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いや、手法としては理解しているんだけど、結局、何の対価として儲かっているんだろう?
# 単なる理解力不足?
あなたの感覚のほうが正常です。世界中の金融工学の専門家とやらはそんな当たり前のことも去年の10月まで分からなかった挙句もう忘れてるようですが。
えーと、あなた大丈夫ですか?あなたの知性は正常ではないようですが・・・。
おかしいのは君。投機はゼロサムゲームだろうが。
わかりやすくラブプラスで例えましょう。(長いよ)
コナミがラブプラス2の開発資金を得るために、ラブプラス株を発行したとします。こいつは1株1万円で1万株発行します(コナミは一億円を得るために株式公開する)。
この株、持っているとラブプラス2に現れる新たな5人の女の子の誰か1人から毎月手紙が届くのです(配当金)。公開される前からものすごい注目で、抽選で当たった人だけが買えることに(IPO)。
さて、当然買えなかった人は是が非でも欲しいわけです(俺も欲しい)。「2万までなら出す」「いや3万だ売ってくれ!」すると、「毎月の手紙は魅力的だけど……3万ならもう一人とつきあえるし……」と、手放す人が出てきます(株の売買。コナミとは無関係の個人間売買がポイント)。
あれよあれよと値段は上がっていくでしょう。この辺で「ラブプラス?知らんけど、高値で売れるみたいだし手に入れとくか」という人も現れます(投機目的)。結局1株10万円で安定したとしましょう(あくまでも個人売買の結果な為、10万円というのは「直前の取引額平均」という意味しかない)。
ここでコナミ、配当金を変更します。「支えてくれたから開発順調だよ!お礼にラブプラス1の子達からも手紙届くようにするよ!」いわゆるコナミフィーバーです(さすがコナミ!)。是が非でも手紙を手に入れたい男達がこぞって買い求め、そいつらに高く売れるだろうからと投資家も群がる。価格は天井知らずです(いわゆるバブル)。
この辺まで来ると「ラブプラス2の制作に口だして、さらに期待度を上げて株の価値を上げよう」と考える人が株の買い占めを始めたりします(経営権を得る目的)。さらに「毎月の手紙さえもらえれば、投資に使いたいなら貸してあげるよ」という大株主も出てくる(貸株)。
ここまで来たところで、ある情報を得た男が、株の空売りを画策します(インサイダー情報による取引)。貸してくれる株をかり集め、その株をほしがる男達に売りつけ続けます。たとえば、100株借りて20万円で売ったとしましょう(この時点では借りた物を売っただけで2000万)。さて、万が一、何かの間違いで(いわゆる例え話ですが)、「ラブプラス2の女の子には処女じゃない子が居る!」という情報が流れたとしましょう。すさまじいブーイングと先行きの不安、そして持っていたくないという生理的な物から株を手放す男が続出します(不祥事による株の暴落)。先月20万円で買ってしまった男は、今誰かに売りつけるには、買い取ってくれる値段でしか売れません。今はなんと3万円です(個人間売買の為、相手の言い値でしか売れない)。ここで、先ほどのインサイダー男が、100株を返す期限が近づいてきたため買い戻します。3万円で100株買い戻したとしましょう(この時点で300万円払う)。すると、2000万−300万=1700万円の儲けが出るわけです(株の空売りによる利益)。
ま、その後この情報は誤りだったとわかり、株価は持ち直す(個人間の株の価値が上がる)わけですがそれはまた別の話。***「資金を得たいコナミ」「ラブプラス2を出すために応援したい株主」「手紙が欲しい株主」「高く買ってくれる人が現れると思って買う投資家」などなど、様々な人間が入り乱れるのが株式市場という名のゼロサムゲームの場なわけです。ここでいう株価とは「ヤフオクの平均落札価格」程度の感覚が最も正しいでしょう。株を20万円で買ってしまって、ぼやぼやしてたら3万円になって、手放さなきゃいけなくなった男達がいるからこそ儲かる人が居るともいえるわけですな。株式市場では、お金が沸いて出たり、失われたりすることはありません。誰かの財布からでた金が、誰かの財布に入るだけです。
先の例だと「それぐらい最近の子なら普通だろ」「よりリアル!」として株価が上がってしまうと空売りの人は当然損します。つまり、株の空売りによる利益というのは、ラブプラス2をみんなが見放すであろうという不確実性のリスクが対価になるわけです。(ほら長かった)
では、次はときメモファンド [wikipedia.org]での例えでお願いします。
>> 株式市場では、お金が沸いて出たり、失われたりすることはありません。誰かの財布からでた金が、誰かの財布に入るだけです。
そうそう,だから基本的に株式市場で運用される金銭が増えれば増えるるほど儲かるわけで,NYの株式市場って,
金融系など限られた機関投資家が取引する市場 ↓ 飽和して成長が頭打ちに ↓規制緩和という名の下に門戸を開放して,より広く投資家が参入できるようにテコ入れ ↓ 飽和して成長が頭打ちに ↓年金制度改革という名の下に,年金として蓄えられていた金銭を半強制的に注入させてテコ入れ ↓ 飽和して成長が頭打ちに ↓規制緩和という名の下に,一般人の財布からも金が入ってくるようにテコ入れ ↓ 飽和して成長が頭打ちに ↓税制や金利の操作で,一般人がガンガン借金して金が入ってくるようにテコ入れ ↓ 飽和して成長が頭打ちに ↓ 破綻
という歴史をたどってきたんですよね.
市場も閉じてないし、マネー自体の総量も変わるんだから「ゼロサム」って何を指してるのか分からない。
「宇宙総体としてはゼロサムだよね」って話なら、まあそうかもねってことにはなるけど。
> 市場も閉じてないし、宇宙人にでも売ってるの?> マネー自体の総量も変わるんだから総量が増えればインフレが起きてマネーの価値が目減りするだけ。
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吾輩はリファレンスである。名前はまだ無い -- perlの中の人
株の空売り (スコア:1)
いや、手法としては理解しているんだけど、結局、何の対価として儲かっているんだろう?
# 単なる理解力不足?
Re: (スコア:2)
Re: (スコア:0)
あなたの感覚のほうが正常です。
世界中の金融工学の専門家とやらはそんな当たり前のことも去年の10月まで分からなかった挙句もう忘れてるようですが。
Re: (スコア:0)
えーと、あなた大丈夫ですか?
あなたの知性は正常ではないようですが・・・。
Re: (スコア:1)
おかしいのは君。
投機はゼロサムゲームだろうが。
Re: (スコア:2)
ちがうよぜんぜんちがうよ(オフトピ-1000)Re:株の空売り (スコア:5, 参考になる)
わかりやすくラブプラスで例えましょう。(長いよ)
コナミがラブプラス2の開発資金を得るために、ラブプラス株を発行したとします。
こいつは1株1万円で1万株発行します(コナミは一億円を得るために株式公開する)。
この株、持っているとラブプラス2に現れる新たな5人の女の子の誰か1人から毎月手紙が届くのです(配当金)。
公開される前からものすごい注目で、抽選で当たった人だけが買えることに(IPO)。
さて、当然買えなかった人は是が非でも欲しいわけです(俺も欲しい)。「2万までなら出す」「いや3万だ売ってくれ!」
すると、「毎月の手紙は魅力的だけど……3万ならもう一人とつきあえるし……」と、手放す人が出てきます(株の売買。コナミとは無関係の個人間売買がポイント)。
あれよあれよと値段は上がっていくでしょう。
この辺で「ラブプラス?知らんけど、高値で売れるみたいだし手に入れとくか」という人も現れます(投機目的)。
結局1株10万円で安定したとしましょう(あくまでも個人売買の結果な為、10万円というのは「直前の取引額平均」という意味しかない)。
ここでコナミ、配当金を変更します。
「支えてくれたから開発順調だよ!お礼にラブプラス1の子達からも手紙届くようにするよ!」いわゆるコナミフィーバーです(さすがコナミ!)。
是が非でも手紙を手に入れたい男達がこぞって買い求め、そいつらに高く売れるだろうからと投資家も群がる。価格は天井知らずです(いわゆるバブル)。
この辺まで来ると「ラブプラス2の制作に口だして、さらに期待度を上げて株の価値を上げよう」と考える人が株の買い占めを始めたりします(経営権を得る目的)。
さらに「毎月の手紙さえもらえれば、投資に使いたいなら貸してあげるよ」という大株主も出てくる(貸株)。
ここまで来たところで、ある情報を得た男が、株の空売りを画策します(インサイダー情報による取引)。
貸してくれる株をかり集め、その株をほしがる男達に売りつけ続けます。たとえば、100株借りて20万円で売ったとしましょう(この時点では借りた物を売っただけで2000万)。
さて、万が一、何かの間違いで(いわゆる例え話ですが)、「ラブプラス2の女の子には処女じゃない子が居る!」という情報が流れたとしましょう。すさまじいブーイングと先行きの不安、そして持っていたくないという生理的な物から株を手放す男が続出します(不祥事による株の暴落)。
先月20万円で買ってしまった男は、今誰かに売りつけるには、買い取ってくれる値段でしか売れません。今はなんと3万円です(個人間売買の為、相手の言い値でしか売れない)。
ここで、先ほどのインサイダー男が、100株を返す期限が近づいてきたため買い戻します。3万円で100株買い戻したとしましょう(この時点で300万円払う)。
すると、2000万−300万=1700万円の儲けが出るわけです(株の空売りによる利益)。
ま、その後この情報は誤りだったとわかり、株価は持ち直す(個人間の株の価値が上がる)わけですがそれはまた別の話。
***
「資金を得たいコナミ」「ラブプラス2を出すために応援したい株主」「手紙が欲しい株主」「高く買ってくれる人が現れると思って買う投資家」などなど、様々な人間が入り乱れるのが株式市場という名のゼロサムゲームの場なわけです。
ここでいう株価とは「ヤフオクの平均落札価格」程度の感覚が最も正しいでしょう。
株を20万円で買ってしまって、ぼやぼやしてたら3万円になって、手放さなきゃいけなくなった男達がいるからこそ儲かる人が居るともいえるわけですな。
株式市場では、お金が沸いて出たり、失われたりすることはありません。誰かの財布からでた金が、誰かの財布に入るだけです。
先の例だと「それぐらい最近の子なら普通だろ」「よりリアル!」として株価が上がってしまうと空売りの人は当然損します。
つまり、株の空売りによる利益というのは、ラブプラス2をみんなが見放すであろうという不確実性のリスクが対価になるわけです。
(ほら長かった)
Re:ちがうよぜんぜんちがうよ(オフトピ-1000)Re:株の空売り (スコア:1)
では、次はときメモファンド [wikipedia.org]での例えでお願いします。
Re: (スコア:0)
>> 株式市場では、お金が沸いて出たり、失われたりすることはありません。誰かの財布からでた金が、誰かの財布に入るだけです。
そうそう,だから基本的に株式市場で運用される金銭が増えれば増えるるほど儲かるわけで,NYの株式市場って,
金融系など限られた機関投資家が取引する市場
↓
飽和して成長が頭打ちに
↓
規制緩和という名の下に門戸を開放して,より広く投資家が参入できるようにテコ入れ
↓
飽和して成長が頭打ちに
↓
年金制度改革という名の下に,年金として蓄えられていた金銭を半強制的に注入させてテコ入れ
↓
飽和して成長が頭打ちに
↓
規制緩和という名の下に,一般人の財布からも金が入ってくるようにテコ入れ
↓
飽和して成長が頭打ちに
↓
税制や金利の操作で,一般人がガンガン借金して金が入ってくるようにテコ入れ
↓
飽和して成長が頭打ちに
↓
破綻
という歴史をたどってきたんですよね.
Re:ちがうよぜんぜんちがうよ(オフトピ-1000)Re:株の空売り (スコア:1, すばらしい洞察)
市場も閉じてないし、マネー自体の総量も変わるんだから
「ゼロサム」って何を指してるのか分からない。
「宇宙総体としてはゼロサムだよね」って話なら、まあそうかもねって
ことにはなるけど。
Re: (スコア:0)
お願いする前にそれがどんな意味を持つのか自分で考えてみたらどうかな?
# 少なくともおもしろおかしくは無い。
Re: (スコア:0)
> 市場も閉じてないし、
宇宙人にでも売ってるの?
> マネー自体の総量も変わるんだから
総量が増えればインフレが起きてマネーの価値が目減りするだけ。