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アレゲなニュースと雑談サイト

yosukeによる 2005年10月05日 3時02分の掲載
gutless_beard_worm部門より。

sillywalk 曰く、 "北陸中日新聞の記事によると、福森義宏教授(金沢大)、三木邦夫教授(京都大)の共同研究チームは、石川県能登半島の九十九湾に生息するマシコヒゲムシ Oligobrachia mashikoiについて調査を行い、ヒトに比べ約6倍の分子量40万という巨大なヘモグロビンの立体構造を解明し、米科学アカデミー紀要(電子版)に発表しました(SPring-8のプレスリリース)。
マシコヒゲムシは体幅1mm以下、長さ10~75cm、前体部に細いひげ状の紅色の触手を持ち、さらにその根元には心臓があるという有鬚(ゆうしゅ)動物の一種で、口や消化官がなく細胞内の共生細菌が硫化水素を酸化し、そのさい生成される炭化水素を栄養素として生息する特異な性質を持っています。
マシコヒゲムシ血液中のヘモグロビンは酸素だけでなく硫化水素も運搬していることは以前から知られていましたが、今回、研究チームはこの構造を調査して硫化水素が結合する部位の周辺環境を解明。さらに、4種類のタンパク質計24個が結合する外径12nmの球状で、中央部には直径約5nmの空洞があることや、分子量が約40万であることも突き止めました。
福森教授は「ゲノム研究が進みタンパク質単体の機能は推定できるようになったが、タンパク質は複合体で別の生命維持に重要な役割を担っていることも多く、その解明が今後の生物学では重要になる。特異な機能を持つ巨大ヘモグロビンの構造解明もその一助になるのではないか」と述べています。"

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  • これは普通の科学論文で/.Jで取り上げられる理由がよく分かりません。
    巨大タンパク質の結晶化は難しい問題でタンパク質ごとに最適化をしなければならないものだ
    そうですが、その方法と結晶化の成功はこの論文の前の論文で実現されているようです。
    (解析に使えるサイズの結晶を作るのに4ヶ月かかっているそうで、大変さが想像できます)

    構造解析にはSpring-8の高出力X線が必要だったということなのかもしれませんが、論文中で
    強調されている訳でもありませんでした。
    このヘモグロビン分子の興味深いところは酸素と硫黄の両方を運ぶことで、その主役がタンパ
    ク質中のシステイン残基であることがわかったというのが主な発見ですが、それはさすがに専
    門的すぎる話ではないでしょうか。
    --
    kaho
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