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テクノロジー

第1回宇宙エレベーター技術競技会、8/8~9に開催 98

ストーリー by hylom
まずは150m、 部門より

37A 曰く

宇宙エレベーター協会が来る8/8(土)~9(日)に、「第1回宇宙エレベーター技術競技会」を行うそうです。場所は、千葉県船橋市の日本大学二和校地。

競技内容は「バッテリー駆動による昇降機で、150m上空までベルトを昇るスピードと効率を競う」とのことです。現時点で、日大、神奈川大、名古屋大、静岡大、ミュンヘン工科大のチームと個人のチームで合計8チームがエントリーしているそうです。

米国以外では初の開催となる本大会、個人チームのエントリーもあり、来年度以降に参戦を考えておられる方や単に興味がある方、観戦に行ってみませんか?

この議論は賞味期限が切れたので、アーカイブ化されています。 新たにコメントを付けることはできません。
  • by yamadasan (36387) on 2009年07月31日 16時41分 (#1615236)
    競う大会とかないのかな。

    馬鹿すぎるエレベーターが多くて、イライラすることが多いので。
    • by Anonymous Coward on 2009年08月01日 8時29分 (#1615553)
      車いす用押しボタンを押すバカをなんとかしてほしい。
      あれを押すと、車いす用エレベータがディスパッチされるので、来るのが遅くなるって知らない人が多いのかな?

      # 車いす用エレベータ。籠の奥に鏡が貼ってある。ドアの開閉時間が長くセットされている。
      親コメント
  • by wish (6421) on 2009年07月31日 18時03分 (#1615272) 日記
    ギネス記録のロボットhttp://evolta.jp/ [evolta.jp]
    なんだか見た記憶が。。。あ、フレームでお願いします
  • 本当に人が乗れるヤツを持ってきて気球を引きずりおろすわけですね

  • by kitakitsune (25416) on 2009年07月31日 18時12分 (#1615275) 日記

    > バッテリー駆動による昇降機で、150m上空までベルトを昇るスピードと効率を競う

    ただの「エレベーター技術競技会」な件。

    • Re:150m (スコア:2, おもしろおかしい)

      by brightlight (33350) on 2009年07月31日 18時39分 (#1615289) 日記
      糸川先生にタダの花火って言った人の精神を受け継がれているわけですね。
      親コメント
      • Re:150m (スコア:3, すばらしい洞察)

        by kitakitsune (25416) on 2009年07月31日 18時48分 (#1615301) 日記

        いや、軌道エレベータってそれを可能にする材料や構造や建設方法がキモであって、どう昇り降りするかなんてそれと比べたら末節もいいとこだと思うんですが。まして材料や構造の方に軌道エレベータ実現への光明が差し始めたからそろそろ昇り降りする方も考えようぜ、というわけでもないし。

        それに、ただのロケット花火と糸川センセのペンシルロケットはその基礎原理を共有しているけど、別に昇降する機械、昇降させる原理ならこんな大会やらんでも産業や生活に溢れているではありませんか。

        親コメント
        • by brightlight (33350) on 2009年07月31日 18時57分 (#1615304) 日記
          錘や可動式のケーブルを利用しない昇降機ってそんなに溢れてましたっけ?
          しかもバッテリー式の。
          親コメント
          • by kitakitsune (25416) on 2009年08月01日 0時10分 (#1615465) 日記

            ラックアンドピニオンでもリニアモータでもいいんじゃないの? エネルギー源だってバッテリでいちいち持っていかなくとも軌道エレベータを電化して第三軌条引くなりなんなり好きにすればいいし、ことによると使い捨てのロケットモータでポッと持ち上げた方が手軽でいいかもわからない。

            で、この大会は軌道エレベータの技術を確立するに際してどこの役に立つのよ。競技自体は楽しそうだけど。「宇宙エレベーター」と冠して技術競技会をやるっていうんだから「CNTフィラメント製造対決(長さ部門)」とか「CNTフィラメント製造対決(比強度部門)」とかそういうのをまず競わないといけないと思うんだけど。

            親コメント
            • by Yukimi11 (36386) on 2009年08月01日 2時21分 (#1615515)
              リニアモーターとかテザーから給電とか
              現状で最大の技術的問題が軌道エレベーター用にテザーをぶら下げてもテザー自らの重量で切れることなのは
              他コメントでもあがってることだし ご自身もカーボンナノチューブの紐を挙げているようにそれは認識されてるはずですよね?

              炭素繊維を含めて テザー自身の以外の構造を余裕で支えられるほどの強度はないですよね
              もし給電やリニアモーター用の構造もつけた場合 それを支えるためにテザーも太くなり
              現代のロケットが燃料を加速させるための燃料でいっぱいいっぱいになってるのと同じ状態に陥りますね

              この競技会ではバッテリーを動力源にしていますが
              テザーで昇降する方式の実際の給電はマイクロ波を想定しているのを記事として見た記憶があります
              給電方式の研究はクライマー本体とは切り分けて研究されるところなのでしょう

              競技会の3つの目的にも記述されているように テザーで昇降するにあたってどういった方式がいいのか周囲環境がどう作用するのか十分なモデル化もされていないようです
              また クライマーの昇降は宇宙エレベーターを理解するのに非常に判りやすい映像シーンを提供 というのは非常に大きな意義のように思います

              元コメントの主様はガンダム00等に出てきた巨大建造物型で中に送電線やリニヤモーターカーが走っているようなものをイメージされているのでしょうが
              テザー方式はそのようなSF世界のものを一足飛びに目指すのではなく 輸送に最小限の構成を目指す方法のひとつですね
              親コメント
              • by help (36022) on 2009年08月01日 13時10分 (#1615639) 日記
                ということは、この技術を磨けば
                ・省電力化
                ・省スペース化
                できるっちゅうことですね。

                後でどこからか給電できるようになったら受電設備をつけることで、電池部分をペイロード用に転用できますね。
                まぁ多少なりとも給電がとまったとき用に蓄電池を持つことはありそうですが…
                鉄道のように全く考慮しないのもありではありますが…
                親コメント
            • by brightlight (33350) on 2009年08月01日 17時26分 (#1615722) 日記
              >ラックアンドピニオンでもリニアモータでもいいんじゃないの?
              何でも良いですよ。最適解がまだない分野なんですから。
              だから、いろいろやるんですよ。
              あなた自身いろいろなパターンを考えているじゃないですか。

              まあテザー側を工夫するためには、結局それを作るのに自力駆動できる
              工作機械が必要になると思いますけど。

              で、そういう宇宙エレベータに使える昇降技術がどのへんに溢れているんでしょう?
              垂直に登るリニアモータでもなんでもいいですけど。
              CNTのように新技術が必要なわけではないでしょうけど、
              既存の技術を組み合わせて今までにないモノを形にするのも立派な技術開発だと思いますが。

              >「CNTフィラメント製造対決(長さ部門)」とか「CNTフィラメント製造対決(比強度部門)」
              そちらも、やってますよ。
              でもやってる大会でも、昇降技術も平行してやってます。
              今回、第一回目であるこの大会では、ミニマムから拡大していける、開催しやすい方をやってるだけでは。

              あなたの言うように「テザーだけが重要」なんじゃなく、「どちらも必要」なんです。
              親コメント
        • by brightlight (33350) on 2009年07月31日 21時49分 (#1615402) 日記
          http://www.spaceward.jp/elevator2010 [spaceward.jp]
          いちおうこういうところでもテザーの強度と並んで、昇降機のほうの技術もやってんですけどね。
          そりゃテザーが最重要課題なのは否定しませんが、それができた後のことを考えるのは
          決して末節でも時期尚早でも無いと思いますよ。いろんなアプローチが考えられる部分ですしね。
          親コメント
          • Re:150m (スコア:3, 興味深い)

            by 306m5 (11617) on 2009年08月01日 1時25分 (#1615496)

            競技の形にすると、競技ルールに対する最適化は促進されますが
            背景となる遠い狙いに近づけるとは限りません。

            あんまり早く競技会の形にしてしまうと、現在勝手に想定している形に
            特化しすぎてしまって、実際の軌道エレベータができたころには
            みじんも役に立たないものとなってしまたりして。。

            親コメント
            • Re:150m (スコア:4, 興味深い)

              by Anonymous Coward on 2009年08月01日 2時30分 (#1615516)

              ここで試そうとしているエレベーター(クライマー)っていうのは
              軌道エレベーターが完成した後で運用するエレベーターのモデルというより
              おそらく建設に使うための機械という意味合いのほうが強いと思います。

              軌道エレベーターの有力な建設方法として、
              最初に静止軌道の衛星から細い糸を地上に垂らして、
              その糸をつたって地上側から機材を積んだロボットを何回も登らせて
              少しずつ糸を太く強化していく、というやり方があります。
              そういう建設法でいく場合、建設最初期はああいう小型のクライマーに頼ることになると思うので
              最終的な軌道エレベーターの形式がどうなるのであれ
              こういう試みはそれほど無駄にならないんじゃないですかね。

              宇宙エレベーター協会の講演を見に行ったことがありますが
              技術的な課題も意外と多そうです。
              ブラブラする紐をどうやって安定して登るのかということ以前に
              野ざらしの環境を何万キロも故障せずに無人で走りきれるロボットという時点でかなり大変です。

              親コメント
  • by nemui4 (20313) on 2009年07月31日 10時47分 (#1614983) 日記

    まだ人は乗らないんすね。

    軌道エレベーター良いなぁ。

    一番下はくず鉄町?

  • by Anonymous Coward on 2009年08月01日 3時07分 (#1615522)

    エレベーターだと箱の上げ下げということで、最適化問題とかあるわけですが、エスカレーターなら何時でも乗れるわけですよ。

    宇宙へ伸びる螺旋階段とかも雰囲気があっていいかも。地上から頂上まで片道/往復レースを開催するのもいいですね。
    直線距離はフルマラソンにも満たないですが、ひたすら上り/下りだし、何時間くらい掛かるのやら。

    宇宙ロープウェイはどっかでネタを見た気がする。宇宙リフトの方がコストが安くつくかもしれない。
    軌道のぼり棒とか、軌道すべり台とか、軌道素麺流しとか、将来的には色々と実現できそうで夢が膨らみますね。

  • 「米国以外では初の開催となる本大会」なのに第1回っておかしくないかと思い、リンクのページを見ると「1st JapanSpaceElevatorTechnical & EngineeringCompetition」。Japanが落ちている。これは主催者もこういう書き方している。なんか嫌だなぁ、こういうの。これが日本語、日本語の通例の記述かもしれないけど。

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目玉の数さえ十分あれば、どんなバグも深刻ではない -- Eric Raymond

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