訃報:生態学者・民族学者の梅棹忠夫氏、逝去 8
ストーリー by hylom
安らかにお眠りください 部門より
安らかにお眠りください 部門より
PC版知的生産の技術は? 曰く、
朝日の記事によると、民族学・生態学で数多くの業績をあげた国立民族学博物館初代館長の梅棹忠夫氏が7月3日に逝去した。wikipediaによると、日本における文化人類学のパイオニアであり、ジャレド・ダイアモンドの『銃・病原菌・鉄』(1998年ピューリッツァー賞 一般ノンフィクション部門)の先駆ともいえる論点を提示していたという。
著書である「知的生産の技術」(岩波新書)で紹介されたカードを用いた情報の記録・整理法を、コンピュータが現在のように広まる前には応用していた/.Jerも多いのではないだろうか。その思い出などをどうぞ。
「知的生産の技術」のあとがき (スコア:5, 興味深い)
「知的生産の技術」は情報科の教員が本の話をすると必ずといっていいほど話題にのぼります。特にあとがきの
さきに,文章の教育は,情報工学の観点からおこなうべきだろうといったが,ここにあげたさまざまな知的生産技術の教育は,おこなわれるとしたら,どういう科目でおこなわれるのであろうか。国語科の範囲ではあるまい。社会科でもなく,もちろん家庭科でもない。わたしは,やがては「情報科」というような科目をつくって,総合的・集中的な教育をほどこすようになるのではないかとかんがえている。
という予言が我々を刺激します。正直いって現在高校で行なわれている「情報科」はそれを実現しているかというと疑問ではあります。しかしそれは情報=コンピュータというイメージを押し付けられていることが災いしているように思われます。梅棹氏のいう「情報科」はむしろ「勉強科」として教えられなくてはいけないのに,と私は常々思っています。
中野不二男著『メモの技術—パソコンで「知的生産」』 (スコア:2, 参考になる)
PC版知的生産の技術は? 曰く、
梅棹の弟子(?)の中野不二男 [wikipedia.org]が『メモの技術—パソコンで「知的生産」』って本を1997年に出してます。
今読んでも情報の整理法の参考になります。
今だったらEvernoteを使って自分なりの『知的生産の技術』を編み出せばよいのでは。
love && peace && free_software
t-nissie
余りの過疎に泣いた (スコア:0)
「知的生産の技術」って「理科系の作文技術」と同時並行の必読書だと思ってたんですが、
氷河期世代前ですか?<その認識
という30代orz
不謹慎かもしれないけど (スコア:0)
御高齢の著名人の訃報のたびに思う
あ、この方まだ生きてらっしゃったんだ、と…
いやまあ訃報聞いた時点ではお亡くなりになってるんですけどね
誤報でも無い限り
「文明の生態史観」まとめ (スコア:0)
http://ikedanobuo.livedoor.biz/archives/51451856.html [livedoor.biz]
長男は (スコア:0)
みんぱく (スコア:0)
併設の阪急ホテルのレストランが学生には高かった…
ここで働きたいと思ったんですよ、今はPCの前でかのビデオテークより豊かな映像が見られますが
情報サバイバル (スコア:0)
乱立する規格との果てなき闘争
甘えた奴はカードの寸法一つでダウンさ
といったことを若き日に教えていただいた気がします