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アレゲなニュースと雑談サイト

reoによる 2009年08月06日 12時00分の掲載
横っ腹の痛みで定評のある脾臓部門より。

ある Anonymous Coward 曰く、

日ごろあまりクローズアップされることのない脾臓だが、白血球の一種である単球の巨大な貯蔵庫という重要な役割を担っていることが明らかになったそうだ (本家 /. 記事より) 。

単級は白血球細胞のなかで一番大きい細胞で、細菌などの異物を取り込み消化し免疫反応を刺激する働きをもっている。脾臓には血液を流れる単球を超える大量の単球が貯蔵されており、心臓発作や大怪我などの際にはその大量の単球を血液内に放出しているという。これは軍隊に例えると常備部隊にあたり、常備部隊 (脾臓に蓄えられた単球) がいることで必要なときに戦闘部隊 (もともと血液を流れている単球) をどこかに集結させる必要がなくなるという。

交通事故などで回復不能と判断された場合などは脾臓を摘出する場合もあるが、脾臓を摘出すると早死にのリスクが高まるとの報告もある。今回の研究からも脾臓摘出は従来考えられたよりもリスクが高いのではないかと考えられるそうだ。

なお、マサチューセッツ総合病院とハーバード大学医学部によるこの研究は Science に掲載されている (DOI: 10.1126/science.1175202) 。

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  • やっぱり (スコア:5, おもしろおかしい)

    Anonymous Coward : 2009年08月06日 12時05分 (#1618245)

    秘蔵してたんだな

  • ナショナル ジオグラフィックのサイトでこの件の日本語の記事 [nationalgeographic.co.jp]が読めます。

    遺伝子工学やらバイオテクノロジーがこれだけ進んでるのに、脾臓の役目がまだよく解ってないというのは凄いよね。
  • ひ弱い (スコア:2, 興味深い)

    Anonymous Coward : 2009年08月06日 20時08分 (#1618706)
    別に持病持ちでもないのに身体が弱い人のことを「ひ弱い」と形容したりしますが
    この「ひ弱」の「ひ」は脾臓のヒのことだと何かで読んだ記憶が。
    (ソース失念。ご存じの方いたら教えてください)
    昔の人は解ってたんだなあ、という気がします。
    大怪我とか、身体にとっての重大な危機に直面した時に、
    乗り切れる身体か乗り切れない身体かは、そこらへんにかかってるんでしょうから。
  • 昔聞いたのは、脾臓に血液が蓄えられてて、急に運動すると脾臓から血液を出そうとするから痛むって。

  • wikipediaはニュースサイトではありません、という忠告がつけられるくらい、何かニュースが流れるとwikipediaにそれが書き加えられるのが普通と思ってましたが。 脾臓のこの件はまだ反映されてませんね。
  • Anonymous Coward : 2009年08月06日 21時19分 (#1618755)

    そんなこといまさらいわれても、子供のころ病気で摘出しちゃったんだよなー。
    まー今後どうなるか、楽しみでもあり、恐ろしいところでもあるよな。
    最近年なのか、異常に感染症に弱いところがあって、数ヶ月に一回ペニシリン系の点滴しないとだめなぐらい化膿したりしているし、
    白血球とかと関係あるとかいわれるとそーなのかーって思ってしまう。

    どうなの?教えてエロイ人!

  • Technobose (6861) : 2009年08月06日 21時39分 (#1618773)
    医者って簡単に切ってしまおうとするけど、不要な器官ってないんだろうね。
    ガンとか著しい損傷とか、明確な理由がない限り温存したほうがいいんだろうなぁ。

    最近の再生医療の進歩からすると、ダメになった器官を取り除くのではなくて、
    自分の細胞から培養した新しい器官と交換できるようになるのも近いかもしれ
    ないですよね。
    QOLを考えたら、そういう時代になるまで、自分の器官を治療しつつ生きるのが
    賢いかも。
  • Re:赤血球の破壊 (スコア:5, 参考になる)

    Anonymous Coward : 2009年08月06日 13時28分 (#1618354)
    赤血球の選別をする機能ですね。毛細血管の延長に脾洞といわれる血管内皮の存在しない空隙(赤血球の直径7μmギリギリくらい)があって、古い赤血球・壊れた赤血球がトラップされます。実際に破壊するのはマクロファージ(血管外なので単球とはいわない)ですね。骨髄線維症で正常な造血が出来なくなったら造血幹細胞が脾臓で活動を始めるし、血液系のメンテナンス全般の場を提供している臓器と言えるかも。
  • Re:赤血球の破壊 (スコア:2, すばらしい洞察)

    Anonymous Coward : 2009年08月06日 14時09分 (#1618403)

    >大便が茶色いのは破壊された赤血球に含まれるヘモグロビンによるものだ

    大便にヘモグロビンが含まれていたら、便潜血反応で全員陽性になってしまうよ。

    • Re:赤血球の破壊 (スコア:3, 参考になる)

      Anonymous Coward : 2009年08月06日 14時33分 (#1618438)
      まぁこれは親コメの書き方が悪いのであって、先生がそう教えたとは限らないのだろうけど、正確にいうと、大便の色のもとは「(破壊された)赤血球に含まれるヘモグロビン」が破壊されて出来る「ビリルビン」ですね。これがいわゆる胆汁色素として、胆汁に混じって腸管に排出されることで、大便の色のもとになります。

      例えば、コレラなんかに感染すると、「米のとぎ汁 (rice stool water)」様と呼ばれる、白っぽい水様下痢を起こします。コレラ毒素の働きで腸内に水と電解質がどんどん分泌されて激しい水様下痢を起こすのですが、分泌される水の量が多すぎて、胆汁の生成が追いつかなくなるために、便の色がなくなり、そこに浮腫を起こして剥離した腸管上皮細胞が混ざることで「米のとぎ汁」みたいな下痢になります。
  • Anonymous Coward : 2009年08月06日 15時25分 (#1618495)
    その昔、ウチのガッコの先生曰く「人を刺す時は脇腹から脾臓を狙うといい。心臓狙うより刃物が入りやすいし確実に失血死に持ってける」。
    今のご時勢にこんなこと言ったら大問題化じゃな。
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