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火星のコアが液体であることを実験で確認 10

ストーリー by yosuke
将来的に内核ができれば磁場が復活するかも 部門より

Cosmogerator2 曰く、

New Scientistの記事space.comの記事によると、スイス連邦工科大学の研究者らが火星の環境に似せた高圧実験を行い、その結果から現時点では火星のコアがほぼもしくは完全に液体であることが示されたとのこと。論文はScienceに掲載されている。
Mars Global Surveyorの観測データから、少なくとも火星のコアの一部は液体であることが2003年には示されていた。しかし、全体が液体であるのか、地球の様に固体の内核を持つのかはわかっていなかった。
今回の実験では、火星の中心部で考えられる40GPaの圧力で、鉄、ニッケルと硫黄の混合物を圧縮した。その結果、火星のコアが液体状態にとどまらなければならないということが示されたようだ。
また、地球とは異なり、外側で形成された鉄の固体が中心に向かって雪のように降っていくという冷却シナリオが考えられるとのことである。

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