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サイエンス専門のポータルサイト開設 76

ストーリー by yoosee
エンターテイメントとしての科学も追求してほしい 部門より

才媛希望なAC曰く、"河北新報の記事によると、科学技術振興機構(JST)は、科学技術に関する情報のポータルサイト「サイエンスポータル」を7日、開設した。国内マスメディアで報道された科学ニュースの紹介、国内の18研究機関のプレスリリースへのリンクの他、脳を鍛えるDSトレーニングで知られる川島隆太教授などの研究者へのインタビュー(Podcasts)などを載せ、一般の人に科学に興味を持ってもらう他、研究者向けには公募情報を提供する。今後は大学などにも協力を呼びかけるそうだ。
まだリンク集といった感じではあるが、Google ニュースの科学・技術がコンピュータ関連でほぼ埋め尽くされているのに比較すると科学ニュースリストは便利であろうと思われる。今後の発展に期待したい。"

この議論は賞味期限が切れたので、アーカイブ化されています。 新たにコメントを付けることはできません。
  •  疑似科学への批判(というかツッコミ)もコンテンツとして期待したいなぁ。
    #kikulog [osaka-u.ac.jp]等でも指摘されているけれど、いかにトンチキな「似非」が通用しているか見る度にげんなりしてしまう。
    --
    Foot to the Home
    変なもの部 [slashdot.jp]
  •  ぜひ、日本物理学会「ニセ科学」シンポジウム [srad.jp]でコラムを連載していただきたい。
     科学に興味を持ってもらうのももちろんですが、まずは科学を知らない人が読んですぐに役に立つ情報として有益だと思うんですが、どうでしょう。
    --
    しもべは投稿を求める →スッポン放送局がくいつく →バンブラの新作が発売される
    •  ぅぉ、発言かぶった……。

       いや、科学に興味のない人の注意を引くことのできるキャッチーな記事を書くならやっぱニセ科学が一番よいのではないかと。
       「○○はとんでもない大間違いだった!」とくれば、マガジン読者でなくとも「な、なんだってー」と興味を引かれるもの。
       それでいて、生活に密着して役に立つんだから、いいこと尽くめですよ。

       もちろん、科学者としてニセ科学が許せないという部分もありますが、まずは科学を知らない人に「科学を知らないとこんな損をしますよ」と教えてあげるのが先かと。

      --
      しもべは投稿を求める →スッポン放送局がくいつく →バンブラの新作が発売される
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      • 「なんだってー!」と来る前に、頭を抱えたくなるような「反論」が殺到しそうです
         ゲーム脳にしろ、水伝にしろ、血液型にしろ、信じたいから信じている人たちの目から鱗を剥がすのは至難の業なのです・・・(^^;

         科学に興味を持ってもらう為には、まず「自然の不思議」に触れてもらうことかなー、などと最近思います。

        --
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        変なもの部 [slashdot.jp]
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      • 科学はそんなに白と黒に切り分けられるものではないと
        思います。むしろ、白と黒に切り分けて、どちらかしか
        無いと思う所から偽科学が始まると思います。

        本物科学とされるものも今のところ反例が見付かって
        いないだけで、測定技術やその分野の研究の進展と共に
        それだけでは説明できない系が発見される余地が
        あるでしょう。その状況に至っては以前正しいと
        されていた法則は正しいとは言えないのでは
        ないでしょうか。また、ES細胞の時のように、正しいと
        されていた事実が捏造だったとわかり、再実験を
        行わなくては正しいのか誤りなのかわからないようになる
        こともあるでしょう。

        逆に、偽科学とされるものも今後の研究の進展において
        正しいとされる余地は残っているでしょう。
        例えば、ディラックが陽電子の存在を予言したときは
        彼がその予言の論拠とした相対性理論の提案者である
        アインシュタインすらディラックがおかしい人だと
        思ったそうですから。

        また、世間からは一つの答えしか出ないから良いとされる
        数学についても前提から導かれる結論の正否は
        言えますが、前提の正否は言えないのではないで
        しょうか。実際、前提としてどんな変な条件を考えても
        それを体系とした数学は成立しえますから。
        そして、その前提は必ずしも自然である必要は
        ありません。

        以上の点から考えると、
        科学者の立場としては、『さしあたっては○○を
        事実とする証拠は見付かっていない。それについて
        研究した○○本の論文があるが、何れもそれを
        証明できていない』というスタンスで居るべきで、
        軽々しく『○○は正しい』や『○○は間違っている』と
        言うべきではないのではないでしょうか。

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  • 分類 (スコア:2, 興味深い)

    by wd-nara (25864) on 2006年06月07日 13時36分 (#955305) 日記
    こういうのを見るたびに思うんですけど、「科学技術」と十把一絡にせずに「科学」と「技術」に分けて載せてくれたほうが読みやすくなるんですけどね。もちろん、「科学」と「技術」のどっちに分類するか微妙なものもあるだろうけど、どんな分類でも境界が不鮮明になるのは当たり前のことなんだから、それで困ることはありません。
    • Re:分類 (スコア:3, すばらしい洞察)

      by TarZ (28055) on 2006年06月07日 16時29分 (#955383) 日記
      とりあえずここにぶら下げます。

      言葉の解釈が人によって微妙に異なるままに議論が進んでいそう、という気持ち悪さはありますが、
      そのへんの考察は別の人にお任せするとして、直感で書いてしまいます。

      「科学」と「技術」って…

      ↓こう(相反する概念)じゃなくて、

      技術的な話題 ← ・ → 科学的な話題


      ↓こう(直交する概念)だと思えるなあ。

      技術的な話題
      A  ↑  B
           
        ・ → 科学的な話題
           
      C     D


      問題:A,B,C,D に当てはまる分野を回答せよ。

      A : [    ]
      B : [    ]
      C : [    ]
      D : [    ]

      # あ、Cはいらねーや。
      親コメント
      • 分類の仕方 (スコア:2, おもしろおかしい)

        by kohei (8454) on 2006年06月08日 0時01分 (#955641) ホームページ 日記
        >「科学」と「技術」って…

        プログラマのバイブル(?) MURPHY'S LAWより
        "現代科学の手引き","現代科学の手引きに対するサーフの拡張"を引用。

        1.緑色をしているか、のたうっていれば、生物学である。
        2.嫌なにおいがすれば、化学である。
        3.役立たずなら、物理学である。
        4.理解できなければ、数学である。

        とあるので、それ以外が技術でないかと

        #これなら、ベン図で分類できる(笑)。
        --
        ---------+---------+----------+
        年をとるのは素敵なことです。
        親コメント
      • by nanno (17292) on 2006年06月07日 19時08分 (#955475)
        A : [鉄]
        B : [マニア]
        C : [萌え]
        D : [オタ]
        これじゃ、ダメだな。
        親コメント
    • Re:分類 (スコア:2, 興味深い)

      by Anonymous Coward on 2006年06月07日 13時54分 (#955311)
      科学史的な観点から言えば、
      純粋な「科学」(自然哲学的なもの)というのは19世紀前半くらいまでで、
      資本主義社会/産業社会の形成によって産業や技術と強く結びつけられるようになり、
      WWIIのマンハッタン計画において科学研究そのものが巨大な産業化してからは
      「科学技術」は不可分なものになったと言われています。

      もっとも、数学等の分野では純粋な科学も存在しており、
      上記のようなことがすべての科学についていえるわけでもありませんが。

      #科学史家の友人からのまた聞きなのでAC
      親コメント
      • Re:分類 (スコア:4, 興味深い)

        by Anonymous Coward on 2006年06月07日 16時03分 (#955370)
        WWIの辺りで国家が総力戦を行えるテクノロジーとインフラが揃ったというか。

        封建制や絶対王制が過去の物になって、民主主義国家、社会主義国家は国民が運用する物になったわけですよ。
        自分の物になった以上、国民が総出で国を守るわけですよ。
        お前の国に忠誠を誓い全てを差し出せ、国はお前とお前の家族を裏切らない、という時代になったわけですね。
        そんなこんなで国が国民の物に、国民は国家の為にとなって行く過程で科学者も科学技術も国家の物となったわけですよ。
        この時点で科学技術のパトロンは産業というよりは国家ですね。

        産業のパトロンが国家から資本主義の下に収まるのはもう少し先ですね。
        #安い人件費を求めて多国籍企業のようなものが生まれ来た辺りでしょうかね。
        国や東西で大きく違いますが、科学技術のパトロンが産業になるのはその辺り以降なのではないか、などと思うわけです。

        #ちなみに、科学技術の最も古いパトロンは宗教。もっとも新しいパトロンは萌えとアレゲ。
        親コメント
      • Re:分類 (スコア:2, すばらしい洞察)

        by Anonymous Coward on 2006年06月07日 14時03分 (#955315)
        技術と不可分な科学の分野があって、その分野では科学技術は不可分というトートロジー?
        親コメント
      • by oshu (25681) on 2006年06月08日 7時48分 (#955729)
        錬金術という技術から発達した科学もあるわけで。
        それを考えると、昔っから科学と技術は不可分だった気がする。

        資本主義社会/産業社会の形成との関連で言うなら、むしろ科学・技術の大衆化でしょう。
        --
        敢えて言おう。カスである!と。
        親コメント
      • by Anonymous Coward
        応用可能な「技術」の伴わない科学には予算がつかなくなったとかそういう話?
        あるいは実験装置を組み上げる「技術」なしには科学を研究できないとかいう話?
        常に対になっているからといって同一視するというのは乱暴な話に聞こえるけど。
    • Re:分類 (スコア:2, 参考になる)

      by mohohoman (24340) on 2006年06月07日 15時25分 (#955352)
      英語だと「Science and Technology」なんですが、元々が科学技術庁という通産省と文部省の狭間で原子力などのニッチな分野での予算取りをしていた省庁の外郭団体なので、「科学技術」というひとまとめの用語だと思ったほうがより実態を現していると思います。
      という歴史的背景から見ても、性格としては純粋な学問というよりは産業寄りですね。
      親コメント
    • Re:分類 (スコア:2, 興味深い)

      by nox_dot (11614) on 2006年06月07日 17時54分 (#955431) 日記
      同感です。前にもコメントしましたが、科学は文化、技術は文明の元だと思います。
      もちろん、技術の進歩により科学の新しい領域が研究できたり、科学の進歩により新しい技術がうまれる事がありますが、基本的には別のものですから。
      ですので、/.Jで科学よりも技術よりの話題が多いのは当然だと思います。
      パンを生むのが技術で、サーカスを生むのが科学ですかね・・・って、かえってわかりにくいか。。。
      親コメント
    • by Anonymous Coward
      「技術」「家庭」は分類しやすかったなあ...

      #歳がバレバレなのでAC
  • 部門名 (スコア:2, 参考になる)

    by Lcs (3592) on 2006年06月07日 14時00分 (#955314) ホームページ 日記
    「エンターテインメントとしての科学」って、たとえばこういうビデオコンテンツだったりですか? [google.com]

    #こういうコンテンツへのリンクがあったほうが子供も呼べると思う。
    --
    --- Lcs(http://lcs.myminicity.com/ [myminicity.com])
  • by Anonymous Coward on 2006年06月07日 14時57分 (#955339)
    一般人に興味を持ってもらいたいと本気で考えているのなら、ビジュアル的なものを毎日出していくぐらいの気構えが必要だと思います。

    実際にやってもらえるといいなぁと思うのは、
    NASAのAstronomy Picture of the Day [nasa.gov]
    のように「今日の1枚」といえる技術的な写真やイラストを出して、ちょっとした説明(分かりやすくアツい思いのこもった紹介文)と主な関係機関へのリンクを付けてもらうこと。

    これだけの数の学会や研究会 [gakkai.net]があるのだから、
    「貴学会の渾身の一枚と熱い思いを提供してください!」
    とお願いすれば、コンテンツはたちまち集まりそうなものですが。
    • by Anonymous Coward on 2006年06月07日 16時16分 (#955376)
      > 国内マスメディアで報道された科学ニュースの紹介
      今、「科学記事を読んでみたいけど、どこを見たら良いかな?」、と聞かれたらこのサイトは薦められません。

      私は、自分の所を実験台にしてこの2年ほどの間あれこれ情報を集めて分析してみているのですが、どこかのニュースサイトにわかりにくい「科学記事」が出た日には、検索エンジンからの訪問者が非常に多くなります。だから多分、RSSで拾える範囲の記事だけを時系列でまとめて出しても、普通の人にはあまり役立たないのだと思います。

      検索にまだ不慣れな人が多い現時点で多分一番役に立つのは、記事についての関連情報が最初から添えられていたりもする yahoo!のサイエンストピックス [yahoo.co.jp] でしょう。

      > 国内の18研究機関のプレスリリースへのリンク
      研究機関のプレスリリースが読めるなら、いわゆる一般の人ではないわけですし。


      既に科学に興味が有る・科学的な記事に興味が有るという人間に提供する情報のレベルと、自分では科学は興味が無い(と思いこんでいる)人間を引きつける為に必要とされる情報レベルには、どうもだいぶ差があるようですが
      > 脳を鍛えるDSトレーニングで知られる川島隆太教授…
      のようなインタビュー記事が、「一般の人に科学に興味を持ってもらう」為のコンテンツとして想定されているものなのでしょうか? … 違うよね多分。(そうだとは絶対に言って欲しくない)

      これだけの数の学会や研究会が持っているコンテンツ」、を上手く一ヶ所にまとめられたら、多分とても素晴らしいと思います。それこそ、放送局相乗りのポータルのように。大事なのは、多くの人の目にふれる機会を作り出すことだから。上手くやれば、今現在Yahoo!がきれいに一般向けにまとめているニュースインデックスサイトを越えられるかもしれません。私なら、お願いしてみますね。

      人は、そこに有るコンテンツでしかサイトを判定しません。
      生まれたばかりのサイトが上手く育ちますように、と祈りたいな。

       # 2年ちょっとサイトを動かしてみた人間より
       # 一日のビュー数が5桁に近づいていますが、一般の人に多く読まれているとは断言しがたいです
      親コメント
    • by Anonymous Coward on 2006年06月07日 15時29分 (#955358)
      親コメント
  • 今回の「サイエンスポータル」、なぜかJSTの「JSTで提供している科学技術コンテンツの一覧です [jst.go.jp]」というページには掲載されていません。

    このページのいちばん上にある「かがくナビ」は、去年の7月1日オープン予定だった [google.com]ようですが、一体どうなっているのでしょうか。

    延期された企画が完成できないまま、次の似たような企画をスタート、というのは、なんだか危ない感じがします。
  • by Yuuki-K (2469) on 2006年06月07日 14時30分 (#955322)
    RSSはないんですかね。
  • by Anonymous Coward on 2006年06月07日 16時28分 (#955381)
    いないだろうね。

    ちなみに理事長のプロフィール [sangakukan.jp]。
    昭和15年生
    中央大学法学部法律学科卒業
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「科学者は100%安全だと保証できないものは動かしてはならない」、科学者「えっ」、プログラマ「えっ」

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