ページ内ジャンプ:

アレゲなニュースと雑談サイト

reoによる 2009年09月10日 11時00分の掲載
人の体とは不思議なもので部門より。

ある Anonymous Coward 曰く、

プラシーボ (偽薬) による効果が年々高まっており、新しい薬剤が申請されても偽薬の効果との違いがみられず治験を通らないことも増えているそうだ (WIRED の記事本家 /. の記事より)。

米国の臨床試験で偽薬との比較が行われる「第 2 フェーズ」を通過しない新薬は 2001 年から 2006 年にかけて 20 % も上昇したという。偽薬との効果を比較したより厳しい試験が行われる「フェーズ 3」を通過しない新薬も 11 % 増えたとのこと。去年の 11 月にもパーキンソン病の新薬が、また今年の 3 月にはクローン病と統合失調症の新薬が、臨床試験において偽薬の効果が想定以上に高く、試験が中断されたそうだ。

新薬だけでなく、プロザックのように長年使われてきた薬剤も追跡試験を行ってみると確固たる効果がみられない場合もあるという。これらの薬剤が今日申請されたとしたら、承認が降りない可能性もあるとのこと。専門家らは、長年使われてきた薬剤が弱くなっているのではなく、プラシーボ効果が強まってきているように見えるという。プラシーボ効果の治療的適用の可能性に関しては最近解明され始めたばかりであり、今後製薬会社は人間の身体が本来持っている治癒能力と製品による治療効果を分けて考える試験方法を新たに設計する必要があるそうだ。

そういえばホメオパシーに関する日本ビジネスプレスの記事がはてブで話題になっていましたねえ…。

関連ストーリー

表示オプション しきい値:
  • プラシーボ (偽薬) と言えば日本が誇るパロチン [interq.or.jp]ですね。これは「唾液腺ホルモン」だそうですが、唾液腺がホルモンを分泌するのは日本だけです。これ [geocities.jp]とかこれ [mac.com]をご覧ください。

    日本は世界に先駆けてプラシーボを活用していたんですね。素晴らしいことです。<皮肉だよ。念のため。
    # 「パロチン」で検索すると効能がいっぱい。万能薬らしい。
  • Anonymous Coward : 2009年09月10日 11時28分 (#1637401)

    それを積極的に利用する医療技術を研究すればいいんじゃないかな。
    でもそれじゃ誰も儲からないので、どこも研究に金を出さないか。

  • Anonymous Coward : 2009年09月10日 11時39分 (#1637412)

    これって単に「試験の精度が上がって偽の有効判定が減った」だけなんでは?
    偽薬がプラセボ効果だけなのに対して、実薬にはプラセボ効果+薬理効果があるわけでしょ。
    プラセボとの有意「差」を問題にして試験するわけだから、
    オフセットの大きさは結果に関係ないと思うんだけど。

  • ryu-2 (9699) : 2009年09月10日 11時40分 (#1637413)
    砂糖をライターで炙ってストローでにおいを嗅がせると
    トリップしちゃう若者が大勢いそうな気がします。
  • okky (2487) : 2009年09月10日 12時32分 (#1637465) ホームページ 日記

    のりピーも、「プラシーボ麻薬」で済ませていればよかったのにね。

    --
    fjの教祖様
    • Anonymous Coward : 2009年09月10日 14時41分 (#1637576)

      たとえばドラッグに無知な人がインドに旅行いって、気持ち悪くなった、風邪引いた、やっぱり水があわなかったんだ、と寝込んでしまったけど、よくよく話を聞いてみるとバングラッシーをジュースだと思って飲んでた、とかよくあるそうです。
      酒は臭いでそれとわかるけど、LSDみたいな無味無臭なものをドラッグだと知らせず投与させたら気持ちよくなるどころか、気持ち悪くなる人のほうが多いかもしれませんね。

  • プラセボの成分は? (スコア:2, おもしろおかしい)

    upken (38225) : 2009年09月10日 13時45分 (#1637541)
    プラセボの成分はたいていはブドウ糖だと思いますが、もしかしたらブドウ糖には病気を治す効果があるのかもしれない。
  • プラセボを完璧に呑む事が出来る人は、実薬をズボラにしか呑めない人より、予後が良い [umin.ac.jp]。さらに、治験参加により、定期的な受診が可能になり、無保険者などにとっていろいろなメリットが生じる、日本の様な皆保険でない国々では、医療機会に恵まれる [umin.ac.jp]だけでも、改善効果がえられるのかもしれない(笑)。たとえば、併用禁忌以外の投薬をAdd onしてもらえるだけ [medinfo.jp]でも違う。
  • Anonymous Coward : 2009年09月10日 11時35分 (#1637407)
    過去の治験がずさんだったんじゃないかな。

    製薬会社が、金にものを言わせて(もしくは、子飼いの医者の影響力で)、効果があまりない薬でもが、
    効果がある様に結果をだしていただけではないかな。

    それが最近、製薬会社に力がなくなったのか、それとも膨大な開発費用を早く回収しようと、以前よりも効果が少ないものも
    治験に回るようになっただけだったりして。
    • 別にヘルシンキ宣言 [med.or.jp]をわざわざ持ち出さなくても、「有効な治療法はあるけど治療しないと死ぬ病気にプラセボを投与する臨床試験」が倫理的に認められないのは理解できますよね。

      Crohn病にしても統合失調症にしても、「治療が難しい疾患」ではあっても「有効な治療法が存在しない疾患」ではありませんし、すぐには死なないまでも放置すれば死にかけたり(下血が続くとか自殺しそうになるとか)ひどくQOLを落としたりする病気です。
      ですから、新薬の臨床試験については、「これまでのあらゆる治療に抵抗する症例を対象にする」か、でなければ「対照群をこれまでに最も有効と考えられる薬物とし、非劣性を証明する」というデザインにならざるを得ません。難治性症例を対象にすれば個体差がどうしても大きくなりますし、症例数も稼げません。対照群が実薬である場合、当然真の差は小さいですから、やはり(非劣性の証明にしても)症例数が多く必要ということになりますよね。
      いきおい、Type II errorの可能性は上がってしまうことになります。

      もちろん過去の治験が杜撰であった可能性もありますが、「他に有効な治療法ができてきたので、よほど画期的な新薬以外は世の中に出せなくなってきた」というだけの可能性もあります。

      # どこにぶらさげていいか分からないのですがとりあえずここに。

  • 根性さえあれば、薬を飲まずとも治るということですか。

  • harisen (27285) : 2009年09月10日 14時10分 (#1637556) 日記

    自分の周りで薬を処方してもらう場合、
    たいがい「この薬はこのような効能をもっています」というような紙がついてくるのですが
    プラセボを処方される場合、
    どのように書かれるのでしょうか?

    # この薬には熱を下げる効果があるように思えます。とか?
    # イヤ「熱を下げる効果が期待されます」かな?

  • 仙豆(というただのマメ)と気で治せになったりしたらやだな。

    # いや、病は気からなんですがね

  • racco (37699) : 2009年09月10日 16時22分 (#1637628)

    結果にコントラストがでるように結果が操作されていただけですよね?
    客観テストが増えてしまってそういうことができなくなってきただけ

  • Anonymous Coward : 2009年09月10日 11時29分 (#1637402)

    同意。
    科学と宗教をごっちゃにするなよと思う。

  • そういう時は他の病状を疑いましょう

  • 単純に薬があってないだけでは?
    私の場合、胃炎のちょっとした症状の変化で薬が効かなくなることが何度も有り、
    その度に処方が変りました。
    通院前は数年に渡って市販薬のんでましたが、やはり効かない薬は効かない。

    効かないなら薬を変えてみることをお勧めします。
    医者から処方されている薬で何度変えても効かないなら、
    医者を変えることをお勧めします。

    自分の体験では、専門医だからといって効果的な治療が出来るとは限りません。
    そして効果の有る薬を処方してもらえると、劇的に症状は改善します。

    --
    ☆大きい羊は美しい☆
  • 9個のコメント が現在のしきい値以下です。