富野由悠季氏、ガンダムのスペースコロニーは「人間工学では作れませんし」と発言 152
ストーリー by reo
中の人なので UC、とか 部門より
中の人なので UC、とか 部門より
ある Anonymous Coward 曰く、
富野由悠季氏がイベント「ガンダム天文入門」にて、「スペースコロニーで人類が生きていくことには懐疑的にならざるを得ない。人間工学ではスペースコロニーは作れませんし」と発言したそうだ (Walkerplus の記事より) 。
タレコミ人 AC はガンダムにはさほど熱中しませんでしたが、この発言には少なからずショック。/.J の閲覧者の知恵を集めれば、実現可能なアイデアが生まれるかもしれないが、果たしてガンダム世界のスペースコロニーは本当に「作れない」のだろうか。
L5協会はもう諦めてた (スコア:5, 参考になる)
そういえばラグランジュ5点におけるスペースコロニーで解散式を行うことを目的にしてたL5協会 [wikipedia.org]ってのがあったけど彼らはどう思ってんのかしらと思ってぐぐったら
「1990年代後半、かつてL5協会で活躍した人々は、スペースコロニーや本格的な人類の宇宙での活動は技術的特異点以前にはあり得ないだろうという見解でほぼ一致している。」
んだそうで。ありゃりゃ。
どうやら一足先に諦めてたみたいです。
あ、でも彼らの言う『技術的特異点 [wikipedia.org]』ってのがニュータイプのことだとしたら!
以前から否定されてます (スコア:5, 参考になる)
富野氏がスペースコロニーに関して否定的なのは、今回が初めてではありません。
富野由悠季監督、東大で熱弁 - 「テクノドリームI:工学~それは夢を実現する体系~」 [mycom.co.jp](2008年)
このディスカッションでは、アニメ監督の富野氏がスペースコロニーを否定、教授の方々が肯定という状況だったようです。
氏の発言にショックを受けたというのは、少々過大な期待をかけすぎのような……。
富野氏は科学者ではなく、いちSF作家さんに過ぎないわけですから。
大体、「宇宙船(モビルスーツ)が宇宙空間で直角に曲がる未来」は多分到来しませんし(^^;)
Re:以前から否定されてます (スコア:2)
>>富野氏は科学者ではなく、いちSF作家さんに過ぎないわけですから。
いや、それもそれでどうかと思うのです。
私もこの道でメシ食えてないようなSF者のはしくれではありますが、
過去の自分の作品について「これはないんじゃないかなぁ」と今思う事があっても、
「当時はアリだと思っていたが今は難しいのかもしれないと思う」という表現をしています。
つまり、同じ否定するにしても、もう少し言いようがあるんじゃないかという事です。
私はガンダム世代ですがガンダムの頃は全くTVを見てなかったし今も全く興味がありません。
だけど私だって、
大好きな敬愛する作家の方に「あの作品?あはは、あんなのありえるわけねーじゃん」って馬鹿笑いされたらショックです。
この気持ちだけはきっと、ジャンルや作品を問わずみんな同じじゃないのかな。
Re:以前から否定されてます (スコア:2)
なるほど。元々そういう方なのですか。
ちなみにイデオンは近年、接触編・発動編それにTV版の一部を見る機会がありました。少なくともこちらは面白かったですね。
(いろいろ突っ込みたいところはあったが、しかしそれでもなお面白かった)
>>問題はむしろ、あなたのようなファンでない人間が食わず嫌いしてしまいかねない事かもしれませんねw
そうですね。
私の場合は喰わず嫌い以前にそもそも「作品分野自体に興味がない」ので別にどうでもいいんですが、
関心を持っている人ならば、「作者や重要人物が作品に対して批判的」というのは結構マイナスでしょう。
Re:以前から否定されてます (スコア:3, 興味深い)
これはちょっと違うんじゃないでしょうか。今回の件は、作品そのものじゃなくて、作品世界が現実にありうるかどうか、という話ですよね。その2つは別ものですよ。
あるドラマを描くにあたって、作家自身が「あり得ないな」と考えるような虚構世界を舞台に設定する(あるいは、後日改めて考えてみると「あり得なかったな」)なんてのはよくあることですよ。
もちろん、リアル指向で舞台の実現可能性が検証されつくしているような物語も一つのやり方としてあるでしょうが、「描きたいのはその中のドラマであって、別に舞台のリアルさではないし」と考える作家がいたっていいでしょう。そのことについて作家が公言したからといってショックを受けてしまうというのは、ちょっとナイーブすぎるような。
# それじゃファンタジー寄りの作品は書けないことになる。
Re:以前から否定されてます (スコア:2)
あああ、すみませんその通りです。大変失礼しました。
(×: 作者や重要人物が作品に対して批判的 ○: 作者や重要人物が作品世界に対して批判的)
>>あるドラマを描くにあたって、作家自身が「あり得ないな」と考えるような虚構世界を舞台に設定する(あるいは、後日改めて考えてみると「あり得なかったな」)なんてのはよくあることですよ。
はい。実体験としてわかってます。
私自身、SFとファンタジーのハイブリッドみたいな話を書いてます。地球的な(でもすごく進んだ)科学文明世界と、全く異質の歴史をたどった世界が出てきます。
しかし、そんなものに地球的科学的考証を求められても無理です。
「あるわけがない」とは思いません。
しかし何より作者自体が、それが本当に存在しうるかどうかわかっちゃいないのだから、それを説明するのは無理ですね。
Re:以前から否定されてます (スコア:2)
しまった、送信してしまった…。
かようなものを書いていますが、
しかし説明を求められたら「説明できない」とか「これはありえない」とは言わないです。
科学的根拠が不明だろうと設定はきちんと作って物語は進行しているわけですし、
何より、その作品世界ただひとりの語り部なのですから、私が否定すればその作品世界そのものが揺らいでしまいます。
Re:以前から否定されてます (スコア:1)
s/SF/ファンタジー/
って言ってた気がする。
# というか、(ラグランジュポイントを含めて)地球軌道上のスペースコロニーには存在意義がないような...。
アニメじゃない (スコア:4, すばらしい洞察)
そりゃ、アニメとしての見栄えを考慮したらそうなるのは仕方ないでしょう。あれを「現実的」と見ちゃう人がいるなら、そっちのほうが問題なわけで。
# 非現実的というのはたとえば、宇宙用のモビルスーツに足がついているとか。
Re:アニメじゃない (スコア:2, おもしろおかしい)
Re:アニメじゃない (スコア:2, おもしろおかしい)
あんたがエラい人じゃないのは分かった。
Re:アニメじゃない (スコア:1)
Re:アニメじゃない (スコア:1)
># 非現実的というのはたとえば、宇宙用のモビルスーツに足がついているとか。
破壊活動をしまくってデブリを捨てるほど出すほうが,よほど非現実的だと思う。
あれじゃ宇宙に出た途端,宇宙船はデブリで破壊されるよ。
#いろいろと無粋なのでID
彼らならきっと・・・ (スコア:3, おもしろおかしい)
前田建設 [maeda.co.jp]ならきっとなんとかしてくれる。
まず、姿勢制御が困難。 (スコア:2)
アメリカの最初の人工衛星エクスプローラー1号は、鉛筆みたいに長細くて長手方向を軸に回転して
弾丸みたいに姿勢を安定する予定だったんだけど、実際にはむちゃくちゃな回転になってしまった。
長細い円柱型が回転したものは、実はバランスを崩しやすく、円盤形が回転したものは、自律的に安定する。
だから、その後の・・少し前の気象衛星や通信衛星で円柱型の物は、質量的に円盤形になっているんだよ。
あと、強度の問題で橋梁があるから強度的にOKじゃないの?という話が出ていましたが、
60tの戦車が通れないとかなんとか言っているような橋梁程度の構造物が、地面の土砂やビルなどの建築物などを含めて支えるには、何桁の倍数の強度が要るのだろうね。
コリオリの力 (スコア:2)
「人間工学では作れませんし」 (スコア:1, 参考になる)
人間工学 [wikipedia.org]
うん、コロニーの作り方とは関係ない気がする。
Re:「人間工学では作れませんし」 (スコア:1, すばらしい洞察)
「(現在の)人類の科学技術」とか言いたかっただけじゃないかな。
論文じゃないし、この程度の言い間違いならよくあること。
科学技術が進んでも、開放型コロニーの復権は難しい気がする。
Re:「人間工学では作れませんし」 (スコア:1, すばらしい洞察)
Re:「人間工学では作れませんし」 (スコア:1)
>ガンダムじゃないロボットヒーローモノでロボットがダメージを受けると乗員までダメージが及んで大声で痛そうに叫ぶ
四点式シートベルトで座席に固定されている状態で機体が不規則に揺さぶられるのであれば大声で叫ぶのも致し方がない。
自動車でサーキット走行する人にくっついていって助手席に乗せてもらい、
直線での大加速、コーナーリングでの大減速やドリフトで揺さぶってもらえばすぐに分かります。
Re:「人間工学では作れませんし」 (スコア:1, おもしろおかしい)
> わざわざ人型にしているのに、基本レバーとペダルの操作系(若干例外はあるが)というガンダムシリーズ
ときどきでいいのでGガンのことも思い出してあげてください。
Re:「人間工学では作れませんし」 (スコア:2)
えー。シャアザクのアクセルペダルがフロアマットに引っかかったら、3倍のスピードで急加速してしまうんですかぁー。嫌すぐる。
(ダグラムも前進はペダル式だったなあ。「円形のハンドル」のザブングルはどうだったっけ)
ハンドルでロボット/Re:「人間工学では作れませんし」 (スコア:2, 興味深い)
ザブングルの操作体系は、エレガントかつリアルだと思いますよ。
劇中の描写によると「ウォーカーマシン」はどれもコンピュータ制御。ガンダムだって、左右のレバーで肘の角度まで制御してるわけじゃなし、「射撃モード」とか「つかむモード」とかのモード切替えで適当に制御してくれてるに決まってる。ユーザはロボットを操縦したいんじゃなくて、目的を達成したいだけ。デザインとしては、シフトレバーかボタンかタッチパネルか音声コマンドかAIか何かでモードを選択して、あとはそのモード内の操作だから、複雑なデバイスは要らない。ザブングルはクルマとロボットの兼用だから、円形のハンドルが基本で合ってる。ビークルからロボットに変形したら操作デバイスが変わるなんてのは、技術/デザインの問題を解決せず、ユーザに負担を押しつけてるだけ。だからザブングルのHMIはガンダムよりも優れてる。つまり未来世界のデザインとして妥当性が高い。
Re:「人間工学では作れませんし」 (スコア:1)
ザブングルかな?
ジャンボーグ9かな?
らじゃったのだ
Re:>目が回ってしまうそうですよ。 (スコア:2, 興味深い)
1/3Gくらいあれば「重力感」が出るそうだからそのくらいでいいんじゃない?
構造にかかる重力も1/3になるし...ついでに酸素濃度を倍に、気圧を半分にすればもっと弱っちくてもOK。
# 純酸素1/3気圧だと燃えやすすぎてダメらしいから適当な所で。
Re:>目が回ってしまうそうですよ。 (スコア:1)
「月は無慈悲な夜の女王」だったかな。
月に住んでる人は地球に行くとキツいとか、逆に地球の人が月に行くと撥ねてしまってうまく歩けないとか言ってたような。
Re:「人間工学では作れませんし」 (スコア:2)
ウルトラCクラスの大技であることは伝わった。
初出ではないのでは? (スコア:1, 参考になる)
去年かその前位に、ANIMAXの特番で、
「あんなにでかいものは無理」って言ってませんでしたっけ?
#確かガンダム ウン十周年の特番だったかな?
地球の重力に魂を引かれてしまった? (スコア:1)
宇宙世紀では危険性も低めで人類が容易に木星と往復できているし
プラテネスよりももっと科学技術が発展した時代なら余裕そうですが
しかも、宇宙世紀は人類の大半が宇宙に住まないと地球が保たないという前提ですからね
「スペースコロニーの世界」著者の福江純さん (スコア:1)
「スペースコロニーの世界 [kouseisha.com]」著者の福江純さんが参加されているので、実際につくると何が起こると考えられるかについての解説もなされたのではと推測。けっこうタイヘンみたいですよ、島3号は。
当該イベントについては、こっちの記事の方が詳しいですかね: 【ガンダムが描き出す未来】やっぱ非現実的なのかな?! [anisen.tv]
Re:「スペースコロニーの世界」著者の福江純さん (スコア:1)
リンク先の記事書いてる人って、ラグランジュ点とサイド1〜7の区別が付いてないような気がするんですが……。
ラグランジュ点の内、力学的に一番安定なのがL4,5で、ガンダムシリーズの劇中の呼び方ではサイド1,2になる……んじゃなかったっけ?
Re:可能かどうかって聞かれたら・・・ (スコア:2)
リンク先の元ネタを読むと分かりますが、ここで富野氏のいうところの「スペースコロニー」とは、ガンダム世界のようなオニールの宇宙島スタイルを指しています。であれば、非現実的というのはしごく真っ当な見解でしょう。
より一般的な「宇宙殖民地」としての解釈をするとして、「惑星または天然の大型衛星上でのスペースコロニー」ということなら、まあアリかもしれませんけど。(それが何年後に可能になるのかはともかくとして)
宇宙放射線病は深刻ですぞぉ (スコア:5, 興味深い)
> リンク先の元ネタを読むと分かりますが、ここで富野氏のいうところの「スペースコロニー」とは、ガンダム世界のようなオニールの宇宙島スタイルを指しています。であれば、非現実的というのはしごく真っ当な見解でしょう。
ジェイムズ・P・ホーガンの「終局のエニグマ」ってSF小説がスペースコロニーを舞台としているのですが、
このコロニーがガンダムに出てくるような大きなガラス窓をもつコロニーではなくて窓がまったく無い閉鎖型のコロニーです。
文庫本の終わりの解説ではこの件にも触れていて、(私の記憶では)オニールが提唱して以降の研究を反映させたものであるとのこと。
つまり、ああいう大きな窓ガラスがあると、コロニー内に侵入してくる有害な宇宙線のレベルが高すぎて人間が長期滞在できないんだとか。
ホーガンの小説ではコロニーの外壁は厚さ数メートルの土砂をサンドイッチした構造になっています。
あぁ、「ン」が消えてるんですよ。「ビーフン・カレー」ね。
Re:宇宙放射線病は深刻ですぞぉ (スコア:2, 参考になる)
鉛ガラスの厚いものなら透明度や放射線遮蔽のための物質厚をかせげると思います。
さらにタングステン酸鉛という鉄よりも重いのに透明な物質もあります。
(私が知らないだけで他にもいろいろあるとは思いますが)
これなどは遮蔽という意味ではほとんどの金属よりも有効でしょう。
もちろん費用は度外視で。
Re:宇宙放射線病は深刻ですぞぉ (スコア:1)
>「話の都合上、外の景色が見えてはいけない」からって方が大きい気がするが。
それだったら巨大な曇りガラスでもOKでは。
>タネ明かしされちゃうと2度読む気にはならん。
それは大抵の推理小説や、謎解きを含むSFでは当てはまることだと思うけど。
Re:可能かどうかって聞かれたら・・・ (スコア:2)
でも遠心力で発生させる加速度は1Gですよね?
円筒の中にスポークのような支えは必要かもしれませんが、なんとかなりそうな気がしますが。
計算したわけではないので、気がしただけですけど。
めぐりあい宇宙(そら) (スコア:2)
素材強度的な要求としては、おそらく地球上での大型の橋梁相当ではないでしょうか。軌道エレベータなんかよりも難易度はずっと下で、一般的な素材で可能だと思います。
# ということで、宇宙島の技術的・工学的な点での実現可能性については疑っていません。(私は)
Re:可能かどうかって聞かれたら・・・ (スコア:1)
カーボンナノチューブで何とかなりそうとだと思いました。
むしろ中に入れる空気を持って行くのが大変そう…
材料はまだ打ち上げて浮かべておけば良さそうですが…
ガスタンク見たいなのいっぱい浮かんでるのはちと怖いです。
彗星かなんか持ってきて太陽電池で電気分解すれば酸素は何とか?
Re:可能かどうかって聞かれたら・・・ (スコア:2, すばらしい洞察)
Re:可能かどうかって聞かれたら・・・ (スコア:1, おもしろおかしい)
Re:可能かどうかって聞かれたら・・・ (スコア:1, 参考になる)
Re:可能かどうかって聞かれたら・・・ (スコア:1)
だよね。
予算の問題であり技術面の問題とは思えない。
軌道エレベータとかは材料工学的な観点から現状不可能と言えると思うが、
シリンダー型のコロニー建設の上で不可能な技術ってあるのかな?
サイズはデカイけど中1気圧で、遠心力用に回転してるだけなので、
強度的には既存の建材で対応出来そうな気がするしなあ
Re:可能かどうかって聞かれたら・・・ (スコア:1)
>歳差運動が大きくなって
元の島三号って,二機連結することで歳差運動をうまいこと何とかしてませんでしたっけ?
なんだかそんなことが書いてあったような記憶がかすかにあるような無いような.
Re:地球でダメでも宇宙でいける? (スコア:2)
環境汚染を放置すれば、そうなる予定だったんじゃない?
まあ人類の英知はそうなることを(今のところ)阻止できたと思えばよいことだ。
コスト的に見合わない(Re:地球でダメでも宇宙でいける?) (スコア:2, 興味深い)
技術的に可能なでしょうけど、コスト的に見合う形での大規模なスペースコロニーは
無理じゃないですかね。
それこそ、重力制御、慣性制御レベルの技術革新でもない限り。
しばらくして見直したときに気がついたんですが、あの世界、人口爆発や食料不足で
コロニーをつくった、とか言ってる割に地球上に手つかずの砂漠やら海がいっぱい
あるんですよね。戦乱の結果にしても、破壊の跡はないし、戦争が始まったのはごく
最近だと言うことだし。
宇宙軌道上に物を持ち上げるには、とてつもないコストがかかることだし、軌道上に
土壌、構造物その他を全部上げて、それこそゼロどころかマイナスから始めるよりは
地球上でその技術をつかって緑地化とか海洋牧場つくる方が百倍ラクでしょ。
宇宙に出かけるには地上を利用し尽くした後か、何かよほど魅力的な物が宇宙に
見つからないと無理でしょう。
環境汚染の問題にしても、宇宙に閉鎖施設をつくるよりは同じような物を地上に
作ればいいじゃないかな。結局、1Gに耐えなきゃいけない点では同じだし。
Re:コスト的に見合わない(Re:地球でダメでも宇宙でいける?) (スコア:2, 興味深い)
「やれば農場になるけど自然破壊になるから無理」とかが起こってくるんじゃないですかね。
そういった先にはきれいな地球とそこに住めない地球人が生まれる。と。
ドウシテオレハ、ココニイルンダ!
Re:コスト的に見合わない(Re:地球でダメでも宇宙でいける?) (スコア:1)
Re:地球でダメでも宇宙でいける? (スコア:1, すばらしい洞察)
宇宙に持続可能な生活圏を作る試みが、地球の生活圏を持続させる方法を教えてくれるのさ。
Re:地球でダメでも宇宙でいける? (スコア:2)
「人間の業によって、もはや地球に住めないような状況に追い込まれ、やむなく地球から脱出する」という前提を置いたとすれば、そうでしょうね。コロニーの中に作られた「環境」は、自然の惑星である地球に比べれば圧倒的に脆弱でしょうから、もし造れても維持するのは難しいでしょうね。
一方で、
「地球というコロニーを出なくてはいけなくなった」理由が、人類がどんどん繁栄して地球のキャパを越えそうになったので、外に新しい器を作る必要が生じた、ということならば、それほど悲観することもないと思いますよ。
Re:トンデモ本曰く (スコア:1, すばらしい洞察)
カーボンナノチューブのような素材で支えてるような記述があったからねえ。
それの作者、未来技術を「現在の素材で作ったら絶対壊れる。ありえねえwww」
って言うの好きだから。