世界初、衝撃吸収プラスチックを開発 62
ストーリー by mhatta
硬いだけじゃだめ 部門より
硬いだけじゃだめ 部門より
naocha 曰く、
asahi.comの記事によれば、東レと山形大学は、高強度とゴムのような柔軟性を合わせ持つ世界初の衝撃吸収プラスチックを開発したと発表した(東レ・ニュースリリース)。同研究は、 新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)の委託事業「精密高分子技術プロジェクト」によるもの。 プラスチックは強度や剛性は高いが、急激に衝撃を加えると脆くなるのが欠点。一方ゴムは急な強度、剛性は低いものの、衝撃を加えても破壊されにくい靱性をもつ。 グループは2種類以上のポリマーを混合する製造装置の設計を見直すことで、プラスチックとゴムを溶融しながら混練できるようにした。その結果、それぞれの特性を併せ持った数十ナノメートル単位の粒子「ナノミセル」を多数含むナノアロイ構造の形成に成功したという。 この素材は、自動車の緩衝材やスポーツ用の防具などへの応用が考えられている。
WBSトレンドたまご (スコア:4, 参考になる)
ワールドビジネスサテライト トレンドたまごでの紹介 [tv-tokyo.co.jp]
ヒールでおもいっきりふんずけても元通り。
Re:WBSトレンドたまご (よけいなもの) (スコア:3, おもしろおかしい)
この場合の男性変形についてぜひ#1104408にコメントを
Re:WBSトレンドたまご (スコア:2, 興味深い)
おっと、そうなんですか?やっぱり弾性変形?
ニュースリリースには「大塑性変形」ってあったんだけど、どっちなんだろ。
てか、両方?金属っぽい?
どっちにしろそれはプラスチックなのかと。
Re:WBSトレンドたまご (スコア:1)
ふんでくれるのは、やはり、小谷キャスター?
猿でもわかる基本的なイメージ (スコア:4, 参考になる)
一方ゴムのようなものも高分子ですがこちらは螺旋状に長く繋がったものです。
ですから、引っ張るとその螺旋が伸びますし、逆に縮めると縮んだり曲がったりします。
論理的な強さは結合を引き千切るのが細田ですが実際は束ねているだけなのでそれが抜けたり
元々結合が弱かった部分がちぎれます。
今回は両方が練りこまれた状態にあるのが特徴でしょう。
今後は劣化など耐久や紫外線やらいろいろな電磁波による変化、処理方法などがも必要な事柄かも
#あまりゴムとかに捕われずに高分子であることを主眼に考えましょう。
縮んじゃうのか (スコア:2, 興味深い)
けど衝撃吸収剤としては期待できそう。バンパーの裏に仕込んでおくとか。
衝撃吸収した後、自然に戻ってくれるといいんだけど
Re:縮んじゃうのか (スコア:3, 興味深い)
と思いました。
1月後半にNHKのニュースでスポーツ時の衝撃から子供を守る
プロテクターを紹介していましたが、試作品を付けた子供達は
もっと薄く軽くなって欲しいとと話していました。
適材ならば普及して欲しいです。
NHKにはその時のニュースの情報がありませんでした(なんて役に立たないのだ)。
検索で
「子供 スポーツ 衝撃 AED 心臓震盪」
をキーワードにすると良いようです。
Re:縮んじゃうのか (スコア:2, 興味深い)
色々な商品展開が出来そうだなぁって妄想してたんですが、
この変形ってのは元に戻らないんですか?
スポーツ用の防具が使い捨てだと高くなりそうなんですけど。
自分としては、元に戻るっていう前提ですが
1.自転車のフレームを丸ごと作る(フォークもね)
2.単車のカウル
3.キーボードのESCキー
なんかを希望:)
Re:縮んじゃうのか (スコア:3, おもしろおかしい)
#需要はある!絶対に!
Re:縮んじゃうのか (スコア:1)
Re:縮んじゃうのか (スコア:1)
馬鹿アイテム扱いされると思いますよ。
if the kid?
Re:縮んじゃうのか (スコア:1)
カーボンフレームやと割れる程の衝撃でも、コイツだったら直せるんですよ。現場で。通勤通学にはもってこいでしょう(笑
プラスチックやから軽い(?)だろうし、あとは値段だなぁって考えたんですけど。
#駅前だと不自然な折りたたみ自転車達が乱造されそうですね。
Re:縮んじゃうのか (スコア:1)
乗ってるときに受ける力で変形しちゃいます。
自転車のフレームパイプ、結構過酷な力を受けてます。
なのでホームセンターの1万円以下の自転車とかは...
#最近はそこそこましになったけど。
Re:縮んじゃうのか (スコア:1)
今回のプラスチックが使えるのなら、衝撃吸収剤を減らしてそれを保持する目的の方が強い外殻のプラスチックにも肩代わり出来そう。
より薄いものや、より強い衝撃にも耐える物が出来そうで期待してます。
Re:縮んじゃうのか (スコア:1)
実験を見た限りではαゲルと似たような感じですね。
Re:縮んじゃうのか (スコア:0)
Re:縮んじゃうのか (スコア:1, すばらしい洞察)
Re:縮んじゃうのか (スコア:1)
かたい話題続きですなぁ (スコア:2, 興味深い)
これでひとつ (スコア:2, おもしろおかしい)
積層複合材の原料に使えるんだろうか?
Re:これでひとつ (スコア:1, おもしろおかしい)
Re:これでひとつ (スコア:3, 興味深い)
柔軟性を持つと聞いて (スコア:2, 参考になる)
イメージとしては壊れたプラスチックをゴムがつなぎとめているって感じなんですかね。
トレンドたまごでも紹介 (スコア:2, 参考になる)
紹介されていましたね
公式ページのデータベースの方はまだ未更新な模様
というより,1月のアーカイブに誤って2月分を上書きしているようです?
総当りでURLの日付部分をいじって記事発見.
http://www.tv-tokyo.co.jp/wbs/2007/01/31/toretama/tt.html [tv-tokyo.co.jp]
Re:トレンドたまごでも紹介 (スコア:1, おもしろおかしい)
その行為は、不正アクセス行為の禁止等に関する法律に違反します。
商品展開案 (スコア:2, おもしろおかしい)
Re:商品展開案 (スコア:1)
----- 傷の治療は傷より痛い -----
1got! (スコア:1, おもしろおかしい)
Re:1got! (スコア:5, おもしろおかしい)
Re:1got! (スコア:0)
http://www.youtube.com/watch?v=LuBwXfg3Mr4 [youtube.com]
Re:1got! (スコア:1, すばらしい洞察)
その元サイズが極小だったら(ry
Re:1got! (スコア:0)
Re:1got! (スコア:0)
Re:1got! (スコア:0)
よくわからんのだが (スコア:1, 興味深い)
塩ビとかPETとかでいままでもあったように思うんだけど、
それらとどう違うの?
Re:よくわからんのだが (スコア:3, 参考になる)
通常の固いプラスチックとの違いは、限界を超える力を加えると今までの
プラスチックだと割れたり折れて戻らなくなったり弱くなったりしていた
ものが、今回のものだとベコッと凹んでも、反対側から押すなどして元の
形に戻すとわりと強度を保ったまま元に戻せる。
Re:よくわからんのだが (スコア:0)
PETなどの最初からやわらかいプラスチックのような振る舞いをしていたのだが、
なんかメリットあるのだろうか?指で押して曲がっていたし。
硬質プラスチックにゴムを混ぜて、塑性変形するようになったが、
材料特性も軟質プラスチックのようになってしまったというのなら、
まったく無意味だ。
普段は硬質プラスチックの強度を保っていて、
ある程度以上の力が加わると塑性変形するというのならわかるのだが。
Re:よくわからんのだが (スコア:1)
これだと残らないとかじゃないのかなぁ?
1を聞いて0を知れ!
Re:よくわからんのだが (スコア:1, すばらしい洞察)
Re:よくわからんのだが (スコア:1)
1を聞いて0を知れ!
Re:よくわからんのだが (スコア:1)
矢でも鉄砲でももってこい (スコア:1)
でも刃物には強いのかなあ。
真面目にわからないので (スコア:1)
「プラスチックは強度や剛性は高いが、急激に衝撃を加えると脆くなるのが欠点。」
の部分。
「脆いので、急激な衝撃を与えると壊れる」
「衝撃を与えると脆い材質に変化していってしまう」
どちらでしょう?文章そのまま読むと後者ですよね。
最初、前者の意図でこの文を書いたのだと認識したのですが、
プラスチックって後者の性質もあるのかな?とも思いまして。
Re:真面目にわからないので (スコア:4, 参考になる)
一般にプラスチックと呼ばれるものは、高分子が絡み合って凍結した構造をしています。ランダムな構造で、分子運動が凍結しているので、エネルギーを伝達したり吸収したりしにくい状態になっています。
荷重がゆっくりと加えられた場合は、そのエネルギーを構造全体に分散させて、分子結合一つ一つで見ればごく僅かなひずみとすることで、支えることが出来ます。しかしながら、荷重が急激に加えられた場合は、そのエネルギーを分散させることが出来ず、衝撃を受けた部分の分子結合のひずみが大きくなりすぎて、ぷっつりと切れてしまいます。そのため、衝撃により脆性破壊が生じます。
一方、ゴムの場合は、分子運動が凍結していないので、衝撃を熱=分子運動として吸収することが出来ます。どんな速度の衝撃を吸収することが出来るかは、分子運動の速さで決まり、これは分子構造と温度で決まります。
今回の実験では36km/hの速度でゴムのような変形をしたということですが、これはたまたま36km/hの速度が、この材料の分子運動(or 緩和時間)とうまくカップリングしただけであって、これ以上でも、これ以下でも、脆性破壊を生じてしまう、という可能性は考えられます。
Re:真面目にわからないので (スコア:1)
そうですか、衝撃を与えると脆くなってしまうんですか。
自分の先入観で文章を勝手に読み替えてはだめですね。反省。
Re:真面目にわからないので (スコア:1)
「ゴムは急な強度、剛性は低いものの……」
”急な”強度ってどういう意味なのでしょうか?
耳にしたことのない表現なので、さっぱりわかりません。
オフトピ (スコア:0)
Re:需要 (スコア:2, 興味深い)
フェラーリ308GTの初期生産分は外装がFRPだったけど、“安っぽい”という理由でスチールに変更になりました(デザイナー談)
Re:需要 (スコア:2, 参考になる)
クルマの売れ行きと技術の需要は関係ないのでは?
サターンは日本では売れてませんが、アメリカでは売れています。
フェンダーが樹脂で安っぽくとも、クルマの値段がその分安ければ、という割り切りの効くアメリカと、
実用車にも見栄を求めた当時の日本の違い、
それに、現地法人のやる気の問題ではないかと。
同じように樹脂フェンダーを使ったエクストレイル [nissan.co.jp]は売れてますがね。
こっちも質感は褒められたもんじゃないんですが、そこはタフネスさをアピールするCMで上手くカバーしていますし。
意外な需要があるかも? (スコア:1)
これいいですね。
既存の樹脂ではなく衝撃吸収が可能な素材であれば、
塗装のほうで質感を上げることで一般車に適用できるのではないかと思いました。
ある程度分厚くなるというデメリットはあると思いますが、
その辺は利点とのトレードオフといった感じで。
車の外装は1枚替えるだけで凄いコストが掛かりますから、
既存車の代替外装として出てきたら旧型ユーザーには需要があるのではないでしょうか。
勿論、質感をどこまで上げられるかで変わってきますが。
今は安価に外装を交換するならリビルト品という選択肢しかありませんが、
コスト次第では“古くなったから新外装へ交換”というのも面白そうです。