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アレゲなニュースと雑談サイト

GetSetによる 2005年05月14日 10時50分の掲載
エンコ時以外は切るかな部門より。

cck曰く、"ITmediaニュースの記事によれば、 FreeBSDプロジェクトでセキュリティを担当するコリン・バーシバル氏より、ハイパースレッディング(HT)の脆弱性に関する論文がオタワで開催された「BSDCan 2005」に提出された、とのことだ。(参考:Hyper-Threading Considered Harmful)
具体的には、HTの脆弱性が原因でローカル情報が流出する可能性があり、権限を持たないユーザがRSA非公開鍵を盗み出せてしまうのだとか。
この問題について、現時点でIntelからの情報は無いとのことだ。"

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  • 2003年に発見済 (スコア:4, すばらしい洞察)

    brake-handle (5065) : 2005年05月14日 11時16分 (#734966)

    FreeBSD-securityに流れたメール [freebsd.org]にありますが、Sunは2003年の時点で、SMTに対して本質的にこの手口による攻撃が可能なことを発見しています。また、キャッシュの挙動によっては、SMTを使用していなくても攻撃可能だそうです。

    何だか、「CPUにキャッシュが載っているために、どこを実行しているかがバレてしまう」ことがガンのように思えてきました。これが正しければ、およそ今の世の中に出ているCPUは全てアウトなんですが...

    • Anonymous Coward : 2005年05月14日 13時16分 (#735015)
      既知ではあっても、これまでは現実的ではありませんでした。

      従来からSMPやUPでも可能ではあったが、HTTではそれが「理論的にはできる可能性がある」から「確実に盗聴できる」と実現可能性が昇格してしまったことが問題のようです。

      The fundamental trouble is that HTT makes the spying far more efficient than it is with SMP or even UP (I think we are talking in the order of a million times more efficient).

      That takes the attack from the "if you were really lucky" to the "almost always in first try" category.
    • Re:2003年に発見済 (スコア:4, すばらしい洞察)

      tt (2867) : 2005年05月14日 11時26分 (#734972) ホームページ 日記
      そんなことはありません。キャッシュ操作関数のうち、重要なものをいわゆる保護モードでしか使えないようにすればよいのです。

      もっともそうなると今のCPUとの互換性はどうすんねんという話になるわけですが。

      あとどうでもいいけど、タレコミ文の

      >権限を持たないユーザがRSA非公開鍵を盗み出せてしまう

      ってのは

      自分以外の、権限を持たないユーザにRSA秘密鍵などの重要な情報を盗み見られてしまう

      のほうがよい気がした。
      --
      -- Takehiro TOMINAGA // may the source be with you!
      • Re:2003年に発見済 (スコア:2, 参考になる)

        brake-handle (5065) : 2005年05月14日 11時40分 (#734977)

        Kernelにexploitを仕込まれたらゲームオーバーじゃないですか? 攻撃するだけなら別にuserlandにこだわる必要はないんだし。

        phkが言っている

        The fundamental trouble is that HTT makes the spying far more efficient than it is with SMP or even UP (I think we are talking in the order of a million times more efficient).

        ってのを防ぐには... 彼自身は「HTTは同一プロセス内でのみ使用する」と考えてますが、in-kernelなcrypto codeを使用していると(IPsec等)、やはり甘そうです。CPUの実行ユニット間でキャッシュを共有するという考え方がそもそもの欠陥なのでは? 基本設計に落とし穴があるのであれば、互換性は二の次でも良さそうですけど。

  • Intel 迷走中? (スコア:4, すばらしい洞察)

    Anonymous Coward : 2005年05月14日 11時52分 (#734982)
    ここ数年 Intel は迷走を続けてますね。

    RDRAM導入失敗あたりから始まって、数々のリコール、スピードグレード導入、64bit拡張での敗北、偽デュアルコア、そしてHTTセキュリティホールと散々。

    > The correct (technical) workaround (IMO) is to restrict HTT to be used only for threads from the same process.
    >
    > The political problem is that if all operating systems do that, Intel has a pretty dud feature on their hands, and they are not particularly eager to accept that fact.

    この辺 [freebsd.org] を見て思ったんですが、元々Intelの技術的戦略は

    - アプリケーションにはスレッド化してもらい
    - スレッド実行効率を高めて
    - 各スレッドを高速実行できるようにクロックを上げ
    - それに対応して高速なメモリ規格を導入

    をセットで行うことで対 AMD 戦やってたはずですが、ほぼ全面的に敗北かケチがついた状況に見えます。

    Intel の強いところは切り替えの速さ(PentiumM とか)と生産能力と周辺チップ・規格含めた部分まで展開・マーケティングができる点なので市場での地位は揺るいでないものの、CPU/chipset に関してはx86 互換メーカ + サードパーティ chipset ベンダ連合が互角の地位まで完全に上がってきましたね。かつては

      AMD はオフィスアプリでは互角でも総合的に Intel に劣る

    とか

      AMD の CPU はよくても chipset が屑

    とかいわれてたもんですが…
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  • そういえば、P6以降のIntel CPUにはFDIVバグの反省から、多少の不具合ならマイクロコードにパッチを当てて直す機能がありますけど、今回はSMTの本質的な部分も関わっているような気もするので、難しいかもしれませんね。
    まあ、本当にそれで直したら、立派だけど。
  • CELLでは (スコア:2, 参考になる)

    kcg (26566) : 2005年05月14日 21時44分 (#735213)
    ああ、そうか。CELLではメモリを共有せずにコアをプロテクトするモードがあるとか言ってたのは、こういう問題に対する処置だったのかぁ。
  • Anonymous Coward : 2005年05月14日 11時10分 (#734965)
    クライアントな皆さんはとりあえず騒ぐ必要はナサゲ。
    それよりも論文にはaffect systemとして FreeBSD/amd64が
    あがっているのが不安。Intelだけじゃないのか?

    SCOは対応早くてgood job!

    #部門名からすると、サーバでエンコという発想のひともいるんだね
  • Anonymous Coward : 2005年05月14日 14時14分 (#735049)
    この脆弱性は複数のスレッドがキャッシュを共有することが本質的な問題だと思いますが、だとするとキャッシュ共有のマルチコアプロセッサにも同じ脆弱性がありませんか?デュアルコアのOpteronやPentiumは今のところL2キャッシュを共有しないですが、IBMのPOWER4はデュアルコアでL3を共有してます。(POWER5はL3も独立)
    • キャッシュ コヒーレンシーを保つ必要から他プロセッサのメモリアクセスパターンが自プロセッサのメモリアクセスのレイテンシに変化を与えるのは(メモリを共有する限り)不可避だと思います。
      #都度キャッシュクリアすれば良いのでしょうが、そのことで別の形のヒントを与えないかを検証する必要があります。
      またデュアルコアや SMT でなくても Hyper Transport を介して継った複数の Opteron の様にローカルのキャッシュミスよりはリモートのキャッシュヒットの方は速い場合は、キャッシュの使われ具合を他プロセッサから推定される可能性は出てくると思います。

      今回の脆弱性を観ると、CELL の設計って暗号向きですね。

  • Anonymous Coward : 2005年05月15日 6時13分 (#735353)
    シマンテックをはじめとした『セキュリティソフト会社』が
    今回の問題の対策ソフトをリリースできる可能性はあるので
    しょうか?
    そんなレベルの問題ではないのでしょうか。
    • FreeBSDのパッチを見る限り、sysctlで本当にHTTを有効にするか
      というのを追加してるようですね。
      このパッチにより、通常のシステムではHTTが無効になります。
      本当にシングルユーザでしか動かさず、
      ネットワークにつながっていないことが保証されるのであれば、
      sysctlでHTTを有効にするということも出来ます。

      ソフトで出来ることと言えば、このハードウェア(HTT)を使うとまずいということなので、
      ソフト側から認識せず、有効化しないということでしょうね。
      ハードウェアの"管理"はOS=kernelのお仕事ですから、kernel側での
      対処しかできないと思います。
      userlandのシマンテックには何も出来ませんね。

      # さてマイクロソフトはどう出るのか
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  • もし今回の脆弱性(ローカルへの情報漏洩)を深刻とランク付けるなら、 『リモートからの』『任意コードの実行』は一体何と表現しましょう?

    # 脆弱性の危険度の修飾語彙(深刻、とか潜在的な、とか)には、
    # それ固有のイメージがある、と思うのですが、どんなもんでしょう?

  • kokugojiten (22778) : 2005年05月14日 13時58分 (#735038)
    わかりゃいいじゃないの言葉なんだから。
  • kyle (3923) : 2005年05月14日 14時16分 (#735051) 日記
    > 復号を復号化と

    「暗号」の対義語が「復号」、
    「暗号化」の対義語が「復号化」だが。

    # でも「暗号通信」の対義語は「平文通信」だな。
    # 「プラス」の対は「マイナス」だったり「ゼロ」だったりする
  • Anonymous Coward : 2005年05月15日 0時18分 (#735281)
    ふとおもったのですが、CPUエミュレーションを行えば
    秘密鍵を盗むこともできてDRMも回避できてしまうのでしょうか?

    例えばCellはセキュリティを保持するためにコアとローカルキャッシュだけで閉じた
    演算を行うことができるという話を聞いたことがありますが
    Cell自体のエミュレーションを行われたら
    仮想Cellとめて仮想ローカルキャッシュ覗き放題?

    だれか、世の中そんなに甘くないと言って下さい。
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