watanabe_aki 曰く、

BBCが「擬娩症候群」に関する文章を載せているので紹介。 大阪大学コミニュケーションデザインセンターの文化人類学者、池田光穂先生によると擬娩とは「妻の出産の際にその夫も床についたり、時には苦しんだりして、いろいろな禁忌に従う習俗」だそうです。そしてBBCの記事によりますと、この擬娩は妊娠した女性をパートナーに持つ男性に無意識に起こる場合が多々あるそうです。

ロンドンの聖ジョージ医科大学が19歳から55歳までの282人の「お父さん予備軍」を対象に調査した結果では、 擬娩の男性が苦しむ症状として挙げられているのは 「つわり」「腹痛」「背中の痛み」「腹が出てくる」「食欲の増大」等。 擬娩症候群そのもののメカニズムはいまだに解明されておりませんが、助産婦なら知って当然の事実と聖ジョージ医科大学の学長、Dr Val Collingtonは述べており、英語版のWikipediaにもCouvade として項目があります。 最近の研究発表の中には擬娩症候群はミュンヒハウゼン症候群の一種ではないかと推測する学者もいるそうです。