Mac OS X用のウェブブラウザCaminoの0.8β版が公開されている(リリースノート)。0.7のリリースから1年以上が経過したが、さまざまな機能の追加・改良がおこなわれた。主なものとしては、Rendezvousおよびアドレスブックと統合化され、検索とトップ10機能がついたブックマークマネージャ、Google検索窓、Gecko HTMLレンダリングエンジンがMozilla 1.0相当から1.7へアップグレードなどが挙げられている。
「日本語版」 (スコア:1)
現在0.7の日本語版が公開中．
感想 (スコア:1)
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Geckoエンジン搭載のMac OS X専用プラウザCaminoの最新ベータ 0.8b が登場したので使ってみました。
最初に気がつく点として、ツールバーのデザインが変更になっていました。以前はAquaっぽい青を基調としてアイコンを使っていましたが、今回はカラフルで、矢印が緑、リロードが青、中止が赤をベースにしたアイコンです。
ところが、日本語ページを開いてみると、レンダリングが変です。漢字とひらがなの大きさが合わず、漢字だけひと回り大きく太くなっています。よ～く見ると、どうやら漢字が中文フォントになっているようです。文字エンコードはきちんと Japanese (EUC) などになっているのに……。
ということで、Preferences の Fonts で、中文フォントを強引に「ヒラギノ角ゴ Pro W3」にしてみましたが、改善されませんでした。漢字部分を中文のグリフとしてレンダリングしているので、日本語のグリフが呼び出されていないっぽい感じです。
これでは Camino 0.7 のがはるかにましです。バグレポートして 正式な (?) 0.8 では改善されることを期待しましょう…。
Re:感想 (スコア:2, 参考になる)
うーむ、おかしいですね。ウチの Camino 0.8beta はそんなことになってませんが。
釈迦に説法かもしれませんが、Prefrences > Apperance > Fonts の設定で、“Choose fonts for: Japanese”の設定か、そこの“Advanced...”の設定が変になってませんか？
ただ、少なくとも Camino 0.7 のときから、環境設定パネルでのフォント設定がおかしかったので（ヒラギノ明朝 Pro W6, 14pt (missing) とか表示される。また、このパネルで設定を色々いじっていると日本語ページの表示がおかしくなることがある）、私は user.js を用意して、そこに
とか書いてしまっています。で、環境設定パネルではフォントの設定はしない、と。一度 pref.js を捨ててから設定をやり直してみてはどうでしょうか？
Re:感想 (スコア:1)
Camino に限らず、Cocoa アプリケイションって和文フォントの設定が保存されないときがありますよね。たとえばスクリプトエディタ (2.0 (v43)) で Osaka - 等幅を設定しても、再起動するとヒラギノ角ゴ Pro w3 になっていたりします。一方、Safari や Mail.app は Osaka - 等幅の設定が保存されます。なんか API の問題をアプリケイションごとに個別対応しちゃっているような気がします。
ちなみに targz 氏の問題 [slashdot.jp]は私のところでも起こっています。句読点が仮想ボディの中心にくるんですね。
Re:感想 (スコア:1, 参考になる)
日本語フォントの指定@Caminofreak
http://caminofreak.hp.infoseek.co.jp/subset/camino.html#fonts [infoseek.co.jp]
Re:感想 (スコア:1)
思いきって、~/Library/Application Support/Chimera/ と ~/Library/Application Support/Camino/ の両方を捨てると、問題なくなりました。
ひょっとすると、Chimera フォルダがあると、ここの情報を読み出すようになっているのかもしれませんね。中文っぽいフォントを使う現象は解決しましたが、それでもレンダリングの品質はいまいちですね…。safari, OminiWeb には及びません。どうもボールドフォントが汚ないようです。
ぜんぜん関係ないけど、 (スコア:0)