光が音になる SOUND-LENS 5
ストーリー by wakatono
香港の夜景はどのような音になるだろう 部門より
香港の夜景はどのような音になるだろう 部門より
aipbcfxovrtt 曰く," ラフォーレ原宿 の6階イベントスペースで8月3日から8月19日まで、ディアアーティスト 岩井俊雄 の個展「PHOTON」が開催されている。 ウゴウゴルーガ、シムチューンなどの制作、また坂本龍一とのコラボレーション また最近はNHKの番組で出演した氏の、映像と音楽とをインタラクティブにリンクした作品が展示されている。その最新作の一つサウンドレンズは、光を音に変換するウォークマン型のデバイスをつけて、設置されているさまざまの光源に レンズをかざす、すると光源の種類によってさまざまな音が聞こえてくるのである。 点滅する照明やスチールドラムの様に光を拡散させているもの、さらにCRTに表示された幾何学的な動きをする光など多種多様の光が音となって耳に入ってくる。またイベント期間中に何回かこのデバイスをもって夜の原宿にでかけ原宿の光を聞こうというツアーも開催される、一体どんな音がきこえるのか。"
あー、ベクトルが逆っぽいんですが… (スコア:2)
ところで、一般的に人間が活動・生活できる通常空間って、
かなり光にあふれまくってる気がするんですが、
そういう環境光みたいなものがノイズとしてすごいことになったりしないんだろうか?
やっぱり、ある程度のフィルタリングとかノイズリダクションとかしているのかな?
-+- 想像力を超え「創造力」をも凌駕する、それが『妄想力』!! -+-
Re:あー、ベクトルが逆っぽいんですが… (スコア:2, すばらしい洞察)
かつて岩井俊雄が出てたシンポジウムで (正確にはMITの石井さんがメイン)、 「音と映像の変換(あるいは他のメディアでも)というと 聞こえはいいが、デザイナーの恣意性が強過ぎて、 本当に『感覚の変換』になっているとは言い難い。」 といったような事を質問した事がありました。
例えば、石を叩いた時の音ってのは、石(素材)の 見た目とその音は、物理現象という恣意性の 入り込まない変換であるのだが、元記事のような 試みはその変換が恣意性の固まりであり、 誰がデザインするかでまるっきりかわってしまう以上、 一般性がなく意味がない。
その時は岩井氏は「ピアノやバイオリンの 製作と同じで、物理現象に規定されてはいても デザインの恣意性が入り込む余地があり、我々の やっているのはそういう仕事である」という返答を されてました。まぁメディアアートの領域でなら 納得できなくもないんですが、インターフェースの 研究としてはやっぱり上記の姿勢は受け入れられ ないかな。
んで、僕もこの時念頭にあったのはコブラの 感覚入れ換えだったりしたのでした。あれは究極の 夢です。
Re:あー、ベクトルが逆っぽいんですが… (スコア:1)
●不真面目に考えると、「円周律の音楽」を、
思い出してしまいました。
#円周律音楽については、「音の割り当てがそもそも恣意的だから
#綺麗に聞こえて当然だべ」という批判が、あったような記憶があります。
Re:あー、ベクトルが逆っぽいんですが… (スコア:1)
ふむ。その恣意性の部分って、「ソース」に通じるものがあるですね。
となると恒例によりOpenSourceにしてね皆さまとお願いしてみるテスト(^^;
どういう変換手順なのかを公開したり、
あまつさえユーザーに変更とかを許したりすると、
インタラクティブアートのメタ度が1つ上がりますね(^^;
>コブラの感覚入れ換え
体験したいような、したくないような。
なんか激しく酔ってしまいそうな予感がします。
まぁシャア少佐(とお呼びしてはいけないんだったかな)みたいに
重力のくびきから離れればいいんですけども、自分が新人類とも思えず(笑)
Re:あー、ベクトルが逆っぽいんですが… (スコア:1)
モデレートの仕方がわからないんで地で書きますが、 「すばらしい洞察」だっ!! 「オープンメタアート」うーん、インチキくさい…
ただ、仕様さえ共通していれば実装がどうであれ 動くのと同様に、同じ物理法則を共有していれば、 物体とその性質って、万人共通じゃないですか。 その辺を、岩井や石井の「変換」はクリアしていない というのが私の感想です。
ところで物理法則って仕様かな、実装かな。
>感覚入れ換え
とりあえず上下逆転するメガネあたりから始めようかと 思います。