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「天才」はもう現れない? 129

ストーリー by hylom
天才が生きにくい世の中なのか、 部門より

capra 曰く、

ここ数十年、天才型の一個人による研究は陰を潜め、巨大な組織による研究が台頭している。特に1957年の旧ソ連によるスプートニク打上げをきっかけに、資金力があり、様々なコラボレーションを育成できる巨大な組織による研究がトレンドとなった。また、2005年に行われたノーベル賞受賞者や発明者などを対象にした研究によると、革新的なアイデアなどが生まれる年齢は100年前よりも6歳も上がっているとのことで、これはブレイクスルーを達成するまでに学ぶべき事柄が多くなってきていることが一因という。(本家記事より)

時代とともに人類の知識が蓄積し、一個人が達成できることに限界が生まれてきているのだろうか?ガリレオやコペルニクス、エジソンやアインシュタインのような「天才」は今後はもう現れないのだろうか?それとも未だ研究が実っていなかったり、この世に生まれていないだけ?

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  • 問題ありません。 (スコア:4, おもしろおかしい)

    by isi (4853) on 2008年12月16日 15時38分 (#1474268) 日記
    忘れたころにやってきますから。
  • by akira1229 (36311) on 2008年12月16日 17時39分 (#1474380)
    サヴァン症候群と考えられている天才たち

    ・アインシュタイン
    ・レオナルド・ダ・ヴィンチ
    ・ビルゲイツ
    ・トーマス・エジソン?
    ・ガリレオ・ガリレイ
    ・テスラ

    キャリアに関係なくサヴァン症候群の人たちが自由に研究できる教育&研究機関があれば天才は生まれるかも?
    • Wikipediaによると

      サヴァン症候群(サヴァンしょうこうぐん、savant(仏語で「賢人」の意) syndrome)とは、知的障害や自閉性障害のある者のうち、ごく特定の分野に限って、常人には及びもつかない能力を発揮する者の症状を指す。

      だそうですが,ここに挙げられた方々は,明確な知的障害や自閉性障害があると言える人はいないと思いますが,いかがか.
      そもそも,このリストはどこから?
      親コメント
  • グリゴリー・ペレルマン [wikipedia.org]

    数学はまだまだ個人の天才が発掘されそうな分野だと思います。
  • by coolman (35637) on 2008年12月16日 17時40分 (#1474382)
    ゲームのCivilization4で、
    序盤は一人の偉人を消費すれば一つの新しいテクノロジーを獲得できるのに
    時代が下ると複数の偉人を消費しないとテクノロジー取得できないのを思い出した。
  • by Anonymous Coward on 2008年12月16日 18時33分 (#1474446)
    引き合いに出して失礼かもしれないけど、モーツァルトとか、加藤九段とか、長嶋茂雄とか、天恵を持っている人はどこか他の面でいびつな面を持っていることが多いんじゃないかと思う。
    歴史の中に埋まってしまえばその業績だけを見て「偉大だった」で済む話でも、周囲にとってはたまったものではなかったりすることもあるんじゃないかな。
    そういういびつな面を矯めず殺さず才能を育てる素地が、今の社会には欠けていないか?という指摘をしたい。
    パトロンだとか、サロンだとかいうものがうまいこと機能すれば、まだ伸ばせる才能はあるんじゃないか。
    20世紀に崩壊した共産主義国家の成したいろんなことのうち、そういう個人の才能を素直に育てる教育があったことだけは評価したいとおもうんだよね、個人的には。
  • 東海3県ローカルねた (スコア:2, おもしろおかしい)

    by ultra_hawk_1 (13626) on 2008年12月16日 20時35分 (#1474544) 日記
    「天才」はもう現れない?

    そうそう、
    天才クイズもおわったもんなあ、「天才出現!」のテロップももう出ない。

  • by Anonymous Coward on 2008年12月16日 15時05分 (#1474243)
    馬鹿は死ね
    • ではれば、真っ先にあなたが死ぬべき;)

      何をもって天才とすべきか迷いますが、
      昨今で言えばWinnyの開発者だってブレイクスルーを成し遂げたことを考えれば、
      十分天才だと思います。

      科学分野で言えば理論物理や数学の分野では、
      まだまだ個人が頑張っていると思うのです。
      親コメント
      • by Nuisan (34779) on 2008年12月16日 21時41分 (#1474601)
        数学者の末席にいる者として。

        科学分野で言えば理論物理や数学の分野では、
        まだまだ個人が頑張っていると思うのです。
        確かに他の分野と比べると数学には個人で活躍できるチャンスが多く残っていると思いますが、それでも体感としては近頃共同研究の割合が増してきているように感じます。統計を取ったわけではないので正確なことはわかりかねますが。
        #理論物理のことはもっとわかりません
        親コメント
  • by duenmynoth (34577) on 2008年12月16日 15時16分 (#1474249) 日記
    元コメでも言われていることですが
    故人の実績はそのまま後続のハードルとなるのでごく自然な事でしょう

    にもかかわらず毎年表彰式があるのだから
    むしろ素晴らしい業績だと言えますね
  • by Anonymous Coward on 2008年12月16日 15時22分 (#1474255)
    人生で一度以上
    1. 他のことを一切顧みず、勉強しまくる時期がある(関連分野の現存する書籍を読み尽くすくらい)
    2. 発見への転機となる、大事件大事故重病に巻き込まれる

    もちろん1をやるには「時間的な」下地が必要。短時間で読破するための基礎教養と読解力はもちろん、若いうちに(2などで)目覚めることで費やせる時間が増える。
    2はいつ降ってくるかわからない。運の要素が大きいが適切なタイミングで来れば天才が完全覚醒する。1をやる前の目覚めるきっかけでもいいし、1で知識を得た後活かす場であってもいい。
    • by Anonymous Coward on 2008年12月16日 15時30分 (#1474263)
      3. 以下のいずれかを満たす

      a.牢屋に入れられる
      b.入試面接で喧嘩する
      c.興味のない教科で落ちこぼれる
      d.学校に行けず親が教育する
      親コメント
      • by Anonymous Coward on 2008年12月16日 16時33分 (#1474313)
        タレコミの
        > ブレイクスルーを達成するまでに学ぶべき事柄が多くなってきている
        に揃えると
        1は先人が打ち立てたハードル「学ぶべき事柄」に達すること。一分野だけマスターして終わらないのもコツ
        2はブレイクスルーそのものか、ハードルの上へ行く原動力です。

        3は
        a 偉大な「政治家」の条件3つとして生死をさまよう重病と、牢屋と、あと破産かなんかだったような。広く世を(底辺も)知ることが重要なのだとか。科学分野では必ずしも必要ではない?
        b,c はアスペルガー的な意味で素養ありってことでしょうか。でも今後の伸びしろを潰されかねない諸刃。
        d は学校教育よりその子にあった教育ができていれば伸びがいいという条件付き。
        でしょうな。
        親コメント
      • 皆でする研究が流行なら変人奇人は篩い落とされそうですね。

        天才が出にくいというのはその分野が社会とある意味うまくやっている証左じゃないかしらん。
        親コメント
  • by Anonymous Coward on 2008年12月16日 15時49分 (#1474280)
    >学ぶべき事柄が多くなってきていることが一因

    というのは、いつの時代も「近頃の若いモンは」とオヤジが吐き捨てるのと同じ。
    よくあるアレですな。
    ムツゴロウさんの若いころの本に、同様な愚痴こぼす学生を殴りつけた
    ラーメン屋の話が出てたっけ。
    • by Rem (17869) on 2008年12月16日 17時44分 (#1474386) 日記
      古代から言われ続けているわけで、その若い者の集大成である我々は
      ダメ人間の集まりなんだよね、その理屈で行くと・・・

      年を重ねると、柔軟性がなくなるというか、変化への適応能力が衰えてくるので、
      仕方ないことなんですが、たまに、こう感じる自分に老いを感じたりもするですよ。
      柳の木のような柔軟さと芯を持ち合わせたいもんですヽ(´ー`)ノ
      親コメント
  • by kokeko (31517) on 2008年12月16日 15時56分 (#1474285) 日記
    じゃないかと。
    ノーベル賞クラスの人でも、基本ノーベル賞をとるまでは、少なくとも日本国内ではノーマークですし。その業界で有名なのかすらよくわかりません。
    --
    #ACは価値ある発言してください
  • by yosukekke (35655) on 2008年12月16日 16時11分 (#1474297)
    0を1にすることは天才だが、次の天才は1を100くらいにしなければならない気がする。つまり気づきにくいんだ。
    • by ksiroi (24990) on 2008年12月16日 16時44分 (#1474332) 日記
      100の時代から見れば1なんて0に近似であり、鑑みれば0→1でも1→100でも周知されればどれも同じ。
      どちらの方がエネルギーと時間が必要かと言われれば、それは個人の技量の問題なわけで。
      団体の中にも突出した才能が無いと発展しない、その突出した才能が所謂天才なのではないかと。

      要は「周りがどれだけ騒いでいるか」じゃないかなぁと思います。
      天才の存在に「気づいている人は気づいている」ってことかな。

      // ほらスラド住人も僕という天才の周知をだなうわまてなにをすr (:>^
      親コメント
      • Re:0 and 1 (スコア:3, 興味深い)

        by numberR (34474) on 2008年12月16日 18時05分 (#1474408)
        0から1は発明。
        1から100は改良。
        天と地の差があります。

        これは日本も分かっているはず。
        日本が設計して、中国に生産させる。
        実際に生産している中国が、
        「設計しかしない日本より実際に生産している私達の方が賢い」、
        と言った場合どう感じるか。
        多分矛盾がある。

        日本も発明と改良の差は分かっているが、
        自分が改良の立場だと分かると全力でその立場を守る。
        自分の中に矛盾を感じながら。
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  • ここにいるぜ! (スコア:1, おもしろおかしい)

    by Anonymous Coward on 2008年12月16日 16時48分 (#1474335)
    はやく、見つけてくれ。
  • フェルマーの最終定理を証明して見せるという偉業をほぼ一人で成し遂げていると思うんですが。

    逆に天才と言われる人たちでも、最後のブラッシュアップは周囲の人たちと共同でやっていることが多い。

    そういう意味では、別に天才はいるし、出てきているし、別に数が少なくなっているとも思わない。単に「天才が何をやっているのかよく判っていない」人が大半で、そのせいで広く知られていない、というだけでは??
    --
    fjの教祖様
  • 基礎を学ぶのが弊害となっているのなら、基礎をコンピュータに任せて「その先」からいきなり学ぶグループを作ってはどうでしょうね。
    ソフトウェア技術者がコンピュータハードやOSを学ばずとも用意された環境とアイデアだけで新しいアプリ・サービスを作り出すように、なにか変わるかもしれません。

    最近の若者は漢字を手でかけないとか すぐケータイやインターネットに頼る、とか年寄りが嘆いてもしかたないのです。そうしたバイパスが新しい何かを作り出すかもしれないのですから。

    まぁ、全員が全員 基礎をないがしろにしてるとそれはそれで破綻しそうですけども。年寄りの技術を受け継ぐグループもいないとね。
  • by Anonymous Coward on 2008年12月16日 19時14分 (#1474487)
    巨大組織とはいえコロリョフという天才が居なかったらうまく行ってなかった様な気が…
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あと、僕は馬鹿なことをするのは嫌いですよ (わざとやるとき以外は)。-- Larry Wall

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