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11865 story

Mac OS Xにトロイの木馬出現 50

ストーリー by Acanthopanax
怪しいファイルは開かないこと 部門より

Takeshima曰く、"CNET Japan の記事より。PowerPC搭載のMac OS X 10.4を標的とするトロイの木馬が出現した模様。呼称は、「Leap-A」「OSX/Oompa-A」「Ooompa Loompa」など(参考:マカフィー社セキュリティ情報:該当ページ)。感染すると、iChat起動時に友達リストに登録されているユーザへ「latestpics.tgz 」(Mac OS 10.5 「Leopard」のスクリーンショットという名目)のファイル名で自らのコピーを送付する。
「Macだから大丈夫」という考えを持っていた方はこれを機に対策をしっかりと。"

また、rainforest曰く、"SOPHOSF-SecureではWormに分類されています。"

Andrew Welch氏による解説が詳しい。

[2006-02-18 08:05 JST 追記] さらに別のワームも確認された。

この議論は賞味期限が切れたので、アーカイブ化されています。 新たにコメントを付けることはできません。
  • 感慨深い (スコア:4, 参考になる)

    by nobuo (263) on 2006年02月17日 19時21分 (#885376) 日記
    その昔、 John Norstad [mac.com] 氏が作ってくれたフリーウェア Disinfectant [wikipedia.org] というのが大活躍していたんだよなぁ。

    なにも知らずにキヤ○ン販売の営業さんが持って来たデータフロッピーを自分の Mac に入れたら、ウイルスだらけだったことがあって Disinfectant をインストールしていて本当に良かったなどと思ったことも1度ではなかったなぁ。

    そしてシェアをみるみる落としていくと、ウイルス作者もつまらない(?)から Mac 用のウイルスがほとんど作られなくなり、 Mac OS X が普及したころになると「 Mac はウイルスがないからいい」という間違った論調で語られることも多くなりました。

    それが、いまやウイルスが発見されると新聞ネタにまでなるというところまでシェアが回復したなんて、本当に感慨深いですな。おじさんは我慢したかいがあったというものです。

    というわけで、ClamXav [clamxav.com]が最新定義ファイルで OSX/Leap-A に対応しているとのことです。
    --
    nobuo * Who's gonna die first? *
    • Re:感慨深い (スコア:3, 興味深い)

      by gonta (11642) on 2006年02月17日 19時30分 (#885385) 日記
      > そしてシェアをみるみる落としていくと、ウイルス作者もつまらない(?)から Mac 用のウイルスがほとんど作られなくなり、

      Disinfectantが作られなくなったのは、急増するMS関連の
      マクロウイルスに追っかけることができなくなったから、
      という作者からのメッセージを見たことがあります。
      この先は私の先入観かもしれませんが、VB周りの”ザル”の
      ような仕様では、ウイルス出現は仕方が無い!とおもった
      かな?と考えました。
      --
      -- gonta --
      "May Macintosh be with you"
      親コメント
      • by Anonymous Coward
        Disinfectantが作られなくなったのは、急増するMS関連の マクロウイルスに追っかけることができなくなったから、 という作者からのメッセージを見たことがあります。
        見たことがあるもなにも、親コメントの作者のリンク辿ればそのメッセージがまだありますが。

        で、なんで「Mac用のウイルスがほとんど作られなくなり」に対するレスが「Disinfectantが作られなくなった云々」なのか意味不明です。

        • by Anonymous Coward
          Mac用のウィルスがほとんど作られなくなったというのが真実であるなら、Disinfectantが開発中止したのはおかしくはないか、ということでは。

          もしウィルスがほとんどなくなったのなら、「急増するMS関連のマクロウィルス」という部分がすでに間違っていませんか?

          私の読み違い?
          • by Anonymous Coward
            親コメントではMacのウイルスが作られなくなったのと、Macのシェアが落ちたのが連動されてるんですよ。
            そこの時系列を読み違えてます。

            Disinfectantが更新中止された時点では、Macのシェアはゆるやかな減少傾向というぐらいでしかなかったです。
            そこでマクロウイルスの大量増加⇒作者がギブアップ。

            Macのウイルス激減はそのもっと後の話です。

            なにせ古い話だからね。
            時系列を知らない人にはわかりにくいでしょう。
    • なにはともあれ (スコア:3, おもしろおかしい)

      by clubx (27914) on 2006年02月18日 8時05分 (#885608)
      ウイルス作者様がお相手をしてくださるほどメジャーになったという事はメデタイ。アレ。
      親コメント
    • Re:感慨深い (スコア:2, 興味深い)

      by sillywalk (15002) on 2006年02月17日 20時45分 (#885431) ホームページ 日記
      激しくオフトピですが、たしかDisinfectantってアップルメニューからabout画面を出すと
      Monty Python's Flying CircusのOPが流れてスタッフロールが
      踏み潰されませんでしたっけ?
      懐かしいなあ。
      --
      And now for something completely different...
      親コメント
      • 実はいつでもアレが見られる(聴ける)様に、Disinfectantを入れていた
        という側面も否めませんw

        ちゃっちゃららら、ちゃちゃちゃちゃ、ちゃちゃちゃちゃちゃー♪…ぶぎゅ
      • by Anonymous Coward
        確認しました。元ネタ知らないので外してるかもしれませんが、
        何か踏み潰されてますね@Disinfectant 3.7.1 on KT7.5.5
        • by Anonymous Coward
          /.でも採用されている [srad.jp]ですね。

          モンティ・パイソンが元ネタになりますので、是非ともDVDなど
          をチェックしてみてください。
      • by Anonymous Coward
        ウイルスの名前が積み上がったのを踏みつぶしてたんじゃないの?
    • Re:感慨深い (スコア:2, 参考になる)

      by Anonymous Coward on 2006年02月18日 1時05分 (#885550)
      それは違いますね。Macのシェアは昔から低いですが、AutoStart9805が大流行した後、Appleが
      自動実行でウィルスを仕組まれるのを防ぐようにOSやQuickTimeを改善したことが大きいのです。
      AutoStart9805には開発が終了していたDisinfectantは無力でした。
      親コメント
      • by Jadawin (2174) on 2006年02月20日 10時35分 (#886612) 日記
        ファイルの書き込みを監視するGateKeeperが生きてたらそしできたかな?

        #Updateが必須なDisinfectantより筋がいいと思っていたのだが。
        #SELinuxみたいなもんか?
        親コメント
        • by Anonymous Coward
          もう、名前も覚えてないんですが GateKeeper と相性の悪いソフトがいくつかあって、それが理由で私のまわりではあんまり使われていませんでした。

          ま、相性云々ってのは GateKeeper に限りませんでしたけどね。INIT・CDEV の類はコンフリクトが多くて、いかに便利なものを入れ、なおかつ安定したシステムを作るというのが腕の見せ所でしたから。
    • by non326 (28434) on 2006年02月18日 15時46分 (#885716)
      「身体(PC)に毒(Virus)」というアレですね…
      親コメント
    • 全く孤立していた環境(パソ友もゼロ)でもCDEFに感染した。
      唯一考えられる感染源がエキスポで貰ったデモディスクだった。
      昔のウイルス概要はこちら
      http://www.ed.kagawa-u.ac.jp/~akiyama/mac/News/virus.html
  • "Mac OS Xで初のウイルスが見つかる" [nikkeibp.co.jp]とタイトルに打ってくれちゃってイヤンな感じ

  • by anjinho (29436) on 2006年02月17日 18時39分 (#885349)
    Pantherな私には関係ないのかしら???

    iChatも使ってなければSpotLightも入っていない...
  • by Anonymous Coward on 2006年02月17日 18時41分 (#885352)
    じゃぁ、Mosに変えますね。

    #失礼しました;
  • ありゃ? (スコア:2, 興味深い)

    by wanwan (45) on 2006年02月17日 19時27分 (#885382)
    これって先日の10.4.5アップデートでつぶされてませんでしたか?
    たしかiChatのアップデートがあったはずなので、つぶされていると思ったんですけど・・・

  • by seeds (20964) on 2006年02月17日 21時50分 (#885466)
    マカフィーの詳細の中で、ファイルサイズが小数点表記なのが……。

    ……失礼いたしました(笑)。

    --
    /* Seeds */
    • by Anonymous Cat (27860) on 2006年02月17日 22時52分 (#885495)
      私は一覧表のファイルサイズの項に「バイト」としか書かれていないのが気になりました。

      下の方の「感染方法」の中の、ファイルサイズの桁区切りにピリオドが使われていますね。
      国によっては小数点と桁区切りの記号が逆であったり [wikipedia.org]します。

      マカフィーってどこの国の企業でしたっけ?

      それから「ファイルサイズは10進数で」と書かれているのも気になりました。
      --
      単なる臆病者の Anonymous Cat です。略してACです。
      親コメント
  • Intel Mac (スコア:1, 興味深い)

    by Anonymous Coward on 2006年02月17日 18時07分 (#885325)
    Intel Macの場合、その影響はどうなのでしょう?
    • by Anonymous Coward
      Mac系は詳しくありませんが、バイナリ互換が多分無いので動かないと思います・・・

      ただ、ソース付きになってその場でコンパイルまでするようになったら解りませんし、
      スクリプト系だったら無関係ですね。

      # あと、同じバイナリに別CPU向けのコードが同居できる仕組みがあったら根底から間違ってるのでこの発言はあまり信用しないように。
      • Re:Intel Mac (スコア:5, 参考になる)

        by yasudas (5610) on 2006年02月17日 19時05分 (#885362) 日記
        http://www.theregister.co.uk/2006/02/16/mac_os-x_virus/
        を見ると、どうもUnix Shellスクリプトみたいなんですね。

        >The malicious file, which poses as a set of pictures, is a compressed Unix shell program.

        なので、バイナリ互換性に頼ってIntel版が大丈夫か?は言えない。
        親コメント
      • 既に指摘がありますが,Intel Mac には Rosetta というコード翻訳
        システムが附属していますので,PowerPC のバイナリであっても
        そのまま動いてしまいます.

        厳密には Rosetta で翻訳実行出来ない種類のプログラムもありますが,
        これは OS の比較的深部に組み込まれるようなプログラムや,
        他のプログラムに組み込まれて動作するいわゆるプラグインなど
        に限定されます.

        そういうわけで,今回のようないわゆる「トロイの木馬」であって,
        脆弱性でなく通常のデータ交換の仕組みによってやってきて,
        ユーザの操作により起動して悪さをするプログラムであれば,
        悪意の無い通常のユーティリティ類のほとんどがそのまま動作
        するのと同様,まずそのまま動いてしまうでしょう.

        もちろん,トロイの木馬ではなく,いわゆるワームのように
        ネットワーク処理のバッファオーバーフローによる脆弱性を
        利用したようなものでは,そのままでは侵入できないでしょうし,
        実行後システムに組み込まれて裏で動作するようなものでは
        動かないものもあり得ます.もし,ソースコードやスクリプトに
        よりどの機種でも実行出来るものであっても,利用する脆弱性は
        CPU依存となる部分が大きいので,異なるCPUのマシンへは
        侵入出来ない場合が多いと思われます.

        蛇足ですが Mac OS X には複数のCPU向けのバイナリを
        1つにまとめるユニバーサルバイナリという機能もあります.

        親コメント
      • Re:Intel Mac (スコア:2, すばらしい洞察)

        by solstice (15096) on 2006年02月17日 18時20分 (#885334)
        Intel MacってPowerPC向けのバイナリも実行可能なんじゃなかったっけ?

        http://www.apple.com/jp/rosetta/
        親コメント
        • by Anonymous Coward
          実はユニバーサルバイナリなワームだったりとか。
        • by Anonymous Coward
          ただ
          | Fink はまだ Intel プロセッサに対応していません。
          | Fink チームは、数週間以内に Intel 対応版の fink を
          | リリースできるものを考えております。
          みたいな話もあるので、こいつが IntelMac 上で動くのかどうかは??
  • by Anonymous Coward on 2006年02月17日 18時08分 (#885327)
    まぁ、十数年前の話ですが。

    たしか、デスクトップに感染するタイプは System7 で絶滅したんじゃなかったっけな…
    • by yhiraki (14165) on 2006年02月17日 18時28分 (#885341)
      覚えている限りでclassic時代の最後のウィルスはAutostart Wormだったかと。
      それ以外ではMSOffice関連ソフトで動くマクロウィルスは感染の可能性ありだったかな。

      OS Xの場合、MP3ファイルを偽装した実行ファイル型のウィルスが
      「最初のウィルス」だったはずだけど…。
      親コメント
    • 確かに、Warez経由でのウィルス感染と言うと真っ先にMacが連想される時代は十数年前までありましたね。
      まぁ、その頃はPC/AT互換機は基本的にCUIでシングルタスクなのがWindows 3.1に移行するかしないかという程度の時代でしたからね…商用ソフトの多くは日本国内ではPC-98中心だったし、やっとLinuxベースでX11R5が動き始めていた状況だったし。

      # そんななかでもWSを個人で買っている強者はいたようですが…

      どの機種もネット環境がそんなに揃っていなかったからカジュアルコピーが中心でウィルスは「悪戯が好きな物好きな奴」が突っ込む物で蔓延する範囲も限られている。と言う感じでしたからね
      …その時代はMacの方がハードウェア的にもOSのUIもMS-DOSベースの環境よりも数段優れていたのでMacの方が高価なソフトが多くて地下流通している出所のよくわからないWarezもMac中心だったからなぁ(;´Д`)
      親コメント
  • by Anonymous Coward on 2006年02月18日 1時57分 (#885565)
    Macの中でたくさんのディープ・ロイ [m-cinema.info]が暴れるんだろうなぁ。
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あつくて寝られない時はhackしろ! 386BSD(98)はそうやってつくられましたよ? -- あるハッカー

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