nabeshinによる
2008年04月09日 13時10分の掲載
激闘を勝ち残ってきた遺伝子部門より。
激闘を勝ち残ってきた遺伝子部門より。
capra 曰く、
本家記事より。米ルイジアナ州McNeese State Universityの研究者らの研究によると、ワニの血中たんぱく質から強力な抗生物質を開発できる可能性があるそうです。この抗生物質によって、重度の火傷や糖尿病による壊疽の治療、また、従来の薬剤が効かない耐性菌に対しても使えるかもしれないとのこと。
数年前にもワニの血はHIVウィルスを殺す性質があり、抗生物質に適用できるのではないかという記事が本家にて紹介されていたように、ワニの驚異的な免疫システムは以前から研究が行われている分野です。人間と違い、ワニは免疫を持たないウィルスや細菌と接触しても感染を防ぐことができるそうですが、これは激しい縄張り争いで傷を負うことが多く、治癒を早められたものが生き残っていった進化的適応であるという推測があります。
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サハラ砂漠にワニがいた 69 コメント
この議論は賞味期限が過ぎたので、保存されている。
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ワニではなくてサメですが (スコア:5, おもしろおかしい)
ちょっと思い出してググってみると
サメはガンにならない [google.co.jp]
反証ばっかし・・・
AVG anti-virus data base out of date
コモドドラゴン (スコア:4, 興味深い)
この類の話なら, ワニよりもコモドドラゴン [osakanakan.com]の方が有名ですね.
コモドドラゴンの歯に繁殖する多種(数10種類以上)の腐敗細菌によって, 噛まれた獲物は短時間の内に敗血症を起こして死ぬ. ところがコモドドラゴンどうしが縄張り争いなどで噛み合っても死ぬことはない. なんでじゃろ? ってことで.
もしかしたら口内の粘膜に病原体が触れた時点で高速に抗体を生成するような機構があるのかもしれないけど.
いたちごっこかもね。 (スコア:3, 興味深い)
とはいえ、濫用しなけりゃ深刻なコトにはならないのだから、過去の教訓を汲んで限定的な使用にとどめて欲しいもんです。
Re:いたちごっこかもね。 (スコア:2, 参考になる)
服薬中に耐性菌が発生して患者がエライ事になったりするケースもありますし。
そもそも腸内細菌の菌相が変わっちゃったりするので、何かと不都合があります。
あとは、耐性菌の出現を見越して治療プランを立てることも大切ですね。
確率的に耐性菌が出やすい場合は多剤併用療法が原則になってたりします(例えば結核とか)。
なんだかんだ言っても、感染症に対しては抗生物質は治療の要ですからね。
特に免疫力が低下していたりすると日和見感染が致命的になったりする場合もあるので、
耐性菌の出現を必要以上に恐れたりしても本末転倒になりかねんと思う次第です。
元コメはそこまで言ってはいないと思いますが、抗生物質=悪の認識が広まってきてるような印象があったので参考までに。
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Re:いたちごっこかもね。 (スコア:3, 参考になる)
これは駄目なようですね。
http://promotion.yahoo.co.jp/charger/backnumber/category/hoppy/vol02_02.php
より、
> 実際の医療現場への厚労省の指導は「予防的な抗生物質の投与は認めない」となっている。
Best regards, でぃーすけ
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その抗生物質は (スコア:2, すばらしい洞察)
ワニだけに (スコア:2, おもしろおかしい)
新たな食材の予感 (スコア:1, 興味深い)
↓
ワニが大量に養殖される
↓
血液を採取した後のワニ肉が大量に余る
Re:新たな食材の予感 (スコア:4, 参考になる)
どちらかというと鶏肉に近い、癖のない味で美味しかったです。
ψアレゲな事を真面目にやることこそアレゲだと思う。
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他の生物はどうなんでしょうか? (スコア:1)
無敵じゃない (スコア:1)
とはいえ, ワニだってウィルス症で死にますけどね. 有名どころでは西ナイルウィルス [fukushima.jp]でワニが大量死していますし.
Re:なんとなく(-1:おふとぴ) (スコア:1)
#Gに似てるからか?
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Re:≠(狭義の)抗生物質 (スコア:5, 興味深い)
抗-生物-質 か
抗-生物-物質
なのではないかと思う
ちなみにワニが産生するモノを抗生物質というのはちょっとアレだし
HIVを無効化するモノを抗生物質というのはかなりアレだとおもう
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Re:≠(狭義の)抗生物質 (スコア:4, 参考になる)
彼らは「医療の専門家」だけど、必ずしも全員が「医学の専門家」というわけではないし、ましてや基礎医学、特に微生物学や感染症学の専門家というわけではないので、彼らの使ってる用語の方が、そういう専門的な観点から見ると歪んでるケースってのは意外にあります。
だから、キノロン系とかサルファ剤とかまで「抗生物質」と呼んじゃう医療スタッフも多いわけでして。
まぁ「言葉は生もの」なので、現場でそういう使われ方をしてるってこと自体は仕方ないし、それを指摘するのは、ある意味、「日本語の乱れ」を指摘することと対して変わらないことなんで、通常は行いませんけど
かといって、感染症学とか微生物学の講義をしたり論文を書いたりする場合など、より厳密で精確な用語を用いる必要がある場では、きちんと正しい用語の方を使いますし、私も講義では「現場ではこういうけど、ホントは違うんよ…つっても、それを上司相手に指摘したら、どうなるかは知らんけどね」みたいな感じで説明してます。
まぁ本題に戻りますと、「ヒト血液にも菌やウイルスを殺す成分が!」というのと、そう大きくは変わらないというか、
実際、補体とかリゾチームとか、あるいはほとんどのウイルスに対して有効なインターフェロンなんてのもヒト血液中のタンパク質として存在してますから…。「タンパク質」である限り、そんなに目新しいものとは感じないです。まぁヒトのそれらの物質と比べると活性が高いのかもしれないですけどね。
#タンパク質だと安定性の問題とか、他種に使ったときの免疫反応の問題とかもあるし。これが低分子の二次代謝産物
#とか、せめてペプチドとかならもうちょっと目を引くけど。
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Re:≠(狭義の)抗生物質 (スコア:4, 参考になる)
感染症の治療薬全般については、「(感染症の)化学療法薬」と呼ぶのが、もっとも外れがない呼び方です。ただし「化学療法薬」については、癌の化学療法に用いる薬(癌の化学療法薬)もありますので、注意は必要。そこで「抗感染症薬」なんて呼称もないこともないんだけど…あんまり使われてないなぁ、というところ。
個別の分類について言うと、一般的な細菌に対して有効な薬剤は「抗細菌性化学療法薬」が、もっとも外れがなく無難です。が、長いので「抗細菌薬」という呼び方も一般的です。ほとんどの「抗生物質(=微生物由来、もしくはそれに類縁の化学療法薬)」は抗細菌性なので、「抗生物質=抗細菌薬」という認識が広まってますが例外があるので適切とは言い切れません。ただしくは、抗細菌薬の中で微生物に由来するものなら「(抗細菌性)抗生物質」と呼べますが、キノロン系(ナリジクス酸とかいわゆるニューキノロン系)など、化学合成によって開発されたものは「抗細菌性化学療法薬」であっても、抗生物質ではありません。
また細菌の中でも、適用となる薬剤が限られている微生物については、「抗結核薬」「抗MRSA薬」などのように、個々の菌名を関した呼び名も認められます。
カンジダ・アルビカンスなど真菌による感染症に対する治療薬は「抗真菌性化学療法薬」がもっとも適切です(が、一般には「抗真菌薬」)。この中には、他の微生物に由来するものも含まれており、それらは「抗真菌性抗生物質」と呼べます。ただし、化学合成で開発されたものもあり、それは抗生物質とは呼べません。
ウイルス感染症に対する治療薬は「抗ウイルス性化学療法薬」ですが、これは「抗ウイルス薬」という呼び名が、他のものに比べるとかなり一般化していると言っていいでしょう(恐らく将来的には、抗細菌薬や抗真菌薬などの呼称も追随して普及していくかと予想してますが)。しばしば誤解されますが、これまで開発されている抗ウイルス薬の中に、微生物由来のものは存在しません(そもそも宿主特異性が高くて、ヒトにしか感染しないウイルスと、微生物が直接生存競争をするような場面ってのがほとんどないし)。現存の抗ウイルス薬は、核酸アナログとして、あるいは植物成分やそれをスタート化合物とした合成化合物などから、大規模なスクリーニングによって発見されたものがほとんどです。従って「抗ウイルス性抗生物質」は現存せず、現状でこれらを「抗生物質」と呼んでいる場合、それは(専門的には)間違いです。
この他、マラリアやアメーバ赤痢など、原生生物(原虫)による感染症に対する治療薬は「抗原虫(原生生物)性化学療法薬」で、「抗原虫薬」という呼び名も用いられます。が、中でもマラリアに対する治療薬が多く開発され、興味を持たれていることから「抗マラリア薬」というカテゴライズも頻用されてます。
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Re:≠(狭義の)抗生物質 (スコア:4, 参考になる)
とまぁ、これだけでも何なので。
そもそもantibioticって言葉は、ワクスマンが「微生物が産生する、微生物の増殖を阻害する化合物」を指すものとして定義したものですので、原義通りに解釈(=狭義の解釈)すれば、微生物が産生するかどうか、というポイントで呼び方が変えられます。ここらへんは、例えば日本の細菌学分野の代表的な権威書である「戸田新細菌学」(南山堂)なんかでも、「マクロライド系抗生物質」「キノロン系合成化学療法薬」みたいに、かなり厳密に書き分けられてたりする。
で、今回のワニ血中のタンパク質をはじめ、ヒトインターフェロンとか、さまざまな抗菌性物質を「抗生物質」と呼ばないという理由は、もちろん微生物由来でないから、というのでおしまいなんだけど、実はもう一つ隠れたポイントというか、思いっきり個人的な感覚なんだけど、違和感を生じる部分もあったりします。
それは、その物質がいわゆる「二次代謝産物」かどうか、ということ。微生物由来の抗生物質というのはしばしば化学的に見ても面白い、独特な化学構造を持ったものが多いという特徴があります。そういった独特の化学構造を持つ物質を作るための、独自の生合成経路を獲得したものが作り出している、という特徴があります。中には、一次代謝産物であるタンパク質と同じような、ポリペプチド系の抗生物質(ポリミキシンとかバシトラシンとか)もあるけど、この場合でも通常の直鎖状のタンパク質ではなく、環状ポリペプチドになっているなど、「通常のものとは異なる」化学構造を持っているケースが多いです。仮に、微生物が作った抗菌性の物質であったとしても、通常のタンパク質やペプチドであったら、それは「抗菌タンパク質」や「抗菌ペプチド」と呼ぶ方が、感覚的にはしっくりくる部分があります。「抗生物質」という名称は、そうではない、独特の生合成経路産物のイメージを持っている、というか。
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Re:いっそ (スコア:1)
卵のうちに割られたり他の生物に食われたりするか、
幼生のうちに他の生物に食われるか、
エサにありつけずに餓死するかのどれかでしょうな。
# 学校も試験もないのではない。学校や試験どころではないのだ。
## 別に鰐じゃなくても、人間世界でもそんな国はいくらでもあるけどね。
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Re:激しい縄張り争いで? (スコア:1)
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Re:ワイルド・ワン (スコア:3, 興味深い)
ところがそれから数日たつとそのいのししは傷からコモドオオトカゲ君の口内細菌による感染症と思われる病気(敗血症?)を
発症し死んでしまい、しつこく後を追いかけていたそのオオトカゲに食べられてしまいましたとさ。コモドオオトカゲは
自らの口内に生息しているなんだかすごいこの細菌に対する免疫物質のようなものを持っているのではないかと推測されているそうで。
イヤ、ずいぶん前に見たので細かいところは怪しいですけど、19:30からの30分番組でした。番組名は何だっけ。
同じ爬虫類だし似たようなシステムなんでしょうか。
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Re:激しい縄張り争いで? (スコア:1)
待ち伏せして獲物を捕らえるワニだと、ピンポイントで場所を奪い合うんじゃないかな。
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Re:なっ!なんだってぇ (スコア:1)
とすると、ごっくんすればいいんですね?そうですね?
#そうだといってほしいかどうかが問題
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し、 (スコア:1)
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Re:激しい縄張り争いで? (スコア:1, おもしろおかしい)
可愛い猫が残ってます。
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