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179507 story

Kindle向け電子書籍が紙を超えた日 43

ストーリー by soara
電子化の流れは止められない 部門より

maia 曰く

12月25日、米AmazonのKindle向け電子書籍の販売数が、初めて紙の書籍を超えたという(ITmediaの記事)。

プレスリリースのタイトル「Amazon Kindle is the Most Gifted Item Ever on Amazon.com On Christmas Day, for the First Time Ever, Customers Purchased More Kindle Books Than Physical Books」の通り、まずKindleの端末がクリスマスギフトとして最も売れ、同時にKindle Booksが物理的な本以上に売れたという話。最近はKindle向けがPCやiPhoneでも読めるようになっているが、ともあれ、電子書籍の来るべき日が来たという感じだろうか。それとも、Kindleのスキームが成功したのだと解釈するか。

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  • 漫画希望 (スコア:3, すばらしい洞察)

    by realloc (27431) on 2009年12月31日 21時11分 (#1696390)

    日本の漫画がでたら買う。

  • 1984事件で萎えた。

    大量の紙の本を電子化したい気持ちは常にある。
    だけど、購入した本が同意なく勝手に書き換えられたり消されるメディアなんて信用できるわけがない。
    少なくとも今のところ、置き換えはできそうにないな。

    読み捨てる雑誌だけでも電子化してほしいがなぁ。
    あ、だめか。スクラップできないか、やろうとしたら著作権とか何とかで消されるのでしょう?

  • 日本で流行るとしたら (スコア:2, すばらしい洞察)

    by WindKnight (1253) on 2010年01月01日 13時01分 (#1696607) 日記
    日本で電子書籍が流行るとしたら、古本対策が一番の理由になるかもしれないと思う、今日この頃。

    で、印刷屋がスルーされる日も遠くないかもね。
    • by Anonymous Coward on 2010年01月02日 17時35分 (#1696961)

      電子書籍のオーサリングやってるのは印刷屋ですよ。
      素人のワードレベルの体裁で良いならスルーできますけどね。

      親コメント
      • by Anonymous Coward
        ワードレベルで何が悪いんでしょう?
        その理由を知りたいです。
        仲間内で回す新聞ですが、ワードレベルで編集して体裁を整えて、文字間隔がおかしくても、
        「これ、一寸どうにかならないの?」
        「ワードの限界です。」
        「そう、仕方ない。」
        それで終わりです。
        読めることが重要であって体裁は飾りにしか過ぎません。
        文字間隔を書体ごとに詰め方を違えたりとか、ポイントを変えたりとか、そんな細かい努力をしたところで、そのことを気にする人はいません。
        たぶん、それらの技術が失われてから、振り返って印刷されたものを見たときにはじめて気付かれるほどのものだと思います。
        もし、本当にそのレベルの体裁が必要なら、それが日本の文化として本当に必要なら、その方法をプログラミングして最も普及しているワープロソフトのワードに反映させるべきです。そうでなければ失われてしまうだけだと思います。マジで。
        • by Anonymous Coward

          仲間内で回す新聞ですが、ワードレベルで編集して体裁を整えて、文字間隔がおかしくても、
          「これ、一寸どうにかならないの?」
          「ワードの限界です。」
          「そう、仕方ない。」
          それで終わりです。

          誰も読んでないからじゃない?

        • by Anonymous Coward

          1pointのfont指定ミスでも1pixelの版ズレでも、
          重大クレームになるのが日本の出版社です。

          なぜならば、それを必ず探してクレーム入れる
          読者もまた存在するからです。

          自分と仲間内が無頓着だから世間もそうだ
          とか思わないで欲しいです。

  • この勢いで行くとしてホームズ=ギンズブック装置は、いつごろ発明されるのでしょうか。
  • by Anonymous Coward on 2010年01月01日 14時18分 (#1696634)

    今まで一般に出版社を通すと著者の元には印税は10%だわ出版部数は出版社側が決めるわ
    版権握ったまま品切れ起こして放置だわ等いろいろありましたが
    印刷物という物理媒体にこだわらないのであればAmazonとKindleに乗せることで印税35%を得て
    なおかつ出版社側による制限や物理的な在庫というくびきが除去される可能性があるようです。
    http://blogs.itmedia.co.jp/saito/2009/12/235---amazon-ki.html [itmedia.co.jp]

    日本国内において一部専門書店による同人出版物流通は一部で確立されつつありますので自分の作品である印刷物を
    不特定多数の人に頒布したいという欲求はみたすことができるようになってきてはいますが
    物理形状がないとはいえISBNつきの出版物を在庫のリスクなしに頒布できるというメリットは確実にあるでしょう。

    #この仕組みを濫用するとWikipediaに何でも掲載できるようになるなあ

    • by argon (3541) on 2010年01月01日 23時15分 (#1696764) 日記

      ここまでくると、既存出版物の束縛を離れた電子ブックを出版するのは、Amazon と Google のどっちが先か?
      という話になるのではなってきたように思います。

      親コメント
      • by Anonymous Coward
        むしろ、冗談抜きで虎の穴とかメロンブックスとかが、電子ブックのさきがけになってもおかしくないと思う。出してくれそうなコンテンツプロバイダとのコネという意味で
    • by Anonymous Coward

      実はこれって凄いことだよね。
      映像もそうだったけど、出版関係もかなり揺さぶられそう。

    • by Anonymous Coward

      その当たりはAmazonってだけで望み薄。
      タテマエ上は35%を謳うが、実際は値段はAmazonが決める可能性が高いので、実利益としてそれが既存以上となるかどうか…。

  • by Gul Dukat (6449) on 2010年01月04日 6時06分 (#1697404) 日記
    本を読むのが好きだった人が、年を重ねるに従って、字が小さい、行間が狭い、印刷文字の擦れ、上下二段組、などの理由で読めるのだけど読みにくくて本から離れていってしまっている方が身近に多くいらっしゃいます。
    ”電子書見台”なんて出ませんかね。

    英語を母語にしているかたがたは、極小文字の Web サイトを苦もなく読めるんでしょうか?
    • Re:文字の大きさは? (スコア:2, すばらしい洞察)

      by jobsa (39063) on 2010年01月04日 17時45分 (#1697691)
      それこそ、電子書籍リーダーなら文字サイズ変えられますから、最適ですよ。
      もし本でやるなら、大文字サイズ用、通常用など刷り変えなければならないですしコストも高くなります。

      ウェブサイトなら文字サイズ上げて読んでは?どのブラウザにもついてると思いますし。
      親コメント
  • by Anonymous Coward on 2009年12月31日 20時01分 (#1696370)

    > AmazonはKindleの販売台数を明らかにしていない。

    気になる気になる。

  • by Anonymous Coward on 2009年12月31日 21時08分 (#1696387)
    Slashdotも縦書きに対応しよう。
    • Re:縦書きもできてこそ (スコア:2, おもしろおかしい)

      by Anonymous Coward on 2009年12月31日 21時27分 (#1696395)
      縦書きされた文章は、
      読むときに襟をただす感じになるのですが、
      みなさんはどうでしょうか。フレームへの
      対処としてはいい案かもしれません。他の
      応用事例もあるとおもしろいのですが。
      親コメント
      • by Anonymous Coward

              返
          平   縦
          成   書
          二   き
          十   も
          一   で
          年   き
          十   て
          二   こ
          月   そ
          三  
        井 十   い
        壹 一   と
        陸 日 よ を
        玖   み か
        陸 亥 人 し
        參 二 し 二
        玖 つ ら 点
        伍 刻 ず

  • by Anonymous Coward on 2010年01月01日 0時14分 (#1696435)

    ペーパーバックの小説や各種一般向け書籍だと、
    欧米圏の本は、どうも扱いにくいのが多い。
    紙質、本の開きやすさ、ページの繰りやすさ、
    持ち運びやすさ、耐久性などなど、微妙なものが多い。
    あれだと、電子書籍のほうが手軽と感じるは自然だと思う。
    日本の書籍はその点、とても良くできてると思う。

    アメリカでkindleが普及し、
    日本で電子書籍の普及がいまいち伸びないのは、
    そこらへんに理由があるんじゃなかろうか

    • by Anonymous Coward
      フツーに日本の著作権者が保守的なだけでは?
      音楽業界みても明らか。デジタル配信してるミュージシャンなんてごくわずか。
      かろうじて、DRMでガチガチにできて、しかも低音質で高価格にも文句言わない情弱相手のケータイ着うたには手を出してるけど。
      日本には lalaみたいな音楽ストリーミングサービスさえ育たない。

      電子書籍でも、もう売れなくなったような古くさい、またはマイナーな漫画などばかりで、最新の本なんか全然ない。1ヶ月くらい遅らせてもいいから、出して欲しいけど、どうせ”コピーの恐怖”により二の足を踏んでばかり。
      • 日本の著作権者は縮小する自分たちの権益を守ることばかり考えていて、著作権本来の目的である文化の発展の観点では、最早マイナスの方が大きいのではないかと思われます。

        そして、無視できないのが環境問題。森林資源と労力を使って綺麗に装丁し、運送費と燃料を使って各地の書店まで運送し、売れない書籍は再販制度(これも、結局著作権者保護)があるので出版社が引き取るために、燃料を使って戻す。

        CO2 25%削減を実現するためには、無駄な紙の本をなくすのも重要と思いますが、、

        ただ、今まで本の装丁で生活していた人の職業はなくなります。
        一部はプリントオンデマンド(こんな言葉あるかはわかりません)で、少数の高価で個性的な装丁の仕事で生き延びることはあるかも

        親コメント
        • by Anonymous Coward
          消えゆく産業にいつまでもいちゃ、いつか仕事なくなることくらい、予想できない人間は、ドロップアウトしてもらえばいいとおもう。
          でも、政府に支援しろ!とか言い出すんだろうな。

          なくなりはしないけど、印刷は今後必ず減っていく。今すぐにでも身の振りようを考えないとね、業界の方。
          • by Anonymous Coward

            言われんでも、大凸やらの大手印刷の利益の大半は、
            液晶カラーフィルタとかフォトマスクとか太陽電池基材とか
            「印刷技術を応用した電子素材産業」に移行してるけどな。
            日本写真印刷とかは特に極端だけど。

            中小以下のピュアな印刷屋は、ほっといてもどんどん減ってます。

  • by Anonymous Coward on 2010年01月01日 4時28分 (#1696484)

    他のコメントでは”荒らし”云々で盛り上がってますけど
    自分的には、結構びっくりなニュースなんですが。

    だって、ボクの周りで電子書籍を買ってる人とか
    ほとんど見当たらないんですもん。

    アメリカでは…というカッコが付きますが
    日本が遅れているということなんでしょうか。
    それとも、日本では流行らないのでしょうか。

    なんにせよ、物流関係には衝撃的なことだと思います。

    # ボクは紙をめくる感覚が無いとイヤなので
    # 電子書籍はあまり好みませんが…。
    ## いやぁ驚いたなぁ。

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計算機科学者とは、壊れていないものを修理する人々のことである

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