yosuke 曰く、 "東大、理研の研究者を中心とする国際共同研究グループは、M82に発見されていた中間質量ブラックホールの形成メカニズムを解明したことを発表した。論文はNatureに掲載されている。
研究グループは、これまでに「星団内で恒星が暴走的に合体し、大質量星となってそれがブラックホールになる」ことを提唱していた。今回は、GRAPE-6による解析でこれを確認したもの。
中間質量ブラックホールは、恒星の重力崩壊から形成されると考えられている恒星質量ブラックホールと、銀河の中心に存在する超巨大ブラックホールとの間を埋めるミッシング・リンクとして注目されていた。今回の解明は、超巨大ブラックホールがどのように形成されるかについての理解を深めることにも繋がると考えられる。"