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Mac互換機“Open Computer”発売 154

ストーリー by Acanthopanax
sosumi 部門より

Anonymous Coward曰く、

米Psystar社が、Open Computer (旧名Open Mac)という、OSx86プロジェクトの成果物を使ってMac OS X Leopardをインストール可能とした$399.99のマシンの販売を開始している(WIRED VISIONの記事)。

しかし、これはAppleのエンドユーザー使用許諾契約書には明らかに違反するもの。Appleが黙っているはずはないであろうと思われる。また、サポートやらなにやらは、Psystarはどうするつもりなのだろう?

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  • by Anonymous Coward on 2008年04月15日 22時06分 (#1330763)
    ...と思うよねぇ。

    安物PCメーカーの価格から$100〜$200くらい高くても、Appleがその
    ジャンルの製品を売っていればPCメーカーも客もわざわざ危ない橋を
    渡ってまで互換機の売り買いなんかしないだろうに。

    • by Anonymous Coward on 2008年04月15日 22時17分 (#1330772)
      >危ない橋を渡ってまで互換機の売り買い

      売るのを止めさせることに、Apple側はメリット有るのかなあ?
      そんなアホ(Appleから見て)なものを売ってる会社を見かけたら、
      即効で訴えて賠償「金」を取ればいい。
      そうすれば損しないどころか儲かる。

      対ユーザも同じようなもんだよな。
      釣った魚に餌をやらないのと似た話だが、
      Appleくらいカリスマ的な売り方が出来る会社では、
      釣ったユーザを「満腹」させてやる必要は無いんだよ。
      常時少し腹減らしぎみくらいが丁度いい。
      そうすれば新製品が出るたびに奴らは食いつくからね。
      満腹させてやる必要が生じるのは、ライバル会社が居るときだけ。
      親コメント
  • その昔 (スコア:2, おもしろおかしい)

    by Anonymous Coward on 2008年04月15日 19時43分 (#1330677)
    EPSONプロテクトってのがあってな(泣
    • by uippi (9904) on 2008年04月15日 20時13分 (#1330697) 日記
      SIP(Software Installation Program)の存在ですな、懐かしい・・・。
      VOIP関連でSIP(Session Initiation Protocol)の単語を見る度に思い出したのも懐かしい思い出。

      #過去のMac互換機ってUMAXのしか記憶に残ってないなぁ・・・マカーじゃ無かったからかも。
      親コメント
      • by ctrl_alt_meta (19732) on 2008年04月15日 20時31分 (#1330706)
        私はパイオニアの互換機が欲しかったです。
        けっこうこだわりのマシンだったなあ。
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        • by halmaki (10619) on 2008年04月15日 21時26分 (#1330731)
          パイオニアの互換機と聞くと
          X68000を真っ先に思い出すのは俺だけですか?
          そうですか。
          親コメント
        • Re:その昔 (スコア:1, 興味深い)

          by Anonymous Coward on 2008年04月15日 21時52分 (#1330748)
          今目の前に GX1 あるけど羨ましい?
          スピーカーはそこそこ良かったけど電源がうるさくて台無し、
          ロジックボードは 6100 そのまんまのくせに
          なぜかApple非互換CDドライブで音が鳴らせないソフトもあったり、それほど良いもんじゃなかったよ。
          あのスピーカーで聴く「PowerMac」の起動音はちょっとしたものだったけどね。
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  • by mw (17854) on 2008年04月16日 1時20分 (#1330879)

    原文読んでみて感じたことだが、 「なんでアップルはMacOSがもっと広く使われるようにしないんだ!(意訳)」 [psystar.com] というのがP社の真意のように思います。
    本当の意味でクリエイティブで発展的な自由経済における 著作・ライセンスのあり方に一石を投じようとしたメッセージなんじゃないかな。
    プリインストール製品の法的根拠が直接説明されていないのは問題だけどね。

    Appleのビジネスモデルに対する価格的・機能的優位性が P社の示す正義としてどの程度認められるのか、今度が楽しみです。

    • by cogito (25709) on 2008年04月16日 2時35分 (#1330909)
      MacOSを再インストールしてて思うのは、シリアルナンバーなどを入れなくても入ってしまうんだなぁ、って点。
      Windowsなら、やれシリアルだ、アクティベートだ、となんだかんだというのがない。
      Appleって会社はMacという機械を売ってても、OSを売ってるつもりがあんまりないんじゃないかしらと思いますね。
      Macという一台の機械に一意にくっついてくるMacOSという付属品なんでしょうね。

      だから、「MacOSがひろく一般につかわれるように」なんて発想、そもそもでないでしょう。
      Macが広まることこそが、MacOSが広まることと同意なんですから、ねぇ。
      たとえるなら、テレビについてくるリモコンなんじゃないすか?

      ただその「便利なリモコン」を契約上は『貸してるだけなんだけどね』なんていわれても納得はしにくかったりして。

      #腐敗した民主主義か、潔白な専制か、なんてぼやいてた軍人さんのことを思い浮かべたりしつつ...

      親コメント
  • まだ断定できていませんが、OpenMac の販売元とされる Psystar 社の存在自体がネタではないかという疑惑が出てきました。
    この会社の登記に疑問を持った Gizmodo スタッフが読者に「サイトに書かれている住所に行って会社が存在しているかどうか見てきて欲しい」と呼びかけ、それに応えて数名の読者が実際に出かけて写真を撮ってきたのですが、Psystar なる会社は見当たらなかったそうです。
    しかもその話が Gizomodo に掲載されると、Psystar サイトの住所表記が書き換えられてしまった…
    http://gizmodo.com/380488/psystar-exposed-looks-like-a-hoax [gizmodo.com]

    この話は慎重に見守る必要がありそうです。

    うちのblogも記事にもこの件を追記させておきました。
    http://wordpress.rauru-block.org/index.php/1633 [rauru-block.org]
  • なんでプリインストールしてるんだろう。
    OSx86プロジェクトの成果物ってことは、ハード自体はただのPC(動作確認済のパーツで構成されてはいるんだろうけど)だから、プリインストールさえしなければAppleも手出しできない気がするのに。

    # インストールディスクに危ないファイルが入ってる可能性もあるけどそれは置いといて。
    • プリインストール「可能な」マシンだからまだインストールされてないんじゃね?

      非マッコユーザーとしては、ライセンスに一体どんな問題があるのか教えてくれないと、何がおこったのかちんぷんかんぷんですよ
      親コメント
      • by ZYT (14695) on 2008年04月15日 18時52分 (#1330647) 日記
        タレコミリンク先に書いてあるょ。

        >プリインストール「可能な」マシンだからまだインストールされてないんじゃね?

        製品ページによると、Leopardをあわせて購入すれば、同OSのリテール版と正規のインストールディスクを付けるだけでなく、無料でプリインストールも行なうという

        >ライセンスに一体どんな問題

        Apple社のエンドユーザー使用許諾契約書(EULA)には、同社OSをインストールし使用することが許されるのは、Appleブランドのハードウェア上に限ると

        #タレコミリンク先くらい読もう(自戒をこめて
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      • by Anonymous Coward on 2008年04月15日 18時54分 (#1330648)
        Apple Computer, Inc. ソフトウェア使用許諾契約 -Mac OS X シングルユースライセンス [apple.com]の2-Aによると、『本契約により、お客様は、一回につき一台のアップル商標を付したコンピュータにアップルソフトウェアを1部インストールし、使用することができます。』とあるので、Mac OS Xをアップル商標を付していないコンピュータにインストールするのが契約違反ということかな
        親コメント
        • by Anonymous Coward on 2008年04月15日 19時00分 (#1330655)
          ということは、林檎マークのステッカーを自分で貼ればインストールOK?
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        • by Anonymous Coward on 2008年04月15日 21時44分 (#1330741)
          例えば一台Macを買ったとして,これをアップグレードさせていきます。
          HDDを換え,メモリーを増設し,マザーも換えちゃいましょう。
          最終的にケースだけがMacで,あとは全部違うパーツになったとします。
          これにはOSXをインストール出来るのかな?

          余ったパーツは,もったいないので,これで一台組んじゃいましょう。
          これにはOSXをインストール出来る?

          インテルにした時点で「Mac OS X シングルユースライセンス」は
          意味をなさない物になっているんじゃないかと,個人的には思っています。
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          • by Anonymous Coward on 2008年04月15日 22時00分 (#1330755)
            そもそも「インストールできる/動く」という話と「ライセンス上許されている」とうのは全然違うレベルの話ですよ。

            Leopardのパッケージを買ってきて、複数のTigerプリインストールMacにインストールすることはできますけど許可されてません。
            Intel移行は全然関係なく、PowerMacでも同じです。
            親コメント
          • by tectaro (28890) on 2008年04月15日 23時35分 (#1330829)
            マザーを変えると言うのが、もう無理じゃないかな
            チップセットとかはIntel製だけど、Mac以外のマザーボードが使える訳でないし
            Apple謹製のマザーが出ていないから、シングルユースライセンスは有効でしょう
            親コメント
    • by 0093 (29457) on 2008年04月15日 22時16分 (#1330771)
      アップルレコードが販売すれば問題ないと
      んなわけないけど
      親コメント
  • by Anonymous Coward on 2008年04月15日 18時39分 (#1330641)
    単なる妄想です。気にしないで下さい。
  • EULA (スコア:1, すばらしい洞察)

    by takegata (26121) on 2008年04月15日 21時20分 (#1330727)
    昔から不思議に思うんですけど、金を出して買ったものに対して、個人的な使い方にまで指図を受ける筋合いはどこにあるんでしょうか。新聞社が「うちの新聞は便所で読まないで下さい」と主張するようなもんじゃないですか。
    #AT互換機が便所だと言っているのではありませんょ。
    • by Anonymous Coward on 2008年04月15日 22時16分 (#1330769)
      私自身熟読したわけでは無いのですが、EULAが公開されていて、
      http://store.apple.com/Catalog/Japan/Images/EA0157_MacOSX.html [apple.com] (html)
      http://images.apple.com/legal/sla/docs/macosx104.pdf [apple.com] (pdf)

      使用権譲渡であって、所有権まで売ったつもりは無いようです。

      1.総則  本契約書が添付されているディスク、読み出し専用メモリー、その他の記録媒体またはその他あらゆる形態上の、ソフトウェア(Boot ROM codeを含む)、書類ならびに一切のフォント(以下「アップルソフトウェア」といいます)は、Apple Computer, Inc.(以下「アップル」といいます)が、お客様に対して、本契約条件に従う場合に限り使用を許諾するものであり、販売するものではありません。また、アップルは、お客様に非明示的に付与した権利の全てを留保します。本契約が付与する権利は、アップルソフトウェアにおけるアップル、およびそのライセンサーの知的所有権に限定され、いかなるその他の特許権または知的所有権も含んでいません。お客様は、アップルソフトウェアを記録している媒体の所有権を有しますが、アップルおよびアップルの使用許諾者が、アップルソフトウェア自体の所有権を保持します。

      恐らく、クレジットカードなどの会員証に近い考えだと思われます。

      3. 譲渡  お客様は、アップルソフトウェアのレンタル、リース、貸与、再配布またはサブライセンスを行うことはできません。

      といったことが書かれており、所有権を移動できない、即ち、ローン購入や(この表現はアレですが)リース購入は、Apple以外の他の金融機関を通した場合、(担保としての所有権が当該機関となる場合)違反となる可能性があります。Appleの高価なマシンが商用UNIXサーバのようにリースアップで流れてくるケースが少ない理由はここにあるという噂もありますが、うっかりホスティングサービスなど運営すると抵触する恐れがあり、実は扱い辛いです。
      親コメント
    • Re:EULA (スコア:2, 参考になる)

      by bero (5057) on 2008年04月16日 4時59分 (#1330928) 日記
      著作(財産)権は通常、複製権をコントロールします。
      しかしソフトウェアは配布メディアから(HDDにインストールしてさらに)メモリにロードつまり複製しないと実行できません(ファミコンのROMカセットならともかく)
      なので(暗黙の)複製は許可した上で使用権をコントロールするようになっているようです。

      メモリのロードが複製かどうかは諸説あるようですが、
      アメリカでは複製に当たる [wincons.or.jp]
      のでそのような使用許諾方式とし、日本もそれを踏襲しているのではないでしょうか

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    • by Tsann (15931) on 2008年04月15日 21時47分 (#1330746)
      新聞だって、内容(新聞記事)をコピーしたら訴えられるよね?
      それぞれの著作権者が自分の著作物に対して使用許諾範囲を制限してるだけです。
      親コメント
  • 今回の互換機。ジョブズの美学的に許せないだろうか。
    会社として色々いちゃもんつけて販売させないと思うけど。

    # でも、もっといろんなタイプのマシンでMac OSが動いてもいいと思うんだけどな。
    # 今回のは安いのはいいけど、欲しいと思わない。ほしいと思う人もいるだろうけど。
  • by GPH (8223) on 2008年04月16日 0時25分 (#1330852) 日記
    有る程度の伊達と酔狂なデザインが欲しくてで、英字キーボード搭載のノートが欲しくて、
    トラックパッドがど真ん中に欲しくてという当方の場合は安上がりだからと言って飛びつくかどうかは?ですなあ。

    まあビデオカードの選択肢が多少増える位でしょうかこの商品のメリット。
    でもビデオカードのドライバとファームウェアをOSX向けに独自に用意するのは流石にどうなんだろうか。
    (OSXインストールよりも、そっちを"どうやっているか"がもしかして問題にならんかなあ?もとが普通のAT互換ならファームウェアチェックはないんだっけ?)
    あと、すでに指摘があるようですがソフトウェアアップデートの際の機械チェックがどえらく面倒になりそう。

    どうせやるならMPC-GX2位の筐体なら乗る。
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あつくて寝られない時はhackしろ! 386BSD(98)はそうやってつくられましたよ? -- あるハッカー

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