パスワードを忘れた? アカウント作成
65786 story

JAXA、新たな宇宙飛行士候補者 2 名を決定 16

ストーリー by reo
知人が三次まで進んでいたのだが 部門より

hylom 曰く、

宇宙航空研究開発機構 (JAXA) が、全日空所属の大西卓哉さんと、自衛隊所属の油井亀美也さんの 2 名を新たな宇宙飛行士候補者として決定した。2 人は今後 JAXA に入社して約 2 年間の訓練を受け、その後宇宙飛行士としての認定を受けることになる (JAXA のプレスリリース) 。

2 人は 2015 年までの国際宇宙ステーション (ISS) に登場する宇宙飛行士候補者となり、もし ISS 搭乗が決定すれば ISS に最長 6 ヶ月程度滞在することになるという。油井さんは自衛隊で戦闘機のパイロットをしていたそうで、パイロット資格所持者が宇宙飛行士候補となったのは初めてだそうだ。

ちなみに今回の宇宙飛行士候補者の選抜には 963 名 (男性 839 名、女性 124 名) が応募しており、過去最高の競争率だったようだ。

この議論は賞味期限が切れたので、アーカイブ化されています。 新たにコメントを付けることはできません。
  • by Anonymous Coward on 2009年02月27日 13時29分 (#1521688)

    タレコミ文は油井さんのみにクローズアップした書き方ですがLivedoorニュース [livedoor.com]によると大西さんもANAの副操縦士だったそうで。

  • NHKで見ましたが、油井さんは映画「ライトスタッフ」 [wikipedia.org]を見たのが、宇宙飛行士を目指すきっかけだったとか。

    キャプ翼がきっかけなサッカー選手とか、ドカベンな野球選手とかが出てくる世の中だし、
    オネアミスの翼で目覚めた宇宙飛行士が出てきて欲しいなぁ。
    プラネテスでも可だけど、最近すぎるか。

    MOONLIGHT MILE がきっかけな人は…居たら嫌だ

  • by Anonymous Coward on 2009年02月27日 12時35分 (#1521627)

    > 油井亀美也

    かみやんの名前が読めません

    • by Anonymous Coward

      「きみや」ですね。

      訓練期間2年で、稼動予定が2015年までって残り何年だよって話ですが、宇宙計画の行き当たりばったり加減を見た気がします。いや、宇宙飛行士の需要は今後増えると思うんですけどね。現状はどうなっているんでしょうか。

      • by Anonymous Coward
        稼動予定が迫ってきているからこそ、今のうちにノウハウを蓄積して次に備えないと、次を始める力がなくなるのでは。
  • by Anonymous Coward on 2009年02月27日 12時50分 (#1521647)

    パイロット資格所持者が宇宙飛行士候補となったのは初めてだそうだ。

    俺が子供の頃なりたかったものは、宇宙飛行士か飛行機のパイロット。
    羨ましすぎるぞ!

  • by Anonymous Coward on 2009年02月27日 12時55分 (#1521654)
    年齢が30以上、40近くなのが驚きでした。

    体力がかなりをしめると思っていました、体力的には下り坂なのに受かるってのはやっぱり知識や経験なんかの総合力が問われるんでしょうねえ。

    • Re:年齢 (スコア:3, 興味深い)

      by Anonymous Coward on 2009年02月27日 20時47分 (#1521989)
      民間航空会社の30前後と言えばキャリアと人生設計で悩む時期でしょうね。
      幹部自衛官の40前後はさらに切実です。
      若年定年制が敷かれている幹部自衛官は、高級幹部へ昇進するためのキャリアを得るための年限がおよそ40歳前後で、ここで将来の道筋がほぼ決まります。
      将官コースの芽がなくなると50代半ばで退職になるし、中途半端にキャリアが付いているとその後は管理職として歩むこととなり、パイロットは引退することになります。
      この人の場合、防大出で航空幕僚監部勤務ということは既にパイロットとしては現役引退内勤コースを歩んでいるように見えます。
      そうすると、このまま50代半ばで奉職しどこぞの防衛関連産業に天下りするか、ここで一念奮起して人生の方向転換が出来る40あたりで退官するのか、文字どうり人生の分かれ目の選択をすることになります。
      で、この人はまさに一念奮起して華麗な転職を決めてしまったわけです。

      ちなみにパイロットでも、ヘリの場合は県警、消防、報道、引く手あまたですし、大型固定翼機の場合も民航へ中途採用の機会がありますが、戦闘機パイロットの経歴はかなり微妙で、下手すると民航でも羽田や成田ではなく調布を基点とする会社しか行き先が無いこともあり得ます。なのでJAXAの宇宙飛行士は考えられる別格の転職先とも言えます。
      40歳なのにではなく、40歳近くだからこそ出来る選択なのかもしれません。
      親コメント
      • by Anonymous Coward

        >この人の場合、防大出で航空幕僚監部勤務ということは既にパイロットとしては現役引退内勤コースを歩んでいるように見えます。
        幕僚監部に異動になったのは宇宙飛行士の最終選抜に残ってからだそうです。
        箔付けかなんかじゃないですか。
        あるいは軍人の匂いを脱臭するためとか。

        でもって宇宙開発評論家の松浦氏は「日本独自の有人宇宙船への布石か?」とワクテカしてます。
        http://www.nikkeibp.co.jp/article/column/20090226/135028/ [nikkeibp.co.jp]

        もしそうだったらいいなあ。

        • by Anonymous Coward
          箔付けつーよりは、仕事を減らして専念できるように、ということかもしれません。
          陸自ではありますが、マラソンの円谷選手という悲しい前例もありますからね。
    • Re:年齢 (スコア:1, 参考になる)

      by Anonymous Coward on 2009年02月27日 13時53分 (#1521710)
      >年齢が30以上、40近くなのが驚きでした。
      >体力がかなりをしめると思っていました、体力的には下り坂なのに受かるってのは~~~

      瞬発力が重要な競技や無酸素運動のたぐいは10代~20代が一番強いですが,低~中程度の負荷での筋持久力は30代から40代近くまで鍛えられますよ. マラソン選手や自転車のロードレース(ツールドフランスとか)の優勝者には30過ぎの人も多いです.
      親コメント
    • by Anonymous Coward
      胸が大きいと宇宙服新しく作らないといけなくなるから
  • by Anonymous Coward on 2009年02月27日 14時25分 (#1521739)

    F-15に乗ってたパイロットだったんですね。油井さん。
    現職自衛官なら制服着て記者会見にでてもいいような気がしますが。
    軍事利用どうこうとかいうツッコミを察したのかなあ。
    NASAの宇宙飛行士なんか初期は軍人ばっかだし。
    今でもシャトルの船長は常に軍人出身者だし。

    • by albireo (7374) on 2009年02月27日 16時41分 (#1521836) 日記

      まあ、自衛隊の仕事として宇宙へ行くわけじゃないですからね。

      >NASAの宇宙飛行士なんか初期は軍人ばっか
      は「軍の仕事として」NASAへ派遣されたわけですが
      >シャトルの船長は常に軍人出身者
      ならシャトルに乗る時点では軍人ではなく「NASAの仕事として」船長をやってるだけ。
      油井さんは後者のケースに近いです。自衛官は辞めてJAXAの職員になるのだから。

      --
      うじゃうじゃ
      親コメント
      • by Anonymous Coward on 2009年02月27日 17時36分 (#1521875)

        >ならシャトルに乗る時点では軍人ではなく「NASAの仕事として」船長をやってるだけ。
        軍事ミッションもあるからシャトルのパイロットは機密保持上現役軍人でもある必要があるとか
        どこかで読んだような記憶がかすかにしないでもない

        親コメント
  • by Anonymous Coward on 2009年02月27日 18時22分 (#1521908)
    戦闘機乗りを採用したってことはそういうことなのかしら。ワクワクするわ。
typodupeerror

開いた括弧は必ず閉じる -- あるプログラマー

読み込み中...