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アレゲなニュースと雑談サイト

yosukeによる 2007年11月30日 0時25分の掲載
SoDaにある1990-2004のマップとの違いがわからない部門より。

吸血鬼必携の地図 曰く、

米ZDNetのBlogが紹介しているが、NASAの研究者グループが「陽当たり良好世界地図」(超訳)を作成したそうだ。英Guardianの記事によると、世界で最も日射が強い(かつ晴れやすい)のはサハラ砂漠と太平洋の中央部(ハワイの南からキリバスにかけて)だという。この成果は米欧の22年にわたる人工衛星による観測データを解析したものである。(REUTERS電として詳細な記事(英語)が出ている。その日本語版。)
これは日光浴のための参考データというわけでは、もちろんない。来るべき石油枯渇、あるいはCO2削減のための化石燃料からの脱却のための代替エネルギーの一つとして、太陽光発電設備をどこにいくつ配置するかという検討などのための基礎データである。Guardianの記事によると、サハラの日射量では1日1平方メートルあたり、標準的なアメリカの家庭で1日に消費される電力量に相当する6.78kWh、太平洋では6.92kWhの日光が照射されているという。電話の中継局に設置する太陽光発電パネルの数の見積もりなどに衛星観測データが用いられているほか、国土のほぼ全体が強い日射域という結果のでたオーストラリアでは日光が新たな資源になるとの期待を示す記事が出ている。

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  • 日当 (スコア:5, おもしろおかしい)

    Anonymous Coward : 2007年11月30日 1時40分 (#1257766)
    「り」が見えなかった俺は、毎日が辛いです
    • Re:日当 (スコア:2, おもしろおかしい)

      Anonymous Coward : 2007年11月30日 2時18分 (#1257776)
      "日当たり"マップは将来的に欲しいですが、

      "日当"マップは今すぐ欲しいです
  • s-kei (16661) : 2007年11月30日 6時19分 (#1257818)
    えーとアルベドとか生態系への影響とかいろいろ心配してる方々がいますけど、全部デマのネタですね。

    たとえ全世界分の電力を太陽エネルギーだけで供給したとしても、必要な面積はゴビ砂漠の面積程度 [nedo.go.jp]です。
    サハラ砂漠の条件ならば、必要な面積は6万平方キロぐらいです。この絵 [wikipedia.org]の一番左の赤四角ぐらいですね。地球の表面積(約5億平方km)から言えばごく小さい割合ですし、たとえこれを全部1カ所に集めて置いたとしても(そんなことをする意味はありませんが)影響は局地的です。
    逆に、その分の温暖化ガスの排出量を減らさなかった場合の地球全体の温暖化の影響の方がよほど深刻ですね。放っておけば全生物種の何割もが絶滅の危機に晒されるだろう、と報告されていますから(これ [env.go.jp]の18ページとか参照)。
    どのぐらい排出量を減らせるか、についてはこのあたり [aist.go.jp]がご参考になるかと。

    まぁ現実的な解としては当面は再生可能エネルギーだけじゃなく、原子力でも炭素貯留でも省エネルギーでも何でも使っていくことになるのでしょう。ここ [env.go.jp]の28ページ以降にあるように。

    しかし技術はあるのに、政策の面で遅れているのですよ、我らが日本は。既得権益と先入観にとらわれすぎて、新たな商売を逃がそうとしていますね。
    • virtual (15806) : 2007年11月30日 7時50分 (#1257842)
      長期的には「電力が豊富に得られる場所に人が集まってくるようになる」と言う事も考えられるのかも。

      #太陽電池の影で暮らせば結構快適?
    • phason (22006) : 2007年11月30日 8時38分 (#1257867) 日記
      >太陽光のエネルギーを100%の効率で電気に変換できるとしてませんか?

      してないと思います.
      全世界のエネルギー消費はおおよそ4*10^20 J (2000頃)
      想定されている砂漠等での水平面全天日射量は,年で平均しておよそ4 kWh/m^2 day程度.
      つまり1 m^2あたり5.3*10^9 Jのエネルギーです.これに面積1.3*10^12 m^2をかけてやると
      6.9*10^21 J.効率はだいぶ低めでOK.(実際にはもうちょっと低くなる要因があるのですが,
      この面積を出す際の試算には変換効率が十数パーセントってことで出していたはず)

      >理論上はそうだとしても現実では不可能ですよね?

      ちなみにこれ,シングルフォトン-ギャップ型の太陽電池ですと最大でも理論的な最大変換効率は
      30%弱にしかなりません.これはバンドギャップを超える分以上のエネルギーは全部無駄になって
      しまうことと,逆にバンドギャップを大きくすると越えられずに吸収できない光が増えることに
      よります.
      #多層化やその他の手法で理論限界は上げられますが.
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  • 日陰 (スコア:3, 興味深い)

    Anonymous Coward : 2007年11月30日 1時02分 (#1257747)
    砂漠に太陽光発電設備を作ったら、たくさんの日陰ができますね。
    これで何か新たな生態系が出来そう。
  • ここは、サハラ砂漠のど真ん中。
    太陽電池パネルを大量に設置し、今から発電開始!!

    ・・・3時間後・・・

    全ては砂の中に消えた。サハラ恐るべし!!

    人的に砂を排除する作業を行うも、手間ばかりかかって
    割に合わないことが発覚。

    しかも、あまりの日照効率の良さに作業員全員熱中症。
    作業員の多くは「誰だ、こんなとこ選んだの?」と文句
    を言っているとかで。サハラ恐るべし!!

    (いや、実際サハラ砂漠に行って見ると、少しの間に
    砂山が消えて他の場所に出来るのを目の当たりにするし、
    あそこの異常さというか特殊さが良くわかる。)
    --

    There is no spoon.
    • Re:実験してみた (スコア:3, 参考になる)

      s-kei (16661) : 2007年11月30日 7時53分 (#1257844)
      そういう「砂砂漠」は、サハラ砂漠の1/4ほどですよ。残りは石ころ主体の岩石砂漠(礫砂漠)で、世界の大部分の砂漠がこれ。
      わかりやすい分類のページが鳥取砂丘のページ [tottori-u.ac.jp]ぐらいしか見つからなかったけど。

      プランとしてはこういうもの [iea-pvps.org]が想定されていて、周辺の緑化なども含んでいます。洗い流してくれる雨が無いので、パネルに乗る砂の影響は日本よりは大きくなりますが。
      ゴビ砂漠では実地調査 [pvsystem.net]も行われていますね。
      # こういう地域だと、原油をわざわざ運んでくるよりよほどロスが少ない場合が多い。
    • tux (14291) : 2007年11月30日 11時58分 (#1258002)
      どこにつけるか迷ったけど、なんとなく関連してるここに。

       アフリカのある国の地方ラジオ局が徐々に出力が落ちてき遂に送信不能になってしまった。
       局員が調べても原因がつかめない。ラジオが唯一の娯楽な村人はみんながっかり。
       2ヵ月後政府がようやく調査団を派遣するとあっさり原因究明。
       ソーラーパネルに砂が積もっていたとの事。
       開局以来ソーラーパネルの掃除なんかしたことなかったらしい。

      という話をTVでやっていたのを思い出しました。
      大規模に展開するならお掃除ロボットが必要ですね。

      あと、砂塵でパネルそのものが削られていきそう…。
  • 宛部門名 (スコア:3, 参考になる)

    Anonymous Coward : 2007年11月30日 7時48分 (#1257841)
    単純に期間が長くなったことではないかと。

    SoDa(Solar Radiation: Data, Databases, Applications, Education - SoDa Service [soda-is.com])は
    14年の解析ですが、今回は22年。
    気候は10年規模の周期の変動を持っていますし、そもそも太陽光の強度が11年で変化する。
    空の明るさ(透明度)が11年周期変動する [astroarts.co.jp]なんて話もあるようです。
    14年の解析では1周期を抑えてはいますが、正直周期変動を解析するのに
    1周期分のデータでは心もとない(有意性に疑問)。

    22年が11年の2倍になっているのは偶然なのか11年周期の2倍を選んだのかはわかりませんが、
    2周期分抑えることで有意性の高いデータになるのではないでしょうか。
  • 陽当たり良好! (スコア:2, おもしろおかしい)

    Anonymous Coward : 2007年11月30日 0時44分 (#1257738)
    あだち充がワールドワイドになったという話かと…。
  • 太陽炉を利用してMgO2+熱→Mg+O2と言う反応をおこして金属マグネシウムを生産し、Mg+O2→MgO2+熱な反応でエネルギーを取り出すようにすれば、太陽熱発電より変換効率よいし、インフラ整備も道路だけなのでうま~と言う記事を見かけました。これもそのあたりの技術を利用してエネルギー生産するという話なんですかね。

    太陽光レーザーが拓くマグネシウム社会 [nikkei-bookdirect.com]
  • Anonymous Coward : 2007年11月30日 0時33分 (#1257732)
    代替エネルギーで太陽光発電といっても、その設備建設や維持管理のための投入エネルギー量はどうなってるの?
    • bero (5057) : 2007年11月30日 3時30分 (#1257801) 日記
      なぜ(余計なもの)かわからないな。重複あるわけでなし>モデレータ

      以前は、製造にかかるエネルギーが耐用年数中に発電可能なエネルギー以下だから意味ねんじゃね?という話があったが
      その後太陽電池の変換効率が向上したりしたから現状はしらね

      ただ現状がどうでもいずれ開発されるといういう前提でそのときのためにアタリをつけとくのはいいと思う
      軌道エレベータとかでもいずれ素材が開発される前提だし
      • Anonymous Coward : 2007年11月30日 6時35分 (#1257820)
        太陽電池そのもののエネルギー収支は耐用年数と効率の上昇で黒字になったそうです。
        • Re:エネルギー収支 (スコア:4, すばらしい洞察)

          s-kei (16661) : 2007年11月30日 8時02分 (#1257849)
          それは殆どの発電方式に共通の事項ですよ。太陽光発電だけがそれを必要とするかのように書く意図は何ですか?
          それどころか、はるか遠い海岸線に建ててはるばる送電する原発に比べて、家やビルに直接取り付けるから送電ロスなんか逆に小さくできますけど。

          需要と合わなくて揚水発電などが要るのは、原発でも同じ。
          おまけに、蓄電装置は必須じゃないですよ。デンマークなんかもっと不安定な風力で国の電力を2割以上供給してますけど、そんなもの付けていません。
          • stat (28781) : 2007年11月30日 10時24分 (#1257931) 日記
            私は太陽電池のエネルギー/経済収支にすごく興味があります。
            もし、太陽電池の収支が黒字なら、黒字分を使って新規の太陽電池が生産出来ますよね。
            太陽電池の拡大再生産ができれば、エネルギー問題を解消出来るのでは?
            太陽電池なら原料は無尽蔵にあるし、設置出来る場所もたくさんありそうだし、CO2も出ないし。
            (もちろんエネルギーの輸送コストや発電所の運用コストとかも考えての収支が黒字になればということですが。)

            10年くらい前に三洋電池の方の講演で、「世界中の砂漠に太陽電池を設置して世界中に超伝導送電線を張り巡らせれば、24時間電力が安定に供給されてエネルギー問題なんかなくなる」という壮大な話を聞いたことがあるんですが、実現する可能性はあるのかな?
            • s-kei (16661) : 2007年11月30日 12時14分 (#1258012)
              太陽光発電のエネルギー収支や温暖化ガスの削減面での収支はこれ [aist.go.jp]が現時点での日本での最新の見積もりでしょう。だいたい1~2年で生産などに必要な分は埋め合わされて、あとは稼働する限り(20~30年以上)CO2排出なしのエネルギーを生み出します。

              価格面の収支が取れる場合がまだ少ないのですが、これは生産規模さえ大きくなれば安くなる状況ですね。learning curveに沿って安くなるので(IPCC 第三作業部会評価報告書4章 [www.mnp.nl]のFigure4.11にこれまでの価格推移があります)。
              EUはこれを政策で制御しながら導入を進めていますね。今後20~30年間の努力次第で将来の温暖化の被害が決まるそうですから [env.go.jp]。
              もちろん商売上の「収支」も、先鞭を付けた国が有利です。

              国際的な送電線で繋ぐ構想は、低コストな超伝導送電線などの実現が前提ですね。ジェネシス計画と呼ばれていますが。
          • 1個のコメント が現在のしきい値以下です。
        • Re:エネルギー収支 (スコア:2, すばらしい洞察)

          Anonymous Coward : 2007年11月30日 9時10分 (#1257883)
          それ言うと、原子力なんかの場合は廃棄物をちゃんと安全なレベルになるまでの管理費用計算なんぞどうやっているんだろうか?

          現実的に技術的目処が立ってなかったり、現状の政府が体験したことも無い様な長期間の管理をしたりする必然性がある筈なんだが。

          #つーか、発電所の敷地内のドラム缶ですら偶に「漏れた」なんて話がある位なんだよね。

        • 2個のコメント が現在のしきい値以下です。
  • Anonymous Coward : 2007年11月30日 2時28分 (#1257781)
    意味があるほど太陽電池なんか並べたらアルベド等が変わっちゃって大気の流れが変わるじゃん
    環境過激派の前に実現は難しいでしょうな

    砂漠一面に広がる太陽電池、その下には作物がすくすくと育つとかかっこいいんだけどな~
  • 高山の頂上なんかだと「いつも雲の上に出ている(雲海を見下ろす)=日照が多い」ような
    イメージがあるんですが、意外と大したこと無い?
    --
    ぽえんぷしゅう。
  • 一方、ロシアでは (スコア:1, おもしろおかしい)

    Anonymous Coward : 2007年11月30日 6時29分 (#1257819)
    野良猫の首に無線発信装置をつけてシベリア送りにした。

    # 猫ってひなたぼっこ好きですよね。
  • 太陽炉を使った発電施設とどっちがいいのかな?
  • g2000 (15772) : 2007年11月30日 13時10分 (#1258053)
    サハラの太陽発電でCO2を電気分解できないんだろうか。
    素人考え?
  • ken-1 (4041) : 2007年11月30日 22時25分 (#1258293)
    樽背負ったおっさんが引っ越してくる。

    http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%87%E3%82%A3%E3%82%AA%E3%82%B2%E3%83%8D%E3%82%B9_(%E7%8A%AC%E5%84%92%E5%AD%A6%E6%B4%BE)
  • Anonymous Coward : 2007年11月30日 1時12分 (#1257752)
    将来マイクロ波とかで運べるようになったとしても大量輸送が実現するまでえらく時間がかかるだろうし、水素は分子が小さすぎて扱いにくい。

    じゃあ炭素を水素と結合させて炭化水素の形で運べばいいじゃんということになるが、そうすると今度は原料として炭素が必要になる。とここまで考えると、大気中から炭素を拾って炭化水素を作る光合成ってよくできてるよなぁ、とつくづく思う。

    大都市の近海に半分水没した浮き島か何か作って、燃やせる海草か海水でも育つ樹木をバイオ技術でちゃちゃっと作って、陸に運んで火力発電するのが結局一番安上がりだったりして。
    # 「ちゃちゃっと」の難しさを知らない門外漢の暴言
    • 輸送は簡単 (スコア:3, おもしろおかしい)

      Anonymous Coward : 2007年11月30日 2時04分 (#1257775)
      近海なんてケチくさいこと言わないで、
      沖合いでもっと大規模に太陽光で作った蒸気で起こした風を
      都市まで運んで風車をまわせば楽勝です!
      凝結した水で水車もまわせば一石二鳥、
      いや渇水対策にもなって一石三鳥間違いなし!!
      • Re:輸送は簡単 (スコア:5, おもしろおかしい)

        entaille (15816) : 2007年11月30日 11時22分 (#1257974) 日記
        そうそう。
        赤道付近で温めた水蒸気を大量に発生させれば、
        上昇気流が出来て、周囲の熱を更に取り込みながら、、
        コリオリの力で回り出して、自然に発展し始めて、
        ほっといてもそのまま中高緯度地域に向かって行き、
        大量の雨と風をもたらしてくれるようになる。
        原爆数十万個分のエネルギー。

        これを使わない手は無い。学校も会社もお休みになるし。
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  • Re:だが、日本じゃあ (スコア:4, おもしろおかしい)

    Anonymous Coward : 2007年11月30日 1時25分 (#1257755)
    日光以外は考えられない!
  • 上ってのは軌道エレベータの先端なのか、ガワなのかどっちだろ?

    ところで一般教養の科学の授業で、風力は良いぞうと何度も聞いたのですが、
    較べて太陽光発電は実際のところどうなんでしょ?
    作ったりメンテナンスしたり、結構面倒に思えますが。
    • s-kei (16661) : 2007年11月30日 6時46分 (#1257823)
      風力と太陽エネルギーはそれぞれ得手不得手がありますし、利用状況によって「どちらが良いか」は変わりますよ。他の発電方式でもそれは同じ。
      風力はnew renewablesの中では大量に普及していて安くなっていますし、場所さえ注意して選べば結構安定したビジネスになりますからねぇ。
      # いい融資先になるんで、ドイツじゃ銀行団がロビー活動をしたはず。

      太陽光はメンテナンスの点では風力よりずっと手間がかかりませんよ。放っておいて、たまに鳥フンなどがついたら水ぶっかけて落とすぐらいでいいはず。
      まだお高いのが欠点ですけど、それでなくても昼間の電力はコストが高いので、案外ペイするものです。
      少なくとも、原発停止で夏の昼間に大停電するぐらいなら、安全策も兼ねて混ぜておくべきでしょう。今年の夏はほんとにヤバかったようですし。
  • 修正しました。ご指摘ありがとうございます。
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