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アレゲなニュースと雑談サイト

nabeshinによる 2008年12月15日 15時24分の掲載
酸味の少ないマンデリンがお勧め?部門より。

capra 曰く、

コーヒーの出しがらからバイオディーゼルを生成する研究がJournal of Agricultural and Food Chemistryに掲載されている(論文要旨本家記事)。コーヒーの出しがらからは品種にもよるが10~15%の油が抽出でき、その100%をバイオディーゼルに変換できるそうだ。そして、世界中のコーヒーの出しがらを使えば、年間3.4億ガロンのバイオディーゼルを作ることができると概算されている。コーヒーに含まれる抗酸化物質の多さからこのバイオディーゼルは安定しているほか、油を抽出した後の出しがらはエタノール生成や燃料ペレット、また肥料などの原料としても活用可能。さらに、コーヒーの香り付きとのこと。

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  • とりあえず、 (スコア:4, すばらしい洞察)

    black-hole (9124) : 2008年12月15日 15時48分 (#1473630) ホームページ 日記
    ドトール(3087)とスタバ(2712)を買えばおk?
    --
    -------- tear straight across --------
  • PRAXI (35385) : 2008年12月15日 15時55分 (#1473637)
    確かにコーヒー豆には油分が含まれていますので [nescafe.com]、油脂を取り出す
    ことは可能でしょうし、多糖を原料に発酵生産することもできるでしょう。

    ただ、出し殻は大抵、湿っていて温かいので腐りやすいのが難点。

    運んでいる間に痛んでしまうので、いかに低コスト&小さな設備で作れるかが
    ポイントになると思います。

    (大豆のオカラは、豆腐工場が小規模で点在しがちなので量がまとまり難いとか)
    • ここらへんにぶらさげます。

      元の論文を読んでみましたが、この辺りはとても簡単なやり方ですしコストも低いと思われます。簡単な化学実験の設備があるところなら、それこそ高校/大学くらいの実習用にもできそうな感じです(このあたりは他の植物から採る場合もそんなに変わらないのだと思いますが…)
      1. コーヒーかすを50℃で一晩乾燥
      2. 揮発性の有機溶媒(n-ヘキサン、エーテル、ジクロロメタンなど)で1時間抽出(100gのコーヒーかすを300mlの溶媒抽出して15gのoilを得た)
      3. crude oilにアルカリを加えて、残存する遊離脂肪酸をケン化させ、遠心分離して除去する(=crude oil:トリグリセリドを主成分とする)
      4. 100℃に加熱して、crude oilに残存する水分を完全に除く
      5. 脂肪酸のメチルエステル化:40 v%のメタノールと1.5 wt % KOH(触媒)を加え、70℃で加熱。
      6. 反応が十分に進行したら(この論文ではHPLCでトリグリセリドのピークが消失するかでチェックしてる)反応を停止し、下層のグリセリンを混ぜないように、上層のバイオディーゼルだけを分離。温水(40〜50℃)×2回、0.5%タンニン酸水溶液×1回で洗浄して、残存するメタノールと触媒を除いて出来上がり。
      • USH (8040) : 2008年12月16日 1時16分 (#1473948) 日記

        1. コーヒーかすを50℃で一晩乾燥

        サーバー室の排気でどうぞ。

        4. 100℃に加熱して、crude oilに残存する水分を完全に除く
            5. 脂肪酸のメチルエステル化:40 v%のメタノールと1.5 wt % KOH(触媒)を加え、
                  70℃で加熱。

        加熱はCPU クーラーを油冷にしてどうぞ。# 一定温度に保つのが難しそうだけど

        これでサーバー室を優雅なコーヒーの香りで満たしつつ、Green IT の実現です。

        # 他の工程?化学は赤点だったので、エロい人、よろしくお願いします。
      • そこらへんまで来ると、正直よく判らないですね。

        #コーヒーとか化学の方はまぁ判るけど、エネルギー問題は素人なんで。

        ただまぁエネルギーの場合は、単にエネルギー量としての大きさだけではなくて、それを「利用できる形に出来るかどうか」(可換性って言うんでしたっけ?)というのも問題にされてたと思いますので、単に「燃やして熱エネルギーを得る」ということでなく、「ディーゼル車等の燃料として利用可能な形のものを作る」ということに意味がある、ということかと。

        それにまぁ、コーヒーかすから油脂を抽出した残りのかすを、燃料ペレットにしようというアイデアはあるようなので、いざとなったらそれを熱源に…とか言う手もあるのかもしれません。
        #今度はCO2問題が…とかなると、ますます手に負えませんが ;-P
        • SanPierre (37035) : 2008年12月16日 1時03分 (#1473942)

          カルノーサイクル効率を計算してみれば見当が付きますが、数十~100℃の熱では熱機関を回そうと思ったら低い効率しか出ません。なので、その程度の温度を使ってディーゼル燃料相当の油を取れるなら色々な使い道があって嬉しいとは言えます。

          まぁそうした低品位の熱が廃熱などの形でもともとコーヒー飲料工場に存在すればの話で、燃料で熱作ってたら何の意味もないですけど。

          こういう食品残渣系の話は、どっちかというとゼロ・エミッション [wikipedia.org]方面で食品会社がイメージ良くするためのものって印象があります。エネルギー問題やら地球温暖化問題とからめるには規模が小さすぎると思います。そこもイメージの問題なんで、「コーヒー豆滓からカーボンニュートラル燃料を製造し地球温暖化防止に貢献云々」とか言うでしょうけれど。

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  • コーヒー豆だけ集めるために、ガソリン使って車が走る、と・・・
  • youichi (329) : 2008年12月15日 17時10分 (#1473702)
    で、今度は、コーヒー豆の値段が上がるんですね。
    • y_tambe (8218) : 2008年12月15日 19時10分 (#1473784) ホームページ 日記
      むしろ下がる可能性があったりして。

      このあたり [imaginet.ne.jp]に書いてたんですが、実は古くからコーヒーの大生産地であったブラジルでは、ブラジル国内でのバイオエタノール需要への対応で(&バイオ燃料への投資を見込んで)、コーヒーの生産量が近年大幅に下がっています。食糧危機と同じような構図で、コーヒーの生産もバイオ燃料作物に押されてきてたわけです。これに対して、今回の報告は少しでも生産量減少に歯止めをかける可能性があるわけですから。
      もっともコーヒーかすを原料として資源を得るという作業は、消費地で行われる作業に当たるため、生産地にとってはあまり「うま味」のない話かもしれません。ただしブラジルあたりはすでに国内消費の方が大きくて、コーヒー輸入国に転じてますし、またインスタントコーヒーなどのような加工品を生産・輸出した上で、コーヒーかすからバイオディーゼルを採る、というアプローチも可能かもしれませんので。

      今回の報告のいい点は、これまで単に捨てられるだけだったコーヒーのかすが資源になりうるところでしょう。また、おそらく焙煎→粉砕→抽出した後であるコーヒーかすの方が、組織的にも脆く、粒子も小さく、不純物になりうるような水溶性の成分が取り除かれた状態になっているため、油脂の抽出には生豆を使うよりも却って都合がいいのではないかと思います。
  • 日産が今秋からXTRAIL 20GTを発売してクリーン・ディーゼル
    が市場に出始めましたけど、こういう新型ディーゼルに使用
    できるのでしょうか?
    バイオディーゼルの量産体制は整ったけど、クリーン・ディー
    ゼルでは使用できず、旧来のディーゼルでしか使えないとかなっ、
    たらあまり価値がないですよね。

    クリーブランドのディフェンダーはバイオディーゼル対応らしい
    ・・・
  • 某警察署の向かいのガソリンスタンドみたいだな。
    # ガソリンスタンドとドトールが一緒になってる。
  • Anonymous Coward : 2008年12月16日 1時46分 (#1473956)
    飲食店・・・限界まで油を使い倒します。ひどいところは廃棄ゼロです。
    食品加工工場・・・こちらも工夫して油を使い倒します。廃棄しても量が多いので有効活用が容易で、すでに行われていると思います。

    問題は、可燃ゴミに捨てている一般家庭です。
    一軒ずつの廃棄量が少なく、そして、世帯数が多いので、効率的に回収することができていません。

    全体の効率を考えると、可燃ゴミの焼却で使う燃料を節約するため、
    廃油やプラスチック・ビニール類は、ある程度、混入していたほうがよいわけで、
    回収しないで燃やしたほうがいい、ということかもしれません。
  • >家庭から出る廃食用油って、どのぐらいの分量でしょうね?
    >それほど多いとも思えないんですが・・・

    0 です。
    使い切るのが当たり前。もったいないじゃないですか。

    特に、最近は食用油の値段がぐんと高くなってますし。
    1400gで198円なんていう特売はなくなりました。
  • コーヒー豆の輸入は生豆換算で40万トン弱 [ajca.or.jp]。とすると、乾燥したガラの重量はその8割くらい(?)でそのまた10~15%重量の油が得られるとのことなので、3~4万トン/年といったところか。

    こっちのWEBページによると [teamrenzan.com] 2004年度の日本の植物油供給量(需要量であり消費量)は、およそ260万トンで、このうち80%が食用。排出される廃食用油は、全体で40~50万トン(推測値)。 ついでに言うと、一部の食品産業・飲食店は酸化しつくすまで使い倒してから天ぷら油を捨てるので、劣化しすぎてバイオディーゼルへの変換不適になったりする。

    日本の年間の軽油の需要は3000~4000万kリットル/年(重さにすると、×0.8くらいなので、3000数100万トン)。つまり、コーヒー由来も廃食油由来も、どっちのバイオディーゼルも、化石燃料節約という観点では焼け石に水。 ゴミをごみで無くするというところに意義を見出すしかないかな。

    家庭の天ぷら油は、「いため油として使って全部腹に収め、捨てないようにしましょう」が正しいエコだと、実は思ってる、私は。

  • ベストは家庭でそのままリユースでしょう。
    うちでは、油汚れとしてぐらいしか出ませんし。
    研究よりも消費者の意識と工夫では。
  • 家庭なら熱の回収する方が効率よくないでしょうか?
    お風呂の残り湯やシャワーで流れていくお湯なんかもったいない筆頭だといつも思っているのですが何かうまくつかえませんか?

    捨てる時に水道水に熱交換して貯湯タンクにとっておく。翌日のお風呂に使用する。
    暖房が必要な時期は夜間~昼間の暖房に浴槽のお湯の熱を使用する。
    冷房が必要な時期は冷房時の廃熱を浴槽か貯湯タンクにとっておく。

    冷房・暖房されている室内の空気と外気との交換はロスナイがあるので、これを水でできるようにすればよいわけですが…
    http://www.mitsubishielectric.co.jp/home/kankisen/wind/pdf/1sp06_07.pdf [mitsubishielectric.co.jp]
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