hylomによる
2009年03月23日 14時06分の掲載
いまこそ日本の出番です、部門より。
いまこそ日本の出番です、部門より。
テクノバーンによると、石油メジャーのロイヤル・ダッチ・シェルは、
石油に代るエネルギー手段として進めてきた風力、太陽光、水力などの各代替エネルギー手段への投資を全て停止する方針を明らかにした。
とのことです。
もちっと安心できるネタ元が無いかしらん、と思ったのですが、情報弱者な私にはイマイチなネタ元しか拾うことが出来ませんでした。ただ、代替エネルギーからの離脱に関しては直接的な言及は無いっぽいものの、フォーブスの報道によると、原油の下落で台所事情が苦しいんだよ、みたいな記述がありました。
確かに現状では、代替エネルギー開発はコストに見合うリターンが、期待できないのかもしれません。しかし、化石燃料依存の現状に寄りかかったまま、というのも、私は問題があると考えます。その意味で、巨大なエネルギー企業が代替エネルギーから手を引くことは、今後、様々な影響があるのではないかと予想しています。さぁ、人類と地球の未来を見据えて、レッツ床屋政談♪
Reutersによると、「ロイヤル・ダッチ・シェルは風力および太陽光エネルギー開発について大規模な投資は計画せず、また水素エネルギーが(現在の石油のような)重要な役割を果たすことはないだろうとしている」とのこと。また、「再生可能なエネルギー」分野についてはバイオ燃料のみに限定して投資を行うということも述べているようです。
関連ページとしては (スコア:5, 参考になる)
本家/.orgのShell Ditches Wind, Solar, and Hydro [slashdot.org]と、そこの元ネタであるGuardianの
Shell dumps wind, solar and hydro power in favour of biofuels
などが英語のニュースとしてはありかと。
Energy Efficient News記事 [energyefficiencynews.com]にはより環境負荷の低い次世代バイオ燃料計画への投資を行い、藁からのエタノール生産技術を開発しているlogen [iogen.ca]、木材チップの廃材を利用するプラントのCHOREN [choren.com]といった既存のパートナーとの協働や、新たにCodexis [codexis.com]とより効率的なバイオ燃料作成技術の開発で協力関係に入り、海草からバイオ燃料を生産する実験プラントをハワイに作ることなどが触れられています。
# 本家には代替エネルギーから手を引くじゃなくって、バイオ燃料に注力だろうこのタイトルってフレームのもとだよな [slashdot.org]みたいなコメもついてます。一応参考までに。
/.configure;oddmake;oddmake install
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Re:関連ページとしては (スコア:2, 参考になる)
タレコみ元ネタのテクノバ~ンの報道とやらにも
> シェルでは経済的に採算の合う代替エネルギーとして唯一、穀物から生産されるバイオ燃料を挙げており、今後は、代替エネルギー分野ではバイオ燃料関連に資金を集中させる。
ってちゃんと書いてますね。
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Re:関連ページとしては (スコア:2, 興味深い)
他のコメントでは、穀物以外のバイオマスから生産されるバイオ燃料の研究が挙げられてますが、どうして「穀物」限定なんですかね?
アメリカだとトウモロコシ由来のエタノールとかが使われているようですが、これはトウモロコシの市場価格が下がらないようにする、農家への補助金的な国策によって成り立っているようなものですし、穀物ではないですが、ブラジルのサトウキビ由来のエタノールも国策でやってるからこそ成り立っている可能性も結構あるように思います。
アメリカのこの政策が発表されてからトウモロコシだけじゃなくて穀物全般の市場価格が上昇して、国連や研究者から、多数のつっこみが入っていたはずです。
それとも、「実際に稼動して商用利用もされている代替エネルギー」としては唯一、なのかしらん?
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私のエンジンには (スコア:2)
15%程度の濃度の米又は葡萄を原料としたバイオエタノールが適してます。
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Re:関連ページとしては (スコア:2, すばらしい洞察)
あれ、油を売るのが本業だっけ。
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Re:あら残念 (スコア:1)
まぁでもむしろ社会的には石油系からある程度資金が移動したほうがよいように思われるわけで
石油会社が「実はウチ次世代もやってなくはないのよ?」という状況よりは
いっそキッパリ手を切ってくれた方が資金の移動の進行or遅滞が分かりやすいかもね。
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Re:昭和シェルはどうする (スコア:1)
昭和シェルは撤退しないんじゃないかなぁ。
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Re:昭和シェルはどうする (スコア:2)
ここの太陽電池は品質いいですからね、高いけど。
昔、中古のSP75 [greenpost.jp]を使っていたことがありますが、
経年劣化も少ないし、それなりに十分な発電量を稼げる、いいパネルでしたよ。
中身はシーメンスあたりの作ったドイツ製みたい。
自分のいる所だと、計測時にチャージコントローラ入れた状態で最大50Wぐらいは出力できたかな。
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Re:昭和シェルはどうする (スコア:1)
一方、シャープはその役割を取って代わろうとしていた。
http://www.sharp.co.jp/corporate/news/081127-a.html [sharp.co.jp]
21世紀は発電メジャーの時代か?
この分野で日本企業は決して安泰というわけではなさそうですが、がんばってほしいものです。
閾値は 0 で
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Re:バイオ燃料は独占出来るが,太陽光や風は独占出来ない (スコア:2)
バイオ燃料も案外むずかしいと思うな。バイオ市場の高騰はアメリカの間違った政策によるものなんだから。
バイオ燃料は石油にくらべて生産コストが高い。とにかく土地面積が絶対条件で、生産量が自然環境に依存するから、土地も場所を選ぶし、天候が悪いととたんに生産量が激減する。石油と違ってプラスチックにすることが困難。
もちろん、食料高騰を誘発してしまう。
市場を簡単に独占することも困難だよ。土地でなく、農業を独占しないとダメなんだから。AGFでも買収すればかなりの影響力を得られるかもしれないけど。
他の発電方法もあまりに課題が多すぎる。太陽光発電は巨大な半導体だからシリコンを浪費するし、変換効率がたとえ100%になったとしても、街中の屋根や壁面をパネルにしても、既存の発電方法の何割かを代替させるには電力が全然足りない。砂漠をパネルで埋めたら、自然環境の大幅は変化は確実だろうし。
だから、もちろん、それらの産業は今後、大きく発展するだろうけど、石油はまだまだ捨てたもんじゃないって、考えたんじゃないかな。景気が悪くなったから、本業に資産を集中させたいということもあるだろうね。
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