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14294 story

Fedora Legacy Project がサービス終了へ 52

ストーリー by kazekiri
変革の時 部門より

kitsune.info 曰く、

Fedora Legacy Project が活動終了の決断をした模様。これによって、現行バージョンでは FC4 およびそれ以前のバージョンがベンダのサポートを失うことになる。まだ具体的な時期は明らかにされていないが、「近い将来、yum update コマンドは使えなくなるだろう」との予告がなされている。本家でもトピックが立っており、RedHat の意図やほかのディストリビューションとの比較、ユーザサポートの期間はどう設定するべきかなど、興味深い議論が続いているようだ。なお、今のところ Fedora Project日本語版)および RedHat からは関連情報が提供されていない。

FedoraCore は本体が最新のソフトウェアを意欲的に取り込みつつ、Legacy Project によって旧バージョンをサポートすることで技術的な多様性やバランスを保ってきたように思うのだが、この決定によって FedoraCore が実験的な意味合い以外の存在意義を失ってしまわないか、ユーザの一人としては心配なところである。なお、この件に対する意見などは IRC およびメーリングリストで受付中とのことである。詳しくは元記事の最終パラグラフを参照のこと。

この議論は賞味期限が切れたので、アーカイブ化されています。 新たにコメントを付けることはできません。
  • by Technical Type (3408) on 2007年01月01日 19時41分 (#1085437)
    Red Hat 互換の CentOS の FAQ: CentOS-4 の更新がサポートされる期間はどの程度ですか? [pocketstudio.jp]
    私たちは CentOS-4 の更新を 2012 年 2 月 29 日までサポートするつもりでいます。
    とある。こういう物もあって無償で使えるのに。Fedora ももちろん、最新というか実験的アプローチという良い面はあるだろうけど、サポートの手厚さを考えると、CentOS ってもっと注目されても良さそうな気がするし、「CentOS ではなくて Fedora を選ぶ理由」って、そんなにないような。
    • by Anonymous Coward on 2007年01月01日 21時13分 (#1085484)
      考えようによっては、CentOSがあったから終了を決断できたという側面もありそうですね。
      親コメント
    • by marineblue (32426) on 2007年01月01日 19時44分 (#1085438)
      RHEL 以外という意味では Oracle っていう選択肢もあるね。
      親コメント
    • by Anonymous Coward on 2007年01月01日 21時13分 (#1085483)
      CentOSも別に書かれてる日付までサポートされるかは分らない。
      Fedora Legacy Projectが、言ってた日付よりサポートを中断したように。

      CentOSは、基本的にRHELのソースRPMをビルドしてるだけだから、
      Red HatがRHELへのサポートを中断するような事がない限りは
      大丈夫だとは思うけど。
      親コメント
    • by Anonymous Coward
      現在FC4で運用してるserverがあるんですが、ユーザーランドをそのままでCentOSに入れ替えって可能ですか?
      • by kawaz (15398) on 2007年01月02日 5時12分 (#1085613) ホームページ
        ちなみに FedoraCore から CentOS へのアップグレード(?)ってのは結構無理がある気がします。
        新たな CentOS サーバを用意して、/home や DB や cronの設定 等をコピーして移行するのが良いでしょう。
        これ自体は特殊な事情がない限りはそんなに難しくないでしょう。

        というか普通にFC4→FC5→FC6とアップグレードするという案は検討してみましたか?
        アップグレードの手順自体はそんなに難しくないので試してみるのもひとつかと。
        ただ、PHPやDBを始めとてメジャーバージョンが変わってくるアプリケーションもあるので、運用しているシステムがそういったアプリケーションの古いバージョンに依存のつくりになっていた場合はサービスに影響がでるかもしれない、というリスクがある点は当然注意が必要ですよね。
        コピーサーバを作ってアップグレード試験とかが出来れば一番よいかと思いますが。

        親コメント
    • 好き勝手にCentOSを使う方々には関係ないが、
      「売る側」にしてみたら、びた一文入らないのに
      「サポートしてね、ベストエフォートでよいから」
      って言われて、営業がOK出しちゃったCentOSほど
      やっかいなものはない。

      新年早々すまん。
  • by fault (18699) on 2007年01月02日 18時20分 (#1085738)
    Fedraユーザ自身がFedra Legacyプロジェクトに参加せずタダ乗りを続けた自業自得的な面が大きいと思われます。Fedraユーザが集まり、自分たちの手でメンテナンスするコミュニティが出来上がることを期待していたのかもしれません。Fedraユーザ企業は、コミュニティの基本であるgive&takeができなかったことによる、当然の結果として受け止めるしかないでしょう。

    もしも古いFedraのメンテナンスに対して、対価を払おうというユーザ(ユーザ企業)が一定数以上出てくれば、それに対してメンテナンスを提供する企業が現れて来るでしょう。しかし、Fedraユーザ企業の数は非常に多いはずですが、その中にお金を払ってもよいと考える企業はかなり少なそうな気がします。半分のユーザ企業は、セキュリティホールほったらかしで運用し、残りの半分はCentOSへの移行でしょうか。

    • それを考えると、Free(と言っても、"Free Beer"や"Fee Free"程度の広義のFree)なディストロは金云々以前に五月蝿いこと抜かす人が多いコミュニティが関係しているディストロだけになっていく…のかなぁ(;´Д`)

      そういう意味では(英語という障壁がありますが)Linuxカーネルのコミュニティ自体が持つ本来の姿に反するディストロは、Windowsのように大金積む代わりにベンダがきちんとサポートする商業ディストロと淘汰されたFreeなディストロに二極分化していくのかなぁ?

      思想的な意味で(つまりは自分がRMS原理主義者な辺りで)Fedoraのコミュニティと言うか、その前身であるRH関連のディストロ自体が嫌いでディストロという物の個人的な選択はSLSに始まりSlackwareを経てDebianを選んでい間に至る訳ですが、Ubuntuもコミュニティ自体の動きというか雰囲気がどうか見る必要が出てきているのかも知れませんね(;´Д`)
      親コメント
    • 結局世の中、金なわけね。 企業が使うならなおさら。
      • >Fedraユーザ自身がFedra Legacyプロジェクトに参加せずタダ乗りを続けた自業自得的な面が大きいと思われます。

        >結局世の中、金なわけね。
        と返すか。

        フリーライダーの真髄ですな
        • >もしも古いFedraのメンテナンスに対して、対価を払おうというユーザ(ユーザ企業)が一定数以上出てくれば

          ここを受けてでは?
          対価=金ってのは安易という批判はあるかもしれんがな。
    • s/Fedra/Fedora/g

      打ち間違いではないようなので、一応指摘させてくださいな。
  • by Anonymous Coward on 2007年01月01日 22時57分 (#1085525)
    業務上求められた環境が先日までRedHat9だったためFedoraLegacyを使いしのいでいましたが、
    この環境で駆動できるハードウェアはそろそろ新規調達できなくなってきたため
    (昨今調達可能なハードウェア用のNICやRAIDコントローラのドライバがRH9+FLに無い)
    これを理由として社内ではCentOS4への移行を強制しました。これが2006年夏ごろ。
    また上流にもこれを伝えREHL4ベースでビルドしたツールのバイナリを提供させました。

    ハードウェアのライフタイムサイクルから逆算すると、
    そろそろFedoraLegacyによる古めのRedHatサポートも終了だろうと思っていましたが、
    まとめて終了ですか。時代の流れでしょうな。
  • おおげさな (スコア:2, すばらしい洞察)

    by Anonymous Coward on 2007年01月02日 17時30分 (#1085726)
    >FC4 およびそれ以前のバージョンがベンダのサポートを失うことになる。

    RH9以前はともかく、FC以降はベンダサポートなんかもともとないでしょ。

  • by Anonymous Coward on 2007年01月01日 19時24分 (#1085434)
    と思ったら、リンクされてた記事 [opentechpress.jp]を見たんだった。
    # ニュース自体は去年12月12日 [fedoralegacy.org]に公式発表。
  • by Anonymous Coward on 2007年01月01日 19時49分 (#1085439)
    さて、どうなることやら。。。
    • by Anonymous Coward on 2007年01月01日 20時17分 (#1085455)
      はてなもそうですね。
      有名どころの企業でも割と導入例は多いのかも知れません。
      親コメント
      • by Anonymous Coward on 2007年01月01日 22時07分 (#1085500)
        システムの立ち上げ時にFedoreを導入した連中は、サポートがなくなっても自力で対処できるからFedoreを入れたのかもしれないが、システムの安定運用が可能になり管理フェーズに移行後は、そういう能力=コストの高いスタッフは余所に移り、現在のスタッフには対処する能力がない。

        こういうところも多そうだな。
        親コメント
        • システムの安定運用が可能になり管理フェーズに移行後は、そういう能力=コストの高いスタッフは余所に移り、現在のスタッフには対処する能力がない。

          うむむ、該当するなあ。現在のスタッフって、まんま私の立場だ orz
          自力運用となると、Web や書籍の解説が豊富なシステムを選ぶのが無難です。こういう要因でユーザ数が減っていけば解説も充実しにくくなるでしょうから、そういう意味でも今後は選択肢に入れにくくなるでしょうね。

          まあ、新しめのバージョンは開発され続けるのですから、がんばって追いかけりゃいいのかもしれませんけど。Fedora って CD とかの媒体でアップグレードする分には、ちっとも難しいことはないですから。
          # とかいいつつ、初めてアップグレードしたときは DNS のゾーンファイルが飛んで焦ったけどなっ。

          あ、調べてみたらプライベートで借りてるサーバも Fedora やん orz

          --
          [わかってもらうことは難しい。わかってあげることは、もっと難しい。]
          親コメント
        • by Anonymous Coward on 2007年01月01日 23時03分 (#1085530)
          はてなに関してはここ(ppt) [hatena.ne.jp]に古い資料(去年の9月)のがあり、自力でyumサーバーをたてているっぽい?
          ただ、自社でパッケージを作っているか否かはわからない。また、はてな自身、相当人が増えているので、この体制はさすがにもう崩れているでしょう。今のサーバーの様子は、良く知らない。
          親コメント
      • by do21 (28236) on 2007年01月01日 22時23分 (#1085511) ホームページ
        RHL の直接的な継承ディストリビューションである Fedora は、インターネット上の情報が多い点でも安心感があると思う。

        Fedora Project が新規に立ち上がったとき、それまで RHL を使っていた者の多くは Fedora が常に新しいものを取り入れていくという方針が気になったとしても、他のディストリビューションを用いるよりコストがかからないと考えたと思う。その後 CentOS などが出現したが、やっぱ新規ディストリビューションという将来性を見極める時間が少なかった感じが。

        しかし結果として、Fedora は最新の Linux 動向をチェックする個人向けに、お金に余裕のある企業は有料サポートの受けられる RHEL を、お金をかけずに安定した Linux サーバを運用するのは CentOS という流れになりつつあるのではないだろうか。

        #と言いつつ Fedora 利用者ですが。
        親コメント
        • by yukichi (12361) on 2007年01月01日 23時06分 (#1085531) ホームページ
          この手の話題が出るたびに、僕はこのグラフ [google.com]を確認します。世界的には、Fedoraは落ち目です。
          親コメント
          • by Anonymous Coward on 2007年01月02日 0時52分 (#1085578)
            Google Trendsを参考にしてはいけません。これはニュースのトレンドであって、利用者のトレンドではありません。で、大半はセキュリティホール対応のニュースです。
            ディストリビューションに含まれるソフトウェアが多いdebianやubuntuが上位にくるのは至極当然の結果です。

            ubuntuはリリースサイクルが短いのもニュースとして取り上げられやすい要因かと。
            親コメント
            • by Anonymous Coward on 2007年01月02日 4時19分 (#1085612)
              > これはニュースのトレンドであって、利用者のトレンドではありません。で、大半はセキュリティホール対応のニュースです。

              ??

              ググられたトレンドなんだけど。浮動票の流れを知るには、それなりによいのだが。ニュースは、その捕捉として載せてあるだけ。大体、「ニュースのトレンド」って、どうやって計測するんだよ。
              説明は、こんな感じ。

              > Google Trends analyzes a portion of Google web searches to compute how many searches have been done for the terms you enter relative to the total number of searches done on Google over time.

              > ubuntuはリリースサイクルが短いのもニュースとして取り上げられやすい要因かと。

              Fedoraも年に二回ののリリースなんだがなぁ。
              親コメント
              • で、結局のところFCを(そう簡単にCentOSに置き換えられないクリティカルな)サーバーとして使っている割合って、どれくらいあるんでしょうかね?

                個人的にはFCは「とりあえずLinuxを始めてみた人か、もともとRHLを使っていた人がテスト/個人向け用途で使うディストリビューション」てな印象があるんですが。

                # とりあえず、自分の知っている限りではRHL 9とか7.2とかDebianのサーバーはあっても、Fedoraのサーバーはなかったので……。
                親コメント
          • 身の回りの状況とだいぶ違うなと思いましたが、全世界的に見ると、日本にだけが極端に、FedraやRHELが強いようですね。全世界的に見るともう少しディストリビューションのバランスがとれていますね。何で、日本人だけこんなにも実験的生贄ディストリビューションFedra好きなんだろう?
            親コメント
            • by Anonymous Coward on 2007年01月03日 10時34分 (#1085863)
              私は、日本で以外でFedoraが特に強い、という印象はありませんね。

              無料のディストロでは

              デスクトップ環境:Debian系(含Ubuntu), Suse
              サーバー:Fedora系

              という棲み分けは当分崩れそうにないと思うんですけど。線を引いて分ける必要がないのは百も承知ですが、日本以外でも、個人サーバー用のOSであるFedoraにめぼしい敵は居ないように思われます。

              Googleのグラフを見てもわかりますが、単に、日本ではLinuxのデスクトップが弱いだけで、これは囲い込みの完成度の高さのあらわれでしょう。Ubuntuも、日本で最も話題になった黎明期には、まともに日本語入力できなかったわけですから、その後の評判が低いのも当然ですね。やっぱり、香港や台湾でもSuseとUbuntuは苦戦しています。
              親コメント
            • 本屋での出現率と相違関係が有るに一票。
              と言ってもインストール本が主ですけどね。
          • 一個キーワードを足してみたが、ふむ、Linuxは落ち目 [google.com]か。
            親コメント
          • ubuntuの一人勝ちにしか見えませんが
            どうやったらその結論が引き出せるのか教えて欲しい
        • by Anonymous Coward on 2007年01月02日 17時40分 (#1085728)
          > RHL の直接的な継承ディストリビューションである Fedora は、インターネット上の情報が
          > 多い点でも安心感があると思う。

          そもそも実験用だって方針が最初からあったのに、それを常用サーバーで使おうと言うのが
          自分には理解できませんでしたね
          #実験用と割り切って遊び用途以外に使うのは、自分的にはおかしいかなと
          #SELinuxの評価があったか

          元RHL使い(4.X-9.X)ですが、Fedora になった時点でVineに移行
          現在はCentOS評価中
          親コメント
        • 本屋に行っても、狭くなりつつある:-( 情報系の本棚に、妙にFedoraの本が並んでますしねぇ。
          なかにはFedora1から6まで揃い踏みだったり。

          # 次にKNOPPIX、そしてずっと後ろにDebian...
  • アップデートツールが提供されるRedHat 7.3はこれで終了、ということなんでしょうかね。

    ・・・

    と思ったら、「クラスキャット Red Hat Linux 旧バージョンのセキュリティ・パッチ、2007年1月から無償配布へ [classcat.com]」というのを発見。

    あとは、これがいつまで続くんだろうか・・・
    2000年リリースのWindows 2000 Serverのパッチ提供期間を超えてくれるとうれしいんだけど・・・クラスキャットに対して何も対価を払ってないから、それをいうのは贅沢かな・・・
    • > と思ったら、「クラスキャット Red Hat Linux 旧バージョンのセキュリティ・パッチ、2007年1月から無償配布へ」

      記憶が正しければ、テンアートニが有償で同様のサービスを提供していたような....

  • by Anonymous Coward on 2007年01月02日 0時52分 (#1085577)
    正直言ってビジネスにおいてLinux(ディストリの意味)は終りそうになってないですか?
    小規模サーバー分野でもWindowsは確実にシェア伸ばしてますよね?(身近での話しですけど)
    すげーしんぱい
    • by Technical Type (3408) on 2007年01月02日 11時38分 (#1085671)
      身近な所では、どんどん Windows のサーバーは廃止されてる。顧客からの指定のアプリが Windows でしか動かない場合を除いて、だが。月に一度、パッチを当てて再起動とか、ウイルスに弱いとか、手間かかってしょうがない。トラブった時にログとかもあまり出さないし、マイクロソフトに問い合わせてもトラブル原因の調査とかなかなかしてくれないので、解決できない。その間「原因は解りません」と言いつづけなきゃいけないので。基本的に「トラブったら再起動してください」の世界だしね。

      高い信頼性が求められる所では、ベンダサポートのある AIX, HU-UX とか使う。値頃なソリューションを求める顧客は Linux(Red Hat ですが)。

      サーバーは Web も DB も、UNIX 系で動くのがあるので、システムは組めるから。というか、Windows に懲りて UNIX 系に戻りつつあるって所。

      親コメント
      • by Anonymous Coward on 2007年01月02日 12時32分 (#1085678)
        運用する人のスキルって結構無いとつらくないですか?
        お金を生まない部署である傾向が強くて、そこに割り振られる人材って簡単に思い通りの人がアサイン
        される可能性って現場ではすくないのではないでしょうか?

        そうすると素人でも管理できると洗脳されちゃった人がWindowsで・・・・。

        今後、どうなるやら・・・。
        親コメント
      • by Anonymous Coward on 2007年01月04日 10時08分 (#1086146)
        >身近な所では、どんどん Windows のサーバーは廃止されてる。

        私の身近では全く逆ですね。
        Windowsサーバが結構増えてきています。
        確かに3,4年前はWindwosのサーバは廃止される傾向もあった。
        でも最近は逆。

        >だが。月に一度、パッチを当てて再起動とか、ウイルスに弱いとか、
        >手間かかってしょうがない。

        むしろLinuxのほうがウイルスに弱いですよね。
        狙われる率がWindowsより低いことに甘んじて、対策が薄い。

        再起動が必要なのはLinuxでも同じですし、再起動してはいけない
        ことを理由にWindowsを不採用、Linuxを導入しているところなど、
        Kernalに致命的な脆弱性を抱えたまま放置されているサーバが
        多くて大変危険です。

        「再起動をしないでいい」という理由で選べるOSはそんなにありません。

        >トラブった時にログとかもあまり出さないし、マイクロソフトに
        >問い合わせてもトラブル原因の調査とかなかなかしてくれないので、
        >解決できない。

        マイクロソフトに問い合わせてトラブルの調査をしてもらうという
        ケースは滅多にであったことがありません。
        大抵はマイクロソフトの責任外のミドルウェアの障害だったり、
        マイクロソフトの製品の問題であれば既に情報がWWWに転がっていたり。

        >その間「原因は解りません」と言いつづけなきゃいけないので。
        >基本的に「トラブったら再起動してください」の世界だしね。

        スキルの足りない技術者が逃げるために言うせりふの一つですね。

        >高い信頼性が求められる所では、ベンダサポートのある
        >AIX, HU-UX とか使う。

        HU-UXってのは聞いたことないですが、身近にはAIXとかHP-UXなどの
        システムがありますけど、非常に高い保守費用を取る割には、
        対応は良いとは決していえないですね。

        障害を抱えたまま二ヶ月になりますけど、未だ解決できず、
        見通しも連絡してこない状態です。

        一方はあまりにも保守費用が高い割には使い勝手が悪く、
        パッチ当てもままならない状況なので廃止する予定です。
        再起動するのに15分かかるサーバなんて…。

        >値頃なソリューションを求める顧客はLinux(Red Hat ですが)。

        値ごろ、安い、無料といわれていたLinuxが、次第に
        「実はサポート料が高い」「突然サポートが無くなる」
        「運用技術者の給料が高い」
        という実態がわかってきて、「Linux, Linux」といわなく
        なってきたというのが身近の現実ですね。

        >サーバーは Web も DB も、UNIX 系で動くのがあるので、
        >システムは組めるから。というか、Windows に懲りて UNIX 系に戻りつつあるって所。

        逆に、最近はWindowsでもUNIX系で使っていたアプリケーションが
        安定して動くようになってきているので、Windows系に移行する
        ところが増えてきてるんですよね。
        まだ多いとは言えませんけど。

        親コメント
        • by uyota (31034) on 2007年01月04日 13時12分 (#1086185) ホームページ 日記
          そんなあなたに Stratus/VOS。

          障害が起きたことを伝えるサポートの電話の方が、コンソールに張り付いている人達よりも早いです。 無停止システムなので、再起動の心配などしません。

          とは言ったものの、システムコールが特殊で POSIX との親和性が低いのが難点。もちろん御値段も張りますよ。

          ハードウェアの信頼性を保ちつつの Stratus/Linux も有り。

          親コメント
    • >小規模サーバー分野でもWindowsは確実にシェア伸ばしてますよね?(身近での話しですけど)

      それは逆もまた真です。
      多分、たまたま今の立ち位置がそういった環境にあるというだけだと思いますよ。
      単にそれだけで、結局全体的にどっちの導入事例が多いとかは言うつもりはありませんが。

      少なくとも「すげーしんぱい」というのは流石に杞憂かと。
  • by Anonymous Coward on 2007年01月01日 20時05分 (#1085443)
    此処の基本思想は...
    • フレームの元になってはいますが、正直、私なんぞには、ソースなんて、猫に小判状態な訳です。そうすると何らかの賢い人々のサポートがないとやっていけないわけで。正直、このサブジェクトの様に感じることがあるのは事実ですね。無学なものの戯言といわれればそれまでですが・・・。
      • ソースコードがあるから本人が修正しなきゃいけない、というわけではないですよ。

        ソースコードを読めて書ける人にとってはそういう選択もありですが、ソースコードが公開されている大きなメリットの一つには「ソースコードがあって常に公開され続けているので、特定の企業や個人に依存せずメンテナンスを受けられる」というのがあります。

        特にフリーソフトウエアなどで顕著ですが、ソースコードが公開されていないものの場合は著者がサポートを終了するとその他の誰もがサポートを続けられなくなってしまい、何をどう頑張っても著者がしてきたのと同等のレ

    • 無問題ではないけどないより随分マシ。
      #と、だれもしないのでマジレスしておく
  • by Anonymous Coward on 2007年01月02日 8時49分 (#1085631)
    >FedoraCore が実験的な意味合い以外の存在意義を失ってしまわないか

    どんなんだ?その存在意義っていうのは?
    それは信者が勝手に思い描いた妄想以上のものであったかどうか
    少しは考えてからものを言うべし。

    実験ならもともとRawHideがあったし
    最新を試すためのディストリビューションとしての形態なら
    Fedoraが他ディストリビューションに対して群を抜いて先んじてたわけでもない。
    つーかyum updateだけですべてを済ます風土ができてこのかた
    最新をRPMパッケージとして作成するようなユーザーはめっきり減っている。
    知る限りソースからビルドですべて済ます層とyumにすべて任せる層の断絶は深まるばかりだ。
    これが自動化の功罪なのか、一概に言えることではないかも知れないが
    コードに手を入れるとか以前に単純なシステム管理もできないユーザーが増えて
    初期コストがかからない気軽さに釣られた連中が
    よしゃいいのに商売に利用しようなんてするもんだから
    「Linux使ってるホスティングにはロクなのがない」なんて評判まで立つ。

    中途半端に夢見させるような形態は、こう見る限りはやめて正解かと。
    • フレームを受けそうなコメントだが、勝手に補足しておくと
      Fedoraは、RedHatのこれまでのLinuxの流れを受け継いだ新しいディストリであったために、
      初期のころは「まだ試験段階であり実用には向いていない」というような事が言われており、
      それがいろんな人に勝手に解釈されて今の「Linuxの最新機能を試す試験OS」という解釈が一部でなされるようになった。
      ゆえに「yum updateだけでバンバンアップデートできたのができないようになったんじゃ、試験OSとしては使いづらくなるな」という考えから、タレコミ子のような記述に至ったと思われる。

      現在ではFedoraは十分に実用段階にあり、他のコメントにもあるように多くのシステム上で実用OSとして稼動している。

      たしかに下位バージョンを見放すのはずいぶんと思い切った事だろうが、これもさらに実用性のあるOSになるための第1歩かもしれない。
      親コメント
      • by Anonymous Coward on 2007年01月02日 9時52分 (#1085643)
        ソースくらい示そうや。RHELの実験台、叩き台としてRedHatに位置づけられ、
        それゆえRedHatの支援を得てきたディストリだという話ならそこらじゅうで見掛けるが
        こういう新説は始めてみたわい。
        ちなみに「現在はすっかり実用段階なので多くの企業にも採用され」ているというのは何の妄想だ。
        mixiにせよSourceforgeにせよ「現在は」なんて初期と切り放せるほど最近になって入れたわけじゃないぞ
        親コメント
    • タレコミ子です。

      実験ならもともとRawHideがあったし
      最新を試すためのディストリビューションとしての形態なら
      Fedoraが他ディストリビューションに対して群を抜いて先んじてたわけでもない。

      まあそれはそうなんだけども、パッケージを手堅くまとめる傾向のディストリビューションと最新版を志向するディストリビューションがあって(もちろん中庸なのもあるわけだけど)、FC は後者に属するわけですよね。そういう位置づけでありながら古くなったバージョンもきちんとサポートしますよ、というのが特色のひとつだったと思うので、ユーザにとっては FC を選択する理由が減ったと思いませんか?
      私は、他の最新版志向なディストリビューションにとっても示唆に満ちていることだと思います。サポートサイクルをどう設定するのかという問題は他人事ではないでしょう。

      存在意義とか書いたからややこしくなったのかな。デベロッパコミュニティの立場で別の言葉に置き換えるなら、自分たちにとってのウリがなくなっちゃうんじゃない?ということを書きたかったのだけど。

      --
      [わかってもらうことは難しい。わかってあげることは、もっと難しい。]
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