Mac OS Xの一部機種用AirPort(AirMac)ドライバにメモリ破壊の脆弱性があることが公表された(ITmedia記事、CNET Japan記事)。対象となるのは、1999〜2003年のPowerBookおよびiMacに使用されたOrinocoベースのAirPortカード。実証コードも公開されている。Secuniaのセキュリティ勧告は、この脆弱性の危険度を5段階評価のうちの3番目(Moderately critical)としている。潜在的には任意コード実行の可能性もあるという。
この脆弱性は、Month of Kernel Bugs (MoKB)プロジェクトにより公開された。MoKBでは今月中、各種OSのカーネルのバグを毎日公表していくとしている。