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地球

地球温暖化に関する研究所から「地球温暖化ねつ造の証拠」となるメールが流出? 145

ストーリー by hylom
日本ではスルー気味ですが 部門より

国際的な温暖化研究の拠点の1つ、英University of East AngliaのClimate Research Unit(CRU)で、コンピュータに何者かが侵入し、「地球温暖化ねつ造の証拠」となるメールが流出する事件が起きたそうだ(NIKKEI NETの記事)。

これに関する議論については、同じくNIKKEI NETの別の記事で詳しく分析されているが、ここで問題となっているのは「研究者らが都合よくデータをいじっていたのではないか」という疑惑だ。流出したメールには、CRUの所長であるPhil Jones氏がペンシルバニア州立大学のMichael E. Mann氏に宛てたものも含まれていた。このメールは「地球温暖化と人間の活動には関連がある」という意見に懐疑的な研究者の研究結果について、IPCCの発行する「IPCC report」への掲載を疑問視するものであった。Jones氏はIPCC(気候変動に関する政府間パネル)にも参加する気候研究の第一人者であり、「地球温暖化に対して懐疑的な学者に対し圧力をかけたのではないか」との声が上がっている(The Washington Postの記事)。

なお、メールの流出経路についてはさまざまな情報が錯綜しており、「ハッキングによって入手されたわけではなく、情報公開請求に向けて気候変動研究所のスタッフが収集し、(故意かどうかは不明だが)公開されているサーバー上に保存されていたもの」という情報や、「誰かがロシアのファイル公開サーバーにポストしていた」、「Wikileaksからの流出」などの情報が挙がっている。

この事件は「Climate Gate(クライメートゲート)事件」などと呼ばれ、米英ではそこそこの大事になっているようだ。Telegraphの記事によると、米国議会がこの件について調査を始めたとのこと。今回流出したメールにはホワイトハウスの科学アドバイザであるJohn Holdren氏へのものも含まれていたことや、John Holdren氏がMann氏の支持者だったこと、CRUのデータは米環境保護庁による二酸化炭素排出量の決定に大きな影響を及ぼしていること、そしてオバマ大統領が地球温暖化対策に積極的なことなどから注目されているようだ。

この議論は賞味期限が切れたので、アーカイブ化されています。 新たにコメントを付けることはできません。
  • by CowardDuck (25674) on 2009年12月02日 22時32分 (#1682344)

    温暖化陰謀説って色んな人が唱えてますけど
    「誰がどのような利益を得るための陰謀であるのか」
    という説明が弱い(あるいは全くない)ものばっかりです。

    温暖化が正しくて対策として石油の節約をすると
    石油メジャーには大打撃です。

    気象学者にとって彼らのように金も政治的影響力も強力な
    組織を敵に回して陰謀として温暖化を唱えることに
    なんの得があるのかさっぱりわかりません。

    • by symR (36530) on 2009年12月03日 0時38分 (#1682415)
      でも、損をしそうな人はいますよね? 我々とか。
      親コメント
    • 基本的に、地球温暖化を主張する学者達や政治家たちに原子力業界から莫大なお金が投資されてることは事実としてありますよ。
      原子力業界としては「CO2を出さないクリーンな原子力発電こそ温暖化の切り札」と言うイメージで、チェルノブィリ原発やスリーマイル島原発での致命的な事故とその後に残った(未だ解決できていない)深刻な放射能汚染やウィンズスケール核再処理施設での致命的な放射能漏れなどから来るダーティイメージを払拭する好機として地球温暖化問題を捉えているようで、

      チェルノブィリ事故前後から日本でも「原子力発電はCO2を出さない地球にやさしい電力」と言う広報がされてきました。この時点では地球温暖化問題自体は科学的に注意を払われ始めたばかりで大衆的問題としては漠然としたイメージでしかなかった事に注意。

      そして、1990年代世界的に・特にチェルノブィリ事故で深刻な放射能汚染を被った欧州では脱原発の機運が高まって実際原発計画が立て続けに中止されたり廃炉する原発まで出てきて、原子力産業がジリ貧になった。
      その傍らで京都議定書が取り交わされて、2000年代に入るか入らないかになるとアル・ゴアが「不都合な真実」を出すなど、一気に地球温暖化説が大衆化した。

      このアル・ゴアはのちに親族や側近らが原子力業界に天下ったり本人が原子力業界各社から多額の政治献金を受けていたことが暴露される訳ですが、この辺りから「地球温暖化は不動の事実」「温暖化の最大元凶はCO2以外に無い」と言う事が科学的にも強調され始め、その「証拠」としてこのIPCCの研究結果が用いられるようになった。

      この、誇張される前のデータだと「急激にCO2の排出規制に血道を上げなくても時間をかけてCO2排出を減らせばいい」と言う結果も数多く出てきますが、誇張後のデータでは「急激なCO2削減がなければ地球を破滅させる」と言う結論を容易に誘導できてしまう。

      ここに、原子力発電のような「今(見せかけだけだけど)CO2排出をしない(けど、根本的な廃棄物処理すらできないほどにダーティでもある)エネルギー」が主役に躍り出る余地が多くできてしまってる訳です。他の代替エネルギーについては研究が滞って来た関係で今すぐ主役に躍り出るには心細かったし、かと言ってのんびり対策をやればいい。となったら別に原子力発電に偏重しなくていいじゃない。となってしまう。

      要は、前に書いたことの繰り返し(http://srad.jp/comments.pl?sid=472859&cid=1663046 [srad.jp])でもありますが、何が何でも地球温暖化が止まらない事やその最大の元凶がCO2にあるとしたい、他の科学的考察が行われる余地を潰したいと政治的に動く科学者たちが少なからずいるということです。
      彼らは科学的データを歪曲してでもそうする必要があるような筋・例えばそうしなければジリ貧になってしまう原子力業界から有形無形の援助を絶え間なく受けている訳ですよ。

      # 「科学者らによる『地球温暖化懐疑論批判』、無料公開中」(http://srad.jp/science/article.pl?sid=09/10/29/128238 [srad.jp]) の刊行に携わってる主要メンバーが原子力業界の支援を受けてるとか…
      ## CO2削減を掲げる鳩山総理の地盤の室蘭市の地場の大企業である日本製鋼所室蘭製作所の主要商品 [h-kogyokai.com]が原子炉のコア部品で、世界の八割近いシェアを占めてる。とか…
      ### 日本でも温暖化と原子力業界とのきな臭いつながりが相当ある。

      そういう図式が固定化してるから、有象無象の陰謀論が地球温暖化に付きまとってしまう。

      親コメント
      • by Anonymous Coward on 2009年12月03日 8時20分 (#1682485)

        # 「科学者らによる『地球温暖化懐疑論批判』、無料公開中」(http://srad.jp/science/article.pl?sid=09/10/29/128238) の刊行に携わってる主要メンバーが原子力業界の支援を受けてるとか…

        具体的に誰でソースは?
        世界の気象学者が原子力の方をもたなくちゃいけない理由って何? 全員に莫大な金配って捏造を依頼してるの?
        そんなことバレたら大変なことになるけど, なんでバレてないの、それこそ今回のメール漏洩でも.
        自分(スパコンと気候関連キーワードでググるとかなり前方に名前でる)には原子力関連の
        金なんて入ってきたことない、そんな話きいたことない、けどなんで?

        親コメント
        • 具体的に誰でソースは?
          世界の気象学者が原子力の方をもたなくちゃいけない理由って何? 全員に莫大な金配って捏造を依頼してるの?

          レス元にリンク張ってありますが、過去の私の書き込みなどなど。

          ここでは、東大の住教授と言うこの刊行のトップが原発マネー漬けになってることを公に示されている情報から示していますが、これはほんの入り口に過ぎない。彼のような原子力業界に都合のよい結論が先にあってデータを誘導していく御用学者は沢山いる。

          要は、前に書いたことの繰り返し(http://srad.jp/comments.pl?sid=472859&cid=1663046 [srad.jp] [srad.jp])でもありますが、何が何でも地球温暖化が止まらない事やその最大の元凶がCO2にあるとしたい、他の科学的考察が行われる余地を潰したいと政治的に動く科学者たちが少なからずいるということです。

          学会の上の方がいわゆる御用学者であれば、イデオロギー的に都合が悪いということで科学的な結論を歪曲・無視してしまう事が可能になる。
          その最たるものがルイセンコ進化論 [wikipedia.org]で、これ自体は極めて非科学的な内容なのですが、ソ連のスターリンが重用して他の進化論学者を粛清し、結局これが間違いであったとされてダーウィン進化論などが認められる要になったのはソ連共産党末期の1986年(確か)。

          この様に、情報を遮断・操作されているのが怖いのは「間違いを疑わない」以上に「間違いを認識出来なくなる」事。
          今の地球温暖化問題を巡るあれこれは、まさに「間違いを認識出来なくなる」状況に陥りつつあるのでは無いかと…原子力業界の利害に基づくイデオロギーによって。

          親コメント
          • 講演したらズブズブの関係っていう理論がよくわからんのですが, 電力会社からの講演料が世界の気象学者を捏造に走らせるほどものすごいってこと?
            こないだ某教授は電力館でしゃべらされた時は2時間で10万っていってたけど, 10万で業界全員寝返らせるのは無理だよなー,
            仮に教授の業務なんかほったらかして世界を巡業して年300日講演したとして3000万, それで一体何人寝返らせられる?

            親コメント
      • by Anonymous Coward on 2009年12月03日 11時21分 (#1682566)
        というわけで、最近はより大きな視点で、「持続可能な(sustainable)」という概念が提唱されています。

        原子力はCO2を排出しませんが、ご指摘の様に、
        資源供給の面でも廃棄物処理の面でも、「持続可能」とは言えないと言う事です。

        もちろん、CO2を炭酸固定速度以上に排出し続ける社会も、
        CO2削減のために経済を停滞させてしまったり、
        発展途上国に過度な負担を要求してしまったりすることも、
        持続可能とは言えません。

        持続可能でないCO2削減法ならば、誰にでも考えつきますが、
        もう少し知恵を絞りましょうと言うことです。

        惜しむらくは、認知度があまり高くないということ。
        あなたのような温暖化問題に興味を持ってくれている人ならば、誰でも知っている、
        程度にまで広まって欲しいものです。
        親コメント
  • by Anonymous Coward on 2009年12月02日 21時51分 (#1682313)

    正直もうどうでもいい。

    省エネはいい事だと思うよ。

  • 部門名 (スコア:3, 参考になる)

    by crass (35930) on 2009年12月03日 14時01分 (#1682729) 日記

    日本ではスルー気味ですが部門より。

    確かに発生した直後にタレコんで見事にスルー [srad.jp]されたな。

    なお、メールの流出経路についてはさまざまな情報が錯綜しており

    別に錯綜なんかしてない
    11月17日:the Air Ventのコメント欄にロシアのFTPサーバーへのリンクが投稿 [wordpress.com]される。
    11月19日:Watts Up With That?に取り上げられ [wattsupwiththat.com]、一気に注目される。
    11月20日:TGIF Editionの取材にCRU所長のPhil Jonesが「3,4日前にハッキングされた」と流出の事実を認める [typepad.com]。

    リンクされてるtweetが誰のものだか知らないが、Wikileaksは全く関係ない。(調べたらWikileaksの記事にも明記 [wikileaks.org]されてるし)

    中身として最初はメールが注目されたが、今ではデータが出鱈目 [cbsnews.com]である事の方が話題になってる。

    Phil Jonesが(一時的に)所長の地位を離れる [uea.ac.uk]事や、CRUがデータの公開に応じる構えを見せる等のある程度の進展はあった物の、生データが既に存在しない [timesonline.co.uk]状態では意味がないな。

    メディアはこのスキャンダルを無視したいんだろうけど、これが地球温暖化産業崩壊の始まり [wsj.com]だろうな。

    --
    しきい値 1: ふつう匿名は読まない
    匿名補正 -1
  • 言葉尻 (スコア:3, すばらしい洞察)

    「トリック」って書いてあったから捏造といわれてもね。

    昔私がいた職場でも多項式の因数分解の際にローカルに「インチキ」ってキーワードで呼ばれていた計算法があって、
    それは当時世界最速の因数分解の座を争う一角にいたアルゴリズムとして論文に書かれ発表された。

    もちろん「インチキ」は身内でのスラングであって、
    実際には多項式の因数分解するとき多項式の係数の剰余をとって剰余系で計算して後で何らかの方法で正しい係数に戻して計算することを指していた。
    その剰余系での因数分解は正直に正面から計算した場合に比べて劇的に探索すべき組み合わせの数が減って計算量が減るため、その様を身内で「インチキ」と呼称していたらしい。
    (実際、何らかの方法、孫子の剰余定理やニュートン法を利用するなどして元に戻さない限り正しい解ではないという意味でも「インチキ」であった。)
    これは数学的に根拠のはっきりした方法だったし、もちろん最終的に投稿・受理された論文では元に戻す部分も記述して全体がきちんと証明、記述されていたが、
    内々の打ち合わせでは一々説明せずに「インチキ」「インチキ」と長らく呼ばれていた。

    仮にもしこの打ち合わせの様子が漏れて、論文の中身を数学的に検証しない人々の手に渡り
    「奴らは世界最速の因数分解アルゴリズムなんて言って成果を誇っているが、
    実はきちんと計算なんかしていないインチキだ。本人たちがインチキしてると言ってる!」
    と言われたらどうだったろうか?

    問題になった研究でも検証すべきは投稿・査読の上公表された論文であり、そこで明らかにされている元データと統計処理の手法の是非な筈だ。
    どんなデータでも生のデータには論証したいこと以外に様々な影響(わかりやすいところでは季節変動や観測地域の分布などが考えられる)が含まれる。
    そこから何らかの性質を取り出すのが各種の統計処理だ。そこには色々な仮定や推論が含まれるから色々な結果が出ることはあり得る。
    このような統計処理とデータのねつ造は本質的に異なる。
    ある処理のやり方で自分の論証したい傾向が出たとき、その手法を内々にtrickと呼ぶことは大いにありそうな話だが、
    査読を経たまっとうな論文であればどういうデータを対象に統計情報をどのように処理したかは書かれている、つまり「trickのネタ」も公開されているはずだ。

    内々の連絡でしかないメールを盗み取り、一部を抜き出したうえでtrickという言葉尻をとらえて騒ぐのはまったくもってフェアでない。

  • とは言わないが,少しくらい見得を張ってしまうのが人間というもの.

    ミリカン然り,メンデル然り,捏造にならない程度にデータをお化粧するのは,科学者としては非難されるどころかむしろ当然の行いという趣すらある.

  • 北極の氷は減っている (スコア:2, すばらしい洞察)

    by Anonymous Coward on 2009年12月02日 22時34分 (#1682347)

    それは事実だしな。実際、身近な気候変化でも感じる部分は多い。
    何が原因か?を知る必要はあるし、省エネは世界規模で考えないと引き返せないだろうから
    温暖化の原因探しが何だろうが結局のところやるべきことは現状と大差無いと思うけどね。

    エネルギーバブルが崩壊した世界なんぞ見たくないぞ。
    ただでさえエネルギーが絡む戦争の気配が微妙に漂ってきているのにさ。
    まだ間に合う部分はあると思うけど、予断は許さない気もするね。
    正直、エネルギー消費量の増大化 [env.go.jp]はブレーキを掛けたいところだ。

    • by Anonymous Coward on 2009年12月03日 4時10分 (#1682452)

      減ってるなんて嘘言っちゃいけませんよ
      確かに2007年は海氷が少なくなっていたようですが
      2009年は平年よりに戻っています

      しかも海氷の面積がまともに観測されるようになったのは
      つい最近のことですので減ってると判断するのは早計です

      ちなみに白熊もカナダ北岸に多く生息しており絶滅はありえません

      親コメント
      • >確かに2007年は海氷が少なくなっていたようですが
        >2009年は平年よりに戻っています

        単年で見ても大して意味ないのは間違いないでしょうね。

        単年で見てハッキリ差がわかるくらい減り続けてたら恐ろしく大変な事態のような。

        親コメント
  • by Anonymous Cowboy (6205) on 2009年12月02日 23時17分 (#1682370)
    こういう、「検証するだけで膨大な時間と専門知識が必要」な事案は陰謀論者の大好物ですよね。
    ああいう手合いはとりあえず言ったもん勝ち、敵の信用を毀損したら勝利ですから。
    検証はだれかに丸投げで、突っ込まれたら「一介の市民にそんな細かいことわかるわけない」といって逃げて、また別のところで同じ話を蒸し返す。
    反論はすべて陰謀の手先か陰謀に騙された情弱によるものといって開き直る。
    でかい話が大好きで、針小棒大に語るためならいくらでも脚色するから「地球が温暖化しているか」とか、「二酸化炭素がどの程度寄与しているか」とかいう基本的で疑う余地の小さい部分まで余裕で否定しちゃう。

    もちろん、科学界が長い時間をかけて温暖化問題を検証してきたことや、同じような内容の研究をしている(そして大筋では合致した結果をだしている)ライバルたちが世界中にあふれていることなんかはスルー。

    この事件で当事者の報告の内容に操作があったという結論が出る可能性は否定しないけど、前述の理由で温暖化問題を根本から覆すのは不可能だと思う。
    にもかかわらず、
    「やっぱり地球温暖化って嘘だったんだ!」
    っていう印象を多くの人が抱いている。そこまで行ったらこれは集団ヒステリーだよ。
    • by Anonymous Coward on 2009年12月02日 23時57分 (#1682394)

      このロジックって、「南○○殺云々」と同じような。
      一般的に言われてるのは「温暖化傾向は今後も続くのか」「温暖化傾向の主原因は人間の活動によるものなのか」「それはクリティカルに危険な要因なのか」という疑問であり、過去140年ばかりの温暖化傾向自体を嘘と言ってる人はあまりいないと思います。
      少なくともこの数年のエコ熱は、証拠の不確定さから見るとヒステリックにも映り、「そんなに騒ぐものなの?」という疑問はなんら不思議ではないと思います。
      それを、

      こういう、「検証するだけで膨大な時間と専門知識が必要」な事案は陰謀論者の大好物ですよね。
      ああいう手合いはとりあえず言ったもん勝ち、敵の信用を毀損したら勝利ですから。
      検証はだれかに丸投げで、突っ込まれたら「一介の市民にそんな細かいことわかるわけない」といって逃げて、また別のところで同じ話を蒸し返す。
      反論はすべて陰謀の手先か陰謀に騙された情弱によるものといって開き直る。

      と、単に疑問を呈した者までを「陰謀論者」とレッテル貼りじみたことを言い、自身は「反論はすべて陰謀の手先か陰謀に騙された情弱によるものといって開き直る。」と言い訳して反論を放棄しながら(というか「検証するだけで膨大な時間と専門知識が必要」とおっしゃってるのだから自身は検証できてないのでしょう)他人を見下す、というのは何か議論や証明になってるのでしょうか?
      少なくとも「すばらしい洞察」にはふさわしくないコメントと思われます。

      親コメント
    • 本音を言うと
      地球温暖化が本当であれ、嘘であれ
      そんなものの対策に金を使いたくない、ということなのです。

      親コメント
  • by Anonymous Coward on 2009年12月02日 21時50分 (#1682311)

    タレコミで、どこが捏造の証拠になるのかさっぱりわからなかったけど、 これを読んで思い出したのが、 WHO (世界保健機関)がタバコと健康被害とに関係は見られなかった、 という調査結果を隠蔽した話。

    都合の悪いことを公表しないのはどこでも同じ、ってことか。

    ちなみに私はタバコは大嫌いで、さっさと税率をあげてほしいと思っているし、 高い金を出して石油を買ってバカみたいに使うのも良いとも思えない。

    • by maia (16220) on 2009年12月03日 0時06分 (#1682401) 日記

      よく分からないのだが、とりあえず、田中宇の国際ニュース解説:地球温暖化めぐる歪曲と暗闘(1)2009年12月2日 [tanakanews.com]によれば、

      データを歪曲することで、地球が温暖化しているかのように見せかけるトリック(ごまかし)であると感じられる。(中略)英米の議員らからは、今回のクライメートゲート事件で暴露されたジョーンズやマンのやり方は、科学的事実をねじ曲げて研究予算を獲得した詐欺の違法行為であり、犯罪捜査が必要だという声が出てきている。マンとジョーンズが属する大学の当局は、事態を究明するための調査機関を設置した。

      もはや、クライメートゲートらしい。

      親コメント
      • Re:クライメートゲート (スコア:2, おもしろおかしい)

        by Anonymous Coward on 2009年12月03日 7時18分 (#1682479)
        よくわからないのだが、とりあえず、田中宇が糾弾してるってことはそこまで言うほど悪い事態ではないってことですね。
        親コメント
    • 多少オフトピですが、無関係でもないので。

      タバコと言うか肺がんに関しては、70年代後半から急増している上に・それ以前の方がタバコ沢山吸われていた事からタバコのみを悪玉とする・今のところ「正しい」とされてる説に懐疑論が一定あって、

      その中でもアメリカでの禁煙運動が一気に広まるきっかけとなった、西部劇俳優のジョン・ウェインが肺がんで亡くなった事件は彼が実はネバダ州などの地上での核実験を頻繁にやっていたところで繰り返し撮影してた事から来ているのではないか、タバコ悪玉説は核兵器開発と密接な関係がある原子力業界が論点を逸らすためにやった情報操作なのではないか。という疑惑が80年代末期から主に反原発界隈や陰謀論好きの人々の間では囁かれてるという事がある訳です。

      その上で、タバコ悪玉説の人は「疫学上も生理学上も放射能悪玉説は荒唐無稽」と一蹴してきましたが…
      今年の七月になって岡山大で興味深い研究成果が公表されました(PDF注意) [okayama-u.ac.jp]

      この結果自体は追試の推移を見る必要がありますが、以下のようなメカニズムで肺がんが起こるとしています。
      1.鉄原子を多く含む微粒子(ニコチンやアスベストの細片)を多量に摂取する(※プレスリリースの文面からすると肺からの摂取に限らない感じもする)
      2.そうすると、体内のフェリチンなる鉄を含んだたんぱく質が急増する
      3.このフェリチンにはラジウム(及びその同位体)を肺に蓄積しやすくする効果が認められる
      4.このラジウムが体内でα線をばらまき被爆を起こして肺がんを誘発している。

      …この研究が正しいとすると、タバコ悪玉説も核実験悪玉説も両方正しい(上にこの二つが相乗効果を示す)事になるのですが…どちらにしても1950年代前後から70年代にかけての大気内核実験のおかげで莫大な放射性物質がばらまかれて、日々我々の体内に蓄積しては排出されてるのですが、疫学的にタバコをなくせば無問題に近くできる。と言う従来の説は相当な軌道修正が必要になる

      親コメント
  • by kabuchan (37144) on 2009年12月03日 9時57分 (#1682526)

    データとかモデルとか他で検証されてないの?検証できないの?
    内部文章が出回らないと捏造したって分からないの?
    それって学問でもなんでもないんじゃないのただのカルトじゃん

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