonymous Coward
      いや、いまダウンロードしてますけど不安ですよ。
      ダウンロードページに日本語対応ってどこにも書いてないんですもの。
      おまけに「追加言語」なんてアドオンがあったりして
      さらに不安を増幅させます。

      # しかも何を追加するのか、どの言語が含まれているのかすら書かれてない。
      • by PuckWing (31909) on 2009年11月14日 14時53分 (#1671967) 日記

        確かにダウンロードサイトやリリースノートに言語対応状況が書いてないですね。

        ちなみにwiki [opensuse.org]とCommunity FAQ [opensuse-community.org]によると

        LiveCD は 英語,ドイツ語,スペイン語,フランス語,イタリア語,ポーランド語,ロシア語のみで,日本語が収録されていません。ネットワーク・レポジトリから日本語パッケージをダウンロードする必要があります。つまりそのままでは日本語でLiveCDは使えません。

        DVD は上記に加え ポルトガル語,中国語(簡・繁体字),日本語,チェコ語,ハンガリー語,フィンランド語,デンマーク語,スウェーデン語,オランダ語を収録しています。

        追加言語CD は DVD にさらに追加するためのもので af, ar, az, bg, bn, br, bs, ca, cy, el, eo, et, eu, fa, fy, ga, gl, he, hi, hr, is, kk, ko, lt, lv, mk, mn, ms, nds, nn, pa, ro, ru, rw, se, sk, sl, sr, srLatn, ss, sv, ta, tg, tr, uz , vi を収録しています。言語コードだけですいません。LiveCD+「追加言語CD」という構成では使えないようなので,DVDを使うかネットワーク・レポジトリと組み合わせて使います。といってもネットワーク・レポジトリを使うならDVDは不要ですが・・・。

        LiveCD で日本語環境が整わないので,日本語環境を含めテストをするなら仮想化でということになります。これはLiveCDに比べてハードルが高いですね。

        親コメント
        • そのうち SUSE Studio の方も 11.2 対応になると思うんですが、そちらで日本語対応済みの Live CD 作って配布できたら便利かもしれませんね。

          ただ、Branding とかライセンスの問題をちゃんと確認しておかないと re-distribute していいものなのか良く分からないのがネックなんですが…。
          親コメント
  • by Anonymous Coward on 2009年11月14日 21時27分 (#1672104)
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UNIXはシンプルである。必要なのはそのシンプルさを理解する素質だけである -- Dennis Ritchie

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