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アレゲなニュースと雑談サイト

yooseeによる 2007年08月21日 17時09分の掲載
そのうちボーグになって帰ってきます部門より。

魔法遣い 曰く、

本家/.で記事になっているが、アメリカ時間8月20日は外部太陽系および惑星間空間探査ミッション・ヴォイジャー計画の探査機であるヴォイジャー2号が1977年に打ち上げられてから30周年となる。 これまで、海王星の輪を発見するなど、膨大なデータと魅惑的な画像を提供してきた1・2号は現在も太陽系外へと飛び続けており、現在位置はSpacecraft escaping the Solar Systemなどで見ることが出来る。

NASA Blogsの記事「What Would You Put on a New Golden Record」では、地球の音、画像とメッセージを収録したVoyagerに搭載されたゴールデン・レコード(収録されたものの一部はNASAのページ "Sites and Sounds of the Golden Record" で参照できる)を想起して、「もし、新たにゴールデン・レコードを作成するなら、この30年間の出来事から何を選んで収録しますか?」というアンケートをヴォイジャー1号が打ち上げられた9月5日まで応募している。月面からみた『地球の出』や、ISSでの人間活動などが現在あがっているようだ。

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    306m5 (11617) : 2007年08月21日 20時52分 (#1208004)
    JPLを案内してもらう機会があったのですが、コントロールルーム [wikipedia.org]の
    時計右のスクリーンに映る Motif ベースの xterm 風コンソール窓のうち、殆んど
    スクロールしない2つが Voyager / Voyager 2 からのリアルタイムのテレメトリ
    ということで、何度か動いたように見えました。

    JPL の解説ページ [nasa.gov]によれば、現在のデータ転送レートは 160 bps だそうです。
    人工物として地球から最も離れたところで、直接人に触れることなく孤独に30年間動き
    続けている機械の発する、まさに心臓の鼓動を目にしている感動を覚えました。
    同解説ページによれば、2020年には科学計測機器が停止する見込みで、この時点で
    科学プロジェクトとしては終焉を向かえるようです。それにしても30年経っても
    60%近くの280Wの電力を維持している原子力電池の性能に関心します。

    見学には要予約のツアー [nasa.gov]か、年に一度のオープンハウス [nasa.gov]か、
    知り合いのJPL勤務研究者のエスコートが必要になりますが、機会がある方は
    是非 Voyager のテレメトリをお見逃しなく!
    • Anonymous Coward : 2007年08月21日 21時49分 (#1208022)
      30年経過したうえ、更に20年は稼働し続ける力を持つ
      惑星探査機ボイジャーのタフぶりには改めて驚かされます。
      しかも姿勢制御方法は、スピン制御ではなくリアクションホイールを
      使った三軸制御だとか。金と技術にものを言わせた圧倒的に余裕ある
      設計のおかげでしょうけど、何だかんだと故障に苦しめられる事が多々ある
      日本の宇宙機ではあり得ないような夢のような耐久性で羨ましい限り・・・。orz

      更に、深宇宙での通信技術の凄さにも驚かされますね。
      既に太陽系外というのに160bpsの通信レートを
      維持しているというのは驚異です。我らが「はやぶさ」は
      地球から約3億㎞遠方の低利得アンテナ送信で8bps・・・・・。
      アンテナや出力の違いこそあれど、途方もない距離差がある上、
      しかも、ボイジャーは70年代の技術の機体だと思うと、
      何か別次元の相手ではないかと思うぐらいです。

      何だかんだ言われつつも、既にこういう基礎があるから、
      今も米国は頂点に立ち続けられるでしょうね。

      地味ですが、ミッションを全うするには機器のタフさや
      通信技術は最も大事な基礎です。
      我らがJAXAもミッションで背伸びするのもいいですが、
      それを支える基礎をもっと磨いてください・・・。

      宇宙を切り拓くのに大事な基礎を教えてくれた、
      そんな頑丈なボイジャーにもう脱帽です・・・・。
      日本流に応援するしかないでしょう。
      http://www.d1.dion.ne.jp/~hugen/satellite_03.htm [dion.ne.jp]
      • >我らがJAXAもミッションで背伸びするのもいいですが、
        >それを支える基礎をもっと磨いてください・・・。

         年に1機以上は惑星探査機を宇宙に送ることができるアメリカと、数年に一度がやっとの日本を比べないでー、と思います。
         基礎を学ぼうにも、経験を積むための場数が違いすぎます。それを言い訳にするのもどうかとは思いますけど、座学で学べることには限りがあります。

         ちなみに、日本が宇宙に送り込んだ惑星間の探査機は、ハレー彗星探査試験機「さきがけ [isas.ac.jp]」、ハレー彗星探査機「すいせい [isas.ac.jp]」、火星探査機「のぞみ [isas.ac.jp]」、小惑星探査機「はやぶさ [isas.ac.jp]」。以上4機、それだけです。
         一方NASAはと言うと、数が多くてどこから挙げるべきか悩むぐらいです。水星、金星、火星、小惑星、水星、木星・土星・天王星・海王星、冥王星、各々の探査に挑戦しています。もちろん、その全てが計画通りにうまくいったはずもなく、道中消息を絶ったのやらそもそも打ち上げに失敗したのやらがそれなりにあります。

         そもそも、日本は米ソに比べれば所詮、新参のひよっこです。1969年に月に行って帰ってきたような連中と、1970年に初めて人工衛星の軌道投入に成功した日本とでは、今でも基礎体力が違うでしょう。そして、基礎体力の差は、トレーニング量の差により今も広がっていることでしょう。

        >更に、深宇宙での通信技術の凄さにも驚かされますね。

         はやぶさは直径1.6mの高利得アンテナでも最大8kbps [spaceinfo.jaxa.jp]なのに、火星探査ローバーの「Opportunity」「Spirit」はちっぽけなアンテナで12kbps [nasa.gov]ってのは、彼我の技術の差を感じますねぇ…。
      • アピールに対するレスポンスが日本は薄いような気もします。
        アピール側も不十分だという意見にも同意しますが。

        例えばKSCにあるVisitor ComplexはNASAの予算とは別の独立採算で運営されてます。
        土地柄(?)、ディズニー並みにエンターテインメント化されてる所も関係するかもしれませんが、
        あの規模を維持できるだけの人数が興味を持って訪れてるわけです。
        シャトル打ち上げともなると数百枚もの特別チケットが一瞬で売り切れます。一般チケットを求める
        長蛇の列ができるという状況になったり。

        派手なエンターテインメントだけでなく、施設内部ではNASAの広報担当がまじめにミッションに
        関する発表、質疑応答をする場が設けられてます。ここに子連れの家族や隠居した老夫婦がたくさん
        集まり、ちゃんと議論します。子供は子供らしく「なぜシャトルは落ちてこないの?」という感じの
        質問だったりしますが、広報の人は実にまじめに、かつ理解できるように答えてました。
        宇宙開発には関係なさそうなその辺のおばちゃんが「延期で打ち上げの時間が変わるのはなぜ?」
        という疑問を持ち、やいのやいのと議論を始める風景にはちょっと驚かされます。
        日本ではロケット・宇宙開発に興味がある、なんて言うとマニア扱いされそうなわけですが、
        米国ではごく普通のことととらえられるみたいです。これはフロリダから離れた土地でも感じます。

        翻って、日本でこの手の施設を独立採算で運営できるか、と考えるとちょっと暗くなります。
        発表・質疑応答の場を設けて、人が集まるか、一方的な広報の発表の場ではなく、議論の場になるか、
        も疑問符が付きます。
        ※広報の人が「私は技術的なことはわからないので…」とか逃げを打つ能無しではないことが前提ですが

        何が違うのか、国民性とかいう言葉で思考停止したくはないですが、根本からの彼我の差を感じます。
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    Sakura Avalon (12557) : 2007年08月21日 18時14分 (#1207936)
    お詫び:「すんません、太陽系の距離紹介ですが冥王星は無かった事にしてください。」
    いや、惑星の定義まで記してるわけじゃないから構わない気はしますが…。

    #>そのうちボーグになって帰ってきます部門より.
    スターマン [goo.ne.jp]が友好を求めてやって来るのじゃダメ?
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    wolf of white supern (22102) : 2007年08月21日 19時04分 (#1207959)
    宇宙人が居たとき向けに金メッキされたレコードとか積んであるボイジャーだけど、電源の関係上宇宙人視点からみたとき下手すると劣化ウラン弾みたいな核兵器にもとられかねません。

    なに核兵器送りつけてくるんじゃどアホウ

    と星間戦争の引き金にもなりかねません。で、そんな中にあったレコードを再生して「なめとんのかワレ」となったりして。
    一応こいつ [wikipedia.org]とかこういう人 [wikipedia.org]とか、宇宙戦争になってもいいような備えをするとか、ボイジャーを回収するとかそういった行動をしておいた方がいいかもしれません。備えあれば憂いなし。
    --
    RはRevolution・Return・Rememberの意味です
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    Anonymous Coward : 2007年08月21日 19時31分 (#1207977)
    もし飛ぶのをやめたらそっちの方が大ニュースだと思うのだが。

    #それを確認できていることには驚愕
  • ヴォイジャーは、タレコミ本文にもあるとおりイロイロとハツタイケンしているから、魔法使いにはなれないとオモイマス。
  • Anonymous Coward : 2007年08月21日 19時05分 (#1207963)
    という話が昔あったような気がするんですが追加予算はついたのでしょうかね?
    現状米国のDSNはかなり大量の衛星との通信を担っていて、パンク寸前で
    さらに予算の緊縮でアレシボ閉鎖って可能性が出てきたので、遠すぎて
    信号解析やコマンド送信にかなりの時間をとられるボイジャーの観測を
    やめちゃおうか、という話が過去ありました。

  • どっかの引力圏に捕らわれる予定とかあるんでしょうかね。すげぇ先の話としても。
  • 冥王星よりも外の星でスイングバイして・・・
    --
    -- gonta --
    "May Macintosh be with you"
  • taka2 (14791) : 2007年08月21日 18時29分 (#1207945)
    StarTrek: The Motion Picture (劇場版第一作)で V'ger になったのは、ボイジャー6号 [wikipedia.org]ですよ。

    Star Trek VI(未知の世界/The Undiscovered Country)の冒頭でクリンゴンに標的にされたのは何号だっけ?
  • nox_dot (11614) : 2007年08月21日 19時08分 (#1207965) 日記
    元々は木星・土星の探査が目的だったものを、打ち上げ後の工夫によって(2号は)天王星・海王星の観測に成功し、さらに現在も探査機が動いているというのはとてもすごいことですよね。
    搭載されている原子力電池は、さすがに出力が落ちているものの、2020年頃までは通信可能な見込みらしいですね。
    センサー類がどれだけ生きているのか詳しく知りませんが、太陽系周縁部の直接観測ができるなんて、すばらしいです。
  • virtual (15806) : 2007年08月21日 19時27分 (#1207975)
    30年前だとどんなCPUを積んでいるのかなと思って調べたら、COSMAC 1802 [wikipedia.org]という8ビットCPUですね。6.4MHzのクロックで3個 [wikipedia.org]積んでますね。多数決とっているんだろうけど、30年たった今もエラーとか起こしていないんでしょうかねぇ?
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