yourCatによる
2002年08月04日 23時25分の掲載
糖尿も万病の元部門より。
糖尿も万病の元部門より。
Technobose曰く、 "一度かかってしまうと一生治らないといわれている糖尿病の根治療法が国内でも可能になりつつあるようです。以前、病院にいたとき糖尿病について医師に聞いたところ、ストレス・運動不足・不摂生な生活が引き金になり発症すると聞いてますので、ここの読者にも縁のある病気かも……。(^_^;)
糖尿病患者は国民八人に一人とも言われているくらいポピュラーな病気ですが、進行が進むと手足の壊死や神経障害を起こしたりする大変怖い病気で、根治療法が開発されつつあるのは心強い限りです。将来的にはバイオテクノロジーを利用して、自分の細胞から必要な細胞を作ることも可能とのこと。早く実現されることを期待します。"
この議論は賞味期限が過ぎたので、保存されている。
新たにコメントを書くことはできない。
かのアントニオ猪木氏 (スコア:3, 興味深い)
食事療法・運動・本人のいうところの天然の発酵食品
の3つのみで3ヶ月で正常値(70-109mg/dlぐらい?)まで回復したそうですが,
普通の人には無理だと思うので,
重症・軽症のいずれにも使える根治療法が実現されることを期待します。
治療というより移植 (スコア:2, 参考になる)
Googleで「膵島移植」で検索するといろいろ表示されますが、トップに出てきたAll About Japanの記事 [allabout.co.jp]は「参考になる」です。
バグのパッチ当てみたい (スコア:2, 参考になる)
でも、
若い大人がかかる2型糖尿病は、不摂生が原因って自覚と自制が欲しい
病気という警告を素直に受け止めるか、これみたく対処療法で済ますのか
何はともあれ、非常に面倒なインシュリン注射しなくてよいのはありがたい
体性万能細胞 (スコア:2, 興味深い)
ザ・スクープのサイト http://www.tv-asahi.co.jp/scoop/ [tv-asahi.co.jp] のバックナンバーにて、 独占詳報!「夢の万能細胞」誕生~あらゆる難病も解決!?医療革命最前線 てのが配信されてます。
胚性の万能細胞であるES細胞由来のものと違い、 骨髄で見つかった体性万能細胞由来の組織は自分の細胞であるために 移植に不可避の拒絶反応が無いのだとか。
心臓組織再生による心筋梗塞治療、皮膚・筋組織再生による床ずれ治療などへはすでに臨床的応用がなされており、アルツハイマーその他への応用が期待されてるらしいです。
要は骨髄の濃縮液をちゅっと注射するだけなお手軽さが 不思議で衝撃的でした。
体性幹細胞 != 万能細胞 (スコア:3, 参考になる)
そもそも「万能細胞」という呼び方は、胚性幹細胞(ES細胞)が理論上、すべての細胞に分化しうる(分化万能性を持つ)ことからそうとも呼ばれるというだけで、「幹細胞=万能細胞」という置き換えは成り立ちません.幹細胞には、将来的に一種類のものにしか分化できないものから、限られた数種類の細胞に分化しうるもの、それから(例外的に)分化万能性を持つものまで存在します.
#どうもマスコミ報道ではインパクトのある「万能細胞」という呼び名を使いたがっているようにも見えますが、それは正しい呼び名とはいえません.
以前にも少し話題にのぼりましたが [slashdot.jp]、ES細胞の最大の利点(体性幹細胞の最大の弱点)はこの理論上の分化万能性にあったのですが、実はごく最近、7/4のNature [naturejpn.com]で マウス骨髄細胞由来の体性幹細胞(mMAPCs)が分化万能性を持つ可能性がある [nih.gov]という最初の報告が出たばかりのところです.これは従来言われていた体性幹細胞の最大の弱点を克服する知見だと言えます.
#とはいえ細胞の効率的な調整法や、遺伝子導入治療への応用など、まだまだESに遅れをとっている部分も多いのは事実ですが.
一方、ES細胞の方はパーキンソン病の治療に繋がる、動物モデルでドーパミン産生神経細胞への分化に成功する [nih.gov]など、実際の応用に向けた進展が見られており、どちらが先に実用し、また最終的には片方のみが利用されるのか、それとも使い分けられていくものなのか、まだ現状では何とも予測の付かないところです.
親コメント
今回は (スコア:1)
今回のは死者の膵臓を用いるところに、
現在の法規制や医療技術の枠内での
フィージビリティがあるということでしょうか。
残念 (スコア:1)
やっぱりなぁ (スコア:1, 参考になる)
まずい、まずいよなぁ・・・気を付けないと・・・。
特に運動が(笑)
# 残りの2つに問題がないわけではない。
この治療法は (スコア:1)
インシュリンが分泌されないタイプの糖尿病の治療ですね. インシュリンに対して反応が鈍いタイプの糖尿病( こちらが大多数)の治療も可能になると良いですね.
Koichi
NIDDMとIDDMは違う (スコア:1)
元のタレコミ曰く、
は、NIDDM(Not Insulin Dependent Diabetes Mellitus)のことです。NIDDMはインスリンは分泌されるが、インスリンへの感受性が低下する疾患です。今回の話はIDDM(Insulin Dependent Diabetes Mellitus)の方の話。IDDMは、免疫細胞のT cellが自分のベータ細胞を攻撃してしまい、ベータ細胞が破壊される自己免疫疾患です(ウイルスなどの原因も言われています)。ベータ細胞が(ほとんど)無くなるため、自己分泌インスリンは感度以下、または分泌されても微々たる程度なので、移植は必要ということです。
IDDMもNIDDMも複数の遺伝子(座)や環境要因が関わっている多因子疾患と呼ばれる疾患です。治療には疾患の遺伝子レベルでの理解も重要ですが、現在、世界中で原因遺伝子探しが行われています。多因子疾患関連遺伝子を発見することは、ヒト [ensembl.org]、マウス [ensembl.org]ゲノム配列のドラフトが公開されている今でも、とても困難なことです。そういえば、最近、IDDMの原因遺伝子の発見がGenome Res. や Nat Genetics. などの一流紙に発表されたばかりですね。
NIDDMとIDDMの違いは、以下のサイトが参考になります。
私、注射打ってます [plala.or.jp](すごいタイトルだ!)
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