パスワードを忘れた? アカウント作成
13770 story

Red Hatが反撃体制、3億2500万ドルの株式・転換社債の買い戻し 28

ストーリー by kazekiri
久々に慌ただしい 部門より

zonkerman曰く、

Oracle、価格戦争でRed Hatを窮地へのストーリーであるように ラリー・エリソン氏が突如Red Hatに仕掛けた価格戦争だが、 Red Hatも徐々に反抗の体制に移っているようだ。 まず、 MYCOMジャーナルにあるように、 「 Unfakeable Linux(騙しではないLinux)」というOracleのキャッチの もじりをキーワードとした専用ページを設け、Q&A形式でOracleの発表に 対するユーザーへの13のメッセージを掲載した。 また、 ITproで報じられているように、 Red Hatの取締役会は3億2500万ドル規模の株式および社債買い戻し計画を 承認した。これは、もちろん株主対策である。 Open Tech Pressには、 「Oracleには、LinuxおよびLinuxカーネルのコミュニティにおける知識、 経験、帰属感が欠如している。Red Hat Linuxのことで問題が起きたとき、 あなたなら(Red Hatの)Alan Cox氏と(Oracleの)Larry Ellison氏の どちらに助けを求めるだろうか」という言葉もある中、この両社のせめぎ合い は目を離せない。

この議論は賞味期限が切れたので、アーカイブ化されています。 新たにコメントを付けることはできません。
  • 誰に助けを求めるか (スコア:1, おもしろおかしい)

    by Anonymous Coward on 2006年10月30日 17時49分 (#1048227)
    > Red Hat Linuxのことで問題が起きたとき、あなたなら(Red Hatの)Alan Cox氏と(Oracleの)Larry Ellison氏のどちらに助けを求めるだろうか

    あほか>OpenTechPress。
    重要なのは電話やメールで直接対応するカスタマーサポート窓口。

    問題は会議室で起きてるんじゃない、現場で起きてるんだ!
    • お願いですから (スコア:2, おもしろおかしい)

      by sen (197) on 2006年10月30日 18時26分 (#1048255)
      問題を起こすのは会議室までにしてください。><;
      現場であれこれ言いはじめないでください。><;;
      親コメント
      • by Anonymous Coward
        >>電話やメールで直接対応するカスタマーサポート窓口
        の名も無き現場の人間にすがりつき、問題解決してくれるなら
        誰でも良いのが困ってるユーザーの心理だぞ
        会議室なり社長室に引き篭もってる、アランやラリーの顔など
        どうでもいいって事でしょう。

        >現場であれこれ言いはじめないでください
        現場であれこれ言わさないサポート窓口を置いたら、死ぬと思いますけど、
        会議室から問題を持ち出さないようにするには、現場(市場)に出して
        問題の起きない製品を出せばいいのだが、それは無理な話ですよね。
        初期ロットは不良品、電池が地雷、タイマー内臓…のソニー [j-cast.com]なんかどうしたら。
    • そのあたりにOpenTechPressの現実感覚の無さが表れてるよね。
      何でも個人趣味の延長で考えるなっつーの。
  • by Anonymous Coward on 2006年10月30日 19時40分 (#1048310)
    "Unfakeable"のページ [redhat.com]を見てみたんですが、目立ったのが「Oracleは勝手に中身を変更しているわけだから(製品は)保証されない」という論調。

    Oracleがサポートをする以上、保証はRedHatではなくてOracleに求めるべき物でしょうから、RedHatが「保証されない」いわれても「何言ってんだ?」という感じですね。こういうのもFUDって言うんだろうか?(OracleがRHELとの互換性を保証しなかったら大笑いですが、さすがにそれはないでしょう。たぶん(^^;)

    だいたい、(他の人も言ってたけど)サーバあたり年間10万円(RHEL-ESの場合)のサポート料金ってのはちょっと高すぎ。これだったらWindowsのほうがずっと安い。それともRHELってのは1台だけサポート入って、あとはサポートに入らない使い方できるんだろうか? それならそれで、ISOイメージくらいは自由に公開して欲しいところ。

    • Re:RedHatも必死だな (スコア:2, すばらしい洞察)

      by hylom (27448) on 2006年10月30日 21時23分 (#1048404) ホームページ 日記
      >ISOイメージくらいは自由に公開して欲しいところ
      そんなあなたに、CentOS。

      年間10万円のサポート料金は「Red Hat Enterprise Linux」のブランド代です;-)

      親コメント
    • by Anonymous Coward on 2006年10月30日 21時18分 (#1048397)
      親コメント
      • by to (16347) on 2006年10月31日 0時48分 (#1048603)
        これは何の権利に基づくものなのでしょうか。
        カーネルは Linux なので、いくらコピーしてインストールしても問題ないと思います。
        その他の周辺ソフトウェアも同様ですよね。

        自分の組織内だけでのコピーは、商標では縛れないと思うんですが。
        親コメント
        • by majiresman (14660) on 2006年10月31日 2時43分 (#1048656) 日記
          マジレスマン参上。

          > これは何の権利に基づくものなのでしょうか。

          RedHatLinuxは、確かにカーネルはLinuxだが、商標だけでなくロゴに対して非GPLな
          ライセンスを課しているのだ。

          RHELの使用に関しては以下のように規定されている。
          RHELサブスクリプション契約(購入申込書の後) [redhat.com]

          まず、7ページの「4. 報告および監査」には以下のようにある。
          > インストール済みのシステムの増設を望む場合、カスタマは、Red Hatから
          > 本システムを追加するごとにそれと同数の本サービスを購入する


          10ページの、「B 各サブスクリプションのサービスレベル」には以下。
          > 原則として、RHNコードはRHNサーバ上に限って使用することができる

          次に別紙1の「ライセンス契約および製品の限定保証」には以下のようにある。
          > 第2条 知的財産権
          > 「Red Hat」の商標及び「Shadow Man」のロゴは、RedHatのアメリカ合衆国及びその他の
          > 国家における登録商標である。(略)
          > カスタマは、本ソフトウェアを頒布する前に、(略)カスタマは「REDHAT-LOGOS」及び
          > 「anaconda-images」と定義されているファイルを修正して、「Red Hat」の商標又は
          > 「Shadow Man」のロゴを含むすべてのイメージファイルを消去しなければならない。


          まとめると、
          「RHEL 1サブスクリプションにつきサーバ一台。根拠はRedHatのロゴと商標」
          ということになる。

          もちろん上の許諾文のように、CentOSのように、コードの中からRedHatの商標と
          ロゴを取り外せば再配布可能となる。
          --
          (∑´w`)キョウモ マジレス
          親コメント
          • by Elbereth (17793) on 2006年10月31日 7時40分 (#1048696)
            何かその辺、この前のDebianにFirefoxを収録しようとしたときの
            騒動と同じですねぇ。
            親コメント
          • by Anonymous Coward
            >> 第2条 知的財産権
            商標は再配布を禁じる根拠にはなっていても、インストール数を制限する根拠にはなりえん気がするが。
            • インストール数の制限は、
              > インストール済みのシステムの増設を望む場合、カスタマは、Red Hatから
              > 本システムを追加するごとにそれと同数の本サービスを購入する

              にて言及されている。

              「RedHatのロゴと商標を使う以上はその規約に従う」
              「RedHatの規約から抜けるためには商標とロゴの削除が必要」
              というところで何か足りなかっただろうか。
              (あるいは余計だっただろうか。)
              --
              (∑´w`)キョウモ マジレス
              親コメント
    • by Anonymous Coward
      いや、Dellでサーバごと買って3年10万の激安コース。
      で、結局サポートなんてRHN以外は使いやしない。

      #よくある?一例
      • by jacobi (11785) on 2006年10月30日 22時00分 (#1048438)

        というか、昨年会社のファイルサーバを Dellのサーバ & RHEL で組みましたが、ネットワーク周りのトラブルで不安定だったとき、Red Hatに問い合わせたら

        「Dellのプレインストールのものなので、サポートは Red Hatではなく Dell が行うことになっている。そっちに問い合わせてくれ」

        と言われました。 というわけで、DellサーバについてはRed Hatは直接サポートはしてくれないみたいです。

        親コメント
        • by Anonymous Coward
          直接買っていたとしても、サポートするのはテンアートニーでしょ。 日本のRedHatってエンジニアが何人いるんだろうね。
    • by Anonymous Coward
      > 目立ったのが「Oracleは勝手に中身を変更しているわけだから(製品は)保証されない」という論調。

      OracleがRHELのコードを変更するので、
      その変更された後のものが、
      Red HatがRHELに対して保証しているものを
      必ずしも保証出来る訳ではない、という話であって、
      サポートの事をcertificationと書いてるのではないよ。
      • マジレスマン、たまにネタレス。

        > Red HatがRHELに対して保証しているものを
        必ずしも保証出来る訳ではない、という話であって、


        文脈はその通り。

        しかしながら、RHELは「"AS IS" WITHOUT WARRANT OF ANY KIND」で配布物を
        配布しているので、自分たちがいったい何を保証しているのか、RedHat自身も
        よくわかっていないのではないだろうか。

        「RHELでカーネル上げたらRAIDコントローラが動かなくなった」ことがある。
        RHEL同士でも、カーネルバージョンによって互換性が失われたわけだ。

        (RHELサブスクリプション契約 1. 条項及び条件)
        > 完全に支障がないこと又はエラーが生じないことを保証するものではない。
        とあり、これらの問題についてRedHatはそもそも免責されている。
        各記事でこれに言及しないのは、FUDは言い過ぎでもフェアではないと思われる
        のだが。
        --
        (∑´w`)キョウモ マジレス
        親コメント
        • by Anonymous Coward
          > RHELは「"AS IS" WITHOUT WARRANT OF ANY KIND」で配布物を
          > 配布しているので、自分たちがいったい何を保証しているのか、RedHat自身も
          > よくわかっていないのではないだろうか。

          "AS IS" WITHOUT WARRANT OF ANY KINDとは、
          一切保証しない、のであって、保証出来ない、のではありません。
          保証出来るか出来ないか、とは別の話です。

          > > 完全に支障がないこと又はエラーが生じないことを保証するものではない。
          > とあり、これらの問題についてRedHatはそもそも免責されている。

          これは仰られる通りですが、
          これはWindowsのEULAでも同じです。
          最終的に、サポートはあっても、
          正しい動作が保証されているものはほとんどありません。
  • それより (スコア:1, すばらしい洞察)

    by Anonymous Coward on 2006年10月30日 21時32分 (#1048418)
    Oracleそのもののサポート費用下げてよ!
    サポート費用払わないとパッチすらダウンロードできないなんてひどすぎ!!
    • # もしかして無粋なコメントかも??

        Oracleは、プロプラなソフトですし、ソースコードの知的財産を全て持っているわけなので、Oracle DBのサポート費用は、Oracleが独占して決定するかと・・・ (イヤなら、他に乗り換えて苦労して by Oracle という感じなんでしょうね。)
      # システムを構築しちゃうと、DBを変更するコストも馬鹿にならないですわな。

        クローズドな製品のサポートとオープンソースのサポートビジネスは、一緒に語るのは難しいかもです。
        このまま安易な価格競争に突入すれば、企業体力のある Oracle かつ可能性が高くなりますが、RedHat として、どうやって「RedHat社としての価値」を生み出していくかが勝負じゃないでしょうか。

        「大本のディストリビュータだから」という考え方だけだと、今までの保守ビジネスと同じかな・・・
        ただし、今までの保守ビジネスは、自社で全ての情報を持っていた強みがあるけど、ことオープンソースの場合には、そこが弱いですね。サポートビジネスも、ビジネスとして成長してきた証拠と思って、状況を見守っていきたいです。
      # オープンソースのサポートビジネスというモデルは、対岸の火事ですまされないしな~。

      親コメント
    • by QwertyZZZ (8195) on 2006年10月31日 12時57分 (#1048914) 日記
      高いからそ、提案時に客に対する踏み絵になるんじゃないか。

      親コメント
    • by Anonymous Coward
      そりゃあ契約がパッチの提供はサポート契約でってなっていたら仕方ないでしょう。
      サポート=サービスであって、商売として行うなら金を取るってのは間違いじゃない。
      ってよりも、Oracleそのものにサポート料入れると値段が凄い事になっちゃうじゃ無いですか。

      #つーか、Olacle使う案件でサポート渋る様なのは捨てといた方が吉だと思う。

  • 金のなる木 (スコア:1, すばらしい洞察)

    by Anonymous Coward on 2006年10月30日 21時51分 (#1048432)
    実が熟してくると、なかよしクラブではやっていけないのね。
  • by Anonymous Coward on 2006年10月30日 19時09分 (#1048289)
    >Red Hatも徐々に反抗の体制に移っているようだ。

    あらあら、反抗期なのね。

    # …反攻じゃないの?
  • by Anonymous Coward on 2006年10月30日 23時38分 (#1048548)
    とにかく株価が下がることでしょ。
    株価さえ保てれば、Oracle に顧客を奪われる方はそんなに心配しなくていいはず。
    Oracle 側も妙に強気なのはそれが目的だから。
typodupeerror

ソースを見ろ -- ある4桁UID

読み込み中...