パスワードを忘れた? アカウント作成
30307 story

訃報:心臓外科の権威、マイケル・ドゥベーキ医師 3

ストーリー by hylom
遅くなってしまいましたが 部門より

あるAnonymous Coward 曰く、

現代の心臓外科医学の礎を築いた著名な心臓外科医、マイケル・ドゥベーキ医師が11日、老衰のため亡くなりました。

ドゥベーキ医師は、23歳の若さで世界初の人工心肺を発明したり、心臓血管のバイパス手術や頸動脈血管内膜切除術を世界で初めて手がけたり、数多くの手術方法などを考案し、多くの手術器具や処置などが彼の名前を冠しています。MASH(Mobile Army Surgical Hospital)と呼ばれる移動式野戦病院を考案したのも、1960年代に初めて手術模様を撮影したのもドゥベーキ医師でした。現役の間に50,000件以上の心臓手術を執刀し、亡くなる当日まで医療活動に携わっていたそうです。

/.Jの皆様の周りにも、もしかしたらドゥベーキ医師の考案した医療によって救われた人々もいらっしゃるのではないでしょうか。故人のご冥福をお祈り致します。

この議論は賞味期限が切れたので、アーカイブ化されています。 新たにコメントを付けることはできません。
  • 大動脈解離 (スコア:3, 参考になる)

    by Anonymous Coward on 2008年07月16日 19時57分 (#1384665)
    Wikipedia見ましたが、彼自身が97歳のときに大動脈解離(加藤茶もなってたやつ)になって、手術で救われていたとのこと。

    DeBakeyの名前は、非循環器医にとっても大動脈解離のDeBakey分類 [wikipedia.org]として医療者に間違いなく知られていますので、感慨深いものがあります。
    • by Anonymous Coward
      「えーと、ドゥベイキーさん、あなたの症状は専門的に Stanford B と呼ばれる状態で...」
  • by Anonymous Coward on 2008年07月16日 21時45分 (#1384729)
    ドギー・ハウザーと何故か読んでしまいました。

    # 空目とかくと空自と紛らわしいとか議論があったのでこんなサブジェクトで。
typodupeerror

日本発のオープンソースソフトウェアは42件 -- ある官僚

読み込み中...