QuarkXpress 6日本語版登場 16
ストーリー by Acanthopanax
最後の大物 部門より
最後の大物 部門より
Anonymous Coward曰く、"クォークジャパン株式会社は、Windows XPおよびMac OS Xに対応したQuarkXPress 6日本語版の発売と早期購入割引キャンペーンを発表した。一時は、足りない技術力を棚にあげてMac OS Xに批判的な発言もあったQuark社だが、ようやく発売されたQuarkXPress 6の動向を見守りたい。
また、それに合わせてかDTPでよく使われるビブロス社の約物外字フォントのOpenType版の発表もあった。これでほぼ現状を維持したままDTP環境をOS Xへ移行することが可能となる方も多いであろうが、対抗馬であるAdobe InDesignへの移行を進めているDTPユーザーが多いことを考えると、前途多難でもある。"
プロテクトとか (スコア:2, 参考になる)
いきなりこんな話題で恐縮だが、コピープロテクトの方法が変更されている。
詳しくは上のリンク先を見てもらうとして、かいつまむと、
・ドングルの廃止
・アクティべーション方式の採用
・追加ライセンスの購入が可能
・複数のライセンスを管理するためのソフト
と言ったところ。
特に興味深いのは、例にあがっている、10人のチームで5本のライセンスを使い回すような事ができること。
ここだけ、かなり魅力的に感じる。
RIPまわりは?(オフトピ:-1) (スコア:2, 参考になる)
QuarkXpress6が出たところで、IllustratorCSやPHOTOSHOPCSのことを考えるとPDF運用できるRIPが必需品になってきそうな気がします。
本来PostscriptLevel1互換や2あたりでpsファイルを書き出せば互換性がありそうなものですけど、これがどうして・・・・
SCREENのRenatusのサポートも終わっちゃったし、いろいろ問題が多いですね。
それにしてもQuarkジャパンのサポートはひどかったなぁ。
Macromediaのメールサポートはマニュアルから想像できないくらいちゃんと対応してくれるとか、フォントワークス社のお姉さんは本当に丁寧で好感もてます。
いろいろ内情があるんでしょうけど、いいサポートって本当にいいですよね。
Re:RIPまわりは?(オフトピ:-1) (スコア:3, 参考になる)
PDF入稿ですが、うちでもまだテスト利用にとどまっている状態で、本採用には行きませんが、Acrobat6であればフォント情報を埋め込みできるので、フォント周りのトラブルは、しばらくすれば無くなっていくんじゃないかと思っています。
Re:RIPまわりは?(オフトピ:-1) (スコア:0)
Acrobat6のdistillerでのbiblosフォント埋め込みが出来ない問題に関してどなたか良い解決策をお持ちではないでしょうか?
OpenTypeにするしかないのかなぁ。
現在私は、Acrobat5のdistillerをクラシックで埋め込んでいます。
Re:RIPまわりは?(オフトピ:-1) (スコア:1)
システムの一部としてのQuarkXPress (スコア:2, 参考になる)
QuarkXPress 3.3/4.1は、
面付けシステムとして組み込まれているケースもあり、
かんたんにリプレイスできない事業所も多いでしょう。
……なんて書きたかったんだけれども、
このストーリ、あまりにも人いなさすぎ……
Re:システムの一部としてのQuarkXPress (スコア:1)
クォークのファイルにそのEPS1枚だけ貼って保存
それを面付け…
なんてことに…
Re:システムの一部としてのQuarkXPress (スコア:1)
QXにわざわざ貼る事もありません。
Re:システムの一部としてのQuarkXPress (スコア:1)
事実上QuarkXPress書類しか面付けできなかった、
DK&A INpositon などを想定しています。
面付けソフトを買い換えればいいというわけではなく、
単純に面付けソフト自体が
ページレイアウトソフトよりも高いことと、
それにも増して、教育訓練にかかるいろんなコストが
面付けソフトに関しては非常に負担になる
と感じています。
Re:システムの一部としてのQuarkXPress (スコア:1)
これを境にDTP勝ち組負け組に分かれるのか? (スコア:1)
プロテクトをかけること自体は悪いことではないのですが、現在低迷するDTP業界を見れば強気の姿勢がアダになっているように感じます。組版の柔軟性や完成度はEDICOLORやinDesignに一歩譲っていますが、ハンドリングのしやすさとクラッシック環境でのユーザーの多さ、出力への安定性が強み。
これを機にOSXに移行する会社は多いかも知れません。
しかし、構造不況のまっただ中のこの業界で旧環境をから乗り換えるメリットがどれだけあるか・・?
今後の業界の動きが気になります。
Re:これを境にDTP勝ち組負け組に分かれるのか? (スコア:3, 参考になる)
チェンジだけで、Mac OS Xの機能をほとんど活かしていないのは、
InDesignを全く無視しているからでしょうね。これでは、ユーザは
あまりついてこないと思います。Mac OS X環境では、増々InDesign
(というよりCreative Suit)+ OpenType環境への移行が進むでしょう。
Quark XPressのアップグレード代があればPhotoshopからCreative
Suitへアップグレードが出来る訳です。最新版のInDesign + Photoshop
+ Illustrator (ともちろんOpenTypeの小塚書体)が手に入るのだから、
Quark XPressをアップグレードするユーザも, たぶん多くはPhotoshop
からCreative Suitへのアップグレードを同時にするんじゃないでしょうか。
それでInDesign CS使ってみると、Quark XPress 6より多くの面で良い訳
ですから。OpenType Proフォント対応のInDesignではビブロスフォント
の出番もほとんどない訳で買わないで済むところも多いでしょう。
Mac OS X + InDesignへの移行で時間、コストの両面で多大なメリット
があることは既に行ったところで実証済み [tng-project.jp]なのだし...。
Re:これを境にDTP勝ち組負け組に分かれるのか? (スコア:1)
この「出力への安定性」というのは Classic 環境での話で,Mac OS X 版(の日本語組版)において出力が安定しているかどうかは,まだわからないんですよね? だとすると,「これを機にOS Xに移行する会社は多い」ということにはならないように思います.
ということを考えると,これまでも指摘されてきたことでしょうが,Macintosh 版の QuarkXpressの本当のライバルは,Windows + Adobe InDesign (or QuarkXpress)かもしれません.少なくともハードウェアのみの目先のコストを考えると,やはり Windows 環境の方が低そうですし,マシンの更新が必要になった時点で Windows 環境に切り換えるユーザもそれなりにいそうな気がします.
まさに「今後の業界の動きが気になります」という感じですね.
Re:これを境にDTP勝ち組負け組に分かれるのか? (スコア:4, 参考になる)
他の会社さんでも同じで、OSX+InDesignが段々多くなっているそうです。
QXに関しては相変わらずの値段で、じゃぁ良くなったかって言われれば、実際そんな事なかったりして、雑誌やWebの記事でも突っ込まれていますが、バージョンが進んでどこまで改善されるかがポイントになるんじゃないでしょうか?(っというか、そんな事やってる間に駄目になると思うけど)
もう一つ言われている事が、日本語ローカライズにお金がかかるとはいえ、英語版との価格差があまりにも開いていて、ユーザー自身の不信感がかなり強まっているようです。
結局、価格と機能とのバランスがあまりにも違いすぎていたり、熟成を重ねたInDesignとだと本当の話、ライバルにもなっていないような・・・
Windows+InDesginは、まだまだフォントのエラーが付いて回っていたりして、実際には印刷に耐えられるものが出来上がらんそうです。(どうも文字の空き容量が狂ったりするそうで)
うちじゃ、選択肢にも入っていません。
真のQuark使いは… (スコア:1)
真の Quark 使いは画面上のどこにでも 3ストローク以内にアイテムを移動できる。
Quark は環境(あれどっかで聞いたぞ?)と言いきる人もいますし。
# 実際には、「マウスカーソル+クリックでアイテム選択」
# 「Command + Option + M」「適宜 Tab + テンキー入力」「enter」が必要。
ソフトよりハード (スコア:0)
そのとき InDesign と Quark が選択肢にのぼるわけだけど、導入コストや学習しやすさを考えたら Adobe 一本の方が楽だと思うんだよね。(どうせガラっと環境変わっちゃうんだから。)