先日の記事にも有るとおり同機は今回の打ち上げ段階はJAXAの手を離れ、三菱重工が請け負う事となり、これからは日本国のみではなく様々な組織や国から受注をする事になる。
たれ込み人がJAXAにて職員の方々に話を聞いて見たところ、打ち上げの移管に関係してか細かい枝葉の部分で職員に困惑をもたらしている面も有るようだ。
たとえばカメラ非搭載の理由なども三菱重工の意向なのか、衛星打ち上げに関係する制限によるもなのか等。
普段H2-Aの打ち上げ中継時流れるにぎらいの「そらのうた」も流れなかった事もその影響の一つだろうか？
しかし、今回の打ち上げにおいてはトラブルらしいトラブルは起きておらず(細かい物は起きたそうだが)、
JAXAの河内山氏も記者会見の場で今回の打ち上げの自己評価を「ほぼ100点」と判じている。

探査機は今後機器のチェックを行い、地球を2周して月への旅をはじめる。
何かと綱渡りの多い宇宙科学研究本部系の探査機だが、今回は何事もなく探査を終えることを祈るばかりである。