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アレゲなニュースと雑談サイト

yosukeによる 2009年01月17日 12時04分の掲載
来年は地球科学分野部門より。

かけっこ参加賞くらいしか縁がないのでAC 曰く、

河北新報の記事によると、スウェーデン王立科学アカデミーが今年のクラフォード賞(多発性関節炎分野)に、コロラド大学医学部のCharles A. Dinarello教授、大阪大学生命機能研究科の岸本忠三教授平野俊夫教授を選出したと発表した(プレスリリース)。
クラフォード賞公式サイトによると、「interleukin-1(IL-1)」と「interleukin-6(IL-6)」の発見に対して賞が贈られたという(コメントでの情報補完をお願いします)。クラフォード賞を日本人が受賞するのはこれが初めて。
クラフォード賞とは、ノーベル賞選定を担当するスウェーデン王立科学アカデミーが、ノーベル賞では対象外の天文学と数学・地球科学・生命科学の分野を対象に選定される賞であり、ノーベル賞を補完する目的がある。wikipedia記事によると、昨年亡くなられたカオスの発見者ローレンツ氏も1983年に受賞している。
科学技術基本計画で「ノーベル賞受賞者30人程度」が目標として取り込まれたことにより、ノーベル賞対象外の分野から危惧の声も聞かれていたが、ノーベル賞のみに注目せず多彩な視点からの評価を期待したい。

インターロイキンは免疫反応に関連する細胞間相互作用を媒介するペプチド蛋白性物質の総称である。これらの物質は、免疫や生体防御において重要な役割を担っている。
しかし、これらが過剰に分泌されると、炎症を引き起こすこととなる。例えば、IL-1は、破骨細胞を刺激し、骨吸収を促進させる。また、IL-6は、関節リウマチの患者の関節中で増加することがわかっている。
Dinarelloは、1977年に白血球から放出される内因性の発熱物質(IL-1)を同定した。岸本は平野とともに、1985年にIL-6を同定した。この発見の後、IL-1やIL-6の機能や構造についての理解が進み、関節炎に対する薬の開発につながることとなった。
現在では、IL-1阻害剤が発売され、関節炎患者や2型糖尿病患者に投与されている。また、IL-6阻害剤も承認されている。

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  • 抗IL-6薬 (スコア:2, 参考になる)

    pmjames (29210) : 2009年01月17日 14時48分 (#1493006) 日記

    > また、IL-6阻害剤も承認されている。

    岸本先生と強く関わっている(PDF) [chugai-pharm.co.jp]国産の抗体医薬なので、一応リンク [pmda.go.jp]しておきます。

  • takasamas (37234) : 2009年01月17日 14時36分 (#1492999)
    インターロイキンは発見された順に番号が振られ
    現在はIL-18までは同定されているはずです。
    (数年前講義で聞いたので今はもっと増えてるのかも)

    IL-1の発見は初めの発見ということなので分かるのですが
    なぜIL-6も受賞対象になったのでしょう?
    2~5もがん治療や臨床検査などで成果をあげてると思うのですがね。

    #日本のライフサイエンス分野が評価されるのはとても喜ばしいことです
  • 天文学と数学・地球科学・生命科学が対象、とのことですが、天文学では
    パルサーの発見と電波干渉計の発明(1974年)、宇宙マイクロ波背景放射の発見(1978年)、星の構造の研究(1983年)なんかがありますね(参考:Wikipedia [wikipedia.org])。あと小柴先生の超新星ニュートリノも。

    というわけで天文学がノーベル賞の対象外、とするのはちょっと違和感ありますね。ノーベル賞の医学生理学賞がカバーする範囲とここでいう生命科学とは、差があるものなのでしょうかね?

  • asasaoi (17097) : 2009年01月18日 3時10分 (#1493343) 日記

    IL-5とかIL-8(今ではケモカインになってしまったが)も日本人ですが・・
    ま、病気における重要度とかを加味すると仕方ない気もしますが。

    あと今はIL-33まであるはず。

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