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BSE血液検査への道開ける 109

ストーリー by yoosee
問題は偽陰性だと思うんだけど 部門より

DB-researcher 曰く、 "東京新聞およびTODAYonline.comが伝えるところによると、狂牛病(牛海綿状脳症;BSE)やクロイツフェルト・ヤコブ病(CJD)の原因となる異常プリオンを血液中から検出することを可能にする新技術が、米テキサス大のチームによって開発されたそうだ。ハムスターを用いた試験では、発病したハムスターの89%で検出に成功し、また、発病しなかったハムスターからの誤検出は無かったことから、開発チームは偽陽性の無い信頼できる手法であるとしている。

この技術が本格的に実用化されれば、我々の食卓に安い牛丼が帰ってくるかもしれない。要注目の技術だ。"

この議論は賞味期限が切れたので、アーカイブ化されています。 新たにコメントを付けることはできません。
  • プリオンが狂牛病で有名だからといって牛などの家畜に関連づけたトピックは
    少々ミスリードかと思います。
    Nature Web News [nature.com]にもありますが、この研究で重要なことは血液採取だけでキ
    ャリアかどうか診断できるということであり、脳細胞をとってくる訳にはいか
    ない人間の検査ができるかもしれないというところにあります。
    家畜だったら屠殺した後に調べればいいのでこれまでの方法でも構いません。

    くどい説明になるかとは思いますが、この研究は2001年の変異型プリオンを増
    やす方法の報告を発展させ、今回装置を自動化とマウスの血液を実際に使用す
    ることによってマススケールでの検査に用いることができるということを示し
    たというものです。

    この方法は眼鏡の洗浄などで使われている超音波洗浄装置と同じソニケーターを
    使って異常プリオンを細かく分断して正常型のプリオンと混ぜると正常型が異常
    型に変化し、変化したものをもう一度ソニケーターにかけて更に増やし、という
    作業により倍々に異常型を増やすというものです。
    これにより血液中に漏れ出てくる程度のごく微量の異常プリオンでも検出できる
    というのが重要な点であり、血液検査で異常型プリオンのキャリアかどうかが
    診断できれば生きている人間の診断に使えるということになります。

    次の課題は狂牛病にかかっている牛や羊の血液を使って検出力を試すことでしょう
    が、人の狂牛病に使えるかどうかは患者が少なすぎるので難しそうです。
    潜在的なキャリアを探すというのは感染率の低さから更に難しいでしょうね。

    参考
    --
    kaho
    • kahoさんには自明でしょうけど、一応、背景をフォローしておきます。

      通常の病原体の検出の場合、PCR法によって病原体の遺伝子(核酸)を増幅することで高感度な検出が行えますが、この方法はプリオンには使えません。なぜならプリオンは核酸を持たないタンパク質のみからなる病原体だからです。また、タンパク質分子は通常、直接増幅することができないので、高感度な検出を行うことはできません。

      そこで生体内のタンパク質を検出するためには、そのタンパク質と特異的に結合する抗体を用いた、EIA、ELISAやウエスタンブロッティングなどが行われます。臨床の場では大量検査が簡単に行えるEIA、ELISAを利用することが多いのですが、プリオンの場合はもう一つ問題があって、単純な検査ができません。それは、プリオンには正常型と異常型があって、異常型のみを検出する必要があるからです。正常型と異常型の違いは立体構造の違いで、その違いによって、分子の安定性(壊れにくさ)に大きな違いが生じますが、それ以外には際立った違いというものはありません。
      そこで従来の方法では、サンプルを熱処理やプロテアーゼ処理して壊した後で、プリオンが残っているかどうかをウエスタンブロッティングによって確認するという検査法を採用していたのです。

      これと比較して、今回話題になっている方法(2001年に報告されたもの)は、そもそも最初に増幅が可能である、という点が画期的であり、これによって従来法よりもはるかに高感度になっています。上の方で、偽陰性が危惧されてて、その視点はもっともなんですが、最初に増幅可能であるというだけで、従来の方法に比べても偽陰性になる危険性は低いと言っていいでしょう。むしろこのように増幅する方法の常として、偽陽性の方が問題になります。とは言え、まだ実験段階のものですから、実用化にはさらに十分な条件検討が必要でしょう。
      親コメント
    • やはり CJD(である可能性)の検出にもつながるんですね。
      「そのうちあなたの脳はボロボロになって駄目になる」ってな事が分かって
      ありがたいですかね?(まぁ,第3者には価値ある情報でしょうが)
      まだ解決策がないのに。
      親コメント
      • 早期発見ができるというのは治療法の開発にとっても重要なことです。
        今現在CJDに懸かっている人を診断できたとしても残念ながら治療法がないのはおっしゃる通りですが
        牛や羊で発症前のキャリアをうまく検出できたらそれらをモデル動物として治療法の開発が期待できます。
        現在ではまっすぐ歩けないような明確な兆候が出たり解剖して脳を取り出したりしないと狂牛病に感染し
        たかが明確になりません。これでは発見されたときには既に手遅れということで治療の対象にならず、
        人の治療法の開発にも役立たない訳です。検査のために殺してしまった動物に対して治療実験を行うこと
        はできませんし。

        もしかしたらCJDも発症前であれば治療することが可能なのかもしれませんが、それを知るためにも
        発症前キャリアを(個体を殺さずに)判定できる方法が不可欠なのだと思います。
        --
        kaho
        親コメント
  • それってもしかして (スコア:3, すばらしい洞察)

    by kitakitsune (25416) on 2005年08月29日 13時25分 (#789550) 日記
    > 狂牛病(牛海綿状脳症;BSE)やクロイツフェルト・ヤコブ病(CJD)の原因となる異常プリオンを血液中から検出することを可能にする

    それは狂牛病に罹った牛の血液中に異常プリオンが含まれうるってことだから、脊髄その他の特定危険部位の除去だけじゃなくて、
    血抜きもきっちりしないと牛肉食べられないよ、ってことなのかしら。
    • by cobonzu (17398) on 2005年08月29日 15時17分 (#789648) 日記
      東京新聞の記事によると、異常プリオンを効果的に増幅する方法を開発したってことね。この方法で、異常プリオンが何コピーあった状態から検出できるのか、感染には何コピーのオーダーで必要なのか、ってのが言えないと話が進まなさそう。
      親コメント
    • by Anonymous Coward on 2005年08月29日 13時48分 (#789583)
      脊髄その他の特定危険部位というのはプリオンが大量に蓄積されたり集まっている箇所。
      それだけ感染の確率が高い。

      食という行為によってどうやってそのような場所が出来るかと言えば血管を通って養分などのような形で運ばれるだろう事は想像に難くないと思う。
      BSEが毎日NEWSで取り上げられていた時にも、危険部位の除去で安全かと言えば確率の問題でしかないという人もいたし。

      今年に入って英国でBSEが流行った時期に英国への渡航歴がある人からの献血を禁止するという話がありましたし
      http://www.mhlw.go.jp/new-info/kobetu/iyaku/kenketsugo/7m2.html

      以前から血液経由で感染する事が確認されていました
      http://www.anex.med.tokushima-u.ac.jp/topics/zoonoses/zoonoses00-105.html
      http://www.anex.med.tokushima-u.ac.jp/topics/zoonoses/zoonoses04-161.html
      http://www.juno.dti.ne.jp/~tkitaba/bse/news/04020901.htm
      親コメント
  • by Anonymous Coward on 2005年08月29日 14時32分 (#789617)
    私はヨーロッパに長期滞在してましたので、献血ができません。
    骨髄バンクにも登録していますが、BSE問題のため登録保留中です。
    当然、臓器提供もできません。
    # 臓器提供意思カードは携帯していますが…

    最近は短期の海外滞在でも献血が出来なくなりましたので、
    血液不足が深刻だと聞いています。

    こういった技術が発展し、人間の血液も正確に検査できるようになれば
    血液不足や{臓器|骨髄}提供者不足を軽減できればうれしいですね。
  • さて、問題は (スコア:1, すばらしい洞察)

    by Anonymous Coward on 2005年08月29日 13時20分 (#789540)
    開発元は当然、特許を申請、取得に行くだろうから、
    技術的に優れたものでも、価格がネックになって普及しないって
    ことが結構良くある。
    これ自体、特許と云う制度によって守られている行為なので悪いことでは無いのだが...。
    • by zenkakueisuuji (20374) on 2005年08月29日 13時39分 (#789574) 日記
      それに加え、 現在でも一番の大問題は全頭検査を依怙地になったように拒否する米政府だからなぁ。 たとえ技術的に優れていても、全頭検査しなくても十分という主張を引っ込めさせるのは難しいかも。
      親コメント
      • Re:さて、問題は (スコア:2, すばらしい洞察)

        by Ryo.F (3896) on 2005年08月29日 13時49分 (#789584) 日記
        全頭検査を依怙地になったように強要する日本、と取られているかも。
        CJDにかかる確率なんて、交通事故死する確率よりはかなり低いだろうし。

        でもまあ、ある程度の金をかければ「ほとんど安全」を「絶対安全」にできるのだから、
        その程度の金をケチるな、という理屈もありうるんだよね。
        難しいところです。
        親コメント
        • Re:さて、問題は (スコア:2, すばらしい洞察)

          by QwertyZZZ (8195) on 2005年08月29日 14時46分 (#789625) 日記
          でも、まがりなりにも伝染性があるものに対して検閲をするのは独立国の権利だからね。
          と言うよりもっと根本的な話として、自分の好みで安全な食品を選ぼうとするのも、客側の権利と言う物だと思いますが。
          #売り手が客の嫌がる条件で無理矢理売るのは、普通は「押し売り」と言う訳で。

          米国の業者でも売り込みのチャンスとして「全頭検査しますよ」って処も有ったのに、変な言い掛かりで潰しちゃって・・・。
          「農薬は安全基準を通っているのだから無農薬野菜を売るのは違法だ。」
          なんてレベルのイチャモンなんだよなぁ。
          良くあれで通ってしまうって言うかなんて言うか。

          親コメント
          • by Ryo.F (3896) on 2005年08月29日 15時16分 (#789646) 日記
            > でも、

            「でも」って言われても困るんですが。私は両論併記してるわけですし。

            > まがりなりにも伝染性があるもの

            その伝染性がどのくらいの期待値なのか、ということを冷静に判断しているのか、と言う問題ですよね。
            多分、自殺で死ぬ確率よりも、交通事故で死ぬ確率よりもずっと小さいものに対して、
            どれだけのコストをかけるか、という判断があってしかるべきです。
            しかも、牛肉は食べないという選択はできますが、
            交通事故は外出しないという非現実的な選択肢でしか防げない。

            もっとも、

            > 自分の好みで安全な食品を選ぼうとするのも、客側の権利

            はまったく正しいです。その点は賛成。

            ただ、全頭検査なしで輸入が解禁された場合、
            米国産牛肉は買わない、って消費者はどのくらい居るのか疑問です。

            加工品にも加工前の牛肉にも、「原料に米国産牛肉を使っています」って言う
            表示を義務付けると選べていいのかな?
            親コメント
            • by QwertyZZZ (8195) on 2005年08月30日 9時40分 (#790169) 日記
              >ただ、全頭検査なしで輸入が解禁された場合、
              >米国産牛肉は買わない、って消費者はどのくらい居るのか疑問です。

              沢山いると思いますよ。

              一切問題が出ていない遺伝子改良食品でも可能性だけも避ける人は多いのですよ。
              危険性があると判っているものであるなら尚更でしょう。

              >加工品にも加工前の牛肉にも、「原料に米国産牛肉を使っています」って言う表示を義務付けると選べていいのかな?

              既にありますって。

              ってよりも、米国の試験に対する言い訳を聞くと、対BES法が解除されたとして、牛肉トレーサビリティ法をクリア出来そうにないから結局は輸入出来ないのではないかと。

              ってよりも、こちらの条件で売らないってトコロから買う理由なんて無いと思いますが。
              他にも(こちらの条件を認めた上で)売ってくれる国はあるのだから。
              という事で、米国産は入ってきていないにも関わらず、牛丼屋の牛丼は復活しつつある、と。

              #なんてか、日本のトラックなんかと同じで、甘やかされた業界がいつの間にか対外競争力を無くしていたってだけの話ではないかと。

              親コメント
              • by Ryo.F (3896) on 2005年08月30日 13時09分 (#790316) 日記
                > 沢山いると思いますよ。

                米国産でも気にせず買う、あるいは、知らずに買ってしまう、と言う人は、
                その何倍(どうかすると何十倍)も居ると思いますが、どうでしょうか?

                > ってよりも、こちらの条件で売らないってトコロから買う理由なんて無いと思いますが

                米国産でも気にしない、安いほうがいい、と言う人の条件はどうなるんでしょうか。

                なんか誤解されているようなので念のため言っておきますが、
                私個人の意見を言えば、米国産はできるだけ避けると思います。
                親コメント
              • by Ryo.F (3896) on 2005年08月30日 14時57分 (#790423) 日記
                > この件の場合は妥当な判断の閾内だと思うってだけです。

                誰が思うのですか?当然あなたはそう思っているのでしょう。しかし、それはあなた個人の意見でしかありません。国家の方針を決める理由にはなりませんね。

                で、他人はどうなのか、全体としてはどうなのか、ということになりますね。と言うわけで私は、
                > 沢山いると思いますよ。
                米国産でも気にせず買う、あるいは、知らずに買ってしまう、と言う人は、
                その何倍(どうかすると何十倍)も居ると思いますが、どうでしょうか?
                と書いたのですが、どうでしょう?

                > #その為には少々補助金を増やしても良いと思う。
                > #そう、例えば米国牛と国産牛が変わらなくなる位まで。

                私も外交上の問題は重要だと思います。
                でも、その補助金って、税金で賄われるんですよね。そんなに補填して大丈夫でしょうか?
                大体、一口に国産牛 [kobebeef.co.jp]と言っても、「外国種や輸入牛でも3ヶ月以上国内で肥育されると国産牛」として扱われるのですから、外交を云々するなら、こういうものも問題にすべき、と言うことになります。そういうものまで補填して、大丈夫でしょうか?

                食糧安全保障に関しては、大前研一氏の意見 [nikkeibp.jp]も参考になるかと思います。
                親コメント
          • by zozbug (9256) on 2005年08月29日 17時19分 (#789740)
            >でも、まがりなりにも伝染性があるものに対して検閲をするのは独立国の権利だからね。

            そうそう。だからつい最近まで米国はBSEが発生した和牛の輸入を停止したまんまでしたからね:-P

            http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050817-00000002-yom-bus_all

            ……まようするに科学的とかどうとか関係なく、純粋に政治的な取引に過ぎない でしょ
            親コメント
  • by shinshimashima (9763) on 2005年08月29日 13時29分 (#789560) 日記
    なんか偽陽性が出ないのを売りにしてるけど、
    食品の検査につかうのなら多少の偽陽性がでても偽陰性をなくさないと。

    発病しているうち14%もすり抜けるなんて、到底安全とはいえないでしょう。
    • それで、問題はこちら。

      >この技術が本格的に実用化されれば、我々の食卓に安い牛丼が帰ってくるかもしれない。要注目の技術だ。

      帰ってきたとしても、「全ては自己責任でお願いします」と言う事ですか。

      #まだ先の話になりそうだから、帰りがけに、築地の吉野家にでも寄っていこう。
      親コメント
      • by Ryo.F (3896) on 2005年08月29日 13時45分 (#789579) 日記
        > 帰ってきたとしても、「全ては自己責任でお願いします」と言う事ですか。

        フランス辺りでは、生牡蠣は自己責任で食うもののようで。
        必ずしも料理を出した店の責任にはならないらしい。
        親コメント
    • by Jubilee (20038) on 2005年08月29日 16時03分 (#789678)

      擬陰性が出ないということは、BSEでもない牛を検査エラーのせいで無駄に捨てずにすむということで、生産者的には重要なことかも。

      # 「擬」だか「偽」だか辞書見てもよくわからないけれど、ATOKが「擬」というんでとりあえず「擬」にしてます。

      でも、危険因子の検出に用いる検査手法としては、1割以上も見逃すようでは確かにお話にもなりませんね。発病しているなら確実に全部検出できなくては。そうするために閾値を下げるなどすると今度は擬陽性が大発生したりして。

      おおよく見るとテキサス大、畜産州にして大統領のお膝元では。よしよし、よく頑張った。

      --
      Jubilee
      親コメント
      • コメントに反応します。

        ># 「擬」だか「偽」だか辞書見てもよくわからないけれど、ATOKが「擬」というんでとりあえず「擬」にしてます。

        通常は「偽」陽性/「偽」陰性が正しいです。
        擬陽性というのは陽性と陰性の中間的な反応を示すもののことをいい、ツベルクリン反応などの評価などに用いる用語です。
        --
        kaho
        親コメント
    • しかも 30 匹も実験していないので、
      まだまだ偽陽性の可能性はありますよね。
      親コメント
    • by shinshimashima (9763) on 2005年08月29日 17時24分 (#789742) 日記
      おっと。
      >14%も
      11%(100-89)の間違いね。別に他意はありません。単なる計算間違い。格好悪ぅ。
      親コメント
    • by Kow (2603) on 2005年08月29日 18時07分 (#789780) ホームページ 日記
      そうですね。
      安全性を高めるための検査なので偽陰性が出るようでは本末転倒ですよね。
      親コメント
    • by aquila2664 (26677) on 2005年08月29日 19時11分 (#789814)
       ラボでの開発段階での数字ですから、装置の改良で感度はまだ上げられるでしょう。
       検査技術を評価するにあたり、感度ともに特異度どれだけ高いかも重要なポイントになります。この検出法は非常に高い特異度が実現されている点は評価に値すると思いますよ。
      親コメント
  • 元の記事でも
      importantly, never returns a "false positive"
    っていう表現になっているけれども,これって安全のことを考えたら
    そんなに嬉しくない気がする.

    だって,この検査でわかるのは:
      もし陽性ならこの牛(ハムスター)は 100% BSE
      もし陰性ならもしかすると BSE かもしれないけれど,たぶん違う
    っていうことでしょ?

    あくまでも簡易な検査方法が新たに一つ提案(確立?)された,
    っととって良いのですよね.
  • 安全と安心 (スコア:1, すばらしい洞察)

    by Anonymous Coward on 2005年08月29日 13時39分 (#789573)
    これから検証されるのでしょうけど、それが確かな手法と証明されたなら「安全」は確保できますね。でも、日本国民が問題にするのは、その範疇を越えた「安心」なんですよね。それが問題。
  • by cloudy (1160) on 2005年08月30日 2時53分 (#790093)
    狂牛病のリスクは大したことはないし、全頭検査したとしてもリスクをゼロにはできないので、税金のムダ。危険部位除去だけで十分。アメリカだけでなく、国内の検査もさっさとやめてほしい。

    どうしてもやるというのなら、検査費用は食肉業者の負担とし製品価格に含めるべき。牛肉は高くて買えない貧乏人が、高い国産牛肉を食べるお金持ちのための検査費用を負担している今の状況はおかしい。

    無論、アメリカは危険部位除去をちゃんとやってるのかという問題はある。それだけ徹底させれば輸入してOK。

    狂牛病リスクについては、中西準子の この記事 [nifty.com]を参照されたし。

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「毎々お世話になっております。仕様書を頂きたく。」「拝承」 -- ある会社の日常

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