hylomによる
2009年04月22日 12時00分の掲載
荒野での燃料切れが恐ろしい部門より。
荒野での燃料切れが恐ろしい部門より。
fuku0185 曰く、
フォトジャーナリスト山田周生さん(51)が19日、使用済み食用油を精製したバイオディーゼル燃料(BDF)で動く自動車での日本一周の旅を始めた。燃料は現地調達でまかなうという(北海道日報)。
山田さんは世界各地を写真撮影しながらバイク、乗用車で回り続けており、ダカール・ラリーの取材などでも活躍しているとのこと。BDFについては「ガソリンなどの化石燃料と異なり環境に優しいと言っても、性能は大丈夫なのか」と疑問を抱き、四輪駆動車に積み込める廃食用油精製装置を考案して自身でその性能を実証しようとしたそうだ。これを使って2008年には米国や欧州、ロシアなど17か国、約48,000kmを廃食用油を集めながら走破したとのこと。
使用済みの廃油を使った冒険と言えば、元F1ドライバーの片山右京氏が、パリダカールラリーに使用済みてんぷら油再生のバイオディーゼル燃料を使用して参戦していることが有名(片山右京オフィシャルウェブサイトの該当ページ)
日本一周するだけでも大変なのに、燃料を現地調達するという厳しい条件を課した山田氏の挑戦、ぜひとも成功して欲しいものだ。
バイオディーゼル燃料と軽油引取税 (スコア:3, 興味深い)
バイオディーゼル燃料を自動車で使用する場合、軽油取引税はどうなるのだろうか…
と思ったので調べてみました。
どうやらバイオディーゼル燃料100%で使用する場合には軽油取引税は課されないそうです。
でも、軽油と混和してしまうと軽油取引税が課されるそうな…
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廃油生成装置の動力源は? (スコア:2)
これがガソリンを燃料にしてたりしないよね?
それともただの濾紙だったり??
---- ばくさん!@一応IT土方
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Re:廃油生成装置の動力源は? (スコア:4, 参考になる)
> 四輪駆動車に積み込める廃食用油精製装置
これがガソリンを燃料にしてたりしないよね?
それともただの濾紙だったり??
山田式バイオディーゼル精製機Bio-DF40 [biodieseladventure.com]
1. 廃食油のフィルタリング(不純物を取り除く)
2. 触媒を混ぜる (メタノール & 水酸化カリウム)
3. グリセリンの水分を取り除く
4. 遠心分離器に掛ける
5. 陽イオン交換樹脂を分ける
6. ペーパーフィルターにかける
7. カーボンフィルターにかける
だそうです。化学には詳しくないので (#1553399 [slashdot.jp])のコメントの有害廃棄物等については識者からお願いします。
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鉄腕DASHで (スコア:1, 興味深い)
あのときの難敵は結局「気温」で、てんぷら廃油が気温低下で固まってしまうと。
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有害廃棄物は? (スコア:1)
一般的なBDFの製法だと、廃食油にアルコールを加えて硫酸を触媒としてはたらかせる。硫酸は使い捨てだし、副産物としてグリセリンが出てくる。 BDFとグリセリンと硫酸を分離するのにも、化学薬品とか水とか使うんじゃなかったっけ。
車で持ち歩くのに適したプラントじゃないと思うんだがなぁ。 住民でもない通りすがりの車が出したグリセリンピッチとかの廃物は、地元自治体の家庭ごみに捨てるわけにはいかないし、下水に流すなんてのはもってのほか。どこに捨てる気なんだろう?
最近研究されていると聞く、有害廃棄物を出さないBDFプラントを積んでるのかなぁ??
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Re:有害廃棄物は? (スコア:4, 参考になる)
このプロジェクトのページからたどっていくと、
おそらくこの装置かその改造版だと思われます。
http://eosys.jp/eosys/100.html [eosys.jp]
まず気になるのが、定格5KWの電源。200Vでも25Aが必要です。
また提案資料によりますと、
http://biodiesel.seesaa.net/image/50rental.pdf [seesaa.net]
>食用廃油に化学処理を施し、メチルエステルを主成分とする液体燃料。
>精製工程は食用廃油にメタノール、苛性ソーダを加えエステル交換反応により、燃料のベースを造ります。
>その後数回の洗浄ろ過工程を経てバイオディーゼルが完成します。
とのことで、廃液がかなり出るのではないかと思うのですが、
そのあたりについては、触れられていないように思われます。
廃油を出さない、エナジーサイクルを作る、という点では良いと思うのですが、
果たしてエコなのか・・・が心配になりました。
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製造過程を類推すると Re:有害廃棄物は? (スコア:4, 参考になる)
また、親コメントの提案資料をたどっていくと、
>SOxフリー
となっていることから、
1.廃油の浮遊物除去(ろ過)
2.水分除去(加熱)
3.苛性ソーダによる乳化
4.メタノール付加および共沸によるエステル交換反応の実施
メタノール沸点付近での温度維持 ⇒ 脂肪酸エチルの合成
5.イオン交換膜でのNa+の回収
6.比重、沸点差などによる不純物の除去/精製
と考えられます。
このうち、有害廃棄物となりうるものは、回収できなかった
1.未反応のメタノール(劇物)
2.苛性ソーダ(公害防止法に基づく汚染物質)
で、脂肪酸エチルの合成過程では、水とグリセリンが発生しますが
有害物質とまでは、いえないでしょう。
あとは、微量微細の炭水化物など(小さなてんかす等)ですかね。
これらは、分解時に生物化学的有機分解されますが、汚染物質といえば、
・・・そうなりますね。
グリセリン自体は、工業用途でも振り向ければ、よいでしょう。
>果たしてエコなのか・・・が心配になりました。
この部分は、私も同感です。
とかく工業化学の世界では、化学反応のための反応熱など、
見えないところでのエネルギーロスが、無視されがちです。
このために、巨大なプラントを必要とするのです。
さらに、提案資料にあるように、植物バイオマスに準じた恩恵が
この種の装置には、受けられるようで、CO2 0エミッション扱い
されるみたいで、発電時出ていても関係ないみたいな・・・です。
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Re:有害廃棄物は? (スコア:3, すばらしい洞察)
> 果たしてエコなのか・・・が心配になりました。
日本では行動が完全に裏目に出ていても、気持ちだけがとにかくひたすら重要なので、実際にエコであるかどうかは全く問題ではありません。
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Re:有害廃棄物は? (スコア:2)
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Re:というかさ (スコア:1, すばらしい洞察)
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Re:というかさ (スコア:2)
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Re:というかさ (スコア:1)
# 自分で燃やせ。
## 手で車押して来い。ちった燃えるだろ。
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PR活動でしょ (スコア:1)
この手の「日本一周チャレンジ」みたいなのは実績アピールだけではなくPRも兼ねているのが普通です。
廃油を現地調達するのも、各地で地元の人と接点を持つ手段として悪くないでしょう。
うじゃうじゃ
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Re:まだやるの? (スコア:1)
期待心配してしまいます。むしろ素朴な油を使ってそうなロシアの方が実証実験を行う環境としては難易度が低そうな素人印象。
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Re:部門名対策 (スコア:1)
#途中途中でそれを燃やして車を動かす?
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Re:日本一週大変だな (スコア:3, すばらしい洞察)
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Re:部門名対策 (スコア:1)
てんぷら油でまかなえば、ってことじゃない?
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Re:部門名対策 (スコア:2)
それは兎も角、車載BDF製造装置の排水なんて垂れ流しでグリセリンも回収していないんじゃない?と不安です。
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Re:まだやるの? (スコア:2, おもしろおかしい)
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Re:まだやるの? (スコア:2)
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Re:モッタイナイ ではあるが、持続可能なエネルギー ではなさそう (スコア:4, 参考になる)
廃食油リサイクル活動がどれくらいスケールするかというと、、日本の食用油脂の出荷量(廃棄量ではなく)は、軽油の出荷量の1/10くらい、ってことから分かりますね。
お説の通り、家庭だったら捨てずに炒め油として使って喰っちまうのが一番エコだと思います。
個人的には、手間暇かけて廃棄物とエネルギーとアルコールをぶちこんでBDFにするよりは、廃食油は無加工でビニールハウスの暖房用などに燃やしてしまう(その分、重油の消費が減る)のがまだ まし なのでは?と思ってます。実は。
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Re:モッタイナイ ではあるが、持続可能なエネルギー ではなさそう (スコア:1)
てんやとかKFCあたりは相当量の油使ってるのと違うだろうか…
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Re:部門名対策 (スコア:1)
船頭をたくさん乗せていれば、山だって登れちゃいます。
へ へ
の の
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Re:腐食用油? (スコア:1)
>腐食用油
食用油を見ると「なたね油×オリーブ油」とか考えちゃう人たちの事ですか?
らじゃったのだ
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意味不明 (スコア:1)
ただ捨てればいいてわけじゃないよね、使うのをやめればいいってわけじゃもっとない。
きっかけは、きっと廃食用油。だから賭けよう、お互いの持ってる全部の廃食用油を!
らじゃったのだ
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ソフトエナジーの一面からみると (スコア:1)
>食用油を捨てること自体が浪費なのです。上手に食用油を使えば、捨てずに済みます。
>まず浪費し、その後で尻ぬぐい的に再利用するのは、果たして適切でしょうか。
>自動車用に処理するプラントよりも、人間の体のほうが優れた効率だと思いますよ。
食用油に関しては、食用再利用を否定は、しません。
ただ、熱価が低いこの種の油脂ですと、
可燃ゴミに出される廃油が減っても、ゴミ焼却場での燃料消費が極端には、へせません。
どうしても、この種の油脂を主体に燃焼させると、燃焼温度が低下し変な有害化合物が
発生してしまうからなのです。
むしろ、産業廃棄物として処理されている動物性脂肪酸系の油脂とかも巻き込んだ形での
ソフトエナジーパスも考慮できるのでは?
あとは、大豆や菜種の数倍の油脂を取得できるが、毒性があり、食用にも飼料用にも適さない
植物から植物油脂をこのパスに組み込めば、さらによいのでは?
グリセリン脂肪酸型の油脂の弱点であった粘性を小さくすることによりメリットが拡大する。
その一歩の位置づけでよいと思うのです。
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