GetSetによる
2007年04月06日 9時15分の掲載
くっきり、はっきり、明瞭に部門より。
くっきり、はっきり、明瞭に部門より。
Tech-On!の記事やITmediaの記事によれば、NTTドコモは、DoCoMo Communications Laboratories USAと共同で、携帯電話向けの高音質音声符号化技術を開発した(プレスリリース)。対応する周波数帯域を50Hz~16kHzとしながらも、ビットレートは38~48kbpsで送ることができ、演算量は「既存の技術に比べると半分程度」と軽いらしい。ちなみに普通の電話は300Hz~3.4kHz程度、Skypeですら50Hz~8kHz程度だ。
関連ストーリー
若者はMP3の「雑音」がお好き? 139 コメント
この議論は賞味期限が過ぎたので、保存されている。
新たにコメントを書くことはできない。
μ-Law + mp3 ? (スコア:4, 興味深い)
全音量で均等に量子化するリニアPCMに対し、音量が大きい部分は荒く、小さい部分は細かく量子化ビットを割り振るのがμ-Lawで、ISDNの音声部分はコレです。
μ-Lawのサンプリング周波数を上げて、符号化する時にmp3のような圧縮符号化してるんでしょう。
もしかしたらADPCMのような軽い圧縮かもしれません。
(図を見た限り、ブロック化なども行っていそうですが。)
ちなみに、μ-Lawの圧縮率はリニアPCMに比較して1/2、ADPCMでも1/4程度です。
ところで、携帯電話の帯域って、ハーフレートで5.6kbps、フルレートでも11.2kbpsしかありません。PHSでも32kbpsです。
64kbpsの帯域があるISDNならともかく、携帯電話で38~48kbpsというのはちょっと無理があるような…。
Re:μ-Law + mp3 ? (スコア:2, 興味深い)
現在ハーフレートで10本通してる電波資源で、1本しか通せなくなる、という話です。
データ用なら、常に全帯域を占有しているとは限りませんよね。また、ベストエフォートとして、輻輳時には帯域を絞る制御を行ってもたいして実害ありません。音声と異なり、融通が利きます。
正直、32k~64kbpsも食わせればかなり高品質な音声になるのは当たり前であって、今回の符号化方式には見所が感じられません。
せいぜいが、軽負荷でエンコード/デコードが可能という程度ではないでしょうか?
もし、PHS(32kbpsのADPCM)と同じ程度の音質でハーフレート5.4kbpsに流せる、という話なら画期的だったんですが…。
ところで、ドコモの研究なので電話用途を考えちゃいますが、電話以外の、たとえばネットラジオなどの用途にはそれなりに使えそうです。
デコードの負荷が軽いってことは電池の持ちが良くなりますものね。
親コメント
エコーはどうなんだろう? (スコア:1, 興味深い)
もっと低ビットレートを目指さないと (スコア:1)
ステレオだと倍の76~96kbps?
Windows Media Audio 9(9.2)でステレオの音楽を圧縮すると96kbpsでも
MP3の128kbps程度の音質はあるように感じますから、
通話目的の音質でモノラル38kbpsというのはあまり魅力的ではないような・・・・
#WME9で54kbpsのビデオをストリーミングして@FreeDで観てるgesaku
Re:もっと低ビットレートを目指さないと (スコア:2, 参考になる)
元々モノラルだった規格をステレオ化するときの定番ですね。
旧規格のデータとしてはL+Rを伝送し、追加でL-Rも伝送。
ステレオ受信機は「(L+R)+(L-R)=2L」「(L+R)-(L-R)=2R」って演算で、左右のチャンネルを取り出す。
従来のモノラル受信機はL+Rだけ受信するので、普通にモノラルとして聞こえます。
親コメント