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Apple、iTunesの定額制ダウンロードプランを検討中? 21

ストーリー by Acanthopanax
all you can eat 部門より

あるAnonymous Coward 曰く、

本家/.記事より。iPodやiPhoneに付加するiTunesの定額制ダウンロードプランをAppleが複数の大手レコード会社と協議中とのことだ。このプランは、オプション料金として製品価格に上乗せされるか、もしくは定額制の月額料金の形をとり、オプションをつけた製品を使用する限り、iTunesからダウンロードし放題になるそうである。製品価格に上乗せする場合、ユーザのiTunes平均ダウンロード数が20曲であることを踏まえ、Appleとしてはオプション料金を20ドル程度に抑えたいとのこと。また、iPodや携帯電話は買い替え需要の高い製品であるため、レコード会社にはユーザの製品買い替えに伴っても料金が入る仕組みとなっている(Ars Technica記事)。

しかしこの案、まだ詰めるべき点は多いと記事は報じている。Appleが全レーベルの参画を実現できるか分からないうえ、レコード会社とアーティスト間の利益配分の問題もある。また、低料金はユーザにとっては嬉しい限りだが、レコード会社としては利益を増やすためにもより高い価格設定にしたい意向とのこと。うまくいけば消費者にとっては非常に魅力的な話だと思うが、果たして話がまとまるだろうか。

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  • 20ドルだと日本ではどれくらいの料金だ?
    20米ドル = 1 980.78637 円?
    そんなはず無いと思えてならない。
    日本だと4980円位かな。
    • by Anonymous Coward on 2008年03月21日 14時09分 (#1317063)
      こんなサービスあったら、それこそCDアルバム買わないで丸ごとダウンロードする選択肢を選ぶよ。

      レコード会社に支払われる単価が変わらずに、サービス提供者であるAppleがそれを担保するのが本来のあり方なんじゃないか。
      無理やり提供側をねじ伏せて、アーティストに利益還元されないやり方をスタンダードにしようとするなら、断固反対。
      親コメント
      • by Anonymous Coward
        今まで音楽を聴かなかった人(月にアルバムを1枚も買わないような人)の、1/10が、たとえば月にアルバム1枚のコストを支払う、つまり年間アルバムを12枚買うのと同様の消費が行われるようになれば、音楽業界は大変儲かりますよね。そういうレベルで考えるべきことでしょう。

        >アーティストに利益還元されないやり方をスタンダードにしようとするなら、断固反対。

        あとは、音楽業界の中でアーティストへの配分をどうするかの問題だと思います。日本ならJASRACなども含めて。
        • by Anonymous Coward
          なんだろ。
          イメージとしてはケーブルテレビやスカパーの
          チャンネルパックみたいなもんかな?
          ならばその手のノウハウはあるのかもしれんね。
    • 「そもそも日本市場はまったく追従しないし、ジョブズも期待してない」に、1000はらたいら。
      親コメント
  • by Anonymous Coward on 2008年03月21日 15時06分 (#1317100)
    潰れもせず生き長らえてますね。
  • by Anonymous Coward on 2008年03月21日 13時19分 (#1317038)
    ってか,タレコミ文を信じるならば,明かに話がおかしい.

    >> ユーザのiTunes平均ダウンロード数が20曲であることを踏まえ、Appleとしてはオプション料金を20ドル程度に抑えたいとのこと。

    ってことは,「ユーザが払う金額は(平均すれば)従来通り」かつ「ダウンロードし放題」ってことでしょ?その皺寄せは全てレコード会社に行くわけで,レコード会社にとって何のメリットがあるのかサッパリわからんぞ.裏をかえせば,ダウンロードし放題にしなくても,提示されてるのと同じだけの収入があるわけだし.

    ま,例によって口八丁でレコード会社を丸め込んで,気がついたらAppleだけが「我々はユーザの味方です」みたいな顔をしつつiPodとiTunesの売り上げでニコニコ顔,レコード会社は「あれ?なんかうちがコンテンツを提供してるはずなのに全然儲かってないんだけど…」みたいな状況に持っていこうという魂胆なんだろうね.
    • by Anonymous Cowboy (6205) on 2008年03月21日 13時31分 (#1317045)
      >気がついたらAppleだけが「我々はユーザの味方です」みたいな顔をしつつiPodとiTunesの売り上げでニコニコ顔
      その場合ユーザもニコニコ顔なんじゃ?
      親コメント
    • by magrin (17834) on 2008年03月21日 13時39分 (#1317048)
      >> ユーザのiTunes平均ダウンロード数が20曲であることを踏まえ、Appleとしてはオプション料金を20ドル程度に抑えたいとのこと。

      確かに何か矛盾しているみたいですが、emusicのようなやりかたで月額$20ドルで40曲まではダウンロードし放題。とか?
      http://www.emusic.com/ [emusic.com]

      ちっとも「放題」じゃないけど。現実的に上手くいっている(と思われる)ビジネスモデルなので。
      DRMをどうするのか?という事もあるけれど、DRM付きだと現在のNapterと同じ様にすれば本当の「し放題」なものになるだろうし。
      そんな非現実的な話じゃないと思います。

      親コメント
    • Re:無理じゃない? (スコア:1, すばらしい洞察)

      by Anonymous Coward on 2008年03月21日 13時40分 (#1317049)
      ただ、ほかの考え方も出来る。
      20曲以上買う一部の人間からの利益を守るより、20ドル払う人間を増やす方が、
      経済的には合理的かもしれない。

      楽曲の認知率というのは正直そんなに高くない。
      ファンになってもらうにせよ、CD売るにせよ、ライブに来てもらうにせよ、
      曲を知ってもらわなきゃ始まらない。
      新曲を詰め込んだテープやMDを作って周囲に配る人間が絶滅して
      音楽番組も視聴率のとれない今の時代、欲しい曲だけ売るシステムでは
      なかなか売上は上がらないのではないかと。

      親コメント
      • by Anonymous Coward
        >> 20曲以上買う一部の人間からの利益を守るより、20ドル払う人間を増やす方が、
        >> 経済的には合理的かもしれない。

        というような口車に乗せられて,レーベル各社はiTunesでは価格も安く設定した上で(アルバム単位ではなく)曲のバラ売りを始めたわけですが,結局は「減少し続ける売り上げの中からさらにAppleに中間マージンを取られる」という構造になってしまい,ネット売り上げからはほとんど利益が出ない(その一方でAppleは順調に儲かっている)という不満も出ているわけです.

        ま,この20曲云々というのはあくまでも交渉開始時の数字だろうとは思いますが,少なくともiTunes立ち上げ時のようにレーベル各社が騙されるはずもないですし,そんな簡単に進む話じゃないことは確かでしょう.
        • by Anonymous Coward
          >結局は「減少し続ける売り上げの中からさらにAppleに中間マージンを取られる」という構造になってしまい,ネット売り上げからはほとんど利益が出ない(その一方でAppleは順調に儲かっている)という不満も出ている

          この辺の話の出所ってどこですか?
          ポイント示していただけるとありがたい
        • by Anonymous Coward
          iTunes Storeの曲販売で本当にAppleが儲かっているのでしょうか?
          もちろん今や赤字ではないでしょうが、始まってしばらくは赤字続きで
          それはiTunes Store自体では儲からない構造だからで、あくまでiPodを
          売る為のもの、iPodで利益を稼ぐという戦略だったはずです。

          ところでiTunes MusicのライバルサービスをやっているAmazonでは、
          全曲DRMフリーかつiTunes Storeよりも安く売っています。Amazonが
          受け取る手数料はiTunes Storeと比べてどうなのだろうと思いますね。
          • by keybordist (3572) on 2008年03月23日 3時07分 (#1317629) 日記
            Amazonの場合、決済手段を持つ会員を増やすのが狙いなのではないかと。

            今すぐには買わないとしても、インターネットで音楽を買うような人なら、
            何かのきっかけで他のものも買ってくれるかもしれないし、
            その際に、Amazonを選んでくれれば、大概利益を確保できるのではないかと。

            #Amazonの場合、ダウンロードで気に入って、CDも欲しい、って思った時にホイホイと買えるのは、
            i#Tunesには無いメリットですし。

            だから、値付けは赤が出ない程度で十分とか、そんな感じなのでは?
            親コメント
    • by Anonymous Coward
      Napsterとかダウンロードし放題のサービスって
      聞かなくてもたくさんダウンロードしておいて40GBくらいの
      HDDに詰め込んで聞いているんだけどさ
      ダウンロードの回数と、レコード会社の取り分ってどう決めるのか興味があるなあ。
      syncした時に何を何回聞いたっていう情報をもっていってるんだったら
      それで決めるのかな。

      iTunesはどうするんだろう。
      • by Anonymous Coward
        > ダウンロードの回数と、レコード会社の取り分ってどう決めるのか興味があるなあ。

        数値に関わらず演歌が儲かる仕組みです(嘘
      • by Anonymous Coward
        ダウンロードした時にカウントしてるだけでしょ。
        わざわざSyncの時にカウントする必要は無いと思うけど。
  • by Anonymous Coward on 2008年03月21日 14時14分 (#1317068)
    月額固定のDLし放題サービスというとNapsterがありますけど、あれって契約期間が切れると聞けなくなりますよね?
    DLし放題というのは期間が限定されているから成り立つものだと思います。
    iTSやiPodをこういう管理方式に対応させると言うことでしょうか?
    一度落としてきた曲を無期限に聴けるなら、一月で聴きたい曲を全部落としてしまいますよ。
    • by Anonymous Coward
      音源が追加されないなら一ヶ月で解約したら良いんじゃないですか。
      世間の一般人は新曲追っかけてるみたいだし、
      権利処理や契約の関係で問題があって登録されてなかった昔の曲が
      問題解決して追加されることだってあるとは思いますが。
    • by Anonymous Coward
      FiarPlayは既に次元方式に対応しています。
      http://www.apple.com/jp/news/2008/jan/16itunes.html [apple.com]
  • by Anonymous Coward on 2008年03月21日 14時33分 (#1317078)
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UNIXはただ死んだだけでなく、本当にひどい臭いを放ち始めている -- あるソフトウェアエンジニア

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