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FreeBSD 8.1-RELEASE 登場 101

ストーリー by reo
csup 祭りだぞー 部門より

FreeBSD 8.1-RELEASE が 7/23 にリリースされた (FreeBSD 8.1-RELEASE のリリースノート) 。

主な変更点は、

  • zfsloader の追加。
  • zpool がバージョン 14 へ。
  • UFS と ZFS で NFSv4 ACL をサポート。
  • UltraSPARC IV/IV+ および SPARC64 V のサポート。
  • PowerPC G5 での SMP サポート。
  • BIND が 9.6.2-P2 に。
  • sendmail が 8.14.4 に。
  • OpenSSH が 5.4p1 に。
  • GNOME は 2.30.1 に、KDE は 4.4.5 に。

など。さらに詳しい情報はこちらから。

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  • srcからのupdate (スコア:5, 参考になる)

    by Anonymous Coward on 2010年07月24日 19時24分 (#1799993)
    srcからのupdate中ですが、注意点は
    (1) liblzmaの追加
            (リリースノートにある)
    (2) COMPAT_IA32からCOMPAT_FREEBSD32へ変更
            (/usr/src/UPDATING 20100417, 20100406)
    でしょうか。

    (1)は、archivers/xz をdeinstallして、関連portsを再コンパイル。

    (2)は、COMPAT_IA32のままでも大丈夫そう。
    (COMPAT_FREEBSD32へのaliasとはなっている)

    他に、/usr/src/UPDATING 20100502のconfig(8)が気になってます。
  • by KENN (3839) on 2010年07月24日 22時58分 (#1800035) 日記

    正確にはOSのバージョンアップじゃなくて、ZFSのバージョンアップ時の話。

    多分、8.0から8.1に上げると、zpool statusで"poolのバージョンが古いから、zpool upgradeを実行しろ"と言われるはず。額面通りzpool upgradeしか実行しないと、ZFSパーティションに書き込まれたbootcodeが更新されないので、再起動したときにハマります(てゆーか、ハマりました [cocolog-nifty.com])。

    まぁ、今年3月頃の8-STABLEの話なので対策されてるかもしれませんが、Release Noteにも

    Note that a ZFS bootcode (zfsboot or gptzfsboot) need to be installed to use this new loader.

    という一文がさらっと書いてあったりするので、一応注意した方が良さそうな気がします。

  • PC-BSD8.1も (スコア:2, 参考になる)

    by Anonymous Coward on 2010年07月25日 9時59分 (#1800097)

    7月20日づけでリリースされています。

    http://www.pcbsd.org/content/view/171/11/ [pcbsd.org]

  • zfsloaderはなぁ… (スコア:2, 参考になる)

    by Anonymous Coward on 2010年07月26日 15時04分 (#1800396)

    べっ別にloaderでもいいんだからね。

    というのは置いておいて、従来のLOADER_ZFS_SUPPORTと違うのは、

    1. 別途LOADER_ZFS_SUPPORT付けてコンパイルしなくていい(標準提供)
    2. 実はこっそりgang blockサポート

    という重要な裏話がある。

    gang blockサポートについては事実上、フルスペックのZFSが使用できることを意味する。 もちろんloaderレベルでスナップショットは見れないので、そこまでの実装は勘弁な。

    あぁ。あと意外と忘れられてるが、RAIDZ(2)からもブートできるぞ。 それを FreeBSD オリジナル機能と解釈するか、本家が頼りないと見るかは、知らんけど。

  • by Anonymous Coward on 2010年07月24日 14時26分 (#1799914)

    >GNOME は 2.30.1 に、KDE は 4.4.5 に。
    こっちはOSでなく、portsの方じゃない?

    • それを言ったらOpenSSH等もそうです.
      正確には「今回のリリースでは…を標準としてサポート」なのではないでしょうか?
      もしくはデスクトップ環境等を統合して考えてるか

      親コメント
      • by shinshimashima (9763) on 2010年07月24日 15時31分 (#1799935) 日記
        /usr/src/crypto/openssh にあるのは無視?
        8.0-RELEASE-p3環境だけど
        >which ssh
        /usr/bin/ssh
        >ssh -V
        OpenSSH_5.2p1 FreeBSD-20090522, OpenSSL 0.9.8k 25 Mar 2009
        #現在make update中

        やっぱりRELEASEの変更点にportsのアプリが大々的に出てくるのは違和感があります。
        XFree86からxorgへの変更のような重大点、あるいはperl/rubyのように事実上必須ツール
        もしくはportsnapのように実験的にportsに入った(当時)FreeBSD専用ツールなどの話題なら別ですが
        親コメント
        • Re: (スコア:0, フレームのもと)

          by Anonymous Coward

          このツリーを見るとなぜFreeBSDがすたれたかわかるね

        • by Anonymous Coward

          rubyってperlと肩を並べるほど、必須ツールになったん?

          • by SteppingWind (2654) on 2010年07月24日 16時49分 (#1799956)

            FreeBSDの場合, portsのバージョン管理を行うためのツールであるportupgradeがrubyで記述されているため, ほぼ必須と言ってもよい状態になっています.

            親コメント
            • by shuyamakawa (38155) on 2010年07月25日 3時52分 (#1800073)

              portupgrade以外の選択肢としては、pkg_replaceがあります。
              shスクリプトでかかれているため、他のportsに依存しておらずコンパクトにインストール出来ます。
              コマンドラインオプションや設定ファイルもportupgradeと極力互換になるようになっています。

              インストールするportsを最低限に抑えたいマシンに対してだけ使おうと思っていましたが、
              自分の使用範囲においてはpkg_replaceで十分だという結論に達し、
              自分の管理しているマシンではpkg_replaceへ移行してしまいました。

              親コメント
            • by Anonymous Coward on 2010年07月25日 0時52分 (#1800055)

              自分はそれが嫌で portmaster に逃げました。
              出来る限り管理するアプリケーションは最小にしたいし、ruby みたいな大きいアプリケーションは出来る限り入れたくないし。
              # システム大きくすれば、それだけ管理コストも上がるもんだしね

              というわけで、同じような悩み(?)を持っているなら portmaster おすすめ

              親コメント
            • by Anonymous Coward on 2010年07月24日 17時31分 (#1799960)

              なんだかportupgradeを使う前提になってるけど、
              pkg_versionで状況を把握して普通にmakeする人も多いでしょ。
              FreeBSD歴は長いけどruby入れたことない。

              親コメント
      • by Anonymous Coward
        OpenSSHはportsではなくシステムの一部です。
    • by Anonymous Coward on 2010年07月24日 18時42分 (#1799976)

      リリースノートにはそう書いてありますね
      The supported version of the GNOME desktop environment (x11/gnome2) has been updated to 2.28.2.
      The supported version of the KDE desktop environment (x11/kde4) has been updated to 4.4.3.

      親コメント
  • でもportsがなぁ (スコア:1, すばらしい洞察)

    by Anonymous Coward on 2010年07月24日 22時57分 (#1800034)
    Linux系ってファイルシステムにも出ているように開発方針的に重要な部分での決断がサーバー向けではないので
    FreeBSDはまだまだ現役の期間はながいと思いますよ。
    といっても、FreeBSDも最近リリースペースが速いので品質のレベルでちょっと心配もあります。
    # Linuxは、安全よりも速度へ倒して、稼働率の確保は大量のコンシューマ機で冗長化している感じ?

    ただ、
    portsに問題多くてあそこを何とか改善しないとコンシューマ向けにはなれないですよね~
    コンシューマとして利用が難しくなるとユーザーが増えないので、減衰の一途が運命づけられてしまうので
    未来はなくなってしまうんじゃないのかと心配です。

    FreeBSDは、
    pkg_add -r で直接インストールできるから構築までは簡単にできて
    最初のインストール段階ではせっかく、小容量・省メモリでうごくことができるのに
    その後の更新(維持)するためには結局ports全部がローカルにないと更新(make)できないとかすごいもったいないです。
    # portupgradeとportmasterどっちつかってる?

    Linux系のようにバイナリベースのパッケージ管理を検討してほしいものです。
    freebsd-updateならぬports-updateみたいな。。。。
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長期的な見通しやビジョンはあえて持たないようにしてる -- Linus Torvalds

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