FreeBSD 6 系、今月いっぱいでサポート完全終了 27
ストーリー by reo
6 系が許されるのは今月いっぱいだよねー 部門より
6 系が許されるのは今月いっぱいだよねー 部門より
ある Anonymous Coward 曰く、
9 月の FreeBSD-Announce でも流れていましたが、当月になったので忘れないためにタレこんでおきますと、FreeBSD 6 系のサポートが 2010 年 11 月 30 日で終了します。また、同時に 8.0 のサポートも終了します (FreeBSD-Announce) 。
8.0 を利用している場合は、8.1 への移行で対処できます。6 系を利用している場合は 7.3 もしくは 8.1 へのアップグレードが推奨されています。ちなみに、FreeBSD 7.3 のサポート期限は 2012 年 3 月 31 日、8.1 のサポート期限は 2012 年 7 月 31 日となっています。
移行するなら8.x (スコア:2, 興味深い)
7.3のリリースアナウンス [freebsd.org]に「7.xはもう一回リリースを出す予定」とあったけど、それがどうも来年の初めごろになりそう、という話がFreeBSD Daily Topicsに載ってた [gihyo.jp]。
となると、FreeBSDのセキュリティサポートのポリシーは「-STABLEの各ブランチのサポート期間は、そのブランチからの最後のリリースが出てから最大2年」なので、予定通り7.4が出るとすると、6.xから7.xに移行しても最大で2年と数ヶ月しかサポートされない、ということになる。
正直、6.x→7.xと6.x→8.xの移行作業にそれほど差があるとは思えないので、移行するなら7.xより8.xだろうね。
Re:移行するなら8.x (スコア:4, 参考になる)
自分の手元ではありますが、8.1-RELEASEは安定して
動いております。8.xへの移行をお勧めするという意見に同意します。
Re: (スコア:0)
ZFSのサポート関係を考えても8.1-RELEASE/amd64への移行がお勧め
Re:移行するなら8.x (スコア:1)
元コメに「うちの環境と使い方ではトラブルは起きていないという発言」以上の尤度を期待するとはね。
ディジタルな尤度しか扱えない君のような人は触らない方がいいよ。
それだけでなく、全ての伝聞を無視して何もかも自分で確認する方がいいな。
Re: (スコア:0)
Re: (スコア:0)
他の人も書いているけど、正直 6.x 以降は あまり覚悟なしに -current いってもある程度はなんとかなる 程度には安定さが継続している印象です。 安定しないネタのかなりは ZFS 関連で「チューニングが足りない・メモリが足りない」系かな というのが個人的印象…
あとは「FreeBSDでのサポート度合いがイマイチなデバイス」を つかんでしまった人にとっては「いつまでたっても安定しない」印象とかは あると思う。だけど、その辺の地雷をどう回避するかも含めてオープンソースOSの 使いこなしだと思うんだよね。
Re: (スコア:0)
開発枝で新機能をどんどん突っ込むcurrentに対して何いってんのあんた
今ここで話題になってるのはstableのほうだぜ
Re: (スコア:0)
記憶が曖昧ですが、CURRENTでもSTABLEでもなくRELEASEでの話でしたよ。
Re: (スコア:0)
はいはい、FUDと言われたくなければソースをだしな。
Re: (スコア:0)
たとえばWindowsはHCLという形でテスト済みのデバイスの一覧を公開していますが、FreeBSDにそのようなものはありますか? 私は見たことがない。というよりも、網羅的なデバイスのテストをする体制など必要ない・・・オープンソースだから自分でテストして自分で直せ、ってことだと思っていますが。
Re:移行するなら8.x (スコア:2, すばらしい洞察)
探してもいないし見ようともしていなければそりゃ見たことないでしょうよ。
元コメントの
にしたって FreeBSD や Linux の事情を知っている人なら そういう発言がでるのは「当たり前」と思うはず。 文脈が書かれていないけど、すごくありがちな状況としては 以下のようなものが想像できますね。
この事情は今でも *BSD や Linux に共通です。 Linux などの一部のドライバはメーカー自身が書いているけど それでも「AS IS」だったりする。
Re: (スコア:0)
WindowsのHCLに相当するものは、handbookやrelease note等にはありませんね。
(ハードウェアの名前が列挙されていますが、動作確認したというリストではありません。)
> すごくありがちな状況
これも付け加えよう
・あるチップのドライバは前から存在している状況で、 OSのドライバ回りに変更が生じ、それに伴って全てのドライバに変更が加えられたが、テストしていない
・あるチップのドライバは前から存在しておりx86では動作実績があるが、amd64でビルドが通ることは確認したが、テストしていない
Re:移行するなら8.x (スコア:1, 興味深い)
最初は Linux と比べて蹴落とそうとしていたのに 都合が悪くなると、 free OS の Linux でなく商用OSのWindowsの「検証リスト」が比較対象になるんですか? あと 「Windows の動作検証」って「誰が」やってるか知らないでしょ?
ちなみに Linux も FreeBSD も動作検証はあちこちで行われています。 もちろん Linux や FreeBSD ユーザーに買ってもらいたいベンダ側の 自主的努力だったり、Linux/FreeBSD を使いたい業者が実戦投入する前に 自腹で検証したり。 また公開されないテスト結果もありますが公開されているテスト結果もあります。
下らないことを書いている暇があったらおまえがテストしやがれ。 それが free OS のルールだろ。
Re: (スコア:0)
HCLに関して言えば、マイクロソフト自身がやっていると聞いてる。
WHQLに関して言えば、チップやボードのメーカーが申請しマイクロソフトが認証している・・・ので、メーカーがやっているという言い方もできなくはない。
ここで大切なのは、適切なテストツールを使って統一的な内容でテストが行われているであろう、ということ。
つまり、個々人がバラバラにテストした「つもり」になって報告したのを集約しても、ダメなんですよ。
> 下らないことを書いている暇があったらおまえがテストしやがれ。 それが free OS のルールだろ。
それがFreeBSDの流儀であろうことは承知しています(#1853876)が、その上で実用には向かないと思うんですよね。
FreeBSDは2.0の頃から触っているし、好きなOSでもありますが、あくまでもexperimentalなものだと思っています。
Re: (スコア:0)
逆な気がする。
Re: (スコア:0)
REHLなどのように金を出せばLinuxの方はサポートしているれからな。
それに対してFreeBSDで商用サポート(信用のおける企業)を国内でも取り扱っている場所ってある?
FreeBSDは環境構築に手間がかかってメンテナンス性が悪いイメージが昔からある。(俺がFreeBSD触ったバージョン2の頃だけど)
趣味の世界ならそれを楽しみにやるのはいいけど業務だとやっぱりちょっとな。
Re:移行するなら8.x (スコア:4, 参考になる)
VM 上の FreeBSD が FreeBSD6.4 -> 8.1 と順当にあがりました。
# CVSup する古い人なので時間はかかりましたが
freebsd-update upgrade を利用するともっと早いかもしれませんね。
私も 7 より 8 かな思います。
# 5.x 以降は野心的な(安定しなかった) STABLE は無かったと思う。
# GCC -> LLVM の変更が入るまでは、あまり心配いらない気がしてます。
Re:移行するなら8.x (スコア:1)
FreeBSD RELENG_8 で USB 機器からブートする。 [running-dog.net]という Blog 発見。
/boot/loader.conf に
kern.cam.boot_delay=10000 を書かないと EeePC で 8 が起動しないという話。
もし、そんな状況の人がいたら参照してください。
ところで、この情報は ML から拾ったんだけど 93267 [freebsd.org] 以降何が起っているんだ?
移行しないって選択肢はだめですか? (スコア:2, 参考になる)
本番稼働中のサーバ機のOSを
メジャーレベルでアップデートするのは怖いので、
いつもぎりぎりまでカーネルはメジャーアップデートせずに運用してます。
カーネル再構築してなければ freebsd-update で簡単にできるしリスクも少ないんでしょうけど、
quota 使うにはカーネル再構築必須だし…
セキュリティ情報を見てても、カーネルに係わる問題はあまり多くありません。
ユーザーランドならOSは関係ないので、旧カーネルのままユーザランド関係はパッチあてて再構築できるし、
カーネルの問題でも、パッチがそのまま旧カーネルのソースに当てられる場合が多かったりして、
自前で対処することも結構簡単に可能です。
基本はportsでインストール/portupgrade→そのうちOSが古すぎてportsが対応しななる→自前でconfigure&make
という流れで、そのうち自前でmakeしなきゃならないソフトの数が増えてきたところで、
・新規サーバ機を導入し、ソフト類は新規にインストール後、データだけ旧機からコピー
という形で新しいOSに移行してます。
#自宅サーバでは、uptimeが800日ほど再起動無しに運用し続けたことがあります。
#5.xのどれかで、ユーザーランドは時々手を入れるけど、カーネルは手つかず…
#セキュリティ情報は流れたけど、わざわざパッチあてるほどのものではないと判断したんだったかな。
Re:移行するなら8.x (スコア:1, 参考になる)
テストでおこなったので、アップーデートして、再起動してとりあず動作したことを確認したまでです。
やっぱり8系に移行が正解なのかなぁ。思案中。
Re: (スコア:0)
まるでWindows XPとVistaと7の関係のようだ
ジンクスというか (スコア:3, 参考になる)
FreeBSDについては, おおよその所ですけどメジャーバージョンが奇数の時に比較的大きな変更が入って互換性や性能で難があり, 偶数の時に細部がブラッシュアップされて使いやすくなるといった感じになっていると思います. ただ, 6.xから7.x以降はそれほど大きく変わっていないので, 従来よりは差異が小さいように感じます.
6.x以降から大きく変わったとすれば, amd64環境での実績でしょうか. 最近ではamd64環境が使えるのであれば, i386よりもamd64の方が推奨されるようになってきていますから.(nvidiaドライバもamd64対応になりましたし)
7.0 → 7.1 (スコア:0)
Re: (スコア:0)
6.X→7.Xはそれほど困らなかったけど8.X→9.XでLLVM関連がどうなるかで
久々の地獄を楽しめるんじゃないかと今からwktkしてるのは俺だけだろうか?
Re:ジンクスというか (スコア:1)
LLVMもあるんだけれど, jail関連で資源管理まわりに大きく手が入りそう(現状はメモリなんかの割り当て制御が無い)ってのも.