S-310-37号機、打ち上げ成功 8
ストーリー by mhatta
小さな事からコツコツと 部門より
小さな事からコツコツと 部門より
宇宙航空研究開発機構(JAXA)の観測用小型ロケット S-310-37号機が 1月16日午前 11時20分、内之浦宇宙空間観測所から打ち上げられた。
参考: ISAS の宇宙ニュース
このロケットは、電離層中の高度 100〜120 kmの領域で冬季の午前 11時前後にだけ局所的に発生する高温域(通常は -50℃〜+50℃の電離層下部で数百℃に達する)の生成メカニズム解明の為に打ち上げられたもので、宇宙科学研究本部(ISAS)と富山県立大学、東海大学の観測機器を搭載。
発射から 60秒後に観測を開始。高度 99〜101kmに高温度層がある事などを観測して 184秒後には最高高度138kmに到達。予定していた観測を終了した後、内之浦の南東海上に落下したとの事。
この観測が GPSの精度向上などに繋がる事が期待されてるんだそうで。いや、正直よく解らんけど(^_^;
GPSの精度向上 (スコア:1)
GPSを補償するのでしょうか?
緯度やら季節やら時刻で大気の鉛直方向の温度を予測して、衛星の仰角
から電波の通過してくる長さと屈折率で、電波の到着時間の遅れを計算
しているようなGPS受信器って市販しているのでしょうかね。
Re:GPSの精度向上 (スコア:1, 参考になる)
それでは補正できない分を観測するのが目的なのでしょうか?
んー、ちょっとよくわからない。
まあ、今観測しているんだから今市販されているGPS受信機にその補正のための機構がないのは
当然だと思います(2周波GPS受信機は既にあります)が、この高温層の形成メカニズム解明をどうGPS受信機に反映させるんですかね。
Re:GPSの精度向上 (スコア:1)
現在よく分かっていない現象がある -> 解明するデータを得よう
で,以後のうまくいった場合に
データ -> 理論の補正や新しい計算法などの開発 -> 信頼性向上
になる(といいなあ/かもしれない)ということではないかと.
地元の報道 (スコア:1)
南日本新聞 [373news.com]のサイトに 打ち上げ後の記者会見の記事 [373news.com]が掲載されています。
# さすが地元。
今後の予定 (スコア:0)
# して欲しい
Re:1got (スコア:0)
(地球周回軌道に衛星を打ち上げる能力は無い)