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hylomによる 2008年10月26日 16時22分の掲載
まだ月に水がないと決まったわけではありません、部門より。

insiderman 曰く、

宇宙航空研究開発機構(JAXA)が、月周回衛星「かぐや」に搭載されている地形カメラによる観測成果を発表した。観測対象には太陽からの光が当たらず、常に日陰になっているために氷の存在が示唆されていたクレーター内部も含まれているが、氷が存在する証拠は見つからなかったそうだ(JAXAの発表資料Science誌オンライン版の論文要旨)。

今回探査の対象となったのは、月の南極にある「シャックルトンクレーター」。位置や写真はJAXAの発表資料に掲載されているのでそちらを閲覧していただきたいが、このクレーターは月の南極点近くの南緯89.9度、東経0.0度に存在し、直径は21km。南極点近くに存在するためほとんど日光が当たらず、常に日陰となる「永久影」が存在するそうだ。永久影は極低温となるため、氷が存在する可能性が示唆されていた。

しかし、今回の観測結果によると、クレーター内部は90K(約-183℃)と低温であるにもかかわらず、光の反射率が高い場所は存在しなかったのこと。もし氷が存在すればその部分の光の反射率は高くなるはずであるため、少なくともクレーター内部の表面には大量の氷は存在しない、という結論になる。

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