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アレゲなニュースと雑談サイト

yosukeによる 2008年02月20日 1時12分の掲載
次のJEDIのメインウェポン部門より。

ultrageek 曰く、

富士通の発表によれば、JAXAが、宇宙輸送、航空機の開発・検討時のシミュレーション用途として、3,392ノードのFX1で構成される大規模並列計算機システムを2008年4月にも導入するとのことである。総メモリ容量は現在の数値シミュレータⅢの約30倍となる100テラバイト、総ストレージ容量は約16倍となる11ペタバイトの大規模システムで、CPUはSPARC64VIIが1ノード当たり1プロセサ搭載となる。
現在のTOP500 Listでは第三位に相当し、導入されれば国内一位となる可能性もあるが、6月には東京大学が140テラFLOPSのスパコンを稼働させ、各国もいろいろ出てくると思われるので、次回のtop10に入るかどうかだろうか。

導入は3期にわけて行なわれるとのこと。

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  • tku (17049) : 2008年02月20日 8時12分 (#1300051)
    何も分らずSETI@home(http://setiweb.ssl.berkeley.edu/ [berkeley.edu])に参加しているのですが、 参加人数が集まればこういったものの方が処理能力が高いんじゃないかなぁと。
    参加者を募るのが大変だったり、機密事項が多かったり、何かとハードルがあるんですかね。
    処理量とhttp://jaxagoods.net/ [jaxagoods.net]の商品が交換できるような仕組みにすると、 結構な人が集まり、スパコンより費用が掛からなかったりして。
    • Anonymous Coward : 2008年02月20日 9時28分 (#1300087)
      #1300054 [slashdot.jp]の方も書かれていますが、計算にはSETI@homeのように分散処理に適した計算と
      そうではない計算があります。
      分散処理に適した計算は、
      1. 計算が、相互にほとんど関係ない多数の部分に分割できる。
      2. 各部分の計算が小規模
      です。1により計算機間の通信がほとんど存在しないため、相互の通信が遅くてもかまわなくなり、2により
      計算を実行する個々の計算機はそれほど大規模でなくても良くなります。
      SETI@homeの場合、異なる観測点、異なる観測時間のデータセットが多数あり、それぞれに対しFFTを
      行い強いシグナルを見つけ出すという計算ですが、当然異なるデータセット間には直接の関係がなく
      それぞれ独立しており、かつ個々の計算は(ちょっとデータを加工する必要はありますが)単なるFFT
      ですので小規模な計算機でも実行できます。

      一方、分散に適さない計算はこの逆であり、
      1' 幾つもの計算が相互に関係している。
      2' 各部分の演算が大規模
      などの場合になります。1'ですと例えば気候関連の計算などで地球をメッシュに分割して計算しますが、
      個々のメッシュの変化が隣接するメッシュに影響を与えますので、メッシュ単位で分割して
      分散処理で高速化、などはできないわけです。ただし、前提条件の違うものを多数並列化はできます。
      いくつかの異なるパラメータに対しそれぞれ気候がどう変化するかの計算、などです。これなら
      10台の計算機で10個のパラメータを試しても、1台で1個のパラメータを計算させた場合と必要時間が
      変わりません。(ただし個々のパラメータに対しての計算は高速化されません)
      2'に関しては、例えば1つの計算に100GBやら200GBのメモリを必要とするような計算(結構ある)は
      それぞれの計算に膨大なメモリがいるわけですから、そうそう分散させられません。何せ個々の
      分散先にそれだけの容量が要求されますから。
    • Anonymous Coward : 2008年02月20日 8時29分 (#1300054)
      流体の計算は分散処理といっても隣のノードとの同期が重要です。
      簡単に言えば1step計算したら隣のノードと計算結果を交換し、次のstepを計算する、
      これの繰り返しです。

      SETI@homeのようにある程度の長さの処理を単独のノードで計算できるようなものとは設計が違って当然です。

      ノード間をLANでつないでもどうかなぁ、というレベルなのに、
      家庭にあるPCがどんなに高速なものでも1Gbpsもでない通信速度では話にならないでしょう。
      • Pravda (33859) : 2008年02月20日 10時31分 (#1300140) 日記

        > 流体の計算は分散処理といっても隣のノードとの同期が重要です。

        富士通のプレスリリース文の中にある「高機能インターコネクト」がどの程度レイテンシを抑えられるか注目されます。また、SPARC64VIIは1CPU当たり4個のマルチコア構成で、国立天文台の牧野淳一郎先生のWeb記事 [artcompsci.org]によると、チップ内のコア間の通信や同期のオーバーヘッドを非常に小さくする努力をしているそうです。

        同じ4コアのIBM POWER6プロセッサがクロック4.7GHz(最大)なのに対し、SPARC64VIIは2.5GHzと見劣りします。富士通は半導体部門を分社化してしまったので、今後クロックを上げていけるかどうかも興味深いです。

        • こういったスケールの場合バイナリ互換性は重要ではありません。
          CPU/OSが同じでも構成が異なれば同一バイナリでは全く性能が出ませんので、最低でも再コンパイルが必要です。
          それよりも重要なのはコンパイラとプロファイラで、富士通の開発部隊はコンパイラまわりの最適化とキャッシュヒット率からをノード間通信まで含めたチューニングに定評があります。
          どちらかといえば富士通のコンパイラが最適化しやすいようなコードが既にあるから、というほうが近いかもしれません。
          それに直接メールを打てば日本語で返事をくれるので、人的な繋がりがそのまま研究の効率になり、同じベンダの採用が続いているのでしょう。
          --
          kaho
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  • 3期にわけて… (スコア:1, おもしろおかしい)

    Anonymous Coward : 2008年02月20日 10時07分 (#1300120)
    >導入は3期にわけて行なわれるとのこと。

    1. 第1期:ベータ版
    2. 第2期:RC版
    3. 第3期:製品版
    もしくは
    1. 第1期:製品版
    2. 第2期:SP1版
    3. 第3期:SP2版
    あれ?SP3でようやくフル稼働だったっけ?
  • muon (34865) : 2008年02月20日 23時04分 (#1300779) 日記
    富士通、先日も京大の次期スパコンシステムを受注しばかりなのに調子いいね

    日経NET > http://release.nikkei.co.jp/detail.cfm?relID=181960&lindID=1 [nikkei.co.jp]
  • Anonymous Coward : 2008年02月20日 8時51分 (#1300064)
    処理能力自体ではなくて、それを使って生み出された成果でランキング作るとどうなるんだろうね。論文の引用件数とか経済効果とか利益とか。お金だとグーグル最強になっちゃうのかなぁ。
  • saitoh (10803) : 2008年02月20日 12時07分 (#1300233)
    多項式表現した項ごとに並列計算できるのでは?
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