恐竜達は子育てをしていたのか? 53
ストーリー by Acanthopanax
子育て恐竜 部門より
子育て恐竜 部門より
MIYU曰く、"中国の遼寧省で、白亜紀前期(1億3000万年前)の草食恐竜、プシッタコサウルス(Psittacosaurus)とみられる恐竜の大人1匹と子供34匹が、0.5平方メートルの範囲内にまとまった形で保存された化石が発見されています。(朝日新聞の記事、 Nature Web News: Fossil hints at devoted parenting in dinosaurs、 訳文)
発表によると、成竜の体長は75センチ程、周りにあった幼竜達の体長はみな一様で20センチ程であり、恐竜達の骨がきれいにそろっている、腹ばいになった恐竜達の頭の多くがもたげられた形になっているなどのことから、「巣・育児場」が土砂で埋まる等の事故によってそのままの形で保存されたものではないか、と見られています。
恐竜の子育てについては、以前から卵の側で発見された成竜化石等もあり、恐竜の一部は子供の面倒を見ていたのではないかと報告されていましたが、今回非常に明瞭な化石が発見されたことで、恐竜(の一部)が育児をしていた可能性は高くなったように思われます。
大人の恐竜の性別は判っていませんが、鳥達の例にもある通り、子育てに関しては面倒を見るのがオスでもメスでも、子煩悩である限り問題ではないそうです。
例えば (スコア:2, 参考になる)
ゴビ砂漠で見つかった卵泥棒と言われていたけど、実は
卵を温めながら亡くなったオビラプトルの化石が有名です。
Re:例えば (スコア:1, 参考になる)
Re:例えば (スコア:0)
Maiasaura: メス
と言うことですか?
メスだけが子育てをしていたかどうかは定かではないそうですが。
#オフトピなので一応 AC
Re:例えば (スコア:3, 参考になる)
学名をつけた人が子育てから連想して学名を女性形にしただけです。
//Sinraptor
たまに怒鳴りたくなる(おふとぴ) (スコア:1, 参考になる)
人間の場合、子煩悩すぎて問題が起きてる気もします。
新幹線の中…
「子供達もう少し静かにさせてもらえませんか?」
「まー怖いおじさんねー、さ、こっちいらっしゃい」
# マジで殺意が芽生える
Re:たまに怒鳴りたくなる(おふとぴ) (スコア:4, おもしろおかしい)
「馬鹿な親」と言います。
何時頃からだろうねぇ。この区別ができなくなったのは。
こんな親を見ていると日本の将来を心配するよな。
Re:たまに怒鳴りたくなる(おふとぴ) (スコア:2, すばらしい洞察)
「昔はよかった」というせりふは、大昔からあるみたいです。
それを真に受ければ、人類は歴史が始まって以来、どんどん退化しているということになりそうです。
# Linuxだって、「堕落」を目指して日夜努力してますし。
Re:たまに怒鳴りたくなる(おふとぴ) (スコア:2, おもしろおかしい)
自分達がうまくやったと思う事については,「俺達のおかげだ」と言い,
失敗してしまった事については,「昔はよかった」と時代のせいにするのです.
「いい時代になった」と言える人は,「俺達のおかげだ」と驕ることもなく,
自分達のことを誇れる人なのでしょう.
それは,なかなか難しいことなので,いつも「昔はよかった」
Re:たまに怒鳴りたくなる(おふとぴ) (スコア:1)
道具ってそーゆー目的で開発されてるよね。
みんなだって、手作業でやれば30分で終る仕事の
ためにスクリプトを1時間かけて書いたことあるでしょ?
さらに覚え書きを書くのに30分。 or そんなものは
残さずに居たら、次同じ場面で結局使い回しができずに、
またスクリプト書き直し。(やっつけ仕事なんだから
可読性は気にしないって発想が仇に...)
#全然前半と後半がつながってないな... orz
つまり、人類はどんどん堕落してるに一票。
Kiyotan
Re:たまに怒鳴りたくなる(おふとぴ) (スコア:0)
> そういうのは「親ばか」とは言いません。
> 「馬鹿な親」と言います。
「いやー、親ばかって言われるんだよねー」と嬉しそうに言ってるバカな親が多すぎます。「親ばか」は既に免罪符…なのかなぁ…勘弁してくれ、マジで。
うらやましい! (スコア:1)
#しません,ね.
でも,性別確認できてないんだよね?
恐竜の大人とか子供とかって,どうやって区別するの?
-- LightSpeed-J
Re:うらやましい! (スコア:2, おもしろおかしい)
Kiyotan
Re:うらやましい! (スコア:2, 参考になる)
難しい問題ですね。
例えばプロトケラトプスなどは、非常に多くの化石が集団で見つかっており、それには卵の中の胚や、巣の中の赤ちゃん、若者など全ての段階の個体が見つかってます。
それを見ると、体のサイズの他に、襟飾りの発達状態が違ったり、一部の骨が発達段階で消失したりすることが分かります。
とはいえ化石が少ない場合は、その化石だけを見て、大人か子供かを区別するのは困難でしょう。
//Sinraptor
死因 (スコア:1)
1. 大きいほうが問題を引き起こした。
{徹夜明け|酔って|つまずいて}ケーブルを抜く代わりに細い柱を折る=>周囲の壁が次々と崩壊=>全滅
2. 小さいほうがやりすぎた。
home alone あるはparent trap のノリで大人を逆襲
パイ/水が入ったバケツを使う予定だったが、当時まだ発明されていなかった=>土壁を崩す=>距離近すぎ=>全滅
3.子育て中に居眠りしてその間に災害発生、でも目がさめず=>全滅
http://www.amazon.com/exec/obidos/tg/detail/-/0452285186/104-0858804-0143144?v=glance
のノアの箱舟の横でくつろぐウサギのページ参照
Re:死因(マジレス失礼) (スコア:1, 興味深い)
激しく同感
# 一般論として、「化石はなぜ埋まっているの?」の答えは、
# 「いやそうじゃなくて、埋まったから化石になったので、
# 埋まらなかったものは化石にならないよ」なわけで...
例えば突然の泥流に流されて、苦しみもがいて埋まった死体が化石になると言うストーリーなら理解できるけど、生活していた姿がそのままに化石化するようなストーリーと言うのは、滅多にあるもんじゃないと思う。
集団食中毒なんかも考えて見たが、死んだあとで埋まる理由が無い。「訳文」にもあるように、火山灰で徐々に埋まったと考えるのは不自然すぎる。洪水で巣穴の中で溺れた可能性に関しても、溺れた後になぜ死骸が流れ出さなかったのか、説明が要る。(もともとはもっとたくさんいて、流されずに残ったものが35体とも考えられるが)
私の妄想では、この恐竜は群れ単位で生活していて、小さな子供達を深い横穴に隠し、比較的小さな若い育児係が子供達の面倒を見ていた。ある日この群れは大型の肉食恐竜に襲われ、巣穴の入口を塞いで大人達が応戦したが、力尽きて全滅してしまった。若い育児係の力では、塞がれた入口を再び開けることができず...1億年の歳月が化石にしたと。 こんなのはどうだろうか。
Re:死因(マジレス失礼) (スコア:1)
つまり,こいつらは,ろくな子育てが出来ていなかった.
我々が子育てなんかしてないと思っている奴が,化石になったりしない,はるかに高度な子育てをしていたとか.
Re:死因(マジレス失礼) (スコア:1)
http://www.dino-nakasato.org/jp/special97/Fight-j.html
私には砂嵐に襲われたというのが一番もっともらしいように思えます。
//Sinraptor
Re:死因(マジレス失礼) (スコア:1)
あるタイミングで土星系から外れ、今の軌道に
落ち着いたのさ。
その間に発生した天変地異により、恐竜は
絶滅したって寸法さ。
#まだ「揺籃の星」を読んでる途中なのにID
Re:死因(マジレス失礼) (スコア:1)
でもン万年とかン10万年、あるいはそれ以上の単位で考えれば「滅多にあるもんじゃない」こともそれなりの確率で起こるのではないですかね。
宝くじだって100年買い続ければ一等当たることもある、ということで…買わない人が言っても説得力ないですが(汗
Re:死因(マジレス失礼) (スコア:1)
その後に火山灰で埋設、と言う流れではないでしょうか。
Re:死因 (スコア:1)
NewScientist 誌の人気コラムより。これの日本語訳をまとめた本 [amazon.co.jp]が2冊 [amazon.co.jp]がでています。
こういう問答をまじめにやってくれる雑誌、日本にもないだろうか...
なんちゃってプログラマ?
恐竜の… (スコア:0)
Re:恐竜の… (スコア:3, すばらしい洞察)
75cmの成獣が30匹以上もの子供20cmになるまで育て上げるのってかなり大変だと思う。
しかも植物は動物に比べて単位重さあたりのカロリーが低いから、
草食動物は肉食動物に比べて餌あさりにかける時間が長いはず。
1つがいの成獣がこれだけの子供の面倒を本当に見てたのかなぁ
ひょっとしたら本当に保育園かもしれない。
この恐竜は群れで行動していて、数匹の成獣のうち1匹が自分の子供と一緒に残りの親たちの子供を見ていたんだったりして。
全部の化石のDNA鑑定ができればその辺も分かるんでしょうね。
あぁ、「ン」が消えてるんですよ。「ビーフン・カレー」ね。
Re:恐竜の… (スコア:1)
あぁ、「ン」が消えてるんですよ。「ビーフン・カレー」ね。
Re:恐竜の… (スコア:3, 興味深い)
結構有名な話です。
http://www.nhk.or.jp/daishizen/fbangumi/dachou.html
Re:恐竜の… (スコア:1)
Re:恐竜の… (スコア:1)
いや、ここは (スコア:0, オフトピック)
つまりみんな兄弟姉妹なんだ。
というのはどうだ?
つまり、妹が沢山いるお兄ちゃんがいっぱいってことだ。
ほら萌えてこないか??
#萌えませんか・・・そうですか・・・どうもすいません。
まだ萌えがわかってないからIDで。。。
NHKの番組見てたら (スコア:0)
CG使ってなかったけど、けっこうリアルだった。
あのさー (スコア:0)
ディノサウルスとか恐竜とか呼ぶからややこしいんじゃないの?
現生生物ではトカゲよりも鳥に近い古代生物が子育てするのがそんなに不思議か?
子供の数がこれだけ多いと社会生活、複数の雌が生んだ子供が集められて世話をされてた可能性もあると思うけど。
変な先入観は捨てようよ
Re:あのさー (スコア:2)
それを裏付ける証拠が実際に発見された事が驚かれているんでしょ。
Re:あのさー (スコア:2, 参考になる)
「恐竜」といっても、体のサイズによって代謝も違ってたりすると思われますので、ひとまとめにしてしまのはどうかと。
//Sinraptor
Re:あのさー (スコア:0)
Re:あのさー (スコア:1)
恐鳥というと普通はディアトリマ [geocities.co.jp]あたりを指すので, ちょっと不適切ですね.
怪鳥 (スコア:0, オフトピック)
名前は当然「ロプロス」です。
海に住む奴は「ポセイドン」と呼びましょう。
#え?そういう主旨じゃないって?
Re:怪鳥 (スコア:0)
しもべ (スコア:0)
ロデムに期待するのはこういうこと [117.ne.jp]?
恐竜に怪鳥と言えばこの映画 (スコア:0)
中世代の爬虫類で、「怪鳥」と言えば、恐竜よりもコレではないかと。
http://www.vega.or.jp/~bazil/junkvideo/kyouryu.htm
まぁ、
「プレシオサウルスは恐竜じゃないだろ」
と言うツッコミは有るとは思いますが。
そもそも (スコア:0)
Re:そもそも (スコア:1)
恐竜が子煩悩であって欲しいなあと、何となく思ってしまいます。
いや、全く科学的な態度でない事は承知してます(^^;
And now for something completely different...
Re:そもそも (スコア:0)
# 「子育て」が推測の域を出ていないのは同意しますけど。
他の脊椎動物の場合 (スコア:0)
鳥類・ほ乳類 多くの種は子育てをする
とまぁ、子育てをする恐竜・大型爬虫類が存在しても不思議ではない。
実際に子育てをしていたことが確認されれば面白いんだろうけど、可能性止まりではふーんとしか思えない。。
Re:他の脊椎動物の場合 (スコア:1)
多数の親が多数の子を育てようとすると、どの子に餌をやるかとか、どの親が餌を取りに行きどの親が待っているか、状態を覚えておいて優先順位を判別するような複雑なロジックが必要になると思う。名前で識別しないといけないかもしれない。
トリの場合は、最初に見たものを親と思うというような単純なロジックで親との子の関連付けをしていて、水鳥などが大群で営巣している場合も基本は変わらないと思った。
そうじゃないとすると、アリやハチのように親(というか世話する個体)も子ももっと多くて、統計的に負荷分散してたんだろうか。
Re:他の脊椎動物の場合 (スコア:2, 興味深い)
鳥は全部が刷り込みという誤解が広まっているようですが,元々は鴨など一部の鳥に見られる習性として発見されています.
カラスには,刷り込みがないと言われています.
映画WATARIDORIのメイキングDVDでは,鴨以外の鳥でも刷り込みが見られた事が驚きをもって語られています.
また,鳥はちゃんと個体を識別しています.
鳥を飼ったことがある人なら分かると思いますが,鳥同士の好き嫌いは当然のこと,人間に対しても好き嫌いがあります.
優先順位をつけて,一番の人がいない時だけ,二番の人の所へ遊びに行くとか,人間の夫婦に嫉妬するといった複雑な愛情も持っています.
最近,子雀が子燕を育てたという報道もありましたね.
人が思うよりも,複雑な感情を持っているので,恐竜にだって……
Re:他の脊椎動物の場合 (スコア:0)
Re:あのさー (スコア:0)
プシッタコ? (スコア:0)
意味はなんでしょうかね?
Re:プシッタコ? (スコア:1, 参考になる)
リンク先に、Son nom signifie "reptile perroquet"って書いてありますね。
Re:プシッタコ? (スコア:0)
そういえばオウム病ってシッタコーシスだったっけ
Re:Pは発音しませんよねぇ? (スコア:0, 余計なもの)