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アレゲなニュースと雑談サイト

Acanthopanaxによる 2007年08月10日 8時00分の掲載
トンボの夏部門より。

あるAnonymous Coward 曰く、

マイコミジャーナルで後藤大地さんが記事を書いておられますが、FreeBSD 4.8 から fork し、開発が進められている DragonFly BSD がめでたく6回目のメジャーリリースを迎えました。

リリースノートより:

  • デフォルトのATAドライバをFreeBSDから移植したNATAに
  • libthread_xu を利用したライトウェイトプロセスの実装が完了 (ただしデフォルトのスレッドライブラリは libc_r)
  • ワイヤレスネットワークドライバの改善
  • 多くのUSBドライバ、PCIドライバを追加
  • GCC 4.1.2 の統合

などなど、これからの利用を考えるとちょっと手をだしてみたくなる存在になってきました。

また、KernelTrapに、founder である Matthew Dillon へのインタヴューが掲載されています。クラスタリングファイルシステムについて言及しているので、興味のあるかたはご一読を!

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  • SteppingWind (2654) : 2007年08月10日 19時12分 (#1203731)

    DragonFlyとFreeBSDの大きな違いって言えば主にSMP環境でのスケジューラですから, 現時点で評価できる人って限られると思いますよ. XeonやOpteronで8コア以上の環境を作ってマルチスレッドを生かすようなアプリケーションなんて, まだそう無いでしょ?

    ハード的にはQuadコアのCPUが普及する来年あたり, OS的にはDragonFly2.xやULEスケジューラが安定したFreeBSD7.xなんかが出るあたりが大きなタイミングとなるんじゃないでしょうか.

  • tamo (19654) : 2007年08月10日 21時02分 (#1203746) ホームページ 日記
    インタビューの最初のほうを見ると、こんな感じのことを言ってるみたいです。

    *DragonFly プロジェクトには、クラスタリングとデザインに関して、コアカーネルの大幅な書き直しが必要となるような目標がある。これは FreeBSD 内では無理だった。
    *開発プロセスは FreeBSD とほぼ同じだが、DragonFly では CVS に入ったコードに「所有権」が存在しないことを明確にしてある。どのコードも共有財産であり、どこか一部において活発に作業している開発者はその間だけ「所有」しているが、ひととおり形になったら誰でも修正したりクリーンアップしたりできる。
    *コードフリーズは開発者の時間を無駄にしないよう、たいてい一週間以内に収まっている。

    *パフォーマンスよりもコードやアルゴリズムの質に重きが置かれている。性能が良くてもクラッシュしてはどうしようもない。
    *パフォーマンスはおそらく Open/Net と FreeBSD の間のどこかだろう。
    *ジャイアントロックの除去は最優先ではなく、2.0 に向けてもそれは同じである (誰かやってくれないかなぁと思っている)。
    *安定性については、FreeBSD-4 とほぼ同等である。

    *FreeBSD からドライバの更新を取り入れている (たとえば NATA) が、自前でもかなりやっている (少なくともネットワークドライバに関しては)。
    *現時点ではおそらく FreeBSD よりも NetBSD や OpenBSD からたくさん移植していると思う。

    *最大の目標は、完全にクロスマシンな、一貫した透過クラスタ OS であり、稼働中にあちらからこちらへプロセスを (つまり負荷も) 移動させることのできるようなものである。これを適切に行うには、直接的かつ統合されたサポートがカーネル内に必要となる。完全実現はおそらく二年ほど先だろう。
    *このうち、アトミック I/O のレンジロッキング機構は一部できている。ただ、vnode ロックを消し終えていない。
    *syslink はほぼ実装できている (が、リモートマシンアクセス用のネット越し版はまだ)。
    *syslinkを使ったユーザランド vfs API は部分的に実装されており、2.0 には完成する。
    *sysid データ構造は未完成。これはクラスタ環境で共有リソースをマシンが参照する方法となる。
    *クラスタファイルシステムの設計は今やってるとこ。

    *アーキテクチャについては、現状 386 のみ対応。
    *ただしカーネルのソースコードを virtual kernel という仮想アーキテクチャ的な仕組みで組織してあるため、もうじき 64 ビット対応ができそう (だが最優先事項ではない)。

    まだ続きがありますが、、、

    かなり意欲的で、すでに FreeBSD4 ともかなり違うみたいですし、リリースサイクルの話とか保守的なポリシーとかを見ると Open/Net にも似た感じがあったりして、面白そうですよ。

    --
    ここに署名はいません
  • うーん、BSDの場合でも、GNOMEなりKDEな環境があればLinuxと大して変わらないと思います。
    OpenOffice.orgもJavaも違和感無いですし、Linuxアプリもバイナリ互換で動きます。
    ただ、Free/Net/Open/DragonFlyに共通して言えるのは、Linuxみたいな奇麗で分かりやすいインストーラでなく、
    簡単に構築しづらいという点なんじゃないかなと思います。だから目立たないのかも。

    PC-BSDやDesktopBSDなんかだとその辺意識されているようで、簡単に導入できることを目指して
    いるようです。こういう流れが将来多くのBSDに広がるかもしれないと考えてます。
    もちろん、現行の地味なインストーラも重要ですが。

    # いくつものプロセッサをぶん廻す環境で、高速なデスクトップDragonFlyってのも面白いかも。
  • Anonymous Coward : 2007年08月11日 0時09分 (#1203788)
    FreeBSDは2.0.5-Rから使っていましたが,Windows2000あたりから徐々にWindows度が上がっていき,今となっては日常環境は完全にWindowsになってしまいました.(手元にFreeBSD 6.xなマシンもあるけど,単なるファイルサーバにしかなっていない)

    とりあえず普段の生活ではcygwin無しでは何も作業できませんね.あぁFreeBSDにもcygwinがあればなぁ.(ぉぃぉぃ)
  • Anonymous Coward : 2007年08月11日 0時33分 (#1203801)
    >そしてアンチウィルスです。

    Sophos Anti-Virus for UNIX [sophos.co.jp]

    Dr.WEB for Linux/FreeBSD/OpenBSD/Solaris(x86) [drweb.jp]

    NOD32 for Linux & BSD [eset.com]

    F-PROT Antivirus for Linux x86 / BSD x86 [f-prot.com]

    FreeBSD,OpenBSDなら検索すればすぐに見つかるのだが?
    それともx86アーキテクチャではない環境?

  • Anonymous Coward : 2007年08月11日 9時24分 (#1203866)
    あと簡単にデータベースのクライアントを開発できるAcccessのようなソフト
    この手の質問にPgAccessと答えるバカを時折見かけるが、
    それが何なのか分からないのなら、口を出すのは止めておけ。

    PgAccessは、MS-Accessの代用品にはなれないし、そもそも目的が違う。
    PgAccessで置き換えることが可能なのは、PgAdminや、phpPgAdmin辺りで、
    MS-Accessのようなクライアント開発を主な用途としたいのならば、
    絶対に置き換えることは出来ない。

    # この手のバカの性で、客から「PgAccessで作ってくれ」とかほざかれ、
    # どこから説明したら良いものかと、目を白黒させた経験のあるAC
  • Anonymous Coward : 2007年08月11日 14時27分 (#1203930)
    直接ユーザ数とは関係ないかもしれませんが、最近では http://bsdstats.org/ [bsdstats.org]なんてのがあって、稼動している *BSDシステムの統計を取る仕組みがありますね。
    FreeBSDからだとportsから systutils/bsdstatsを入れることで参加できます。

    #まあ、直接的な意味は無いかもしれませんが、面白い取り組みかな...と思ってます。
  • *BSDユーザーの集計はhttp://bsdstats.org/にあります。集計結果は自己申告に基づくものです。自己申告するにはportsやpackagesで申告するプログラムをインストールしないといけませんので、世界中の全ての*BSDの集計よりもはるかに少ないと思います。結果を見るとPC-BSDとFreeBSDがほとんどですね。

    *BSDコミュニティの勢いが無くなったというより、計算機関連の雑誌業界の勢いが嘗て程は無いという事だと思います。BSD Magazine、FreeBSD PRESSなどBSD系の雑誌が休刊になっているのと同時に、Linux Magazine、Linux World、Java World、OpenSource Magazineなども休刊になっていますから。

    もしかしたら、Systems Software Research is IrrelevantとRob Pikeに言わせる程、計算機自体の発展が進化の袋小路に陥っているのかもしれませんよ。今流行りの方向性としては仮想化技術やマルチコア対応だと思うのですが、この方向が一般のユーザーにとって目に見えるメリットをもたらすとは思えないですし。
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