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アレゲなニュースと雑談サイト

Oliverによる 2003年04月05日 0時26分の掲載
私をデブリへ連れてって。部門より。

KAMUI曰く、"河北新報の記事に依ると 航空宇宙技術研究所(NAL)と宇宙開発事業団(NASDA)は地球の周回軌道上にあるスペースデブリを人工衛星で捕捉するシステムの基礎実験に成功した。( NAL のプレスリリース NASDAのプレスリリース)
今回の実験は昨年 12月に H-2A 4号機で打ち上げられたマイクロラブサット 1号機で行われ,デブリに見立てた直径 10cm の金属板を放出してデジタルカメラで追跡撮影。衛星に搭載されたコンピュータで画像処理を行い,太陽光や地球を背景にした状態でもターゲットを抽出できる事を確認したもの。
周回軌道上のデブリは 10cm 以上に限定しても 9,000個を超えると言われ人工衛星や宇宙ステーションに衝突して大事故を招く危険性がある為に,将来的にはデブリ回収を自動で行うロボット衛星の開発を目指している・・・って事は「プラネテス」みたいな仕事は生まれませんか?(^_^;"

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  •  目一杯関係者なのですが、えーと、デブリ回収なんて原理的にやってられないYO、と思っています。デブリ1個1個に軌道要素合わせて、ランデブして、接近して、回収して、次のデブリに向かう、そんな事やっていたら推進剤がどれだけ要ることか。
     デブリは、地上からレーザで焼くか、軌道上から太陽光集光で焼くのが手っ取り早くて良いと思っています。ちっこいのは当たるの覚悟の設計で。
     そもそも宇宙機屋本人が、デブリに当たるなんて思っていませんから。
     最近古本屋で、旧ソ連でスプートニク打ち上げの前年に出版され打ち上げの直後に翻訳された、人工衛星の本を手に入れたのですが、今のデブリを心配するような調子で隕石の心配していました。要するにそんなものです、デブリなんて。

     では今回の試験が何の役に立つのかと言うと、非協力的なターゲットへの自動ランデブー技術、つまり、ドッキング対象がビーコンなどを出していない場合の接近、更にはドッキングへと繋がる技術なんです。
     壊れた宇宙機や、ランデブーを想定してない宇宙機へ接近するために、光学観測でターゲットを認識し、制御系にパラメータを渡します。実は、一時期は衛星にスラスターを積んで、H-IIA2段目相手にランデブーの実験を検討していた時期もあったんです。
     マイクロはもう1個ターゲットを搭載していますが、とっても外的な要因のおかげでいつ実験できるかはまだわかっていません。

     個人的には、マイクロに4つも32bitCPUが搭載されていること、うち3台が386SX搭載の民生部品オンリー設計で、自作のチップセットによって耐放射線性を獲得していることに注目して欲しいです。耐放射線性は事前の計算では、2万年、もしくは15万年で1ビット狂うか、というものでした。
     あとから考えればマズイ設計も色々とあるのですが、思った以上によく動いています。というか、不具合無さ過ぎです。
  • マッチポンプ (スコア:2, おもしろおかしい)

    vv_vv (8035) : 2003年04月05日 0時57分 (#292962)
    デブリを掃除するために衛星をロケットで打ち上げ、その結果。。。
    打ち上げに失敗して全部デブリになるって考えると夜も眠れなくなる。
  • #読者なので「プラネテス」がデブリ回収業者を指してるわけじゃないってのは存じてます。そのためサブジェクトへのツッコミは無用に願います。

    いまはそんなにたくさんは無いかもしれませんけど、各国で打ち上げているスパイ衛星や迎撃衛星(←たぶんどっかにある(笑))あたりはそれ自身の存在も明らかにされませんし軌道も伏せられていますので、ロボットがやってしまうとそれらまでデブリと認識して回収しかねません。となると某国の衛星などは反撃を加えますので無人の宇宙戦争勃発にもなるかと☆(旧ソ連の衛星は核積んでるしね…某映画では。)
    やっぱり微妙な案配は人間の手によるものがいちばんでしょう。プラネテスにも無いことになってる衛星の話とかありましたしね。もちろんある程度は自動化できるだろうとは思っていますが、ロマンも忘れちゃいけないし~。
  • sh!ge (9321) : 2003年04月05日 1時50分 (#292982)
    asahi.comの記事 [asahi.com]の写真が何とも…。

    #デブリじゃなかったりしてw
    •  ターゲットは実際には宇宙での視認性を基準に選ばれたオレンジ色なのですが、宇宙機の陰であることと背景とのコントラストの差が有り過ぎて色が出ていません。これほど色が出ないとは想像していませんでした。
       もうひとつのターゲットは黄色に黒の水玉模様です。これも宇宙での視認性を考えたものだそうです。
       内部では、取得した画像を逆に繋いで、怪しい黒いUFOが接近してくるムービーとか作っていますが、あんまり不謹慎なので……
  • Yapoo (9023) : 2003年04月05日 2時06分 (#292991)
    実験映像、B級UFO映画みたい(笑

    NASDAのプレスリリースって、図や構成もよく作られてて素人の僕が見てもわかりやすいですね。
  • akane (11554) : 2003年04月05日 11時05分 (#293081)
    この関係は素人なのですが。
    小さい衛星をたくさん打ち上げるのは賛成!!
    費用もかからないでしょうし。
    1個2個紛失しても全体に問題ないでしょう。
    ロボットのトレンドでもそのようですが
    小さい固体を共同で作業させるのは
    良い戦略だと思います。
    アメリカみたいに人的な損失を覚悟で宇宙開発するのは
    リスクが大きすぎるのではないでしょうか。
    それに、世の中不況ですから低予算は賛成。
  • 新聞で読んだのですが、目標の撮影に使っているカメラが35万画素の市販製品の改造だそうですね。びびりました。35万画素って・・・。

    いくつか製品を思いつきますが、それって、実用になるものなんでしょうか。

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