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16651 story

SETIにそれだけの価値あるの? 92

ストーリー by mhatta
長い目で見ないと 部門より

pinbou 曰く、

本家/.の記事より。「SETI: Is It Worth It?」(SETIにそれだけの価値あるの?)と題した記事がSpace.comに発表された。タイトルだけ見るとSETIに批判的な内容に思えるが、実は書いたのはSETIの天文学者であるSeth Shostak氏。SETIには税金は投入されておらず全て寄付で支えられていることに加え、SETIのみならず基礎科学研究の重要性を力説している。

この議論は賞味期限が切れたので、アーカイブ化されています。 新たにコメントを付けることはできません。
  • by Anonymous Coward on 2007年11月12日 18時05分 (#1248840)
    SETI動かさずにアイドル状態を保っておいた方が
    フル稼働時と比べて消費電力は間違いなく高いわけで
    地球外には優しいかもしれないけど地球には優しくないよね

    現実の未来とロマンな未来、どっちに賭ける?ってところか。
    • by Anonymous Coward on 2007年11月12日 18時42分 (#1248864)
      誤植はツッこまないけど、

      電力会社が望むのは、昼夜区別無く平準化された電力使用量な訳で、そのために深夜電力 [tepco.co.jp]やおトクなナイト [tepco.co.jp]と言った料金設定をしているわけです。
      #固定分は原子力発電,変化分は火力発電で運用している訳だな

      地球にやさしいを目指すなら、夜だけ運用にすればOKじゃね?
      #原子力発電は、人間にはやさしくないかもしれんがw

      うちでは、おトクなナイト10契約で更に夜間にUPS充電、昼間はUPSから放電という過激な運用もしてました。(過去形だけど再開予定)
      現在は、更にUPSの損失分が勿体無いので、周辺機器のDC-DCコンバータによる駆動も検討中です。
      #手始めにGigabit Ether用のHUBをACアダプタモデルに変更しました。
      親コメント
      • 電力会社がもっとも望んでいるのは、最大電力の発生するピーク時間帯の電力抑制。そんなわけで、IBMがピーク時間帯はバッテリ駆動するthinkpad [impress.co.jp]を開発したわけですが、普及したという話は聞きませんね
        高効率で大容量のAC-DCを3.3V、5V、12V用の3種類導入して、スイッチング電源を排除すると、かなりの省エネが期待できると思うんだけどなぁ・・・室内配線が全部直流になっちゃうけどね。データセンターくらい大規模だと、UPSのDC-ACも不要になるし、コスト面でも効き目があるんじゃないか?と妄想した
        親コメント
        • by Anonymous Coward on 2007年11月14日 4時35分 (#1249930)
          #1248864なACです。(と言ってもあんまり関係ないかw)

          >電力会社がもっとも望んでいるのは、最大電力の発生するピーク時間帯の電力抑制。

          そうなんですけど、ピークを引っ張っているのは夏場の冷房なんですよね。
          しかも、天気/季節で電力消費量が変わるのが更に追い討ちをかける。
          #事務所/工場などの大規模冷却用の家庭向けより効率の悪い冷房機が更に追い討ちをかける
          #だから夏のピーク抑制のためにエコアイス [tepco.co.jp]なんて冷房システムまで投入している。(暖房に使ったら「アイス」じゃね~だろと言うのは無しの方向で)

          なので、「昼夜区別無く平準化された電力使用量」を優先しました。

          >IBMがピーク時間帯はバッテリ駆動するthinkpadを開発したわけですが、普及したという話は聞きませんね。

          電気予報も予測が若干ずれますし、当時はそこまでしてノートPCを導入したがる会社もあまりありませんでしたから、仕方ないかもしれません。

          今だったら、CPUの倍率もPentium!!!世代とは比較にならない位自由に設定できるので、デスクトップPCでもピーク予測時間帯前後は電力管理サーバからの指示でACPI P0ステート(CPUフルスピード)禁止等で対応できるでしょうね。
          #でも一番止めて欲しいのは、昼休みのハードディスク内のウィルスフルスキャンだと思う

          >室内配線が全部直流になっちゃうけどね。

          私個人としては、殆どの機器がAC→DC変換している現状では、電力会社から(電柱上のトランスの代わりに)高効率のAC→DCコンバータを付けてDC給電して欲しいとさえ思ってます。
          そうすれば、電力会社としても低力率の機器による損失分を負担することも無い訳ですし、結果的に電力単価も下がるのではないかと期待しています。
          #しかも、太陽電池や風力発電等の家庭用発電設備も、電源周波数に同期したインバータを使用しなくて済むので、高効率化が期待できます。(逆流防止回路もダイオード1個だけだし、ショート保護もブレーカーorフューズ1本と言う至極簡単な保護回路で済みます)

          私の場合は単に、当分期待できないから自力でやるってだけでw
          ただ、法律上30V以上は使えないので24V電源になります。

          >データセンターくらい大規模だと、

          いえ、妄想じゃありません。
          すでに、提案もされている [itmedia.co.jp]し、始まってもいます [itmedia.co.jp]よ。
          #気にする人は気にしてるんですよ、ACからの変換効率の悪さを。だから、EnergyStar4.0は80PLUS [google.co.jp]と言うロゴまで作って電源効率の改善を期待しているわけですし、私のうちのPCの電源も80PLUS制定前からですけど、全てActivePFC+変換効率「自称」80%Overの電源を使っています。

          他にも、いろいろ傍から見ればバカなこと考えてますよ。
          ・夏場の冷房代わりに、熱交換で風呂沸かしてやる。
          ・エアコンの室外機の排気口にヒートシンク+ペルチェ素子おいて、その温度差で僅かな電力でも回収してやる。
          ・CPUとヒートシンクの間にペルチェ素子挟んで、ちょっとでも回収してやる。
           (これは、実際NorthWood P4時代にやった。でも1Wしか回収できなかった…orz)
          ・その他熱→電力に関する諸々

          ちなみに、ちなみに、サーバセンタの冷房をエコキュートに~ [srad.jp]って書いたのも私
          親コメント
    • > SETI動かさずにアイドル状態を保っておいた方が
      > フル稼働時と比べて消費電力は間違いなく高いわけで

      「アイドル状態を保っておいた方が消費電力は高い」なら、
      電源を落とさない・落とせない理由のあるマシンについては、
      (アイドル状態よりは)SETIでも動かした方が環境にいいって事?
  • by wingston (35079) on 2007年11月12日 18時51分 (#1248869)
    未来学者のレイ・カーツワイルによると、
    知性を持った生物が現れそれが電波を使うまで順調に進化したならば、
    収穫加速の法則により、その生物は速やかに宇宙を知性で満たすだろうと予測している。
    宇宙は既にパターンのある電磁波で満たされているはずだが現実はそうではない。
    我々こそが宇宙で最初に知性を持ち、電磁波を操る生物ではないのか?

    電磁波で通信をする異星人がいないということを証明するのは、
    人間原理的な面で特に、我々の宇宙を理解するのに役立つから進めて欲しいと思う。
    • by foobar2006 (30156) on 2007年11月12日 19時05分 (#1248879) 日記
      > 我々こそが宇宙で最初に知性を持ち、電磁波を操る生物ではないのか?
      もしかしたら逆だったりして。
      すでに他の異星人は超光速通信、亜空間通信、量子通信とかなんとかに移行してて、
      電磁波なんて時代遅れの方法で通信しているのは我々だけだったりするかもw
      親コメント
      • by Anonymous Coward on 2007年11月12日 20時39分 (#1248951)
        俺が宇宙人から聞いた話だと、今時転送速度の上限が光速に制限されるなんてトロくてやってられないって言ってた。

        それから電磁波のような原始的な通信手段についても、実は宇宙総務省の周波数帯割り当ての認可が必要らしい。
        (そう言えば、この間も申請したけど実用化する前に滅亡しちゃった種族があったと聞いた)

        宇宙がノイズだらけにならないよう、ちゃんと出力とか角度なんかも規制されてる。

        地球みたいに無許可で野放図にゴミ電波タレ流してる星は、宇宙ではSpam扱い。
        誰も相手しないらしいよ。
        親コメント
        • by Anonymous Coward on 2007年11月12日 23時16分 (#1249049)
          >(そう言えば、この間も申請したけど実用化する前に滅亡しちゃった種族があったと聞いた)
          俺が聞いたのとは少し違うな。

          申請前に垂れ流していたSpam電波が、運悪く連続して帰ってきたからだって聞いたぞ?
          原因は垂れ流し防止のone wayシールドの不備だったとか…惑星丸焼け、救出のしようがなかったってさ。
          親コメント
    • by Anonymous Coward on 2007年11月12日 19時41分 (#1248910)
      >宇宙は既にパターンのある電磁波で満たされているはずだが現実はそうではない。

      ここらへんに、問題点が潜んでる気がしますね。
      地球上でも、電波の無駄遣いはどんどん減っていく方向で、通信もアナログからデジタルに移行してる。
      スペクトラム拡散通信なんかしてたら、「パターンのある電磁波」なんか得られそうにありません。

      惑星間通信や、星系間通信の場合、極めて鋭いビームの電波あるいはレーザーを使うでしょう。
      漏れ出た電磁波が偶然地球を指向する可能性は極めて少ないはず。
      無論、未知の物理を駆使した通信が存在している場合、現在の地球人には観測できません。

      また、基本的な事実として、電磁波は距離の二乗に反比例して弱くなる、つまり極めて微弱なモノだというコトがあります。携帯電話の電波がアルファケンタウリで受信できる可能性はゼロでしょう。
      単に電磁波を利用しているだけでは、宇宙は彼らの信号で満たされたりはしません。

      つまり、意図して他星系に電波を送出し、コミュニケートしようという意志がない限り、まず滅多なコトでは電磁波を検出できないということです。

      この意味において、現状のSETI(SETI@home等)は、相手がコミュニケートしてくるコトを前提としているのがわかります。
      SETI@homeで何も検出されなかったとしても、それは地球に対して能動的にコンタクトしようと考える文明が無い、というコトしかわかりません。

      ※チキンな地球人脳から考えると、能動的に他星系にコンタクトしようなんて馬鹿げてると思うわけですが(笑
      ※少なくとも1つ、破滅的なコトばかり考え実行する文明がある以上、他星系にも同じようなヤバい文明があると考えるのが自然というものです…。
      親コメント
      • スペクトラム拡散通信なんかしてたら、「パターンのある電磁波」なんか得られそうにありません。

        これは、私もちょっと懸念している点です。

        電磁波のように限られたリソースを効率的に使おうと突き詰めていくと、ある宇宙文明が使う通信は、おそらくデジタル化、データ圧縮、スペクトラム拡散などが使われるようになってくるでしょう。
        宇宙文明内に内紛のようなものがあるなら、暗号化もありえます。

        効率よく電磁波を使おうとするほど、通信はノイズに見える傾向があるでしょう。こうなると、信号のデコード方法を知らないと意味のある信号が読み取れそうにありません。

        地球人類は、電波を使い始めて200年経たずにここまでたどり着いています。仮に、1つの宇宙文明が、他の文明に解読されうる信号を200年しか発信しないのだとすれば、SETIの望みは大幅に薄くなります。

        ここまでの仮定が正しければ、SETIの望みは、(ACさんのおっしゃる通り)「ETIが自分たちで通信に使っている信号」の傍受ではなく、「ETIが積極的に宇宙に向けて発信している信号」の受信に絞られるでしょう。

        ということで、現在のSETIのアプローチをちょっと変える必要があるんじゃないか、と思ったり思わなかったり。
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        • by Anonymous Coward on 2007年11月12日 22時44分 (#1249038)
          SETIのSはSearchのS。まずは、信号の中身までは気にしない。とりあえず「あそこに誰かがいる」ことを確定するのが目的。変調方式や圧縮は関係ない。問題は強度。その信号が宇宙のある座標にくっついて動いたかどうかがポイント。
          見つかったら今度はCETI。Contact for Extraterrestrial Intelligence。デコードが必要になるのはここ。でも、それは次の段階。
          #あと、地球人類は電波でも一度だけ積極的に信号を発信しているよ。
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          • SETIのSはSearchのS。まずは、信号の中身までは気にしない。とりあえず「あそこに誰かがいる」ことを確定するのが目的。
            そもそも信号に見えないんじゃないか、というのが元の趣旨です。

            #あと、地球人類は電波でも一度だけ積極的に信号を発信しているよ。
            や、アレシボメッセージのただ1度だけってこともないだろう、と思って調べてみるとこんなのがあるようですね。

            Active_SETI [wikipedia.org]
            • Arecibo Message (1979)
            • Cosmic Call 1 (1999)
            • Teen Age Message (2001)
            • Cosmic Call 2 (2003)

            まあ、構想だけならガウスの時代からありましたからね。(当時は電波じゃなくて光学的なアイディアでしたが)
            親コメント
      • > 地球上でも、電波の無駄遣いはどんどん減っていく方向で、通信もアナログからデジタルに移行してる。

        そういう意味では、ドレイク方程式 [wikipedia.org]に現れる『文明の存続期間』というのは、『こちらが傍受可能な
        形式での通信が行われる期間』に置き換えられるのかもしれませんね。
        戦争で自滅しない限りは文明の存続期間は延び続ける、というのがよくある主張ですが、テクノロジーの進歩に
        伴ってこちらが傍受できない通信手段に移行すると受信側としてはどうしようもないわけで。

        もちろん受信側のテクノロジーもどんどん進んでいくので、それらがマッチするときにしか
        コンタクトは成立しない、かも。そうなると確率はぐっと小さくなりそうですね。
        親コメント
        • そういう意味では、ドレイク方程式 [wikipedia.org]に現れる『文明の存続期間』というのは、『こちらが傍受可能な形式での通信が行われる期間』に置き換えられるのかもしれませんね。

           ある厚みと内径を持った球殻のイメージが脳裏に浮かびました。

           球殻の厚みは、「文明の存続期間」又は「こちらが傍受可能な形式での通信が行われる期間」
           球殻の内径は、「文明が滅んだ」又は「こちらが傍受不可能となった」時から、「今」までの時間
           地球の場合、半径100光年ほどの、中が詰まった球殻。

           そんな球殻が、宇宙に複数あることを期待するとして、今の地球はそのどれかに重なっているのだろうか?
           重なっているといいなぁ…。

           電波をだだ漏れにしなくなった進歩した文明は、静かになった星系で進歩した技術を用いて、地球でのSETIのように聞き耳を立てていると思います。(もちろん、都合のいい希望的予想ですけどね)
           100光年以内にそんな文明があれば、100年以内にこちらにあわせた返事が届くかもしれません。
          #さすがに、100光年以内では、星が少なくて望み薄のようですが。
          親コメント
      • スタートレック的なコンタクトは現実的にはありえそうもないです。

        十分に進化した生物は現実的宇宙には機能的実体を持たず、
        メモリ空間(シミュレーテッド・リアリティ)の世界で活動する可能性の方が高いと思います。
        そうした場合、彼らだけの閉じた世界なので、彼らの痕跡を見つけるのはかなり難しくなります。

        彼らは計算能力を増大させるために演算ユニットとメモリ装置を外部に展開していくので
        外部との接触もあると思うんですが、我々の知性で彼らのパターンを認識するのはたぶん出来ないと思います。
        外部から見ると1部分だけを見てもノイズにしか見えないんじゃなかろうか・・・

        というかむしろ、外部知性が宇宙全体に既に行き渡っていると仮定すると、
        道端の石っころや、私達の存在自体も彼らの計算に使われている可能性もありますね(それって神っていうかな?)
        親コメント
      • >この意味において、現状のSETI(SETI@home等)は、相手がコミュニケートしてくるコトを前提としているのがわかります。

        こちらからも、何か送信しないといけませんね。
        しかし、電波の送信は何かと厄介。
        みんな、自分からは電波を出さずに、相手からの電波を待ち続ける。

        親コメント
      • by kikki (30639) on 2007年11月12日 22時48分 (#1249040)
        が浸透してて、送信する情報は必ず暗号化されてる可能性もあるわけですね。
        親コメント
      • >惑星間通信や、星系間通信の場合、極めて鋭いビームの電波あるいはレーザーを使うでしょう。
        >漏れ出た電磁波が偶然地球を指向する可能性は極めて少ないはず。
        >無論、未知の物理を駆使した通信が存在している場合、現在の地球人には観測できません。

        物理的には、極めて鋭いビームの電波をつくり出すためには非常に大きなアンテナを
        建造しなければなりません。それほど大きなアンテナを駆動して惑星をトラッキング
        させるのはエネルギー的にも技術的にも効率がよくありません。また、レーザを用いる
        場合、確かに簡単に広帯域を達成できるでしょうが、エネルギーとしてはそれほど効率
        がよくないでしょう。

        もしも信号処理が得意な種族ならば、電波をばらまくのが安上がりです。
        電波出力を大きくひろがったビームに乗せ、周波数方向に上手に情報を載せるのが
        一番安価に済みます。

        さすがにとなりの恒星系の携帯電話の電波をひろうのは難しいでしょうが、月面から
        地球の携帯電話の電波が人口のものであることを認識することは技術的に可能です。
        もしも、複数の恒星系の間で通信をしている種族が近くにいたならば、偶然ビームの一部が
        地球にもれてきてもいいんじゃないでしょうか???

        親コメント
    • 知性を持った生物が現れそれが電波を使うまで順調に進化したならば、収穫加速の法則により、その生物は速やかに宇宙を知性で満たすだろうと予測している。

      でも、光速が、たった30万km/sしか無い以上、「速やかに」は無理だと思う。

      親コメント
    • 交信可能な距離にレベルの近い文明があるなんて考えられないから、大きなレベルの差があるだろう。
      そして、人類と同じような考え方をするなら、大きなレベルの差がある未開文明に影響を与えるようなことは避けるだろう。(そうでなかったら、とっとと吸収されて終わり)
      で結局、SETI が成功する状況ってあるの?
      --
      the.ACount
      親コメント
  • by Anonymous Coward on 2007年11月12日 19時03分 (#1248876)
    大枚はたくのは男のロマンです
  • by unnamed7 (33206) on 2007年11月13日 0時40分 (#1249107) 日記
    1999年からやってます.ほとんどやりっぱなしです.
    しかし、

    当時マックで1年廻しっぱなしにして得た計算量が、
    今のマシンだと1ヶ月(とかもっと短いだろ).

    だとすると、あの頃にやらないでおいて、今年のマシンでやれば遥かに地球に優しかった、、

    ってことは、

    今年やらないで、10年後にやればもっとやさしい、
    10年後にやらないで20年後だったらもっともっとやさしい、

    ってことは、ずっとやらないで置くのが一番いい、ということを考えるようになって
    困っています.このジレンマから逃れる方法を誰か教えてください.
    • by tomone (15592) on 2007年11月13日 22時56分 (#1249823) ホームページ
      小学生の宿題は大人になってからやるととても早く解けます。
      そもそもやらないのが一番時間が掛かりません。<マテ
      --
      TomOne
      親コメント
    • Re:多大なジレンマ (スコア:1, すばらしい洞察)

      by Anonymous Coward on 2007年11月13日 2時39分 (#1249159)
      「手をつけない問題はいつまで経っても解決しません。」

      つまりはいつか必ず実行しなければならないということで・・・
      え?これだけじゃいつやればいいか分からない?

      じゃあ、「計算速度が10倍になったときには問題は10倍以上になっている」
      「前の問題が終わらない限り次の問題にとりかかることはありえない」
      とかいうのはどうでしょ?
      親コメント
      • Re:多大なジレンマ (スコア:2, おもしろおかしい)

        by nesuke (8798) on 2007年11月13日 10時38分 (#1249312) ホームページ 日記
        需要があるから技術ってのは進化していくのです。
        皆がゲームやりたくなければグラフィックボードは進化しないし、知的探求やら敵を殲滅やら考えるとPCは進化しなければならないのです。

        ということで、誰かがPCを使って何かをしたい限り計算速度は速くなるけど、「別に今やらなくても良いや」って人が増えたら進化が止まるはずなので、今現在進化が続いてるって事は、そんなジレンマは抱かなくても良いと思うのです。
        どうでしょう?

        #Xbox360のせいで自分のPCは進化しなくなりました・・・
        親コメント
  • SETIとかFoldingとかいろいろ@homeプロジェクトって立ち上がっていると思うんだけど,不特定多数ばらまき型の計算の場合,データ(結果)の信頼性ってどうやって確保してるんだろうか.
    通信経路は暗号化するにしても,結果そのものの検証作業は必要だろうに.同じパラメータのジョブを複数のノードに投げて平均でもとるんかな?それこそ計算量が増加するし,通信のオーバヘッドも無視できないだろうし,それ以前に計算ノードから結果が返って来るかどうかも不明だし.

    そもそも@homeとかって現状では解くのに必要な計算量が確保できない問題に対して行っているよね.
    それが@homeの参加計算機によって,瞬殺されるような時間で結果が返って来るなら数回繰り返して検証もできるだろうけど,『解くのに必要な計算量が確保できない問題』への解がそんな簡単に返って来るとも思えないし.

    ところで関連ニュースとしてFolding@homeがPS3とかを巻き込んで1PFlop/sを記録したんだって.汎用計算ができて,常にそのスペックで稼働できるなら本当に凄いんだけどな.

    PS3が貢献、Folding@homeが1ペタFLOPS達成 [itmedia.co.jp]
    • SETIの問題はFFTなので、逆FFTは計算量が非常に簡単。
      なので、鯖側で逆FFTやってるんじゃないかな。
      よくわからんけど。

      @home系のやつって、問題を検証可能な状態に変形して送ってるんじゃないかなぁ。と予想してみる。
      識者の方、突っ込みよろしく。
      親コメント
    • by Anonymous Coward on 2007年11月12日 21時05分 (#1248976)
      > 同じパラメータのジョブを複数のノードに投げて平均でもとるんかな?

      少なくともSETI@homeではそのような運用を行っています。
      加えて一定期間内にワークユニットが返却されなかったらそのワークユニットは再配布されるようにもなっています。
      BOINCのほかのプロジェクトでも大体同じようなことをやっていると思います。
      親コメント
    • >同じパラメータのジョブを複数のノードに投げて平均でもとるんかな?

      その通り。ジョブはそれぞれ複数のクライアントに投げられて、全部から帰ってきて一致したら有効なリザルトとして計算終了となります。一致しなかったりノードから結果が帰ってこなかったら、改めてそのジョブは違うクライアント群に割り当てられます。
      親コメント
      • さらに言えば、少なくともSETI@Homeに限っては、各ノードで返す結果は所詮「有効なデータが含まれている『可能性アリ』」というレベルでしかありません。各ノードから返却された『アタリ』の結果はホスト側でも再検証がされます。さらに他のデータとあわせて分析して(人為的な評価も含めて)初めて「SETI的に有効か」どうかが評価されます。

        前者のレベルで『可能性アリ』なデータはいくつもあったが、「SETI的に有効か」と確信できるレベルに達した信号はいまだ発見できていない。

        クライアントと通信データをハッキングすれば「有効なデータが含まれている『可能性アリ』」と“偽装”することも可能ですし、現実そういうデータが帰ってきたこともあるそうな。まあアタリを引きたいという誘惑の声に負けたんだろうな。

        --
        +=======------
        | K.Hamaura a.k.a. SeyfertSluw
        | 「SFはどこまで実現するか」 復刊希望は→http://www.fukkan.com/vote.php3?no=4901
        親コメント
    • >ところで関連ニュースとしてFolding@homeがPS3とかを巻き込んで1PFlop/sを記録したんだって.
      ついでに最近、「世界で最も強力な分散コンピューティングネットワーク」としてギネスに認定されたらしいですよ
      http://www.scei.co.jp/corporate/release/071101.html [scei.co.jp]

      #オフトピ
      親コメント
typodupeerror

目玉の数さえ十分あれば、どんなバグも深刻ではない -- Eric Raymond

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