もちろん裏側の仕組みが継ぎはぎだらけでひどい状態なのは確かなんですが、個人的にはここ数年は全く進歩していない PalmOS 搭載機器の方が、Windows Mobile 5 搭載の機器よりも快適に使えるというのが事実です。少なくともアプリの起動・切替え速度が全然違う。
PalmSource も数年前に Cobalt でのマルチタスク化で大ゴケしてますから、PDAのハードウェアとマルチタスクのバランスを取るのは難しいのだとは思います。とは言え Windows Mobile もそろそろ10年経つわけで、そろそろ UI もカーネルも熟れてきていい頃だと思うんですが、WM5 ではまだまだでしたね。WM6、ないしその後の新バージョンでなんとかなるのを祈りたいところ。もしくは ACCESS の ALP がものになるのを祈るべきかなぁ。
機能向上より軽さを (スコア:2, 興味深い)
それも一番基本のPIMとしての機能でイライラさせられるのは勘弁してほしいなぁ。
某掲示板でも2003SEの前機種の方が良かったんじゃないかと散々言われてました。
WM6がパフォーマンスの面で大幅に改善されているとうれしいな。
少なくともハードウェアの進歩を追い越さないで欲しいよ…
#そういや昔のPalmの方が断然レスポンス良かったぞ
Re:機能向上より軽さを (スコア:5, 興味深い)
同じハードウェアで、WM5 と WM6(リーク物)を動かしてみてますが、並べてみなくてもその速さが、はっきりわかるぐらいはパフォーマンスが改善されてますよ。
残念ながらファイルシステムが RAM にのってた 2003SEまでと比べたら、FlashからRAMへの読み込みの分だけアプリの起動は遅いです。
ちなみに Palm が速いのは PalmOS が OS としての仕事をしてなかったからですよ。
OS の差としてはPalm と WindowsCE では MS-DOS と Windows とを比較するようなもんですから。
Re:機能向上より軽さを (スコア:5, すばらしい洞察)
ユーザーにはそんなこと関係ないんですよ。
ユーザーにとって使いやすいかどうか、
ハードウェアのスペックに応じた設計がされているか、
それだけなんですよ。
PalmOSに限界があったのも事実ですが。
開発者にとってはOSはリッチな方がいいケースもあるでしょうが
もっさりOSで動作させるためのソフトウェアはそれはそれで
大変ですしね。
根本的なところが変わっていないWM6でこんなに速くなった、
ということは、WM5はチューニングの余地がかなりある
中途半端な代物だったということも言えるわけですし。
いやさ (スコア:1)
ほぼ下記の方の話なんだけど
http://srad.jp/mobile/comments.pl?sid=351324&cid=1109144
Palm自体は[電子手帳]をいかに便利に使うかと言うことだったので
それ自体で完結していたわけなんです。
>>PalmOSに限界があったのも事実ですが。
そもそもPalmをWinCE見たいな使い方をしようする自体が間違いで
こういった人が多かったのもたしか
Re:いやさ (スコア:2, 参考になる)
> そもそもPalmをWinCE見たいな使い方をしようする自体が間違いで
さりとて現実には音楽も動画も通信もそれなりにはこなせているわけですよ、現状として。日本はともかく海外では PalmOS 搭載のスマートフォンもPDAもそれなりの数が売れていますし、あいかわらず好きな人も多いです。間違いだろうとなんだろうと、「WinCEみたいな使いかた」をするとしても実用に足りているんです。
もちろん裏側の仕組みが継ぎはぎだらけでひどい状態なのは確かなんですが、個人的にはここ数年は全く進歩していない PalmOS 搭載機器の方が、Windows Mobile 5 搭載の機器よりも快適に使えるというのが事実です。少なくともアプリの起動・切替え速度が全然違う。
PalmSource も数年前に Cobalt でのマルチタスク化で大ゴケしてますから、PDAのハードウェアとマルチタスクのバランスを取るのは難しいのだとは思います。とは言え Windows Mobile もそろそろ10年経つわけで、そろそろ UI もカーネルも熟れてきていい頃だと思うんですが、WM5 ではまだまだでしたね。WM6、ないしその後の新バージョンでなんとかなるのを祈りたいところ。もしくは ACCESS の ALP がものになるのを祈るべきかなぁ。
Re:いやさ (スコア:0)
考え方が違うので、他のシステムと比較してOSとして不完全というはちょっとどうかなぁと思う
つぎはぎだらけだなぁと思うのは確かに同じです
>>日本はともかく海外では PalmOS 搭載のスマートフォンも
>>PDAもそれなりの数が売れていますし、あいかわらず好きな人も多いです。
特に米国では日本と違ってPalm搭載の電話やPDAが売れています
Palm系のOSが搭載されている物と知らない人(興味ない人)も買っていたな・・
そもそもPalm搭載のスマートフォンで「事足りる」人が多いからです。
あと、日本人みたいに手段を目的にしているという感じがないのが大きいかも
Re:いやさ (スコア:2, 興味深い)
これはなぜかというと、Palmが在庫問題から発する自社の経営問題で
日本市場を切り捨てて撤退して、さらに残るSonyのCLIEは方向性が違い
Sonyが大好きなマルチメディアな方向で突っ走った上に
結局止めてしまったから、あちらでしかPalmマシンが売れない
というだけのことでしょう。
日本撤退がなければ、まだまだ日本でもPalmが売れていたと思いますよ。
日本撤退したから米国市場に集中できて現状を維持できているという
見方もありますけどね。
Re:いやさ (スコア:1)
しかしなんというか、Palm を使い始めたころは日本版と言うのはなくて英語版の PalmOS を持ってきて使っていて、そして今また全く同じことをしている自分を見るとちょっと笑っちゃいます。
Re:機能向上より軽さを (スコア:2, おもしろおかしい)
次にお前は「PDAにOSの仕事などいらない」という。
Re:機能向上より軽さを (スコア:1, おもしろおかしい)
擬似モニタ程度で十分だ。
はっ!?
Re:機能向上より軽さを (スコア:0)
Re:機能向上より軽さを (スコア:1)
「そもそも手帳としてキビキビ動かんかーい!」
ってことの方が重要だと思うのですが。
MS-DOSとWindowsの比較と考えてしまうと、
HP200LXとかDOSモバギを思い出して、それこそDOSで良かったんじゃないかというオチになりそうです。
#今更タップなしのPDAには戻れるかどうかは疑問ですが。
「なんとかインチキできんのか?」
Re:機能向上より軽さを (スコア:0)
HPやDOSモバギ程度のハードの画面に、タップ機能を追加すれば、
それでいいんじゃないでしょうか。
ソフトから見てハード制御手段は剥き出しでいいでしょう。
なにせ走るのはDOS(か好事家が載せるOS)だけなんだから。
無論例によって「仕様は公開してくれ」とは思いますが。
モバギの単三乾電池*2で動く486という落としどころはすごく良かったです。
あれでメモリが16Mくらい有れば言うこと無かったかも。
(というか、PCカード系のスロットが2つ有れば今でも十分現役です。
あるいは1枚で数百MBのFlashとLANを兼ねたPCカードでも大歓迎。
PCカード型LANカードにmicroSDが刺さるっていうモノ出てくれー)
閑話休題。いっそのことあれらの往年のタップなしPDAに、
後付けで上からタップデバイスを乗せてしまいたいとも思います。
本体とはシリアルで通信するしか無いかな。
Re:機能向上より軽さを (スコア:1)
人間は所詮同時に複数の事象に集中出来ないし、携帯して持ち歩くハンドヘルド・デバイスのOSはPalmOSっぽくて十分な気も。
「持ち歩くデバイスのためのOS」に、バックグラウンドで処理を走らせる機能が、この先どれほど求められるのだろー?と、思う。「時間のかかる仕事は自宅ホームサーバにやらせて、モバイルデバイスからは読み出すだけ」、んでも良いような気もします。
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Re:機能向上より軽さを (スコア:0)
他の人も「スイッチャ」という言葉で指摘していますが、
バックグラウンドで「走る」必要はありません。
バックで「止まって」いてくれれば十分なんです(^^;
止まるということはつまり、終了すらする必要が無い、という意味です。
むかしDOSで裏プロセスのSwapOutをやってくれる常駐ソフトが有りましたが、
ああいうのが理想かも知れません。
あ。もちろんプログラムを使い終わったら(ユーザが)終了してくださいね。
ちなみに、ユーザがアプリを終了させるという概念が存在せず、
まるでガベコレのような考え方でアプリの終了を自動制御するという方式をとり、
おそらくそのせ
Re:機能向上より軽さを (スコア:1)
>
> ●(ウラで)走る必要はない
その通りかと。人間は瞬間的にゃひとつの事象にしか集中できまへん。
ただし注意の対象をカチャカチャと頻繁に切り替える(切り替えたい)人間はイマス。
> ●しかし止まっていて以前の記憶を(許可するまで)ずっと失わない必要は、ある
「止まっていても以前の状態をずっと保持し続けておきたいものもある」では?
アプリ依存で良いのでは?ってこと。
あらゆる分野のアプリのことを全て考慮し切れるなら、「アプリのあり方」まで考慮したOSを設計するのもアリ、と、思う。でも「OS含め下位層を設計しました、アプリ考えてください」とゆー類のイベントは大抵途中で挫折したり、盛り上がらなかったり。と、いうことをここ数年の事例が証明している気が。無理しちゃ駄目ってことでは。
持ち運びデバイスのOSの最低限の仕事って、プログラマから回路図を隠蔽すれば、それで十分という考え方もアリな気が。
あとセキュリティに関係する機能って、どんどんハード側に持ってっちゃえー、と思う。
OSに仕事をさせ過ぎるから、今日の楽しい楽しいセキュリティ・アップデート・パラダイスが引き起こされている(気がする)。
まー、そのお陰で楽しいわけですが。(でもいつまで続くの?みたいな)
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TaddyHatty - always @( posedge ↑ or negedge ↓ )
Re:機能向上より軽さを (スコア:1)
速い事とOSとしての仕事をちゃんとしてない事に順相関を感じないなぁ...。むしろOSとしての仕事をちゃんとやると(ハードリアルタイムカーネルでもない限り)無駄な待ち時間が減ってコオペレイティブなシステムより速くなってもおかしくない。というか速くならなきゃおかしいように思うのだが...。
Re:機能向上より軽さを (スコア:0)
Re:機能向上より軽さを (スコア:0)
PalmOSにはスイッチャの機能がなくてアプリケーション側で面倒みてますが、昔Palmいじってた頃はいくらなんでもこれはないよなーとか思ってました。
Re:機能向上より軽さを (スコア:0)